四阿山(鳥居峠コース)アズマヤサン 2354m |
登山日 2008.8.15 晴時々曇 全行程 5:05 同行者 Y氏 | ||
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![]() 林道終点の登山口から落葉松の植林を通り、ミズナラの美しい林を登って行くと20分で的岩に到着しました。幅2m、高さ12m屏風のような不思議な壁で柱状節理で出来たものです。鬼が握り飯を投げつけたという伝説があります。 ここからは多少のアップダウンを繰り返しながら高度を上げ次のポイントの古永井の分岐を目指します。ここは華(花)童子の宮跡から来た道と合流します。 道は林の中や視界の開けた尾根道を登り、四阿高原から来た道と合流すると長い木製の階段が現れました。程なく上州祠の前を通り、上り詰めたところに信州祠があり、山頂です。上り始めてから2時間15分でした。思っていたより近い感じがしました。 途中追い越させてもらった千葉からの団体もやってきて狭い頂上は大賑わい、前回登ったときは私たち二人のほかは一人の若者だけ、大違いでした、ここで少し早めの昼食にしました。残念ながら南方面は雲がかかり展望がよくありません。頂上には40分程居て下山開始です。 途中、嬬恋清水により、冷たい水を飲みました。登山道からは130m程外れていて歩きにくい場所ですがおいしい水でした。登山道に戻り、古永井の分岐に着きます。ここからは道を分けて華童子の宮跡を目指します。そこかしこに小さな石宮が点在してこの山が修験と信仰の山であったことが分かります。道はしっかりしていて歩きやすい道です。マツムシソウやオオヤマボクチなどが名残の花を咲かせていました。 華童子の宮(ゲドウジノミヤ)跡はここに山頂の白山権現の宮に対して中社としてお宮が建てられていた跡で鳥居の跡や石灯籠などの破片がわずかに信仰が盛んだったことを物語っています。 宮跡を出てしばらく行くと道はミズナラと白樺の混生林を抜け、落葉松の植林帯に入れば、まもなく出発地の林道終点の駐車場に到着です。13時30分でした。今日の歩数は12146歩でした。 帰りは新鹿沢の「つちや」で風呂に入り帰りました。入浴料は500円です。 |
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![]() 8:25 登山開始 |
![]() 8:45 的岩に到着 |
![]() 9:35 古永井の分岐 |
![]() 嬬恋清水の標識 |
![]() 上州祠 |
![]() 11:40 信州祠 |
![]() 11:42 頂上に到着 |
![]() 四阿山から根子岳 |
![]() 四阿高原分岐の木道 |
![]() 11:40 年中涸れない嬬恋清水 |
![]() 12:58 華童子の宮跡 |
![]() ミズナラと白樺の混生林 |
![]() シラタマノキの実 ツツジ科 |
![]() ヤマハハコ キク科 |
![]() マツムシソウ マツムシソウ科 |
![]() アキノキリンソウ キク科 |
![]() リンドウ リンドウ科 |
![]() ウメバチソウ ユキノシタ科 |
![]() タムラソウ キク科 |
![]() イブキボウフウ セリ科 |
![]() イブキジャコウソウ シソ科 |
![]() アカモノの実 ツツジ科 |
![]() ゴゼンタチバナの実 ミズキ科 |
![]() ホツツジ ツツジ科 |
![]() オヤマボクチ キク科 |
![]() ナナカマドの実 バラ科 |
![]() シロヨメナ キク科 |
![]() ハクサンフウロ フウロソウ科 |
![]() クサフジ マメ科 |
![]() カワラナデシコ ナデシコ科 |