戦略労務第299号(2018/4)

イントロダクション

 今年もようやく春らしい日差しになりました。今日は曇り空ですが穏やかで、残った桜の花びらがちらほら舞っています。子供たちの姿があちらこちらに見えて春ですね。「戦略労務」第299号をお届けします。

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★健康保険料率の変更

 協会けんぽ群馬支部の健康保険料率は平成30年度についてもわずかながら引き下げとなりました。全国的に見ても引き下げが多いようです。また、介護保険料率は全国一律ですが、今回は引き下げになりました。

 今回の改定も3月分からなので、実際に保険料を給与から徴収し納付するのは4月からとなります。(例年のとおりです)お間違えなく差し引き願います。ご不明な場合はお問い合わせください。

 健康保険料率(群馬県) 平成29年度 9.93% → 平成30年度 9.91%
 介護保険料率(一 律) 平成29年度 1.65% → 平成30年度 1.57%

★雇用保険料率は据え置きです

 雇用保険料率については、一般の事業で0.90%、農林水産・清酒製造の事業で1.10%、建設の事業で1.20%の料率となり、昨年度(平成29年4月)から適用されています。今年度の改正はなく、雇用保険料率は最低水準のままであり、一般の事業所では社員の方から徴収する料率は0.3%(1,000分の3)です。

 これは失業等給付にあてる部分が失業者の減少により少なくなっているためです。雇用保険二事業(以前は雇用保険三事業と言っていました)に充当する分についてはしばらく変更がありません。

 助成金活用等に関しては、DMファクスなどが頻繁に顧問先に届くようです。助成金には改廃や変更が頻繁にあり、毎年改正があります。政府もいかに効率よく助成金を活用してもらうか苦心していますが、本当にタイミングが一致しないと受給できるまでは行きません。人事制度の改定や採用予定、正社員化の予定などは計画的に行い、コンプライアンスを常に意識することが肝要です。

★年に1度は健康診断を!

 健康診断は雇入れの際及びその後1年ごとに1回(有害な業務や深夜業等に従事する者は6か月以内ごとに1回)定期的に実施しなければなりません。実施の対象は、常時使用する労働者です。(労安法第66条)

 また、実施結果については、労働者に通知するとともに、健康診断個人票を作成し、5年間保存しなければなりません。(労安法66条の6他)社員の健康状態把握は使用者の重要な責務です。

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