double,Dear


何か壊される音だらけの世界 ここにいる理由さえわからない
わかりやすい糸に羽根を縛られた 同じ服を着た人形たち
 
ネジの一本で変わるカラクリゴト 全部が真実全部が嘘
今君がここにいることでさえも 夢かもしれない”信じちゃいけない”
 
ずっと一人で歩いて戦ってきた これからも……疑いもしなかったなのに
僕のトナリ前だけ見て真っすぐ歩く 君にこの手伸ばしたくなる欲しくなる

同じ髪同じ肌同じ瞳 でもこんな赤く汚れた手じゃ
君に差し伸べることなんて出来ない 誰か僕の羽根を踏み付けて



一つだけの武器で戦い続ける 君の華奢な背中にあるのは
僕のようにゼンマイみたいに巻ける 束縛のツバサなんかじゃない
 
戦場ここにいたって天国どこかにいたって君が いない世界なんて絶対にいらない
君だけは僕の視界から消えないで もういっそ壊してここにおきたくなる

同じ肩同じ声同じカラダ 僕は君だけど君は僕じゃない
その肌をやさしく指でなぞって 君と僕の刻印刻ませて



君が死ぬところなんて見たくなかった 君を失いたくなんてなかったんだ
でも君より先に死にたくはなかった 君を最後までずっと守りたかった

同じ髪同じ肌同じ瞳 でもこんな赤く汚れた手でも
本当は君に差し伸べたかった 羽根をもがれる感覚の中
同じ肩同じ声同じカラダ 僕は君だけど君は僕じゃない
ねぇそんな目で僕を見ないでくれ 君を泣かせたかったわけじゃない
ねぇどうかもう一度笑ってみせて I was your double, and Dear……

 
 えー……まぁ要は男同士なんで、嫌いな人は嫌いかと。
 私は、どっち同士かは割とどうでもいいので、書きますよ。
 これも「眩しい」んだが、海月の「歌」が困ったことに良くて(笑)