鍋割山と荒山と地蔵岳(ナベワリヤマ、アラヤマ、ジゾウダケ)1332m&1572m&1874m


登山日 2008.9.10 快晴 全行程 8:15 単独行
 ぐずついた天気が終わり快晴のこの日、思う存分山歩きを楽しんできました。朝、7時35分、箕輪にある姫百合駐車場を出発して荒山高原を目指します。カタクリの自生地を過ぎ、岩場を過ぎると8時15分荒山高原に着きました。
 若者が一人休んでいて今日は谷川岳に行くつもりでしたが寝坊したので荒山にしたのだそうです。私は分かれて鍋割山に向かいます。手前のピークを過ぎると前方に一段低い鍋割が見えてきました。吹く風は涼しく山上のプロムナードと言った所です。鍋割山上には筑波から来たという夫婦が休んでいました。一度駐車場に戻り、長七郎山に登って帰るのだそうです。
 私は荒山高原に戻り、次の荒山を目指します。日差しが強くなり暑さが増してきました。振り返ると遠く富士山が見えました。少しあえぎながら虎ロープにつかまり頂上を目指しました。10時45分頂上の着き、握り飯をひとつだけ食べました。一休みしていると前橋から来たという人が登ってきました。大変赤城山のことに詳しく、今日はきのこを見に来たのだそうです。荒山から東に下りるルートの事を聞いてみました。100mほど痩せ尾根があり、以前事故があって通行止めにしてあったのですが最近は通る人もいるとのことでした。
 私は単独行なので安全な南に下る道にしました。ヒサシ岩を目指して山を下っていると元気な幼稚園児の一行に出会いました。一人ひとり元気に挨拶をしながら真剣な表情で登っていきました。きつい山道を懸命に登る姿に感心しました。道はやがて関東ふれあいの道と合流し、しばらく行くと舗装道路に出ます。軽井沢峠です。少し進むと道は右に折れ、再び林の中の道をひたすら進みます。やがて道は血の池の前を通ります。悲しい娘の伝説があるところですが、今年は雨が多かったためか、赤ではなく透明な澄んだ水が一杯でした。道はまもなく八丁峠に出ました。1時少し前です。階段に腰を下ろして休んでいると普通の支度の夫婦が来て山に登れるかと聞くので無理しないで小沼の周りを歩いて楽しんだらと言ったら納得して去っていきました。
 さて私は今日最後の地蔵岳を目指します。疲労感はありますが足はまだ大丈夫なようです。ゆっくり歩いて35分、無事山頂に到着です。ここで遅い昼食にしました。遅いせいか登山客は二組の夫婦だけ、静かな山頂でした。
 13時50分、新坂平の駐車場を目指して下山開始、30分で駐車場に到着、早速バス停で時刻をチェックすると残念ながら1時間以上バスはありません。そこへ一人の男の人が来てバスがすぐ来るというのです。売店のおばちゃんが反対の方面の時刻を教えてくれたらしいのです。ここから姫百合駐車場は約7kmあります。歩いていてもバスに追い越されるでしょう。それでも歩いて見ようと思い歩き始めました。歩き始めて50分のところでバスに追い越されました。先ほどの男性が窓から手を振ってくれました。最後は道路からはなれ、水の広場を経由して15時50分に出発地に戻り、長い山歩きの一日が終わりました。今日の歩数は22332歩でした。
 
写真は鍋割から見た、手前が荒山、奥が地蔵岳

7:35 姫百合駐車場を出発

8:15 荒山高原

山上のプロムナード

8:55 鍋割山

山頂の石仏

9:45 再び荒山高原

10:45 荒山山頂石宮

11:25 ヒサシ岩から黒檜山

12:00 軽井沢峠と牛石峠の分岐通過

12:35 血の池

13:35 地蔵岳山頂

山頂の一等三角点

13:50 新坂平駐車場に向かって下山開始

15:45 水の広場

15:50 姫百合駐車場に到着

シラヤマギク キク科

ツリガネニンジン キキョウ科

ススキ イネ科

ワレモコウ バラ科

モリアザミ キク科

アキノキリンソウ キク科

キオン キク科

マルバダケブキ キク科

ヤマトリカブト キンポウゲ科

トネアザミ キク科

サラシナショウマ キンポウゲ科

マツムシソウ マツムシソウ科

クサボタン キンポウゲ科

ヤマラッキョウ ユリ科

ウメバチソウ ユキノシタ科

イダドリ タデ科

ヤマハハコ キク科

シモツケ バラ科

ノコギリソウ キク科

シシウド セリ科

ヨツバヒヨドリ キク科

ツリフネソウ ツリフネソウ科

キツリフネ ツリフネソウ科

ノコンギク キク科