鈴ヶ岳と五輪尾根 1564.7m


登山日 2009.7.14(火) 晴 全行程 7:00 (休憩時間を含む) 単独行
 梅雨明け宣言がなされたこの日、約1ヶ月ぶりに再び赤城を歩いてきました。
 朝7時27分、見晴山の近く地蔵岳の登山口のある所に車を止めて鈴ヶ岳登山口を目指しました。鈴ヶ岳は今回で4回目の登山ですから順調に姥子峠、姥子山、鍬柄峠、鍬柄山と過ぎ8時54分に大ダオに到着、ここからは露岩の急な道を登っていきます。鈴が岳は信仰の山ですから行者が回り歩く多くの祠や石碑が点在しています。9時24分頂上に着きましたが汗だくです。ここで小休止して山頂の石碑などを見て回りました。登山者は一人もいませんし、上がってくる気配も無いのでボツボツ降りることにしました。
 大ダオ近くまで降りてきた時、話し声が聞こえ二人のご婦人が登ってきました。深山から南回りコースを登ってきたそうです。
 10時に大ダオまで降りてここから未知の道、北回りコースに入ります。落葉松の植林地帯を下りていくとコアジサイの群落に出会いました。薄青の花が満開で見事です。ヤマアジサイの花も咲き始めていました。やがて大きなミズナラやダケカンバの生える自然林に入っていきました。背中の熊除けのベルだけが音を立てています。目指す出張峠の分岐はなかなか現れません。10時43分やっと林道の終点である分岐に到着、ここからは関東ふれあいの道を辿り、出張峠を目指します。距離は3km弱、標高差は約300mの長い上り坂です。谷の底のような道は風も無く落葉松と熊笹が続きます。1時間近く登り続け、出張峠に到着しました。ここから出張山(1475m)を目指します。頂上近くまで来てなにやら強烈な喉の渇きを感じて水分補給のため小休止、振り返ると先ほど登ってきた鈴ヶ岳はすぐそこに見えます。ずいぶん遠回りをしてきたような気がしました。12時03分出張山について食欲はあまりありませんが昼食にしました。
 昼食後は薬師岳(1528m)、陣笠山(1475m)を経て厚生団地下山路を下り、厚生団地の中を通り、13時59分沼尻まで来ました。ここからは青木旅館の前を通り、4号線から句碑の道に入り、14時27分に出発地の駐車場に着き、7時間の山歩きは終了しました。今日会った登山客は鈴ヶ岳の2人だけで花を眺めながらの静かな山歩きでした。
 帰りは恒例になった覚満淵の傍の店でアイスコーヒーを飲み、お店の人と雑談をして帰りました。
写真は鈴ヶ岳山頂の鈴ヶ岳神社、赤城山大神、愛宕山大神の碑

7:27 牧場の柵に沿って登山開始

8:01 姥子山から地蔵岳

黒檜山と駒ケ岳

8:27 鍬柄山(1452m)山頂から黒檜山

8:54 大ダオに到着

9:03 こんな所を登ります

9:04 振り返ると鍋割山と荒山が見える

9:11 露岩の道は続きます

9:22 長崎神社の碑、頂上は間近

9:25 頂上の石宮

行者が立てた石碑
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石碑の前には大きな平らな石がある

何を意味するのか鏡のような丸い石

13:59 大ダオまで下りてきた

北周りコースには羊歯の群生が見られる

コアジサイの群生もあった

幅7mを越す巨石がたくさんある

10:43 林道の終点、鈴ヶ岳北の登山口に着いた

:11:06 炭焼きの窯跡?

11:32 長い木の階段

11:41 やっと出張峠に着く

11:51 出張山山頂近くから見た鈴ヶ岳

同じく鍬柄山

12:03 出張山頂から見た黒檜山と大沼

12:50 薬師岳近くの薬師如来の石碑

13:13 陣笠山山頂の標識

13:28 厚生団地への下山路

13:28 厚生団地五輪ハイキングコースの標識

13:39 沼尻までやってきました

14:27 句碑の道を通りゴールの駐車場に

ノコギリソウ キク科

ウツボグサ シソ科

ノハナショウブ アヤメ科

ヤマツツジ ツツジ科

シロニガナ キク科

ウスユキソウ キク科

ヤマブキショウマ バラ科

ニガナ キク科

シロバナコアジサイ アジサイ科

コメツツジ ツツジ科

ヤマホタルブクロ キキョウ科

カラマツソウ キンポウゲ科

クルマユリ ユリ科

シモツケ バラ科

ヤマアジサイ アジサイ科

ギンリョウソウ イチヤクソウ科

ヤマオダマキ キンポウゲ科

ノリウツギ アジサイ科

ニッコウキスゲ ユリ科

マムシグサ サトイモ科

キツリフネ ツリフネソウ科