ノートパソコンの液晶を交換する

壊れたSOTECのノートのパソコンの液晶画面を、ジャンクで仕入れたSONYのVAIOの液晶画面と交換する。

愛用していた(改造しまくっていた?)ソーテックのノートパソコンWJ4160の液晶画面に一部うっすらと黒い影が見える。普段は気にしなかったのだが、一度気になりだすととまらない。さっそくカバーをはずして原因を調べることにした。

液晶のカバーをはずすのに最初の時は1時間以上かかったのに、今では数分で開けられるようになった。カバーにマジックペンでツメのある所に印がしてあるので、そこを小さなマイナスドライバーで押すとカチッとツメがはずれてカバーが開く。場所が分かって慣れてしまえば簡単な作業である。

ノーパソからネジをはずして液晶を取り外し、そして液晶をカバーしている外枠の裏側のネジとツメをはずし中を調べると、黒い影の部分にプラスチックのカバーの切れ端が付着していた。これが原因だ。



それで、なれた調子で、ガバっと液晶の外枠をはずしてゴミを取り除いた。
が、なんとその時、液晶のフイルムコードをちぎってしまったではないか!

  

ああーーーー
どうしよう?
ちぎれたフイルムコードを持っていろいろと試みたが、ちぎれたものがくっつくはずはない。

いつもそうである。あの時もう少しほんの少しだけ注意していれば・・・!こんなことにはならなかったのに!今までのすべての作業がパーである。いや、壊してしまうのだから大損である・・・と後悔と言うより、くやしい・・なさけないと言うか、あきれてしまう。
これは私のいいかげんな性格が原因のようだ。
なにしろ作業をするのが、冬はコタツの上である。さらにコタツの上がけカバーはモコモコの毛糸製である。小さなネジでも落とそうなら夏になるまで二度と出てこない。
分かっていながら、そのくせ直そうという考えはさらさらない。何度同じような失敗をしたことか!
しかし、不思議なことに、それを外から見て楽しんでいる自虐的な?「私」がいるのだ。
皆さんの中にもそんな人はいないでしょうか?

話がそれてしまったので、元に戻します。

どうしたものかと途方にくれていたら、以前息子がノーパソ(SONYのVAIO)のキーポードの文字を割ってしまったため、修理するためにジャンク品をオークションで1000円ほどで手に入れたVAIOが残っていたのを思い出した。ちょうど大きさも同じ14.1インチの液晶だったはずだ。



もちろんそのVAIOは、ジャンク品なので電源も入らないし、USBの壊れているが、キーボードの文字盤は使えたので、息子のVAIOのキーボードと交換したのだ。それで残ったVAIOを再度ジャンク品でオークションに出品しようかと思い残してあったのだ。
液晶は使えるのを確認してあったので、早速それに取り替えることにした。

早速VAIOの液晶をはずす。要領はSOTEC同様で、カバーを留めているツメがある所をマイナスドライバーで押してカバーを開ける。

SOTECの液晶裏面の接続端子とVAIOの液晶裏面の接続端子とが同じであるのを確認しのでOKだ。
接続コードをSOTECのものと取り替えた。そうしないとSOTECのインバータと繋がらないから。
    

確か、この液晶の画面が少し暗かったので、ついでにバックライトも新品と交換することにした。

 

バックライトの接続配線をVAIOからハンダゴテではずして、新しいバックライトに付け直した。

しかし実際に」液晶をパソコンに組み込むと、コートが短くて足らない!
しかたないので延長コードを自作して付け直した。



パソコンの電源を入れると無事、画面が映りました。
これにて一件落着!