赤城五山巡り(黒檜山・駒ケ岳・小地蔵山・長七郎山・地蔵岳)1827.6m,1685m,1574m1578.9m,1673.9m


登山日 2009.5.14(木) 晴 全行程 7:20 単独行
 昨日の強風が止んで晴天のこの日、昨年途中で止めた赤城の五山めぐりに出かけました。
 8時10分に大洞駐車場に車を止めて歩き始めました。黒檜登山口に着くと二人連れの男性がいて一緒に登ることになりました。近く20人ほどの団体を連れてくる予定で今日はその下見だそうです。年上の人は私と同じ66歳だそうですが、年下の若い人のほうが息が上がっていました。途中すごい速さで私たちを追い越していく人がいました。山頂に着くとその人は休んでいて山の話を楽しみました。彼は64歳で伊勢崎在住の人でした。今年36回目の登山で黒檜は今年4回目だそうです。赤城は散歩のつもりで、私たちが1時間10分かけて登った道を47分で登ってきたと言っていました。
 私たちは駒ヶ岳に向かい、大ダルミを過ぎたあたりで二人と別れて私は先に向かいました。11時36分駒ケ岳登山口に下りてきました。ここから覚満淵を通り鳥居峠に向かいました。鳥居峠はアカヤシオを見る人で込んでいました。次は小地蔵です。この山は長七郎より5m低い山ですが展望が利かないことや熊笹の道が嫌われてか何時も人に会うことが無い静かな山です。名前もあまり知られていないようです。
 ここからは長七郎山に向かいます。長七郎に着いたのは13時少し前でここで少し遅い昼食にしました。前回ここで体調の変化があった場所ですが今回は大丈夫のようです。ところがこの時間から北風が強くなり岩影に隠れて食事を取りました。登山客は一人もいません。昼食後はいよいよ最後の地蔵岳に向かいました。
 13時40分八丁峠に着きました。養護学校の生徒さんたちが下りてきました。一部一行に遅れた生徒がいて先生や仲間が励ましながら下りていきました。私は道を譲りながら「急がずにゆっくりで良いんだよ」と声をかけて励ましました。
 八丁峠から30分足らずで地蔵岳の山頂に着きました。寒風が強烈に吹きつけて人影は全くありません。長居は出来ないので周囲の写真を撮った後、大洞登山口に向かって下りることにしました。ところがこのルートは下りるのが大変でした。いつもの右膝間接痛をかばって歩いたために左ひざが痛くなったのです。六根清浄を唱える元気も無く1時間かけて大洞登山口に着きました。駐車場に着いたのは15時30分、7時間20分の山歩きは16,206歩で終了しました。

猫岩付近から見た左・小地蔵と右・地蔵岳

黒檜大神の鳥居

駒ケ岳西斜面のアカヤシオ

鳥居峠から覚満淵

小地蔵は今日もひっそりと

長七郎山頂から駒ケ岳

関東平野は霞の中

空は青く、雲は白く

神秘的なコバルトブルーの小沼

地蔵岳のアンテナ群

強風の吹きすさぶ地蔵岳に人影なし

やっとたどり着いた大洞登山口

名残の山桜

アカヤシオ

オオカメノキ

タチツボスミレ

ヒメイチゲ

ショウジョウバカマ