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■ウキ編−ウキ開発の経緯■


要旨dp
ウキ理論に基ずく、ウキ開発の経緯について述べます。


ウキの感度と遠投性の機能はお互いに矛盾しているため、すべての機能を
1個のウキに盛り込む事は難しいわけです。
ウキの製作者は、この矛盾する機能をいかにして克服していくかに全精力を
傾けて、より理想に近いウキを追い求めているわけです。
理論と現実のギャップをいかにして少なくするかに挑戦しようでは有りませんか

Step1
2段ウキの仕掛け

メリット
ウキAで遠投しウキBで当たりを取る、最も理想的な仕掛けです。
デメリット
ウキ下を深く取り難い
Step2
棒ウキとドングリウキの一体型ウキ
棒ウキとドングリウキを一つのウキに合体させ
ました。
ウキAは棒ウキで当たりを取るためのウキです
ウキBは遠投しやすいように重く作ったウキです。
フィールドで使用した結果、見やすく、感度も良いが、欠点として、鉛負荷がB程度までしか取れない事、及び潮の流れが速い所では、ウキが沈んでしまうため、使用しずらい事が判明しました。
Step3
ウキトップ可変式ウキ
このウキから発展させてウキAとウキBをネジ式で固定させ、遠投して使用する時は、ウキトップを長くして使用して、風が強い時はウキトップを縮めて使用します。
現在のウキの原形です

Step4
感度と遠投性をもつウキ
ウキをウキAとウキBに分けて使用しています。
ウキAは感度を重視して浮力を小さく設定ししています。
ウキBは、遠投性を重視して重くしています。
メリット
感度と遠投性を両立させています。
デメリット
ウキの制作が難しくなります。

結論
フィールドテストの結果操作性に問題が残るためStep3に戻り現在のウキの形になっています。
実用新案申請中