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1/24から我が家のエビネの栽培方法を掲載しています(2/26)
2024年展示会情報を掲載しました(3/15)
2024年展示会訪問を掲載しました(4/15)
自己紹介
連絡先 (ebine@cpost.plala.or.jp)
エビネ日記 最終更新日:2024/4/20
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2024年4月20日(土)
我が家で今年開花した4倍体コオズ−総括−
 6回に分けて、今年我が家で初めて開花した4倍体コオズ交配について紹介してきました。 狙いは、『玉金剛』 『四紫王』の様な超丸弁の花で、弁の色は、明るい紫弁〜青紫弁の花です。
 『玉金剛』『四紫王』 は、クィーンエリザベスとブルークィーンとの交配ですが、我が家で栽培している4倍体コオズ交配は、これら片山園芸産出のスカットクィーン、 クィーンエリザベス及びブルークィーン同士の交配、 『玉金剛』『四紫王』 とクィーンエリザベスとの交配あるいは クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配である紫苑風雲燦紫光等との交配等です。 
超丸弁4倍体コオズ
玉金剛 四紫王
 今年開花した花をまとめて再度掲載します。下の様になります。
我が家で今年開花4倍体コオズ開花写真
スカットクィーン
×
クィーンエリザベス
王金剛
×
クィーンエリザベス
紫苑
×
四紫王
風雲
×
四紫王
スカットクィーン
×
ブルークィーン
スカットクィーン
×
燦紫光
 最も期待に沿った花は、紫苑×四紫王交配。予想しなかった素晴らしい花は、スカットクイーン× ブルークィーン交配。 超丸弁のスカットクイーン×燦紫光交配も良い花。また、風雲×四紫王は、超丸弁に近い、淡いピンクのほれぼれする花です。大株に育てば、素晴らしい花に成りそうです。
 今年、これ以外にも4倍体コオズが数株開花していますが、超丸弁にはほど遠い花も有りました。しかしなから、上記良い花が咲き、成果が大きい年で有った様に思います。
雑記
 先日(4/13)伊豆で開催されていた日本ニオイエビネ会展を訪問した折に、珍しい方にお会いしました。 富山にお住いで、最近、写真はインスタグラムにアップロードされている様ですが、2022年/5月以降更新されていない、 エビネのブログ を掲載されているNさんです。
 Nさんのブロブには、ニオイエビネ、4倍体コオズ等が掲載されています。『玉金剛』も所有されています。 エビネの興味のまとは、私と同じです。これまでメールではやりとりしたことは有りますが、お会いしたことは有りませんでしたが、今回、日本ニオイエビネ会展でたまたまお会いできました。 4倍体コオズで話しが盛り上がりました。有難うございました。

2024年4月19日(金)
我が家で今年開花した4倍体コオズ−その6−スカットクイーンx燦紫光交配
 本日は、スカットクイーンx燦紫光交配の紹介です。
 スカットクイーンx燦紫光は、2021年3月にヤフオクで四国のKさんより玉金剛×クィーンエリザベスの瓶苗を落札した際に、 サービス品として瓶苗で一緒に送られてきたものです。
 『玉金剛』『四紫王』の交配苗でない為、 あまり期待はしていませんでした。今年、初めて開花しました。
 今年開花した花は、下記の花です。予想外の超丸弁に近い花が咲きました。 『玉金剛』『四紫王』の交配で、 超丸弁の花が咲く確率は高い様ですが、それ以外でも、昨日紹介したスカットクィーン×ブルークィン、本日のスカットクイーンx燦紫光の様に、 当たれば超丸弁の花が咲くことも有る様です。  
スカットクィーンx燦紫光交配
スカットクィーン 燦紫光
×
-
double
角度修正花写真

2024年4月18日(木)
我が家で今年開花した4倍体コオズ−その5−スカットクィーン×ブルークィン交配
 本日は、スカットクィーン×ブルークィン交配の紹介です。
 2023年7月10日の日記 に記載していますが、これまでスカットクィーン×ブルークィーン交配は、数社から苗を入手して育てていますが、 気に入った花は咲いていません。例えば、右の様な花です。
 超丸弁紫弁白舌の4倍体コオズ 『玉金剛』『四紫王』は、 クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配です。  
スカットクィーン×ブルークィーン交配開花品
No11OT1 No06AK1 No04AK1
 これまで、スカットクィーン×ブルークィーンの交配では、超丸弁の花は咲かないと思っていました。 ところが、今年開花したスカットクィーン×ブルークィーンの中に、超丸弁の花が咲いているのを見つけました。下記の花です。
 この花が咲いているのを見つけた時はびっくりしました。 しかも弁は紫と薄紫に咲き分けています。 これまで、『玉金剛』『四紫王』は交配で 超丸弁の花が咲いていますが、この様な咲き分けの花は咲いていません。宝くじに当たった様な気がします。
スカットクィーンxブルークィーン交配
スカットクィーン ブルークィン
×
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角度修正花写真

2024年4月17日(水) *4/20更新。 画像を入れ替えました。
我が家で今年開花した4倍体コオズ−その4−風雲x四紫王交配
 先週に続けて、今年開花した4倍体コオズについて紹介します。本日は、風雲x四紫王交配の紹介です。
 風雲x四紫王交配は、我が家で今年初めて開花した花です。淡紫弁丸弁白舌の花でした。
 今年2花しか咲きませんでしたが、超丸弁に近い花が咲きました。 花の色は、薄いピンク。紫苑x四紫王交配とは異なり味のある丸弁の花です。
 来年大きく育った花が楽しみです。
風雲×四紫王交配
風雲 四紫王
×
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double
角度修正花写真

2024年4月15日(月)
伊豆で開催されているニオイエビネ・コオズエビネ展に行って来ました
 4/13伊豆で開催されているニオイ・コオズ展示会に行ってきました。日本ニオイエビネ展と富岳園です。
 昨年に引き続いて  展示会訪問 を掲載しました。写真をクリックすると拡大して見ることができます。ご覧ください。
 上のをクリックしても見られます。
日本ニオイエビネ展
 バックがカーテン、明るい場所に展示してあってうまく撮影できていませんが、展示品は、上の展示会訪問をクリックしてご覧下さい。受賞した花、 気になった花を掲載しています。
 大株に育った最優秀賞受賞の『御蔵天海』、準最優秀賞受賞の『御蔵武蔵』『御蔵天宝』等は見事でした。 私が気になった花は、『御蔵いざなみ』と『ニオイサラサ』でした。 『御蔵いざなみ』は、普通のニオイエビネに無い弁の形をしています。形の整った淡紫色の素晴らしい花だと思います。
御蔵いざなみ ニオイサラサ
 『ニオイサラサ』は、我が家でニオイエビネの開花状況の標準としている花ですが、この花は、四国山草園から入手しました。 これまで日本ニオイエビネ展で展示されているのを見たことが有りません。今回展示されていて日本ニオイエビネ会に認められた感じがします。
富岳園
 富岳園は、伊豆では珍しい寒冷地にある様で、例年やや開花が遅く20日頃から見頃になる様です。 今年は、桜の開花も遅く、エビネの開花も遅く、この時期訪問してもほとんど咲いていないと思っていましたが、 日本ニオイエビネ展へ行ったついでに立ち寄りました。
 予想通り、ほとんどのニオイエビネ、コオズエビネはまだつぼみのままでした。 しかしながら、咲いている花が数点有りました。また、咲き始めの花も有りましたが、 少ない開花株で展示会巡りを掲載しています。ご覧下さい。
紫勲の誉 御蔵島娘
 少なく開花している花の中に、コオズですが、『紫勲の誉』が咲いていました。 この花は、2018年4月29日の日記 に記載していますが、2018年に富岳園で購入した花です。まだ我が家栽培方法を改良する前で、作落ちしていましたが、 今年は復帰してつぼみが出てきています。楽しみにしています。
 また、少ない開花した花の中にこれはと思うニオイエビネが有りました。『御蔵島娘』です。展示していたものとは別株が有り、 購入しました。まだつぼみが上がったばかりの株で、今年我が家で開花します。更に楽しみが一つ増えました。
 
2024年4月14日(日)
ニオイサラサがほぼ満開。
 ニオイサラサが4/14にほぼ満開になりました。 エビネの開花が遅かった2022年と比較すると東京の桜は9日遅く開花しました。エビネの開花も2022年より更に遅れると思いましたが、 我が家でのニオイエビネ(ニオイサラサ)の開花は、意外と、ほぼ同じ結果と成りました。 3/5の日記に桜開花日とニオイエビネ開花日は連動していると記載していますが、 今年は、2月下旬〜3月に平年を下回る日が続き、3月末から 気温が急上昇 した為に予想外の結果となった様です。
ニオイエビネ開花経過
2022年 2022.3.19 2022.3.24 2022.4.12 2022.4.16
2024年 2024.3.14 2024.3.26 2024.4.9 2024.4.14
昨日(4/13)に、伊豆で開催のエビネ展に行って来ました。
 残念ながら、遠くて、いずみ荘までは行けませんでしたが、昨日(4/13)日本ニオイエビネ会展と富岳園に行って来ました。
 最近のエビネの開花は、一昨年(2022年)は遅く、昨年(2023年)は早く、展示会の主催者は、展示会の開催時期設定に困惑されている様です。 今年は、1〜2月の暖冬で、開花が昨年並みに早いとの読みで、 日本ニオイエビネ会展といずみ荘合同展は、4月の第2週に設定されていました。
 しかしながら、今年の桜の開花も過去10年間で最も遅い開花となりました。 開花が展示会の時期に間に合うかが心配されました。エビネの開花が遅かった2021年、日本ニオイエビネ会展は、当初4/15〜4/17で計画されていましたが、 開花が間に合わないことにより、 4/3に4/22〜4/24へ変更されましたが、今年は、既に案内状が発送されていたことも有り、開催時期は変更できず、予定通りの開催と成りました。
 4/3の有坂さんに電話した折は、展示できる数も少なくなるかもしれないとのことでしたが、今年の展示会も数多くが展示されていました。 一部事前の加温による開花促進も有った様ですが、多くの方が開花調整され、出品されていました。素晴らしい展示会でした。 日本ニオイエビネ会展と富岳園の展示品については、明日『展示会訪問』として掲載します。お待ち下さい。

2024年4月13日(土)
我が家で今年開花した4倍体コオズ−その3−紫苑x四紫王交配
 本日は、紫苑x四紫王交配の紹介です。
 昨年、2023年4月15日の日記 に記載している様に、紫苑x四紫王交配が咲きました。
 昨年咲いたこの紫苑x四紫王交配は、超丸弁の四紫王を片親としているにも関わらず、右の写真の様に、丸弁にはほど遠い花が咲きました。
 今年も同じ紫苑x四紫王交配が咲きました。 この紫苑x四紫王交配は、四国のKさんより、瓶苗で入手したもので、今年咲いた花は、この中の別株です。
 今年咲いた花は、昨年は、期待はずれの花が咲き、あまり期待していませんでした。 所が、今年咲いた別株は、驚くべきことに、明るい紫弁超丸弁の花が咲きました。ほぼ期待通りの花です。大満足!
紫苑×四紫王交配
紫苑 四紫王
×
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角度修正花写真

2024年4月12日(金)
我が家で今年開花した4倍体コオズ−その2−王金剛×クィーンエリザベス交配
 本日は、王金剛×クィーンエリザベス交配の紹介です。
 昨年、2023年4月13日の日記 に記載している様に、王金剛×クィーンエリザベス交配が咲きました。
 昨年咲いたこの王金剛×クィーンエリザベス交配は、右の写真の様に玉金剛とほぼ同じ超丸弁の花が咲きました。 しかしながら、残念なことに、赤褐色弁の花でした。
 今年も同じ王金剛×クィーンエリザベス交配が咲きました。 この王金剛×クィーンエリザベス交配は、四国のKさんより、瓶苗で入手したもので、今年咲いた花は、この中の別株です。
 今年咲いた花は、下記の通り、昨年開花した花と同様、玉金剛とほぼ同じ超丸弁の花でした。昨年開花した花は、赤褐色弁の花でしたが、 昨年の花よりやや青みは増していますが、どちらかと言えば赤褐色弁の花。更に青みが増せば期待通りの花となるのですが、残念です。
王金剛×クィーンエリザベス交配
王金剛 クィーンエリザベス
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角度修正花写真

2024年4月11日(木)
我が家で今年開花した4倍体コオズ−その1−スカットクィーン×クィーンエリザベス交配
 4/3の日記に記載している様に、2019年頃に四国のKさんより、クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配で超丸弁紫弁白舌の4倍体コオズ 『玉金剛』『四紫王』 が発表され、私は、ニオイエビネ以外に、これに近いより花色の良い超丸弁の花を求めて、4倍体コオズの交配苗を入手して育てています。
玉金剛 四紫王
 4倍体コオズの交配苗は、大きく分けて、4倍体コオズ同士の交配とニオイエビネ、コオズエビネと4倍体コオズとの交配が有ります。 後者は、私が気に入っている『春の瞳』『春の誉』等が出ていますが、4倍体コオズ同士の交配は、超丸弁の花が咲き、期待しています。
 私が興味を持って育てている4倍体コオズ同士の交配は、大きく分けて、3種有ります。
 第一は、『玉金剛』『四紫王』 のベースである片山園芸産出スカットクィーン、 クィーンエリザベス及びブルークィーン同士の交配。
 第二は、上記『玉金剛』『四紫王』 とクィーンエリザベスあるいは クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配である紫苑風雲燦紫光等の4倍体コオズとの交配。
スカット
クィーン
クィーン
エリザベス
ブルー
クィーン
 第三は、は、スカットクィーン、 クィーンエリザベス及びブルークィーンとそれ以外の4倍体コオズとの交配。それ以外の4倍体コオズは、 上記、燦紫光桃神鳳志津姫等です。
 今日から、今週3回と来週3回に分けて、今年咲いた4倍体コオズを紹介します。今回紹介する花は、すべて今年初めて咲いた花です。 数輪しか咲いていない花も有りますが、来年以降期待できる花もあります。
 本日は、スカットクィーン×クィーンエリザベス交配の紹介です。
 2023年7月10日の日記 に記載していますが、これまでスカットクィーン×クィーンエリザベス交配は、数社から苗を入手して育てていますが、 あまり気に入った花は咲いていません。しかしながら、寿峰苑から入手した苗で、昨年右の写真の丸弁に近い紫弁白舌の『相模の嵐』『相模の聖』が咲いています。 3株入手しましたが、兄弟株だと思いますが、その残りが今年開花しました。下の花です。   昨年の開花品
相模の嵐 相模の聖
 『相模の嵐』に近い花です。『相模の嵐』は、咲き始めは超丸弁に近いですが、咲き進むと変化する様です。 今回開花した兄弟株は、より丸弁に近い花です。咲き進んでも変化はなさそう。『相模の嵐』よりやや濃紫弁で中白弁です。 『相模の宴』と名付けました。
スカットクィーン×クィーンエリザベス交配
スカットクィーン クィーンエリザベス
×
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角度修正花写真
今年も『相模の嵐』が咲きました。大きくなりました。
 今年も『相模の嵐』が咲きました。右の写真は、昨年と今年の開花写真です。昨年より大株に育ち、花数も増えました。 明るい紫、丸弁のこの『相模の嵐』、香りもよく、見応えが有ります。 
 寿峰苑から入手した3株、兄弟株だと思いますが、何れも良い花が咲きました。 他社からもこのスカットクィーン×クィーンエリザベス交配を入手していますが、気に入った花は咲いていません。 たまたま良い苗に巡り会えた様です。
相模の嵐
2023年 2024年

2024年4月9日(火)
ニオイエビネが咲き始めました。
 一昨年(2022年)から、我が家のニオイエビネの開花時期の指標として、ニオイエビネ『ニオイサラサ』の新芽生育状況を、 常時、フローする様にしています。
 ニオイエビネ(ニオイサラサ)が、本日(4/9)開花しました。
 今年、我が家のニオイサラサにつぼみが見え出したのは、3/26でした。 エビネの開花が遅かった一昨年(2022年)、つぼみが見え出したのは、3/24です。開花が始まったのは4/12でした。
 3/26の日記では、今年、つぼみが見え出したのは、2022年より2日遅かったことから、今年のエビネの開花は、4/15頃になるのではないかと予想していました。 しかしながら、予想に反して、今年、4/9と早く開花しました。
 今年、東京の桜は、エビネの開花が遅かった2022年に比べて、9日遅く開花しましたが、ニオイエビネは3日早く開花しました。 2022年〜2024年、3月〜4月の横浜の平均気温推移をここ に掲載していますが、4月に入って、2022年より気温が高かったことが影響した様です。
 下に今年のこれまでの開花経過と開花が遅かった2022年、開花が早かった2023年の開花経過を比較して掲載しています。参考にして下さい。 見頃になるのはる4/13頃になりそうです。
ニオイサラサの開花経過
2022年 2022.3.19 2022.3.24 2022.4.12 2022.4.16
2023年 2023.3.14 2023.3.16 2023.3.31 2023.4.6
2024年 2024.3.14 2024.3.26 2024.4.9 見ごろになるのは、4/13頃

2024年4月7日(日) *4/9更新。 御蔵姫、御蔵春水、ニオイ濃紫香にもつぼみ。
我が家でのニオイエビネの花付きは?
 4/1の日記に、今年、4倍体コオズは、昨年咲いた株で今年咲かない株も有り、初花が見られる花が少なく、また開花しても花付きが悪い。 この原因は、2021年〜2023年の6月〜8月の気温 に掲載している様に、花芽は、開花前年の6月〜7月に形成されますが、2023年は、2022年以上に暑い日が続いたことによる様だと記載しています。 ニオイエビネも同じ様に咲かない株が多く、咲いても花付きが良くないのではないかと心配していました。
 4月に入って、一気にニオイエビネもつぼみが見え始めました。4/7時点でまだつぼみが見え出していない株も有りますが、ほとんどの株でつぼみが上がって来ています。 しかしがら、昨年、つぼみが見え出しても、2022年の猛暑で開花株は、花数が少なく満足できる花は咲きませんでした。 今年も同じ様に花数が少なく満足できる花は咲かないと思います。 しかしながら、当初、咲かない株も多いのではないかと心配していましたが、まずは、ほとんどの株が開花することに一安心です。
 下は、4/4〜4/5に撮影したニオイエビネの花付きの状況です。
我が家のニオイエビネの花付き状況
ニオイサラサ 青嵐 御蔵静香 御蔵桃華 御蔵蒼紫 紫春の夢
紫の君 御蔵白水 夢枕 御蔵姫 御蔵春水 ニオイ濃紫香
 4/7早朝時点で、夢枕は、つぼみが見え出しています。 御蔵姫、御蔵春水、ニオイ濃紫香は、更に新芽が伸びて開花しそうですが、まだつぼみが出ていません。
4/9追記
御蔵姫、御蔵春水、ニオイ濃紫香にもつぼみが見え出しています。

2024年4月5日(金)
ニオイ・コオズエビネ展示会情報に変更は有りません。予定通り開催。
 今年の東京の桜の開花は、3/29。昨年より15日遅く、また、エビネの開花が遅かった一昨年(2022年)より9日遅い開花です。 一昨年(2022年)は、日本ニオイエビネ会展が、当初4/15〜4/17で計画されていましたが、 開花が間に合わないことにより、4/3に4/22〜4/24へ変更された経緯が有ります。 今年は?
 日本ニオイエビネ会展といずみ荘合同展は、4/12(金)〜4/14(日)の開催予定ですが、開花が間に合い、予定通り開催できるのかを4/3に有坂さん、いずみ荘に問い合わせしました。 いずれも、予定通り開催するとのことでした。有坂さんは、咲いている花も少なく展示数も限られた展示会になるかも知れませんとのことでした。
 コレー園芸の開花即売情報の開催会期を追記しましたが、現時点で他の展示会情報に変更は有りません。
 上のをクリックしてご確認下さい。
4倍体コオズ交配『春の誉』が咲き始めました。
 我が家で、4倍体コオズ系交配は、毎年、ニオイエビネに比べて早く開花しますが、4倍体コオズ交配『春の誉』が咲き始めました。 昨年に比べてやや花付きは良くない様ですが、立派に咲き始めています。
 昨年開花した花の写真では、やや赤紫弁白舌の花となっていますが、現在咲いている花は、紫弁白舌の花が咲いています。 咲き進んでいくと少し色変わりして赤みを帯びるのかも知れません。
 この花、一昨年の初花の時は、濃紫弁白舌の花でした。 毎年掲載している花の写真が異なるのは、気候によって花色が変わりやすいこともあるのかも知れないし、 写真撮影時の明暗が絡んでいるのかも知れません。 いずれにしても形の整った素晴らしい花ですが、よく分からない花です。
春の誉
 一昨年の花は、 2022年4月15日の日記 をご覧ください。 昨年の花は、 2023年4月5日の日記 をご覧ください。

2024年4月3日(水)
超丸弁エビネ
 最近、えびねコレクション に浜崎さんの作場で今年咲いたえびねの開花状況が掲載されています。3/31掲載の開花品で目に留まる花が有りました。 右の黄梅の紫です。超丸弁の黄弁紫舌の花です。
 サツマ系の花だと思いますが、ニオイ・コオズ系以外で私は、超丸弁の花はあまり見たことが有りません。 通常写真の右2つの様な花が一般的だと思いますが、超丸弁の花、素晴らしいと思います。
エビネコレクション掲載交配花
超丸弁黄弁紫舌 一般的な黄弁紫舌
黄梅の紫
無名 赤虎×天空の華
 これまで、私は、何度も超丸弁紫弁白舌の4倍体コオズについて触れていますが、 四国のKさんより、クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配で超丸弁紫弁白舌の4倍体コオズ 『玉金剛』『四紫王』 が生み出され、私は、ニオイエビネ以外に、これに近いより花色の良い超丸弁の花を求めて、4倍体コオズの交配苗を入手して育てています。
 これまでに開花した超丸弁あるいは超丸弁に近い花は以下の様になります。期待に近い花も咲いていますが、まだまだです。
超丸弁紫弁白舌4倍体コオズ
玉金剛 四紫王
玉金剛×燦紫光 王金剛×
クィーンエリザベス
星のしずく×
桃神鳳
スカットクィーン×クィーンエリザベス
(咲き始めは丸弁。咲き進むと変化)

2024年4月1日(月)
本日、4倍体コオズ交配『春の瞳』が開花しました。
 3/12の日記に新芽の生育状況を記載している、私が気に入っているニオイ濃紫×4倍体コオズブルークィーン交配である4倍体コオズ交配『春の瞳』が 本日(4/1)ほぼ開花しました。
 この『春の瞳』の2021年の開花は、3/18、2023年の開花は、3/17でしたが、今年は、4/1の開花です。
春の瞳の開花
2021.3.18 2023.3.17
2024.4.1
 今年、桜は、昨年に比べて15日遅く開花しました。『春の瞳』は、 桜の開花と同じ、15日遅く開花が始まりました。 桜の開花時期の遅れ同様、3/中旬に一時期、気温が上がったものの、2/中旬〜3月は、平年を下回る気温の日が続いたことが大きく影響しています。
 4倍体コオズ交配『春の瞳』は、我が家で、最近、最も早く開花しているエビネですが、今年は、別の株が3/28に開花しています。
 既に開花している株は、 2023年4月11日の日記 に記載している ニオイ交配(霧紫香×天紫梅)とブルークィーンとの交配である淡紫丸弁白舌の3倍体コオズ『春の園』です。 今年の開花品は、右の写真です。倍数体によくある斜め咲きでの開花のスタートです。 昨年は花茎が伸びず、今年、大株になり、花茎が大きく伸びれば美しい味のある花になるのにな!と思っていました。 しかしながら、花芽は大きかったのですが、花付きが悪く、期待する花となりそうも有りません。残念です。 
 今年、『春の瞳』も『春の園』も、昨年より花付きが悪い様です。 2023年4月26日の日記 に記載している様に、昨年は、花芽が形成される前年6月〜7月の気温が高かった為にニオイエビネは、花付きが良く有りませんでした。 昨年、4倍体コオズを含むコオズエビネは、初花が見られる花も多かったですが、今年は、昨年咲いた株で今年咲かない株も有り、 初花が見られる花が少なく、また開花しても花付きが悪い様です。
 この原因は、2021年〜2023年の6月〜8月の気温 に掲載している様に、花芽は、開花前年の6月〜7月に形成されますが、2023年は、2022年以上に暑い日が続いたことによる様です。 ニオイエビネは、まだ、花芽が確認できない株も多い為に今年の開花のレベルがどうなのか分かりませんが、期待できないかもしれません。

2024年3月29日(金)
本日、東京で桜が開花しました。
 気象庁は、本日14時過ぎに、東京で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表しました。 今年も含めた過去10年間の桜開花日は、右の通りです。
 一昨年(2022年)を除いて、最近は、3/14と早く開花していましたが、今年の開花は、 3/29。過去30年間の平均である平年開花日より5日遅い開花で、過去10年間の中では、最も遅い開花です。 なお、下記の様に、2012年前は、この時期の開花は普通でした。
過去10年の桜開花日

*過去10年平均開花日:3/19。
*平年開花日:3/24。
観測開始(1953年〜)以降の東京の桜開花日
 私は、今年は、1/10頃の近所の河津桜の開花状況から、昨年ほどではないが、桜の開花も早いと思っていました。 また、3月初旬の民間3事業者もその内2事業者は、3/17〜3/18頃の開花と例年より早いと予想していました。 しかしながら、今年は、今年2月〜3月の気温の推移 に掲載している様に、3/中旬に一時期、気温が上がったものの、2/中旬〜3月は、平年を下回る気温の日が続いたことにより、 桜の開花も大きく遅れました。
 3/5の日記に記載している様に、桜の開花とニオイエビネの開花とは連動している様です。 ニオイエビネの開花も、近年遅い開花であった一昨年(2022年)よりも遅くなりそうです。 2022年4月3日の日記 に記載している様に、2022年は、日本ニオイエビネ会展が当初4/15〜4/17で計画されていましたが、 開花が間に合わないことにより、4/22〜4/24へ変更されました。
  今年、日本ニオイエビネ会展といずみ荘合同展は、4/12(金)〜4/14(日)の開催予定です。 天気予報では、3/29から伊豆の最高気温が20℃以上と急上昇するとのこと。 エビネの開花も加速されそうですが、4/12(金)〜4/14(日)の開催は、開花が間に合うのでしょうか?


2024年3月26日(火)
ニオイエビネ−ニオイサラサ−につぼみが見え始めました。
 我が家では、ニオイエビネの生育状況、開花時期等を見る基準として、ニオイサラサの新芽の成長、開花状況をフローしています。
 これまでの新芽の生育状況は、昨年12/25の日記、今年3/15の日記等に記載していますが、本日(3/26)、つぼみが見え始めました。 エビネの開花が早かった2023年につぼみが見え始めたのは3/16でしたが、今年は、10日遅くつぼみが見え出しています。 今年、桜は、まだ開花しません。桜ももうじき開花しますが、桜も昨年より10日以上開花が遅れています。 2/中旬〜3/中旬頃まで、気温が平年に比べて低温で推移したことによります。
2024.3.26
 下の表は、近年開花が最も早かった昨年(2023年)と遅い開花だった一昨年(2022年)とのつぼみが見え始めた時期、開花が始まった時期、 満開になった時期です。今年は2022年よりも更に遅くつぼみが見え始めています。 今年のニオイエビネは、2022年よりも遅い開花、4/15日頃となりそうです。また、見頃になるのは4/20頃となりそうです。
ニオイサラサの開花経過
つぼみ 開花 満開
2022年 2022.3.24 2022.4.12 2022.4.16
2023年 2023.3.16 2023.3.31 2023.4.6

2024年3月25日(月)
桜開花予想。
 3/23に高知で桜(ソメイヨシノ)開花しました。東京は、昨年3/14に開花しましたが、今年、民間3事業者の東京の最新桜開花予想は、右の通りです。 昨年に対して大幅に遅れています。
 既に1事業者の予想日を過ぎていますが、まだ開花していません。 春分の日(3/20)が過ぎても気温は上がらず、開花が遅れています。2事業者は、本日開花の予想。本日、開花するのか?
桜開花予想
発表日 桜開花予想日
日本気象株式会社 3/21 3/22頃
ウェザーニュース 3/23 3/25頃
ウェザーマップ 3/21 3/25頃
*過去10年平均開花日は、3/19です。
*平年開花日(過去30年平均)は、3/24です。

2024年3月20日(水)
我が家のボケの花がきれい。
 2/23の日記の日記に記載していますが、我が家の庭でボケが2/18に咲き始めました。 このボケの品種は、日月星。咲き進んでも変色することなく、きれいに咲き分けます。
 左の写真は、昨日(3/19)、撮影しました。咲き始めて1ヶ月になります。まだ満開には成っていませんが、かなり咲き進んでいます。 この時期、盛んにメジロ等の小鳥が飛んできて花の蜜を吸う様子が見られます。
 今年は、今年2月〜3月の気温の推移 に掲載している様に、2/末〜3/中旬の気温が、平年を下回る日が続き、長い間花を楽しむことが出来ています。 3/15ぐらいから気温が急上昇して、一気に咲き進んできていますが、3/18から気温が急降下。まだまだ楽しめそうです。

2024年3月15日(水) *3/17更新。 えびね銘花展の開催日は、4/29(金)〜4/31(日)
ニオイ・コオズエビネ展示会情報を掲載しました。
 コロナは、最新の感染者数の推移を、ここ に掲載していますが、昨年末頃から、第10波に入り、2023年6月〜11月の第9波同様に増えましたが、1/30〜2/4をピークに低下しています。 また、最近のコロナ感染者は重症化し難い様です。 現時点で、状況は昨年と変わらず、今年も、伊豆で開催されるニオイ・コオズエビネ展示会は、開催される様です。
 3/12に園芸ジャパン4月号が発売になりました。 園芸ジャパンに掲載されている展示会情報をベースに現時点で把握できている展示会情報を 展示会情報に掲載しました。 ご覧下さい。
 上のをクリックしても見られます。
 変更が有れば随時このホームページの展示会情報 を更新してゆきますので、ご確認下さい。
 なお、上野グリーンクラブ開催のえびね銘花展の開催日は、園芸ジャパンでは、4/29(金)〜4/31(日)と なっていますが、ネットでは、4/30(土)〜4/31(日)となっています。 取りあえず、園芸ジャパンの開催日を正として掲載します。
*3/17追記
 グリーンクラブのネット掲載は、 第26回えびね銘花展の開催日が、4/30(土)〜4/31(日)から4/29(金)〜4/31(日)に変更されました。 現時点で展示会情報に変更は有りません。
ニオイエビネ−ニオイサラサ−新芽の成長推移。2022年並みの遅い開花となるかも知れません、
 昨年12月までの新芽の成長は、2022年12月15日の日記 に記載していますが、その後の成長の推移は、下の様になっています。
 11月から2月上旬にかけて、新芽の成長にほとんど動きは有りませんでしたが、2/13頃から気温が急上昇し芽が動き出しました。 しかしながら、今年2月〜3月の気温の推移 に掲載している様に、2/22頃から平年を下回るか平年並みの気温に戻り、3月に入っても気温が上がらず、ニオイエビネの新芽はほとんど成長していません。
2024年ニオイサラサの新芽の状況
1/14 2/14 2/26 3/5 3/14
 昨年、このニオイサラサにつぼみが出て来たのは、3/16。開花は3/31ですが、今年、つぼみが出てくるのはまだまだの様です。 今週末、気温が急上昇するとのこと。少し加速されると思いますが、桜の開花予測も下方修正されており、今年つぼみが見え出すのは、3/20〜25頃になるのではないかと思います。 開花が遅かった2022年は、つぼみが出てきたのは、3/24。開花は、4/12でした。今年、開花が始まるのは、2022年と同じ4/12頃になるかも知れません。
4倍体コオズ交配『春の瞳』につぼみが見え出しました。
 4倍体コオズ交配『春の瞳』につぼみが見え出しました。3/12記載の日記を更新しています。ご覧下さい。
 『春の瞳』につぼみが見え出たしたのは、昨年より10日遅れ。 昨年、ニオイエビネ(ニオイサラサ)のつぼみが見え出したのは、3/16でしたが、今年、つぼみが見え出すのは、10日遅れの3/25頃?

2024年3月12日(火) *3/16更新。 つぼみが見え出しました。
今年4倍体コオズ交配『春の瞳』の成長が、予想より遅れています。
 昨年、我が家で最も早く開花したエビネは、4倍体コオズ交配『春の瞳』でした。
 昨年、ニオイエビネ(ニオイサラサ)の開花が始まったのは3/31でしたが、4倍体コオズ交配『春の瞳』の開花が始まったのは3/17で、 ニオイエビネに比べて約半月ぐらい早く開花しました。
 我が家では、4倍体コオズ交配は、総じて開花が早いですが、特に『春の瞳』の開花は、2021年にも、3/18に開花が始まり、早咲きのエビネです。
ニオイサラサ開花
春の瞳開花
 昨年、この『春の瞳』につぼみが見え出したのは、3/5でした。今年は、3/12時点でまだつぼみが見え出してしません。 『春の瞳』の開花は、昨年より大幅に遅れそうです。また、ニオイエビネの開花も、昨年より大幅に遅れそうです?
 昨年は、暖冬で桜の開花は早く、この『春の瞳』の開花も早かった様です。今年は、3/5頃の民間3事業者の中、2事業者の桜開花予想では、昨年より4日ほど遅いと発表されていたことから、 今年、『春の瞳』のつぼみが見え出すのも昨年より遅く、3/10頃になるのではないかと思っていました。 ところが、新芽の成長推移は、下記の様になっています。3/12時点でまだつぼみが見え出していません。
 2月/中旬、気温が急上昇した時に、新芽が動き出しましたが、 2月の末頃から、気温が低い日が続き、昨年より、新芽の成長は遅々としています。しかしながら、確実に大きくなってきています。明日から気温が急上昇するとのこと。 まもなく、つぼみが見え出しそうです。つぼみが見え次第更新する予定です。
 今年2月〜3月の気温の推移を、ここに掲載しています。 参考にして下さい。
今年の『春の瞳』新芽の成長推移
2024.2.10
2024.2.20
2024.3.1
2024.3.10
2024.3.16*3/16更新
3/16追記
3/15につぼみが見え出しました。昨年より10日遅れています。上の写真は、3/16に写した写真に入れ替えました。

2024年3月8日(金)
我が家でも今年初めてつぼみが見え出しました。
 すでに九州より、2/23にはエビネにつぼみが出ているとの便りが届いています (えびねコレクション )
今年、九州(鹿児島)の2月の平均温度は、関東と比較して5℃ほど高く、エビネの成長は早く、つぼみが見え出すのも早かった様です。 関東は、2月、一時気温が急上昇した日も有りましたが、平均して九州より低く、また今朝(3/8)、我が家近くは、薄っすら雪が積もっていたりして、 3月に入っても気温が上がらす、エビネの成長は遅々としています。
 遅ればせながら、我が家でも、昨日4倍体コオズ交配に一鉢、葉の奥につぼみが出ているのに気が付きました。右の写真です。 この鉢は、玉金剛×クィーンエリザベスの交配です。玉金剛×クィーンエリザベスの交配は、四国のKさんより瓶苗で購入したものです。 昨年、その中の一鉢が開花しましたが、今年つほみが見え出した株は、別株です。
 昨年開花した花は、下記の花です。玉金剛と同じ超丸弁の花が咲きました。 しかしながら、私は、紫弁〜青紫弁の超丸弁紫弁白舌の4倍体コオズの花が咲くことを期待していましたが、色は今一でした。 今年初めて開花するこの玉金剛×クィーンエリザベスの交配の別株、狙い通りの花が咲くと良いのですが!
昨年開花した王金剛×クィーンエリザベス交配
王金剛 クィーンエリザベス
×
-
double
角度修正花写真

2024年3月5日(火)
今年の桜開花予想。それから推定されるニオイエビネの開花時期。
 最新の民間3事業者の桜開花予想(東京)は、下の様になっています。 3/18〜3/22頃と予想しています。今年、2月は寒暖差が大きかった為か、現時点でも各社の予想に開きが有り、予想が難しそうです。
2024年桜開花予想日
発表日 桜開花予想日
日本気象株式会社 2/29 3/22頃
ウェザーニュース 2/28 3/18頃
ウェザーマップ 3/4 3/18頃
*過去10年平均開花日は、3/19です。
*平年開花日(過去30年平均)は、3/24です。
過去10年の桜開花日
 民間3事業者の桜開花予想から推定される今年の我が家でのニオイエビネの開花はいつ頃に成りそうなのでしょうか?
 過去5年間の東京の桜開花日と我が家でのニオイエビネ(ニオイサラサ)開花日は右の表の様になります。 2020年を除いて、桜開花日とニオイエビネ開花日は連動しています。
 2020年は、2月の気温が高かった為に桜の開花は早かったのですが、 1/10の日記に記載している様に、 前年、2019年末の気温が極端に低かった 為に、河津桜の開花が例年より遅く、同様にニオイエビネの新芽の成長も遅れ、2月の気温が高かったもののニオイエビネの開花も遅く成った様です。
過去5年間の桜/エビネ開花日
 現時点で民間3事業者の桜開花予想に開きが有りますが、私は、今年、桜の開花日は、3/18頃が有望と思います。 この為、我が家でのニオイエビネの開花日は、昨年よりやや遅い4/5前後、満開は、4/10頃になりそうです。

2024年3月1日(金)
家族旅行。
 私の家族は、既に結婚している娘2人。娘には3人の孫が居ます。すべて男の子。大きく成りました。 今年、一人は、今春大学2年生から3年生。一人は、今春、デザイン専門学校を卒業して就職します。 もう一人は、少し年が離れていますが、今春高校に進学します。
 昨年秋には家内と二人で旅行に行きました。しかしながら、家族では5年前までは時々皆で旅行に行っていましたが、 その後コロナで行っていませんでした。孫の一人が大学に合格した時は、そのお祝いに皆で旅行に行きたかったのですが、 コロナの真っ盛りで行きませんでした。
 昨年末頃から、 コロナ感染者 は第10波に入り、2023年6月〜11月の第9波同様に増えていますが、2月から低下傾向にあること、最近のコロナ重症化は重症化し難い様なので、 2/27〜28にかけて、上の孫二人の2年前に出来なかった大学の合格祝いと就職祝い、下の孫の高校進学祝いで、熱海梅園梅祭り、蘭園等に寄りつつ、伊豆北川温泉にまで旅行に行ってきました。 まだ、桜の開花前でしたが、この2日間、東京では強風が吹いた様ですが、旅行先は、穏やかな春らしい快晴の天気となりました。 海の見えるかけ流しの温泉につかる等、久しぶりの楽しい旅行でした。 今春大学3年生になる孫が就職する際は、また皆で旅行出来たらと思います。

2024年2月26日(月)
尾張五色椿が開花!
 2/5の日記に我が家の咲き分けのボケと同様に咲き分けの椿『尾張五色椿』がネット販売されているのを見つけ、その苗を購入したと記載しています。 ホームページ掲載頃に、苗が届きました。花のつぼみが5個ついた比較的大きな苗でした。 2/15頃から開花が始まりましたが、右の写真は、入手した苗の最新の状況です。開花が進みました。
 過去に咲き分けのボケを購入した時の経験からきれいに咲き分けるかどうか心配していました。
 まだ5輪すべてが開花してはいませんが、きれいに咲き分けています。右の写真は、開花した花です。満足。

2024年2月23日(金)
我が家でボケ(日月星)が咲いています。
 既に、我が家の庭のボケが咲いています。昨年の開花日は、2/28頃でしたが、今年は、2/18頃に開花が始まりました。 ボケの品種は、日月星です。赤花から開花が始まっていますが、咲き進むと右の画像の様にきれいに咲き分けます。 ボケの咲分け品種によっては、咲き進むと白花が黄ばんできますが、日月星は、咲き進んでも変色することは有りません。  
  今年、梅は、エビネの開花が早かった昨年より早く開花しましたが、ボケも、梅同様、エビネの開花が早かった昨年よりも早く開花が始まっています。
 2/1の日記に、梅の開花日とニオイエビネ(ニオイサラサ)の開花日を記載していますが、 我が家のポケの開花日とニオイエビネ(ニオイサラサ)の開花日は、右の表の様になります。 梅とエビネの開花日は、ほぼ連動していましたが、梅とエビネの開花日は、マクロには連動してますが、細かく見ると、必ずしも連動していません。
過去5年間のポケ/エビネ開花日
  例えば、エビネの開花が3/31と早かった昨年はボケは2/28に開花していますが、エビネの開花が4/4とやや遅かった2020年は、ボケは2/20と早く開花しています。 ボケの開花日からエビネの開花日を予想することは難しそうです。
 今年、エビネの新芽の成長状況から見ると、梅、ボケの開花が、昨年より早いからと言って、過去5年間で最も早かった昨年のエビネの開花よりも早くなるとは言えないと思います。 今年の1月、2月の異常気象に有るのかも知れません。

2024年2月20日(火)
4倍体コオズ交配『春の誉』新芽の状況。
 2/5の日記で我が家で最も早咲きの私が気に入っている4倍体コオズ交配『春の瞳』の新芽の状況を紹介していますが、 今回もう一つ気に入っている4倍体コオズ交配『春の誉』の新芽の状況を紹介します。
春の誉
 今年1/5と2/20の新芽の状況は、右の様に成ります。今朝の新芽の状況を1/5の新芽の状況と比較すると大きく成っています。 気温の上昇と共に、最近、芽が動き出しました。
 昨年のこの時期の新芽の写真は撮っていませんでしたが、おそらく昨年以上の大きな芽に成っている様です。 昨年以上の大株に育った花が見られると思います。期待しています。
今年の『春の誉』新芽状況
2024.1.5
2024.2.20
 なお、この『春の誉』は、ニオイ交配(霧紫香×天紫梅)と4倍体コオズであるブルークィーンとの交配です。 右上の写真の様に形の優整った紫弁白舌の3倍体コオズです。
4倍体コオズ交配『春の瞳』新芽の状況。その後。
 2/10の日記に今年の『春の瞳』新芽の状況について記載していますが、最新の状況を追記します。 2/10頃までは動きは有りませんでしたが、2/13頃から急に気温が上昇しました。 この暖かさで、エビネの新芽もやっと動き出しました。エビネにとっての春の訪れです。
今年の『春の瞳』新芽状況
2024.1.15
2024.2.10
2024.2.20
春の瞳

2024年2月15日(木)
ニオイエビネ−ニオイサラサ−新芽の成長推移。
 我が家では、ニオイエビネの生育状況を見る基準として、『ニオイサラサ』の新芽の成長を2023年開花株同様、2024年開花予想株も8月頃からフローしています。
 昨年11月〜今年2月の成長の推移は、下の様になっています。
昨年は、11月〜12月に少し成長していますが、12月〜2月は動きは有りません。 今年は、ここ2〜3日の気温の上昇でやや芽が動き出している感じはしますが、11月から2月にかけてほとんど動きは有りませんでした。 2023年開花株が、11月〜12月に少し成長していたのは、一昨年11月下旬の気温が高かったことによる様です。 2024年開花予想株が11月から2月にかけてほとんど動きが無かったのは、温暖化により気温はやや高めでは有ったものの、大きな変化が無かったことによると思われます。
ニオイサラサの新芽の状況
11/14 12/14 1/14 2/14
2023年開花株
(2022年−2023年)
2024年開花予想株
(2023年−2024年)
 昨年、このニオイエビネ『ニオイサラサ』につぼみが見え出したのは3/16。 つぼみが見え出すのはまだまだですが、昨年3/7には、既に芽が大きく動き出し始めていました。 今年も、昨年同様、3月に入って芽が大きく動き始めそうです。開花は1/10の予想通り、例年より早いが、昨年(3/31)よりやや遅いと思います。

 
2024年2月10日(土)
4倍体コオズ交配『春の瞳』新芽の状況。
 我が家では、ニオイエビネと共に4倍体コオズの交配にも興味を持って育成していますが、4倍体コオズの交配は、ニオイエビネに比べて早咲きが多い様です。 昨年我が家で最も早く開花した花は、『春の瞳』です。 これは、九州の業者より入手したニオイエビネと4倍体コオズとの交配、ニオイ濃紫×ブルークィーンの交配です。 この株は、私の気に入っている花の一つで、濃紫丸弁白舌の3倍体コオズです。
 昨年の開花の推移を下に示しますが、3/5につぼみが見え出し、3/17に開花が始まりました。 我が家でニオイエビネの生育状況を見る基準としている『ニオイサラサ』は、昨年3/16につぼみが見え出し、 3/31に開花が始まりましたが、『春の瞳』は、ニオイエビネに比べて約半月ぐらい早い開花でした。 今春は、いつ頃開花しそうなのか?
春の瞳
昨年の『春の瞳』の開花推移
2023.1.15
2023.2.13
2023.3.5
つぼみが見え始める
2023.3.17
開花
 今年の『春の瞳』の新芽の状況は右下の様になっています。1/15と本日の状態です。
 今年のニオイエビネの新芽の成長は、例年よりやや遅れています。 我が家で最も早く開花しそうな4倍体コオズ『春の瞳』も、昨年よりやや遅れています。
 更に、2/5関東で降雪。我が家近くで積雪5cm。2月に入って平年並みあるいは平年を下回る気温の日が続いています。 昨年は2/10頃に少しつほみが開き気味に成っていましたが、今年は新芽の成長は止まったままです。 しかしながら、今後気温は上がっていくとの予想ですので、昨年よりやや遅く、3/20頃には開花が始まるのではないかと思います。 開花まであとほぼひと月。待ち遠しい昨今です。
今年の『春の瞳』新芽状況
2024.1.15
2024.2.10

2024年2月5日(月)
我が家で椿が開花しています。
 近所では、河津桜が満開、梅も7〜8部咲きになっています。 我が家では、12/中旬まで琉球あさがおが咲いていましたが、その後咲いている花も無く、やや寂しい思いをしていましたが、最近椿が咲き出しました、 右の写真の椿です。品種は明確では有りませんが、おそらく『紅侘助』と思われます。我が家でも春の訪れが感じられるように成りました。
 椿と言えば、最近インターネット検索していると、咲き分けの椿が有るのを見つけました。右の写真の『尾張五色椿』です。赤、白、ピンクに咲き分けます。
 我が家では、同じ様に咲き分けるボケ『日月星』が庭に植えて有って、 大株に育ち、毎年きれいに咲いています。右の写真は、2〜3年前に写したものです。
尾張五色椿
ボケ(日月星)
 我が家のボケの様にきれいに咲き分けるがどうか分かりませんが、1本、苗をネット購入しました。 昔、ボケ『日月星』を購入した時は、苗を2本入手しました。1本はきれいに咲き分けましたが、1本は赤花で咲き分けませんでした。 入手する株によっては、咲き分けないことも有りそうです。今回入手した『尾張五色椿』が、きれいに咲き分けると良いのですが。 楽しみが一つ増えました。

2024年2月1日(木)
既に梅が開花。例年より10日以上早く、1/19頃に近所の白梅が咲き始めました。エビネの開花は?
 昨年、我が家近所の梅は、1/22に一輪咲いているのを見つけましたが、 1/24から10年に一度と言われる強烈寒波が日本列島を襲来、横浜も冷え込んで、しばらく1輪のままで、2輪以上開花した実質の開花は、2/1でした。 今年は、昨年の12月、年明け後も暖冬が続いています。今年の梅の開花はどうなったのでしょうか?
 今年、1/14に散歩していると近所の梅が、一輪のみですが、咲き始めていました。1/19には、数ヶ所開花していて、実質開花。 下に過去4年の開花時期を記載していますが、梅の開花は、2月に入ってからです。しかしながら、今年の実質開花は、1/19頃でした。 本日(2/1)7〜8分咲き。 例年に比べて早い開花。暖冬の影響をもろに受けている様です。
今年の梅の開花
2024.1.14
(一輪開花)
2024.1.19
(実質開花)
2024.1.25
(3〜4部咲き)
2024.2.1
(7〜8部咲き)
過去4年間の梅開花日
2020.2.4 2021.2.2 2022.2.17
2023.1.22
(一輪開花)
2023.2.1
(実質開花)
 エビネの開花は、1/10の日記に河津桜の開花状況から昨年ほどではないが例年より早い4/上旬と予想しています。
 過去の梅の開花時期と我が家のニオイエビネ(ニオイサラサ)の開花時期は、右の表の様になります。 梅の開花時期とエビネの開花時期は、ほぼ連動しています。
 今年の予想外に早い梅の開花。今年のエビネの開花は、予想より早く、昨年並みあるいは昨年より早い開花となるのでしょうか?
過去5年間の梅/エビネ開花日
 過去5年間の梅の開花日とニオイエビネ(ニオイサラサ)の開花日から、今年のエビネの開花は、予想より早く、 昨年並みあるいは昨年よりも早く開花が始まる可能性は高いかも知れません。 しかしながら、1/15の日記に記載している様に、ニオイエビネの新芽は、暖冬下でも1/14時点で11月からほとんど動きが有りません。 これは、梅は今年晴れの日が多く、暖冬に加えて、強い日差しを受けて、更に開花が促進されたが、我が家のエビネは、直接日が当たらない場所で栽培していることも有る様です。 現時点で、梅の開花は例年以上に早まっていますが、エビネの開花は、1/10の日記記載の予想通り、昨年ほどではないが例年より早い4/上旬となる可能性が高い様に思います。

2024年1月24日(水)
雑記−その5(我が家のエビネの栽培方法)−
 これまでの経験から得た私が好ましいと思うエビネの栽培方法を 我が家のエビネの栽培方法に掲載します。
 このホームページは、2020年より日記のみの記載に切り替えましたが、これ以前は、エビネの栽培方法を掲載していました。 日記のみの記載に切り替えた時点で、このエビネの栽培方法も削除しましたが、本日、このエビネの栽培方法を、 私が現在実施しているエビネの栽培方法に修正して復帰させました。
 本日記載日記の我が家のエビネの栽培方法をクリックするか、 上のをクリックしてご覧下さい。

2024年1月23日(火)
雑記−その4(我が家のエビネ栽培変遷)−
 本日より2日、我が家のエビネ栽培の変遷とそれによりたどり着いた最近の我が家のエビネの栽培方法について記載します。 本日は、我が家のエビネ栽培の変遷について記載します。
 5年前ぐらいまで、我が家では、花後から夏場にかけて生育不良、軟腐病等でダメにする株が出ました。 昨日記載の『山桜交配』に使用されている原種ニオイエビネの御蔵天聖や御蔵風雲も保有していましたが、2018年頃にダメにしました。 どうもその頃仕事が忙しく、夏場水やりが疎かになっていたことや、エビネの発育を促成する為に市販のある発酵腐葉土を植え替え用土に混ぜたこと、 置き肥として固形の有機肥料を使用していたこと等に有る様でした。 2019年頃から、栽培方法を大きく変えました。
 ダメにした原因は、用土に軟腐病の発生源となる病原菌が混入し、その増殖による為と考えられますが、当時、ベンレート、ダコニール等の殺菌剤を時々散布していましたが、 それでもダメにすることを防ぐことは出来ませんでした。 そこで、病原菌の混入を防ぐこととエビネ自身の生育を良くすることが基本と考え、次の栽培方法に切り替えました。
 従来、腐葉土を混入した日向土、硬質赤玉土、日光砂などを添加した日向土の中粒を主体とした用土を使用していましたが、 用土は、腐葉土、有機肥料等病原菌混入の恐れのあるものは一切使用せす、硬質赤玉土、日光砂などを添加した日向土の中粒のみとする。 肥料は、スーパーI等有機肥料の希釈液を葉面散布することはあるものの、水やり時に液体肥料(ハイポネックス)を添加することのみとしました。 また、夏場水やりを忘れて生育障害を起こさない様に、これまで鉢は素焼きのエビネ鉢を使用していましたが、乾きにくいプラスチック鉢に切り替え、 更に、冬場を除いて、水やり時と同じ薄い液体肥料が約1cm程度の深さに入った受け皿に鉢を浸す水耕栽培に近い栽培方式とすることにしました。 また、エビネ自身の生育を良くする為に、植物活力液(HB101)を水やり時の液体肥料(ハイポネックス)を含む水に添加することとしました。 更に、補助的に、四国山草園の園主から教えて貰った軟腐病の予防薬(オーソサイド水和剤)、軟腐病の治療薬薬(トップジンM水和剤)を春〜秋に1回/月の頻度で定期的に散布する様にしました。
 何が効いたかか定かでは有りませんが、栽培方法を変えてから軟腐病でダメにする株が全く無くなりました。また、根の状況も極めて良好で 生育も良好に成りました。一例として植え替え時の根の状況は、2022年6月18日の日記 をご覧下さい。 特にニオイエビネの栽培にはこの栽培方法は、効果が有る様です。ホームページを見られている方、ニオイエビネ栽培の参考にして下さい。

2024年1月22日(月)
雑記−その3(ニオイエビネ交配歴)−
 一昨日と昨日(1/20〜21)の日記に詳細を記載していますが、我が家では、ニオイエビネを主体にして、4倍体コオズ交配にも興味を持って栽培しています。 ニオイエビネは、自然種が中心ですが、更に興味を持って栽培している分野に、ニオイエビネ同士の交配が有ります。
 ニオイエビネ同士の交配に興味を持って栽培を始めたのは、約18年前の2005年頃です。
 この頃、コレー園芸、寿峰苑からニオイエビネの交配瓶苗や順化苗が販売されていました。 数多くの苗を入手して育成、開花させました。 駄花も多く出ましたが、素晴らしい花も開花しました。
 開花した花の中で気に入った花は、例えば、右の花です。
夢の嵐』は、ニオイ紫香嵐× ニオイ駿河の誉の交配。 参照:2016年4月12日の日記
夢の輝』は、ニオイ霧紫香× ニオイ御蔵娘の交配。 参照:2016年4月10日の日記
夢の心』は、ニオイ霧紫香× ニオイ神の嵐の交配。 参照:2017年4月26日の日記
夢の誉』は、ニオイ601× ニオイ駿河の誉の交配。
 ニオイ601は、 ニオイ濃紫香×ニオイ御蔵輝星の交配。
参照:2017年5月5日の日記
 最近、このニオイエビネ同士の交配に変化が起こっています。 即ち、2021年7月頃から『山桜交配』の、御蔵天聖、御蔵紫聖殿、御蔵青秀等の原種ニオイエビ同士の交配苗が高知のK氏よりヤフオクに出品され出し、 2022年春の伊豆で開催されたエビネ展示会、その後ヤフオクで、『山桜交配』産出者(代理)から、御蔵天聖、御蔵紫聖殿、御蔵青秀、御蔵風雲、御蔵一蒼等の順化苗が販売されました。
 これまで、原種と思われるニオイエビネ同士の交配も有りましたが、寿峰苑では、『神の嵐』等、コレー園芸では、『駿河の誉』等 各社オリジナルの交配ニオイエビネを片親とするニオイエビネ同士の交配が主流で、間違いなく原種のニオイエビネ同士の交配はほとんど無かった様に思います。
 これに対して、『山桜交配』は、奥さんが御蔵島の人で御蔵島のニオイエビネを販売していた今は無きカネサ園芸から出た 御蔵天聖、御蔵青秀や、 若き頃に伊豆七島フェリー運航にも関わったこともあると聞いている御蔵島と関係が深い日本ニオイエビネエビネ展会長の有坂さんから出た御蔵風雲、御蔵一蒼等の 原種ニオイエビネの交配です。
 私は、2022年の春に、現在、御蔵天聖×御蔵青秀、御蔵天聖×御蔵一蒼、御蔵天聖×御蔵風雲、御蔵天聖×御蔵紫聖殿等の交配順化苗を入手しています。 現時点で少し大きな新芽が出てきています。右の写真は、御蔵天聖×御蔵一蒼の苗の状況です。2〜3年先に開花すると思いますが、楽しみです。

2024年1月21日(日)
雑記−その2(4倍体コオズ交配歴)−
 現在、我が家では、ニオイエビネが主体ですが、4倍体コオズ交配にも興味を持って栽培しています。 この栽培を始めたのは、約6年前の2017年頃です。こ発端は以下の通りです。
 2018年10月15日の日記に記載していますが、 この頃、栽培方法に問題が有ったと思います。コオズエビネはあまり問題が無かったのですが、ニオイエビネは、特に、暑さにやられやすく、軟腐病等でダメにする株が出ていました。 更に、コレー園芸では、『天下の誉』『紺青の世界』等の倍数体ニオイや 『春爛漫』『駿府の夢』等の倍数体コオズがあり、 いずれも形の整ったすばらしいニオイエビネ、コオズエビネが生まれています。以前から、夏の暑さに強く、形の良い倍数体コオズに興味を持っていました。
 一方、この頃から、片山園芸で生まれた右の写真のスカットクィーン、ブルークィーン、クィーンエリザベス等の4倍体コオズをベースとする交配苗が九州の業者から入手できる様になってきました。 スカットクィーン、ブルークィーン、クィーンエリザベスは、丸弁の形の整った紫弁白舌の4倍体コオズです。
スカットクィーン クィーンエリザベス ブルークィーン
 写真は、いずれもインターネットに掲載されていた写真です。 花は、濃紫色の様ですが、栽培の環境、写真の写し方で花色が変わるので、花色は参考までに見て下さい。
 入手できる様になったこれらスカットクィーン、ブルークィーン、クィーンエリザベス等の4倍体コオズの交配は、 例えば、スカットクィーン×ブルークィーン、スカットクィーン×クィーンエリザベス等の4倍体コオズ同士の交配、霧紫香×ブルークィーン、 濃紫ニオイ×ブルークィーン等のニオイエビネと4倍体コオズとの交配が有ります。 これらは、丸弁の形の整った紫弁白舌の4倍体コオズ、3倍体コオズが期待できそうな為に、瓶苗、順化苗を購入して4倍体コオズ交配の栽培がスタートしました。
 また、2019年1月に四国のKさんより、クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配で超丸弁濃紫弁白舌の4倍体コオズ 『玉金剛』の小苗が出品されました。 この『玉金剛』を見て、更に4倍体コオズ交配への興味がますます強く成りました。
 更に、2020年夏頃から、四国のKさんより、上記『玉金剛』や同じ超丸弁濃紫弁白舌の4倍体コオズである 『四紫王』と クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配である『紫苑』『風雲』『燦紫光』『クィーンエリザベス』等の4倍体コオズとの交配もヤフオクに出品され、これらの瓶苗、小苗を入手、 また、『四紫王』× 『玉金剛』の交配も小苗を入手して現在に至っています。
玉金剛 四紫王
紫苑 風雲 燦紫光
 また更に、スカットクィーン、ブルークィーン、クィーンエリザベス以外の4倍体コオズ、例えば、桃神鳳、志津姫、ブルーキング等の4倍体コオズの交配も、寿峰苑等より入手して栽培しています。
 これら入手した4倍体コオズ交配の狙いは、ニオイエビネにない丸弁の紫弁白舌の花ですが、2020年から開花が始まりました。駄花も多く咲いていますが、気に入った花も咲いています。
 気に入った花は、下の花です。詳しくは、2023年10月27-29日の日記をご覧下さい。
相模の嵐』は、スカットクィーン×クィーンエリザベスの交配。
春の瞳』は、ニオイ濃紫×ブルークィーンの交配。
春の誉』は、ニオイ交配(霧紫香×天紫梅)×ブルークィーンの交配。
春の夢』は、夢紫宝×ブルークィーンの交配。
春の心』は、星のしずく×桃神鳳の交配。
春玉』は、玉金剛×燦紫光の交配。

2024年1月20日(土)
雑記−その1(エビネ歴)−
 この時期、エビネにほとんど動きがなく、エビネに関してあまり記載することも有りませんので、 この時期を利用して、本日から5日間、私がエビネにはまった経緯やこれまでの経験から得た私が好ましいと思うエビネの栽培方法等について掲載します。 これらは、既に、自己紹介にも記載していますが、更に詳しく記載します。
 今回は、私がエビネ、特にニオイエビネにはまった経緯について記載します。
 約35年前の1988年に我が家から車で10分ぐらいの花屋で紫弁白舌の名もないコオズを購入したのがエビネにはまったのがきっかけです。 それまでエビネの知識は有りませんでしたが、花のきれいさ、香りに魅力を感じて購入しました。 それ以来、 コオズエビネの他、花の色、形の良いビゼンエビネ、サツマエビネも買い求めて収集してきました。 例えば、コオズエビネは、2023年4月18日の日記 に記載の『日光』『紫扇』等、ビゼンエビネは『楊貴妃』『紫織』等、 サツマエビネは、2023年5月7日の日記 に記載の『天富』『光淋』『日向紅桜』等を入手しました。 ネット、エビネ即売会等での入手です。
 次に転機となったのが、約20年前の2003年、ある山草園で、以前ホームページ「えびねに魅せられて」を掲載されていたニオイエビネ収集家のMさんとの出会いです。それまで、最初にコオズエビネを購入した花屋や、 この山草園、カネサ園芸によく行っていましたが、当日、Mさんが山草園の一部を借りてニオイエビネ展を開催していて、そこで出会いました。 Mさんの自宅を訪問する等で親密になり、ニオイエビネにはまり込んでしまいました。Mさんからは、『ニオイ濃紫香』等を融通して頂きました、
 それ以降、カネサ園芸、四国山草園、日本ニオイエビネ会展を開催されている有坂さん、 以前極園でニオイエビネ展を開催されていたこともあるYさん、富岳園等より気に入った株を購入して、今に至っています。右の写真等のニオイエビネを入手しました。 最近、ヤフオクが普及してニオイエビネの価格も下がってきていますが、私がニオイエビネにはまり込んだ時期は高価で入手困難でした。 それでも何とか小苗等を入手することで、少しづつ増やしてゆきました。

2024年1月15日(月)
ニオイエビネ−ニオイサラサ−新芽の成長推移。
 我が家では、ニオイエビネの生育状況を見る基準として、『ニオイサラサ』の新芽の成長を2023年開花株同様、2024年開花予想株も8月頃からフローしています。
 12月までの新芽の成長は、2023年12月15日の日記 に記載していますが、その後の成長の推移は、下の様になっています。今年は、11月からほとんど動きは有りません。
 昨年よりは、生育は遅れたままで止まっている?
ニオイサラサの新芽の状況
11/14 12/14 1/14
2023年開花株
(2022年−2023年)
2024年開花予想株
(2023年−2024年)
事前のお知らせ。
 この時期、ニオイエビネの成長も11月からほとんど動きが有りません。エビネに関してあまり記載することも有りませんので、 この時期を利用して、1/20から5日間、私がエビネにはまった経緯やこれまでの経験から得た私が好ましいと思うエビネの栽培方法等について掲載します。 これらは、既に、自己紹介にも記載していますが、更に詳しく記載しますので、ご覧下さい。

2024年1月10日(水)
今年のエピネの開花は、昨年ほどではないが、早くなりそうです。
 横浜は温暖の為か、我が家の近くの河津桜は、1月初旬には開花が始まっていますが、この時期の河津桜の開花状況とその年のニオイエビネの開花時期と関連している傾向が有り、 毎年、1/10頃の開花状況を見て、その年のエビネの開花時期がどうなるのかを予想しています。
  昨年1/15時点のニオイエビネ開花予想では、 2023年1/8の我が家の近くの河津桜の開花は、ほぼ満開で例年に比べて早く、「ニオイエビネの開花は早くなりそう。我が家でのニオイサラサの開花は、3月末〜4月早々」と予想していました。 予想通り、昨年のニオイサラサの開花は、2021年と同じ3/31と過去最も早い開花となりました。
 過去5年間の、1/10頃の河津桜開花状況と我が家でニオイエビネの開花の標準としている『ニオイサラサ』の開花時期との関係は以下の通りです。
過去5年間の河津桜の開花状況及びニオイエビネの開花時期
河津桜開花状況
(1/10頃)
2019.1.10 2020.1.10 2021.1.8 2022.1.8 2023.1.8

1部咲き

未開花

5部咲き

2〜3部咲き

ほぼ満開
ニオイエビネ開花日
(ニオイサラサ)
2019.4.13 2020.4.4 2021.3.31 2022.4.12 2023.3.31
 過去5年間の1/10頃の河津桜開花状況と我が家でニオイエビネの開花時期は、ほぼ連動していて、1/10頃の河津桜の開花が早い年は、ニオイエビネの開花も早くなっています。 
 しかしながら、例外も有ります。2020年は、1/10頃の河津桜がまだ咲いていない場合でもニオイエビネは、4/10より早く開花しました。 また、2021年のニオイエビネの開花が、かなり早くなっています。 右の表は、過去5年間の2月の平均気温を記載しています。また、表を画像をクリックすると2月の気温推移が表示されますので参考にして下さい。 横浜2月平均気温
 これらの事から、1/10頃の河津桜の状況と気象庁より発表される3ヶ月予想とから、いつ頃ニオイエビネが開花するのかをほぼ精度よく予想できそうです。
 今年、近所の河津桜は、1/8の時点で5分咲き。2021年とほぼ同じレベルの開花です。年明け後気温が高い日が続き、開花が進みました。
 2021年のニオイエビネの開花は3/31と過去最も早い開花となりました。しかしながら、この年の2月は、気温が高くこれにより開花が促進されました。
 今年のニオイエビネの開花はどうなるのでしょうか?

今年の河津桜開花状況
2023.12.20 2023.12.30 2024.1.8

咲き始め

1部咲き

5分咲き

 気象庁12/19発表の 2024年1〜3月の3ヶ月予想では、2月の横浜の平均気温は、平年より高いとのこと。 もし、今年の気温が2021年並みに異常に高くなるとニオイエビネの開花は、3月末頃となり、高いレベルだと例年より早い開花となりそうです。 私は、おそらく2月の気温は高いが、2021年ほど高くならないと思いますので、今年のニオイエビネの開花は、4/上旬ではないかと予想します。 今年のエピネの開花は、昨年ほどではないが、例年(4/10過ぎ)より早くなりそうと思います。  

2024年1月5日(金)
年明け早々、石川県能登地方を震源とする大地震。
 今年の正月、関東では、素晴らしい一年が予想される様なきれいな初日の出でスタートしましたが、 午後4時10分頃、石川県能登地方を震源とする震度7の大地震が発生、能登に一時大津波警報が発令されました。 2011年の東日本大震災が予想される様な災害発生も懸念されましたが、多くの家屋倒壊で被害が出たものの津波の被害はほとんどなく、 東日本大震災ほどの大きな災害に至らなかったのは不幸中の幸いでした。被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
 1/1に能登半島地震、1/2に羽田空港航空機事故。今年は、年初より良くないことが続きましたが、いい年になって欲しいですね。
 私は、ここ2年コロナで正月はほとんど外出することは有りませんでしたが、感染者は昨年末からやや増加する傾向には有るものの重症化率は低く、 コロナのリスクは大幅に低下している様なので、今年の正月は、年明け後、近所の神社に初詣に行きました。
 正月は、自宅で実業団対抗ニューイヤー駅伝の中継を見ながら過ごしました。 今年は、トヨタ自動車が1位、ホンダが2位、旭化成が3位の結果となりました。
 私は、1970年に旭化成に入社、2004年に60歳で定年退職し、その後旭化成の関連会社で、2021年まで自宅勤務で旭化成の調査関係の仕事をしていました。 今年のニューイヤー駅伝は68回目に成りますが、旭化成は、これまで24回優勝、最近では、2017年から2020年まで4連覇しています。 その後、2021年と2022年は、3位、2023年は、16位。今年は、トヨタ自動車が圧倒的な強さ、ホンダのねばりで残念な3位に終わっています。 2023年は、最悪の結果に終わっていますが、常に上位に食い込んでいます。昔の様に絶対的な強さを迎えることを期待しています。

2024年1月1日(月)
今年も宜しくお願い致します。
 ホームページの掲載を始めたのは2008年で、17年前です。 日記を掲載し始めたのは2011年て、今年で14年目になります。以前は、我が家のエビネの栽培リスト、開花写真等も掲載していましたが、2020年に掲載内容を日記のみに変更しました。
 日記は、エビネに関する情報以外に私的な出来事も含めて、3〜4回/月の頻度で更新しています。 また、春には、各地で開催されるニオイ・コオズエビネ展示会の開催情報も掲載する予定です。 これまでと同様引き続いてご覧下さい。

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菜の花(4/11更新)












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