荒船山(アラフネサン) 1422.5m


登山日 2006.10.26 (木) 晴 全行程 4:00 (休憩時間を含む) 単独行
 子供の頃から慣れ親しんだ不思議な山容の山、荒船山を歩いてきました。荒船山は妙義荒船佐久高原国定公園の一角にある山で航空母艦のような形をしています。古来信仰の山でもあります。
 登山ルートは幾つかありますが今回は手ごろな内山峠コースにしました。国道254の内山トンネル手前で旧道に入り、内山峠の長野県側に駐車場と登山口があります。8時20分に出発しました。尾根伝いにアップダウンを繰り返しながら進むと30分ほどで鋏岩修験道場跡に着きます。今は丸い礎石が1つ残るだけです。少し奥には洞窟がありました。コースは右に進みます。10分ほどで1杯水に着きました。一昨日の雨のためでしょうか水量は多いようです。 ここから道は少し険しくなって岩場や梯子などがありますが道はやがて平らになって9時32分に艫岩の展望台に着きました。艫岩の素晴らしい展望を楽しみながら握り飯を頬張りました。近くに立派な山小屋があります。
 ここからは荒船の最高峰、経塚山を目指します。とても山の中とは思えないほど平らな道です。ここも鹿がいるようで足跡がたくさんあり、木の皮がかじられています。星尾峠への分岐を越えて一登りすると経塚山の山頂です。10時10分に着きましたから内山峠から1時間50分でここまで来ました。
 帰りは八王子から来たと言う夫婦に忘れ物の双眼鏡を届けたり、東京から来たと言う74歳の男性二人と同行して話したり、写真を撮ってやったりしながら、来た道を下り、12時17分内山峠に着きました。

写真は荒船山遠望で右の切り立ったところが艫岩で左の三角の山が経塚山です。

艫岩の高さ200m幅500m大岩壁

内山峠コースの登山口

鋏岩修験道場跡

艫岩展望台

浅間山と黒斑山

右・内山峠から尾根伝いに左へ

トイレつき立派な山小屋

菖蒲谷・山の上の水源

経塚山(行塚山)の石宮と標識1422.5m

経塚山から南西方面の眺め

ヤマモミジの紅葉

オオモミジの紅葉

イタヤカエデ黄葉

ヤマザクラの紅葉

ヤマモミジ