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■総論編−私の釣りの楽しみ方■



要旨bu
自分自身で釣り場の状況を判断し、メジナを釣るための、釣り技術のすべてを自分で決定し、その結果を確認できる楽しさがあります


釣りはQC
活動です
私の釣りの楽しみ方は、自分自身で考えた仕掛けや釣り理論が通用するかどうかを釣りを通して確認する事です。
自分で組み立てた釣り理論が正しかったら魚は釣れるし、間違っていれば釣れないのです。
自分で考えた理論どおり釣れた時は、最高に楽しいものです。
釣れない時はなぜ釣れなかったのかを反省して、もっと他の方法を試してみれば釣れたのかもしれない、と考えます。

今度釣る時は、どこを改善すれば釣れるようになるのだろ
うかと考えます。
たとえば、もっとウキの形状が細いものを使用していたらどうなっていただろうかとか、もっとハリスを細くして釣ってみたらどうなっていただろうかとか、いろいろと考えるわけで
す。

魚がもっと釣れるように、釣り具の考案をしたり、仕掛けの改善を行う楽しさが有ります。
自分で考案して作成したウキを使用して、自分で考えた仕掛けで釣りをして、自分の考えが正しかったかどうか、を釣りの結果ですぐ確認できるところがとても楽しいのです。
釣りは、会社で行っているQC活動そのものではないかと
思います。

魚が釣れない時は、「なぜ−なぜ−なぜ」 を繰り返しながら、釣り具を改善したり、仕掛けを改良したりして、いつの
日か魚を釣り上げる
ように努力する楽しさがあります。
自然は常に変化しています。
まったく同じ磯で釣ったとしても、同じ成果は無いと思いま
す。

だから、磯釣りはQC活動と同じように永遠に続きます。

「釣りバカ」は
死んでも直らない
今の世の中は、理にかなう事が少ないように思います。会社にしろ、家庭にしろ、自分が正しいと思っても、あまりに
出来ないことが多すぎると思います。

釣りについて考えると、このすべてが許されると思います。
釣りには、「絶対と言う言葉は有りません」すべてを自由に考える事が出来ます。
釣れる釣れないはすべて、自分の責任の中での事です。
釣れない時は、次に釣りに行く時の参考にします。
釣れなかったら悔しいから、又釣りに行きます。
釣りのことわざにある「釣りバカは死んでも直らない」とは、この事を言っているのではないでしょうか

自然の変化に対して
どう対応するか
自然は常に変化しています。
同じ場所で、潮の干満も同じでも、季節が変わり、天気が
変わります。

1分1秒も同じ状態では有りません、常に変化しています。
変化の程度は少なくても、釣り場の状況は常に変化して
いると考えなければいけません。

変化するもに対しては、それなりに変化した対応が必要
です。

変化しないもの、絶対的な考えを哲学とすれば、釣りには
まったく当てはまらないと思います。

釣りには法則はないのです。
釣りは、どれだけ釣っても、解らないから面白いのかも知
れません。


総論編終わり