戦略労務第300号(2018/5)

イントロダクション

 風香る5月という形容がぴったりの日々が続いています。室内で仕事をするよりも屋外に出た方が気持ちはいいですね。ただし、湿度が高い日には熱中症に注意です。連休中にゆっくりできた人も休みはこれからという人も、今の季節は一年のうちで最高ですね。
「戦略労務」今回は節目の第300号をお届けします。

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★キャリアアップ助成金について

 「キャリアアップ助成金」は、有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者など、非正規雇用労働者の企業内でのキャリアアップ等を促進するため、正社員化、処遇改善の取組を実施した事業主に対して助成する制度です。今回は概略をお知らせ致します。現在下記の7つのコースがあります。

Ⅰ.正社員化コース
有期契約労働者等を正規雇用労働者等に転換又は直接雇用した場合に受給できます

Ⅱ.賃金規定等改定コース
全て又は一部の有期契約労働者等の基本給の賃金規定等を、増額改定した場合に受給できます

Ⅲ.健康診断制度コース
有期契約労働者等を対象に「法定外の健康診断制度」を新たに規定し、4人以上に実施した場合に受給することができます

Ⅳ.賃金規定等共通化コース
有期契約労働者等と正社員との共通の賃金規定等を新たに規定・適用した場合に受給できます

Ⅴ.諸手当制度共通化コース
有期契約労働者等と正社員との共通の諸手当制度を新たに規定・適用した場合に受給できます

Ⅵ.選択的適用拡大導入時処遇改善コース
選択的適用拡大の導入に伴い、社会保険適用となる有期契約労働者等の賃金引上げを実施した場合に受給することができます

Ⅶ.短時間労働者労働時間延長コース
有期契約労働者等の週所定労働時間を5時間以上延長し、社会保険を適用した場合に受給することができます

 キャリアアップ助成金は、いずれのコースにおいても他に先駆けた処置を行うことによって、受給できるものです。すなわち、義務化される前の努力目標の段階で行うことが「同一労働同一賃金」の実現にむけても望ましいということです。(まずはキャリアアップ計画書の提出が必要です)


※事業主の皆様へ →助成金に関する勧誘にご注意ください(厚生労働省HPより)
 雇用関係助成金の申請や、助成対象の診断及び受給額の無料査定をするといった記載の書面を一方的に送付(FAX)することによって助成金の活用を勧誘する業者の情報が寄せられています。厚生労働省や労働局・ハローワークでは、このような勧誘に関与している事実はありませんので、十分に御注意ください。

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