Miss REVOLUTION


孤独と過ちの笑う街は 砂埃だけ無駄に舞い上がる
踏みにじられたガラス拾って 止むことのない雨に打たれる

泣いても戻っては来ないものと 嘲笑いながら手に入れたもの
つま先に並べてうずくまって このまま雨に溶けてしまいたい

僕が作り上げてきた砂の城 あっさり壊して君は笑った
君のを拒むふりをしながら 「僕ハ救ワレタカッタノダロウカ」

Miss REVOLUTION あの日差し伸べられた手が嘘でないのなら
Miss REVOLUTION 君を守るためきっと何にだってなれる



「誰か一人のために死んでもいいと思ったことがありますか」
走り書かれた痛い落書きで 拭えない赤に染まった壁
 
時が止まったままの真夜中 君をただ強く抱き締めたなら
この街も自分も永遠も 惜しくないほどただ強くなる
 
真っ直ぐなもので出来てる君を 歪めてでも欲しい気持ちに駆られ
けど君と時を過ごせるようにと 願った気持ちも嘘じゃないから

Miss REVOLUTION 決して忘れない君の思いがけない笑顔
Miss REVOLUTION 体中すべての理屈を作りかえたひと



もしもすべてを嘘にするのなら 僕のすべてを消し去って欲しい
もしもすべてが幻としても 月のない街から君だけ見てる

Miss REVOLUTION あの日差し伸べられた手が嘘でないのなら
Miss REVOLUTION 決して忘れない君の思いがけない笑顔
Miss REVOLUTION 水よりも月よりも風よりも僕の女神
Miss REVOLUTION 壊れかけの僕に降りた最後の革命


 
 共犯者Aのリクエストに則って初の男一人称……そのまま戻れなくなった。
 でも、代償には十分すぎるほど、Aの曲と歌が格好いいんだ、これが。
 
 女は女神なくらいがいいですよ。