Topics
2025年展示会訪問を掲載しました(2025/4/15)
我が家のエビネの栽培方法を掲載しています(2024/2/26)
自己紹介
連絡先 (ebine@cpost.plala.or.jp)

エビネ日記 最終更新日:2025/5/4
2025年
contents
  2024年   2023年   2022年   2021年   2020年   2019年  2018年
  2017年   2016年  2015年  2014年  2013年  2012年  2011年

2025年5月4日(日)
今年、我が家で開花したコオズエビネ。
 本日は、我が家で今年立派に咲いた自然種コオズエビネの紹介です。但し、星のしずくは、寿峰苑産出の交配です。
 画像をクリックすると株全体の開花写真が見られます。ご覧下さい。
今年、我が家で開花したコオズエビネ
日光 紫扇 瑞穂 青天 星のしずく(交配)

2025年5月3日(土)
今年、我が家で開花したニオイエビネ。
 今年は、3月下旬頃に、一時気温が上がりましたが、4/4頃まで気温の低い日が続きました。 4/5頃から気温が上がり、我が家ではやっとつぼみが見え出し、多くのニオイエビネは4/20頃から開花が始まりました。 近年では最も遅い開花でした。
 開花の状態はどうだったかと言うと、昨年の猛暑の影響を諸に受け、昨年開花した『御蔵静香』『青嵐』等は、花芽は出て来ず開花しませんでした。 また、『夢枕』『ニオイ紫香』等は、花芽は出て来ましたが、数輪しか咲かず、極端に花付きが悪い株も出て来ました。
 しかしながら、理由は定かでは成りませんが、一方では、幸いにして、立派に咲いた花も出て来ました。コオズエビネもほぼ同じでした。 本日と明日にかけて、一部やや花付きが良くなかった株も含みますが、我が家で今年見応えのある形で開花したニオイエビネとコオズエビネについて紹介します。 本日は、ニオイエビネの紹介します。ほとんどが自然種ですが、一部交配も含みます。
 画像をクリックすると株全体の開花写真が見られます。ご覧下さい。
今年、我が家で開花したニオイエビネ
ニオイサラサ 御蔵姫 紫の君 御蔵桃華 御蔵蒼紫
御蔵観月 御蔵春水 御蔵青涼(交配) 夢の神(交配) 四国No50(交配)
 なお、『御蔵青涼』は、 2024年4月23日の日記 に記載している ニオイ御蔵大関×ニオイ御蔵信青の交配です。 これは、『山桜交配』ではなく、2020年に寿峰苑から入手したものです。御蔵信青の花に近く、最近御蔵産のニオイエビネ自然種同士の交配にも御蔵の名称が付与される様に成ってきています。 我が家で『御蔵青涼』と名付けました。
 『夢の神』は、 2021年4月4日の日記 に記載している ニオイ霧紫香×ニオイ神の嵐 の交配です。2020年に寿峰苑より未開化株を入手、我が家で初開花した我が家オリジナルのニオイエビネです。
 また、『四国No50』は、2013年の春の四国山草園展示会で見て気に入り、秋に購入、入手した交配ニオイエビネです。

2025年4月30日(水)
我が家での山桜交配(御蔵天聖×御蔵一蒼)の開花−その後−
 4/23の日記 に、予想もしなかった山桜交配、御蔵天聖×御蔵一蒼の交配が開花したことについて記載しています。
 咲き始めは、細弁の花の様でしたが、その後、咲き進んで本来の形の姿に成って来ました。 まだ全て咲ききっていませんが、平開咲きのやや細弁、濃紫弁白舌の形の整った花です。
 右の写真は、4/29に撮影しました。写真をクリックすると全体が見られます。ご覧下さい。
近所で見かけた花。
 先回「近所で見かけた花」を掲載したのは4/1。我が家近くでソメイヨシノが咲き始め、やっと春らしくなった時期です。 健康維持の為、散歩はほぼ毎日欠かすことは有りませんでしたが、エピネのシーズンに突入、このHPには、取り上げませんでした。 GWに入り、散歩していると各所でつつじが咲き始め、ふじ棚もきれいで久しぶりに「近所で見かけた花」を掲載します。 今回は、ふじ、ツツジ、シャクナゲを取り上げています。
1.ふじ
 我が家の住宅地の公園にあるフジ棚が満開になっています。
 ふじ棚といえば、日本ニオイエビネ展会場の近くにある 林泉寺の長ふじ が見応えが有ります。見頃は今頃ですが、コロナ前は展示会がGW前に開催されていて、立ち寄るのを楽しみにしていました。見応えが有ります。 
2.ツツジ
 私の散歩道、和泉川宮沢遊水地の中にある遊歩道のわきに咲いているツツジです。  
 真っ赤なツツジ、ピンクのツツジ、白のツツジ等様々な色のツツジが咲いています。今、一番きれいな時です。  
3.シャクナゲ
 散歩道で見かけたシャクナゲの花です。大株に育ち、見事に咲いています。       
 我が家の庭にも大株のシャクナゲが植えて有ります。ピンクのシャクナゲですが、まだ咲いていません。

2025年4月28日(月)
我が家で今年開花した4倍体コオズ−総括−
 4/5 4/6 4/26 4/27 の各2回、 今年我が家で初めて開花した4倍体コオズ交配について紹介してきました。  狙いは、『玉金剛』 『四紫王』の様な超丸弁の花で、弁の色は、明るい紫弁〜青紫弁の花です。
 『玉金剛』『四紫王』 は、クィーンエリザベスとブルークィーンとの交配ですが、我が家で栽培している4倍体コオズ交配は、これら片山園芸産出のスカットクィーン、 クィーンエリザベス及びブルークィーン同士の交配、 『玉金剛』『四紫王』 とクィーンエリザベスとの交配あるいは クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配である紫苑風雲燦紫光等との交配等です。 
玉金剛 四紫王
 今年開花した花をまとめて再度掲載します。下の様になります。
我が家で今年開花4倍体コオズ写真
風雲
×
王金剛
ブルークィーン
×
クィーンエリザベス
紫苑
×
四紫王
スカットクィーン
×
燦紫光
 今春新たに開花した4倍体コオズは、期待外れの花も咲きましたが、期待に沿った花は、紫苑×四紫王交配です。 この紫苑×四紫王交配は、瓶苗で購入しましたが、一昨年と昨年も開花しています。 昨年は、私が気に入っている『青玉』が咲きましたが、今年は、明るい紫色の超丸弁に近い丸弁の花が咲きました。まん丸の素晴らしい花でした。
 風雲×王金剛交配は、私の期待した丸弁では有りませんが、さくら色のほれぼれする良い花が咲きました。 『風雲』を親とする4倍体コオズは、ピンク色の花が咲く傾向が有り、今回開花した風雲×王金剛交配以外の別株や風雲×四紫王交配の株も保有しており、 来春以降の開花で、さくら色の超丸弁の花が咲くことも期待しています。

2025年4月27日(日)
我が家で今年開花した4倍体コオズ−その4−スカットクィーン×燐紫光
 本日は、スカットクイーンx燦紫光交配の紹介です。
 昨年、2024年4月19日の日記 に記載している様に、スカットクィーン×燐紫光の交配が咲きました。右の花です。
 私は、形の良い丸弁の花を期待して、超丸弁の『玉金剛』 『四紫王』の交配を主体としてこれらの瓶苗を入手していますが、 スカットクィーン×燐紫光交配は、サービス品で入手したものです。あまり丸弁の花が咲くことは期待していませんでしたが、 昨年開花したスカットクィーン×燐紫光交配は、予想外の超丸弁に近い花が咲きました。 
 今年開花したスカットクイーンx燦紫光は、下記の花です。  
今年開花したスカットクィーンx燦紫光交配
スカットクィーン 燦紫光
×
-
double
角度修正花写真
 昨年は、淡紫色の丸弁に近い花が咲きましたが、今春咲いた花は、同じ淡紫色の花では有るものの、弁が広く開かず、異形の花が咲きました。 期待はずれの花でした。がっかり!

2025年4月26日(土)
我が家で今年開花した4倍体コオズ−その3−紫苑×四紫王
 今年は、1月〜3月の寒気襲来でニオイエビネの開花が遅れています。我が家では、ほとんどのニオイエビネは4/5頃からつぼみが見え始め、4/15頃から開花が始まりました。
 4/25現在、かなり開花が進みつつ有りますが、まだやっと咲き始めた株も有ります。 我が家でのニオイエビネ、コオズエビネの開花状況は、毎年、4/末頃までに掲載していますが、今年は、5月に入ってから掲載する予定です。
 この前に、我が家では、ニオイエビネ以外に、花色の良い超丸弁の花を求めて、4倍体コオズの交配苗を入手して育てていますが、我が家で 新たに4倍体コオズが開花したので、これを紹介します。
 4/5の日記 4/6の日記 の日記に4倍体コオズ同士の交配、風雲×王金剛の交配とブルークィーン×クィーンエリザベスの交配の開花を紹介しています。 この際、昨年の猛暑の影響の影響で開花する株が少ない様で、これからつぼみが出てきて開花する株もあるかもしれませんが、 現時点で、今年新規に開花した倍数体コオズはわずか2株のみと記載しています。その後、今年の低温の影響で開花が遅れていることも有りましたが、 新たに、4/10頃に2株につぼみが見え出しました。紫苑×四紫王の交配とスカットクィーン×燐紫光の交配です。
 4/18頃から開花が始まっています。本日と明日にかけて、この4倍体コオズの交配にどの様な花が咲いたのか紹介します。 本日は、紫苑×四紫王の交配を紹介します。
 一昨年(2023年)、2023年4月15日の日記 、 昨年(2024年)、2024年4月13日の日記 に記載している様に、紫苑x四紫王交配の花が咲きました。今年開花した株も含めてこれら全て瓶苗で入手した兄弟株です。
 2024年開花の株は素晴らしい超丸青紫弁白舌で『青玉』と名付けました。同じ紫苑×四紫王の交配で有っても随分咲く花も違います。
2023年開花
2024年開花
 今年は、下記の花が咲きました
今年開花紫苑×四紫王交配
紫苑 四紫王
×
-
double
角度修正花写真
 明るい紫色の超丸弁に近い丸弁の花が咲きました。まん丸の素晴らしい花です。紫苑×四紫王の交配は、形の良い丸紫弁白舌の花が咲く確率は高い様です。 今年は咲きませんでしたが、大きく成った紫苑×四紫王の交配がまだ数鉢有ります。来年の開花が楽しみです。
今年開花した紫苑×四紫王交配『青玉』
 今年も咲きました。右の写真です。昨年より花数が増えています。4倍体コオズは密に咲く傾向がある様です。もう少し花間が空くと良いなと思っています。
 この花、 3/26の日記 に新芽の成長をフォローしていますが、新芽は大きく大株の花が見られると予想していましたが、 今年は、全ての株で昨年の猛暑の影響で花付きが悪い様です。 この花も予想ほど大株の花は見られませんでした。大株の花が咲くと花間がとれた立派な花が見られるかも?
2024年開花 2025年開花

2025年4月23日(水)
我が家で山桜交配(御蔵天聖×御蔵一蒼)が開花しました。
 2022年の春にニオイエビネ交配苗「山桜交配」を入手しています。「山桜交配」は、御蔵天聖、御蔵青秀、御蔵一蒼等の原種ニオイエビネ同士を交配親とした交配です。
 2024年11月23日の日記 に記載していますが、昨年、愛好者の方より御蔵天聖×御蔵青秀の交配が開花したとの連絡が入っています。
 我が家で入手している「山桜交配」は、 御蔵天聖×御蔵一蒼、御蔵天聖×御蔵青秀、御蔵天聖×御蔵紫聖殿、御蔵天聖×御蔵風雲、御蔵紫聖殿×御蔵風雲等の交配が有ります。 我が家では、生育が遅く、昨年はまだ開花に至っていませんでした。 昨年秋に一部の生育状況を 2024年11月20日の日記 に記載していますが、この時点では新芽の状態も細く、今春の開花もないと思っていました。
 ところが、4/11頃、つぼみが出ているのに気が付きました。御蔵天聖×御蔵一蒼の交配です。 4/20頃から開花が始まっています。まだ咲き始めたばかりですが、右の様な花が咲いています。
 咲き進んでゆくと変わるかも知れませんが、『 御蔵一蒼 』の血を引いている為か、細弁の形(かたち)の整った良い花です。
 細弁の花はあまり展示会では見かけません、 しかしながら、2019年の 南伊豆エビネ展示会 で細弁の素晴らしいニオイエビネを見て感動したことが有ります。 細弁の形の整ったニオイエビネも素晴らしいと思います。
 「山桜交配」は、人工交配という負い目は有りますが、選別された特徴のある原種ニオイエビネの交配です。 自然種以上の素晴らしい花が生み出される可能性が有ります。来年以降続々と開花して来ると思います。どんな花が咲くのか楽しみです。

2025年4月18日(金)
ニオイエビネの開花状況。
 例年に比べてニオイエビネの開花は遅れていますが、4/5頃から平年を上回る平均気温が続く様になり、やっと開花が進む様になりました。 毎年新芽の成長状況をフローしている『ニオイサラサ』株も開花が進んでいますが、これよりも先につぼみが見え出した『ニオイサラサ』株は、 立派に咲いて います。
 4/12の日記 につぼみが出てきたニオイエビネの状況を記載していますが、その後、ほとんどの株は、花茎は上がってきていますが、 まだつぼみのままです。しかしながら、開花が始まった花も有ります。
また、この時つぼみが見えていなかった株、例えば『御蔵春水』も、その後、つぼみが見え出して来ています。
 4/17現在、我が家の主なニオイエビネの開花状況は、以下の通りです。見頃はGW前に成りそうです。
ニオイエビネの開花状況(2025.4.17)
ニオイサラサ 御蔵桃華 紫の君 御蔵姫 御蔵春水

2025年4月15日(火)
伊豆で開催されているニオイエビネ・コオズエビネ展に行って来ました。
 4/13伊豆で開催のニオイ・コオズ展示会に行ってきました。 日本ニオイエビネ展と富岳園です。
 昨年に引き続いて 展示会訪問を掲載しました。 上のをクリックしてご覧下さい。
 今年は、3月下旬頃に気温が上がりましたが、4/4頃まで気温の低い日が続きました。4/5頃から気温が上がり、我が家ではやっとつぼみが見え出す状態で、 ニオイエビネの成長は大幅に遅れています。日本ニオイエビネ会展が4/11から開催される予定と成っていて、開催されても展示される花も少ないのではないかと思っていました。 しかしながら、訪問してびっくり、今年から交配種の展示も加わり、多くの株が盛大に展示されていました。
 有坂さん、会員の方と話しをしていると、お二人の方は、我が家同様まだほとんど開花していないとのこと。 今回の展示品のほとんどは、ある会員お二人が開花調整されて出品された様です。ご苦労されたと思いますが、素晴らしい展示会でした。
 帰りに富岳園に寄りました。昨年とほぼ同じ頃に訪問でしたが、昨年は既に開花が進んでいました。しかしながら、今年は、『夢枕』『紫天神』の2株が開花はしていたものの それ以外の株は、状況が、我が家とほとんど同じで、つぼみは出ていますが、開花はしていませんでした。 この為、今年掲載した展示会訪問には、富岳園訪問は掲載出来ませんでした。
日本ニオイエビネ展訪問。
 うまく撮影出来ていませんが、展示品は、上の展示会訪問をクリックしてご覧下さい。受賞した花、気になった花を掲載しています。
 受賞品の中では、準最優秀賞受賞の『御蔵花扇』と優秀賞受賞の『御蔵花恋』は、私が気に入った花。受賞品では有りませんが、交配種『御蔵邦明』も素晴らしい花。 原種ニオイエビネの交配?
 我が家保有の『御蔵姫』『ニオイサラサ』も展示されていました。
御蔵花扇 御蔵花恋
御蔵邦明↓交配種
富岳園訪問。
 右は、訪問時開花していた『夢枕』『紫天神』です。その他のニオイエビネ、コオズエビネは全てつぼみ。 開花している株は有りませんでした。
 この時期、訪問した折、毎年ここでニオイエビネを購入しています。2023年『御蔵桃華』、2024年『御蔵島娘』を購入。 今年は、日本ニオイエビネ展会で展示して有った『青雲』を購入しました。 日本ニオイエビネ展会の展示ではコオズニオイと表記して有りました。 少し地エビネの血が混ざったニオイエビネの様です。
夢枕 紫天神
我が家でニオイエビネ(ニオイサラサ)が開花しました。
 ニオイエビネ『ニオイサラサ』が、今朝(4/15)に開花しました。
 我が家保有のニオイエビネの中で最も早い開花です。過去8年で中で我が家で『ニオイサラサ』の最も遅い開花日は、4/13です。 最も遅い開花でした。2月〜4月/上旬、特に3月〜4月/上旬の低温が大きく影響している様です。横浜の2022-2025年の2月〜4月/上旬の平均気温推移は、 ここ をご覧下さい。
今年の開花状況
2025.4.15
過去の開花状況
2022.4.12 2023.3.31 2024.4.9
 今年3/10の日記 に、東京の桜開花日と我が家でのニオイエビネ(ニオイサラサ)開花日は、2018年−2024年の間、2024年を除いて、 ほぼ連動していると記載しています。
 ここに記載の桜開花日/ニオイエビネ開花日の関係のグラフに今年の桜開花日/ニオイエビネ開花日をプロットしたグラフは以下の様に成ります。 2024年と異なり、今年は連動しています。
過去8年間の桜/エビネ開花日 桜開花日/ニオイエビネ開花日の関係

2025年4月12日(土)
気温の上昇と共に『ニオイサラサ』以外のニオイエビネもつぼみが見えて来ました。
 4/10の日記に記載していますが、我が家でニオイエビネの新芽の成長状況を見る基準としている『ニオイサラサ』は、3/28つぼみが見え出しました。 まだ開花に至ってはいませんが、順調に花茎が伸びています。
 『ニオイサラサ』につぼみが見え出した時点では、まだ他のニオイエビネでつぼみが見えている株は有りませんでした。 3/29頃から4/4頃まで気温が急低下し、エビネの成長にブレーキが掛かった様です。
4/5頃から平年に近い気温に戻り、 やっと『ニオイサラサ』以外のニオイエビネにもつぼみが見え出しました。更に気温の上昇と共に花茎が伸びてきたニオイエビネも有ります。
 下の写真は、これが全てでは有りませんが、我が家にあるニオイエビネでつぼみが見えてきた株です。 花茎が既に上がっている株『御蔵蒼紫』『紫の君』『御蔵桃華』も有りますが、4/11頃につぼみが見え出してきている株『御蔵姫』『ニオイ濃紫香』も有ります。 開花するかどうか分かりませんが、『御蔵春水』『夢枕』等は、まだつぼみが出ていません。
 花付きは悪そうですが、思ったより開花する株が多く、まずまずの感じです。
ニオイエビネの新芽状況(2025.4.11)
御蔵蒼紫 紫の君 御蔵桃華 御蔵姫 ニオイ濃紫香
日本ニオイエビネ会展の件。
 4/10(金)〜4/13(日)に開催予定の日本ニオイエビネ会展、我が家でのニオイエビネの開花は、近年、最も遅れていますが、予定通り開催されています。 インスタグラムでも情報発信されています。ここ をご覧下さい。
 私は、私的な都合で明日(4/13)に訪問する予定です。同時に富岳園にも寄る予定です。 日本ニオイエビネ会展では立派に咲いたニオイエビネが展示されている様ですが、富岳園では咲いているかな?
 なお、日本ニオイエビネ会展と富岳園への「展示会訪問」は、4/15(火)に掲載する予定です。

2025年4月10日(木)
気に入っている我が家倍数体コオズの新芽状況−その後−
 今年は、昨年の猛暑の影響で倍数体コオズもニオイエビネも花付きが悪く開花しないかあるいは開花しても花付きが悪い様です。 咲く花は少ないですが、大く育った株は咲きそうです。咲くかどうか気になって3月頃から気に入った株については新芽の動きをフォローしていました。
 3/31までの結果は、3/26〜3/31の日記に記載しています。この時点で6株中4株につぼみが見えていましたが、 3/31までにつぼみが見え出しそうで見え出さなかった『春の夢』に 一昨日(4/8)つぼみが見え出しました。 3/29記載の『春の夢』の新芽の状況を修正しました。 ここをご覧下さい。
 『春の夢』につぼみが見え出すのか遅れたのは、次の理由です。
 即ち、3/22〜3/28に気温が急上昇し、多くの株が一気につぼみが見え出しましたが、この時、『春の夢』はつぼみが出て来ませんでした。 その後気温が急低下し、成長にブレーキが掛かりましたが、4/5頃から平年に近い気温に戻り、やっと一昨日(4/8)つぼみが見え出しました。
 現状、新芽の状況を掲載した気に入っている我が家倍数体コオズの中で『春の心』は今だにつぼみは見えて来ず、葉芽の様ですが、 6株中、5株につぼみが出て来ました。昨年の猛暑の影響で開花する株は少ないと思っていましたが、気に入っている我が家倍数体コオズの開花は、まずまずでした。
 一部開花も始まりました。現状の開花状況は以下の通りです。
『青玉』は、今朝(4/10)撮影。開花が始まりました。『相模の嵐』と『春の聖』は昨日(4/9)撮影。『相模の嵐』は満開に成っています。
気に入った株倍数体コオズの開花状況
4倍体コオズ 3倍体コオズ
青玉
(紫苑×四紫王)
相模の嵐
(スカットクィーン×クィーンエリザベス)
春の聖
(霧紫香×ブルークィーン)
 今年は、開花しても、昨年の猛暑の影響で花付きは悪い様です。
ニオイエビネ−ニオイサラサ−の新芽生育状況。ニオイエビネは、いつ頃開花?
 我が家では、ニオイエビネの生育状況を見る基準として、『ニオイサラサ』の新芽の成長を昨年8月頃からフローしています。
 別株が既に3/24につぼみが見え出していましたが、この時点でつぼみが出てこないかも知れないと思っていた、毎年新芽の成長状況をフローしている株にも3/28つぼみが見え出しました。 開花はいつ頃になるのか?
 この成長状況をフローしている株、その後順調に花茎が伸びて来ました。 桜の開花が最も遅かった昨年、開花が始まったのは4/9ですが、下の左の写真の様に、4/9現在、まだ開花していません。過去5年間で最も遅かった2022年の4/12頃までに開花しない感じです。
 今年は近年で最も遅い開花となりそうです。2月〜4月/上旬の低温が大きく影響している様です。
4/9の開花状況
2025.4.9
過去の開花状況
2022.4.12 2023.3.31 2024.4.9
 我が家保有のニオイエビネの中で『ニオイサラサ』は開花が早く、他のニオイエビネに先駆けて開花します。 他のニオイエビネは、3/29〜4/4頃の冷え込みで、『春の夢』同様、その多くが今やっとつぼみが見え出しつつ有る状況です。 数株つぼみが見え出してきていますが、今年開花しそうもない株も多い様な気がします。
 倍数体コオズは、大株に育った株は開花しますが、全体として開花株は少ない。 ニオイエビネも同様で、昨年の猛暑の影響は大きい様です。

2025年4月6日(日)
我が家で今年開花した4倍体コオズ−その2−ブルークィーン×クィーンエリザベス
 本日は、ブルークィーン×クィーンエリザベスの交配です。
 超丸弁紫弁白舌の 『玉金剛』 『四紫王』 は、クィーンエリザベス×ブルークィーンの交配です。 このクィーンエリザベス×ブルークィーンの交配は、 『玉金剛』『四紫王』の他、 『紫苑』、 『風雲』、 『燦紫光』 等の素晴らしい花が生み出されています。 私は、ブルークィーン×クィーンエリザベスの交配の苗を所有していますが、まだ我が家ではほとんど開花していません。
 一方、父母が逆のブルークィーン×クィーンエリザベスの交配にも興味を持って九州の業者より数株入手しています。その1株が今年に開花しました。 下記の花です。
 我が家では一連の4倍体コオズ交配で右の様な赤褐色の花が咲くことも有り、期待を裏切られることも有りますが、 今回開花したブルークィーン×クィーンエリザベスの交配は、下記の様な丸紫弁白舌の花です。
 この花、それほど大きな特徴のある花では有りませんが、今後気に入った花の一つにしたいと思っています。大株に育てると素晴らしい花になるかも?  
ブルークィーン×クィーンエリザベス交配
ブルークィーン クィーンエリザス
×
-
double
角度修正花写真

2025年4月5日(土)
我が家で今年開花した4倍体コオズ−その1−風雲×王金剛
 私は、ニオイエビネ以外に、花色の良い超丸弁の花を求めて、4倍体コオズの交配苗を入手して育てています。
 2〜3年ぐらい前から開花が始まっています。 2024年4月20日の日記 に記載している様に、昨年は多くの株が新規に開花しました。 しかしながら、今年は、昨年の猛暑の影響が有り、あまり咲きません。 昨年なら開花したと思われる比較的大きな新芽も花芽が出来ておらず開花に至っていません。 大きな株はあまり猛暑の影響は受けず、3/26〜3/31の日記に記載している様につぼみが出てきていて開花する株も有りますが、 小さな株は、影響が大きかった様です。
 今年は、これからつぼみが出てきて開花する株もあるかもしれませんが、現時点で、今年新規に開花した倍数体コオズはわずか2株のみです。 風雲×玉金剛の交配とブルークィーン×クィーンエリザベスの交配です。 今日と明日とでこの2つを紹介します。本日は、風雲×玉金剛の交配です。
 本日紹介する風雲×玉金剛の交配は、 3/29の日記 に記載している様に3/17頃につぼみが出てきて、3/29頃に開花が始まりましたが、4/3頃、ほぼ満開になりました。
 この風雲×玉金剛の交配は、私が特に気に入っているニオイエビネ『 御蔵春水』の様な味の有るさくら色の淡紫色で、且つ超丸弁の花が咲くことを期待していました。
 この風雲×玉金剛の花、期待する御蔵春水に近い淡い紫色丸弁の花です。
 スカットクィーン、クィーンエリザペス、ブルークィーンベースの交配は、濃紫色の花が咲くことが多いですが、 この様な淡い明るい紫色の花が咲くのは少ない様です。 なかなか現物の花の色の写真を上手く撮れませんでしたが、右の写真は屋外で撮影しました。実物は明るい所で見ると写真より美しいさくら色ですが、見た目に近い写真です。 ほれぼれする良い花です。『相模の春』と名付けました。
風雲×玉金剛交配
風雲 玉金剛
×
-
double
角度修正花写真

2025年4月1日(火)*4/2追記 展示会情報更新
ニオイ・コオズエビネ展示会情報に変更はない様です。
 エビネの開花は遅れている様ですが、現時点で中止、延期の連絡は入っていません。今年のニオイ・コオズエビネ展示会は予定通り開催される様です。
 昨年、桜の開花は、3/29。過去10年間の中では、最も遅い開花でした。 昨年は、日本ニオイエビネ会展といずみ荘合同展が、4/12〜14に開催の予定でした。開花が間に合い、予定通り開催できるのか心配になって、 この時期、有坂さんといずみ荘に問い合わせしましたが、変更はなく予定通り開催されました。
 今年、いずみ荘展は、昨年の開催時期より一週間ほど遅らせての開催と成りましたが、日本ニオイエビネ会展は、昨年とほぼ同時期の4/11〜13の開催です。 今年の桜の開花は、3/24。 今年は、特に有坂さんに予定通り開催できるのかどうか確認はしていませんが、桜の開花時期は、昨年ほど遅く成らなかったことと、昨年同様、桜開花後気温が急上昇したことにより 予定通り開催されると思います。但し、3/29から気温が急低下、エビネの成長にブレーキがかかっていますが、4/3頃から気温は上がって来るとのこと。 この気候の変化 が展示会開催にどの程度影響するのか分かりませんが。
 現時点で変更は有りませんが、展示会情報は、上のをクリックしてご覧頂けます。
 *4/2追記
  2025年展示会情報に、コレー園芸の展示会情報(えびね開花即売)を追記しました。
近所で見かけた花。
 少し前ですが、3/27に春の陽気に誘われていつも行く和泉川宮沢遊水地の中にある遊歩道散歩しました。3/21頃から気温が上昇、一気に春の花が咲き出しました。 近くの桜、ソメイヨシノは、まだ2〜3分咲きでしたが、やや早咲きの桜、黄色がきれいなレンギョウ、ユキヤナギが見頃でした。
1.桜
 桜は、3/15にも紹介していますが、この時紹介した桜は既に散って、ソメイヨシノよりやや早咲きの桜が満開になっていました。
 和泉川川沿いには種類の異なる数種の桜が植えられています。桜は開花してから散るまで短期間ですが、長く桜の花が楽しめます。 
2.レンギョウ
 レンギョウは、中国原産の落葉低木で、春に黄色い花を咲かせる樹木。公園や庭園に広く使われている花です。  
 黄色がきれい。  
3.ユキヤナギ
 ユキヤナギは春、枝垂れた枝先の長い穂に、たくさんの花を咲かせてひときわ目を引き、花壇や公園によく植えられている花です。    
 我が家の庭にも咲いています。真っ白の花が清楚です。

2025年3月31日(月)
気に入っている我が家倍数体コオズの新芽状況−3倍体コオズその4−『春の聖』
 本日は、霧紫香とブルークィーンとの交配、3倍体コオズ『春の聖』の最近の新芽の状況を紹介します。
 『春の聖』は、霧紫香×ブルークィーンの交配で、2018年に九州のエビネ業者より瓶苗を2本購入しました。霧紫香とブルークィーンとの交配は、 2022年頃から開花が始まっています。 駄花も多いですが、2023年に2本気に入った花が咲いています。薄紫弁白舌と紫弁白舌の花です。薄紫弁白舌の花 『春の雫』 も形の良い味の有る花ですが、『春の聖』は形の良い紫弁白舌の花です。
霧紫香 ブルークィーン
  ×   .
春の聖
 最新の新芽の状況は、以下の通りです。
最近の『春の聖』新芽状況
2025.3.10
2025.3.15
2025.3.20
2025.3.25
つぼみ
2025.3.26
つぼみ
 3/25にわずかにつぼみが見え出しました。初夏の陽気に連れられて、翌日(3/26)には花茎が上がって来てつぼみはっきり見え出しました。

2025年3月30日(日)
気に入っている我が家倍数体コオズの新芽状況−3倍体コオズその3−『春の心』
 本日は、星のしずく×桃神鳳の交配、3倍体コオズ『春の心』の最近の新芽の状況を紹介します。
 『春の心』は、星のしずく×桃神鳳の交配で、2017年に九州のエビネ専門店より苗を2本購入しました。 1本は2022年、1本は2023年に開花しました。2022年開花の花 『春の雫』 も良い花ですが、『春の心』は2023年開花の花です。底白の紫弁白舌の形の良い花です。
星のしずく   桃神鳳
  ×  
春の心
 最新の新芽の状況は、以下の通りです。
最近の『春の心』新芽状況
2025.3.10
2025.3.15
2025.3.20
2025.3.25
2025.3.29
 3/29の時点でまだつぼみは見え出していません。新芽は伸びてきていますが、葉芽の様です。残念ながら今年は開花しそうに有りません。

2025年3月29日(土)
気に入っている我が家倍数体コオズの新芽状況−3倍体コオズその2−『春の夢』
 本日は、夢紫宝とブルークィーンとの交配、3倍体コオズ『春の夢』の最近の新芽の状況を紹介します。
 『春の夢』は、夢紫宝×ブルークィーンの交配で、2018年に九州のエビネ業者より苗を購入しました。 2022年に開花しました。紫弁白舌の比較的形の良い花です。
夢紫宝 ブルークィーン
  × 
春の夢
 最新の新芽の状況は、以下の通りです。
最近の『春の夢』新芽状況
2025.3.10
2025.3.15
2025.3.20
2025.3.25
2025.4.8
つぼみ
 3/28の時点でまだつぼみは見え出していませんが、新芽は伸びてきています。 おそらくもうじきつぼみが見えて来ると思います。花茎が上がって来たら3/28の写真をつぼみが出てきた写真に入れ替える予定です。
 *3/29付記
  3/28に記載の『春の誉』につぼみが見え出しました。 ここ をご覧下さい。
 *4/10追記
  4/8につぼみが見え出しました。
我が家での今年初の開花。4倍体コオズ交配、風雲×玉金剛交配が開花しました。
 我が家での今年初の開花です。
 3/20の日記 に記載していますが、我が家で3/17頃、4倍体コオズ交配、風雲×玉金剛の交配に今年初めてつぼみが見え出しました。 この交配が昨日(3/28)開花が始まりました。つぼみが出始めた頃は、つぼみは少ない様に思いましたが、多くのつぼみ(9輪)が上がって来ました。意外でした
 1/25の日記 に記載している様に、この風雲×玉金剛の交配は、私が特に気に入っているニオイエビネ『 御蔵春水』の様な味の有る淡紫色で、且つ超丸弁の花が咲くことを期待できると考えていました。
 結果は、まだ一輪しか開花していませんので、咲き進んでいくと多少色は変わって来るかもしれないと思いますが、 淡紫色で、且つ、丸弁の期待の花に近い花が咲きました。
 もう少しピンクらしく成れば、御蔵春水に近い花色になると思いますが、やや期待外れ? しかしながら、良い花です。
昨年8月よりニオイエビネの新芽の成長をフォローしてきた『ニオイサラサ』につぼみが出て来ました。
  3/24の日記 に、「今年、ニオイエビネの新芽の成長の推移は、毎年基準にしているニオイサラサ株の新芽の成長の推移を昨年の8月よりフォローしてきましたが、 この株、大きな株ですが、昨年の猛暑の影響で花芽が形成されず開花しない可能性が高い」と記載しています。
 ところが、昨日(3/28)この株を見てみると、何とつぼみが出ているではないですか。びっくりしました。
 今年は、昨年の猛暑の影響でニオイエビネ、4倍体コオズ等は、咲かないか咲いても花付きが悪い様です。 この株も昨年に比べて新芽が細く、咲かない可能性が高い様に思っていましたが、花芽が出てきて安心しました。
 昨年の猛暑の影響で多くのニオイエビネが開花しないのではないかと思っていました。 この株、開花しても花付きが悪いと思いますが、ニオイエビネ全般、ほとんどの株が開花しないことになる最悪の状態は避けられそうです。 まずは一安心です。
 下にこれまでフォローしてきた形での最近のニオイサラサ新芽の動きを掲載しておきます。
最新のニオイサラサ新芽の動き
3/10 3/15 2/20 3/24 3/28
つぼみ

2025年3月28日(金)
気に入っている我が家倍数体コオズの新芽状況−3倍体コオズその1−『春の誉』
 本日は、ニオイ交配(霧紫香×天紫梅)とブルークィーンとの交配、3倍体コオズ『春の誉』の最近の新芽の状況を紹介します。
 『春の誉』は、ニオイ交配×ブルークィーンの交配で、2018年に九州のエビネ業者より瓶苗を購入しました。 2021年頃から開花が始まりました。駄花も有りますが、見応えのある花も咲きます。これらの中の一つです。紫弁白舌の形の良い花です。
ニオイ交配 ブルークィーン
  × 
春の誉
 最新の新芽の状況は、以下の通りです。
最近の『春の誉』新芽状況
2025.3.10
2025.3.15
2025.3.20
2025.3.25
2025.3.29
つぼみ
 3/27の時点でまだつぼみは見え出していませんが、新芽は膨らんできています。 もうじきつぼみが見えてきそうです。花茎が上がってきたら、3/27の写真をつぼみが出てきた写真に入れ替える予定です。
 *3/26付記
  3/26に記載の『青玉』につぼみが見え出しました。 ここ をご覧下さい。
 *3/29追記
  3/29につぼみが見え出しました。
我が家のボケ『日月星』が満開。
 我が家のボケ『日月星』は、今年3/1頃に咲き出しました。現在満開に成っています。
 このボケの花は、我が家の庭に20年ぐらい前に植えて大株に育っています。毎年華やかに咲きます。 今年もきれいに咲き、メジロ、ムクドリ等が飛んできてにぎやかです。
 左の写真は大株の一部の写真です。 全体の写真は、写真をクリックすると見られます。 うまく写せませんでしたが、ご覧下さい。
 下の写真は、部分的に撮影した写真です。白/赤に咲き分けています。
部分的に撮影したボケ『日月星』の写真

2025年3月27日(木)
気に入っている我が家倍数体コオズの新芽状況−4倍体コオズその2−『相模の嵐』
 本日は、スカットクィーンとクィーンエリザベスとの交配、4倍体コオズ『相模の嵐』の最近の新芽の状況を紹介します。
 『相模の嵐』は、スカットクィーン×クィーンエリザベスの交配で、2020年に九州のエビネ専門店で苗を3本購入しました。 2024年にその中の2本が開花しましたが、その一つです。丸弁紫弁白舌の形の良い花です。気に入っています。
スカットクィーン クィーンエリザベス
 × 
相模の嵐
 最新の新芽の状況は、以下の通りです。
最近の『相模の嵐』新芽状況
2025.3.10
2025.3.15
2025.3.20
2025.3.25
2025.3.26
(つぼみ)
 3/25には新芽も伸び、少し葉が開き始めました。上からのぞくとつぼみが見えました。 3/25日は、横浜の最高気温が23.9℃まで上がり、翌日(3/26)には花茎が上がって来てつぼみが見え出しました。

2025年3月26日(水)
気に入っている我が家倍数体コオズの新芽状況−4倍体コオズその1−『青玉』
 我が家では、ニオイエビネと共にニオイエビネであまり見られない丸弁の花が咲くスカットクィーン、クィーンエリザペス、ブルークィーン等4倍体コオズの交配にも興味を持って育てています。
 4倍体コオズ交配としては、4倍体コオズ同士の交配とニオイエビネ、コオズエビネと4倍体コオズとの交配です。 我が家では、無菌培養する設備もない為に、九州、四国の業者や愛好家より苗を入手して楽しんでいます。 数年前から多くが咲き始めています。咲く花は、駄花も多いですが、下記の様な私が気に入った花が咲いています。
 気に入った花は、
 1.4倍体コオズとなる4倍体コオズ同士の交配
   2023年10月27日の日記  2023年10月28日の日記  2024年10月20日の日記
 2.3倍体コオズとなるニオイエビネ、コオズエビネと4倍体コオズとの交配
   2023年10月29日の日記  2024年10月25日の日記
 等に記載しています。
 今年は、昨年の猛暑の影響で倍数体コオズもニオイエビネも花付きが悪く開花しないかあるいは開花しても花付きが悪い様です。 咲く花は少ないですが、大く育った株は咲きそうです。咲くかどうか気になって3月頃から気に入った株については新芽の動きをフォローしています。
 今年開花しそうで私が気に入っている我が家オリジナル4倍体コオズと3倍体コオズの最近の新芽の状況を本日より6回に分けて紹介します。 本日紹介するのは紫苑と四紫王との交配、4倍体コオズ『青玉』です。
 『青玉』は、紫苑×四紫王の交配で、2020年に四国のKさんより瓶苗で入手しました。 一昨年(2023年)一株、昨年(2024年)一株開花しましたが、その中の一つです。超丸弁ブルー弁白舌の花です。
紫苑   四紫王
  ×  
青玉
 『青玉』の昨年から今年2/25まで新芽の状況は、 今年2/25の日記 に記載していますが、最新の新芽の状況は、以下の通りです。
最近の『青玉』新芽状況
2025.3.10
2025.3.15
2025.3.20
2025.3.25
2025.3.28
(つぼみ)
 1月〜2月は寒波襲来でほとんど新芽の動きはなく、3月に入っても気温が低く新芽の動きは遅々としいてましたが、 3/21頃から気温が急上昇し、本格的に芽が動き出しました。
 3/25の時点でまだつぼみは見え出していませんが、新芽は大きくなり、膨らんできています。 もうじきつぼみが見えてきそうです。花茎が上がってきた時点で上のブランクにその写真を追記する予定です。
 *3/28追記
  3/28につぼみが見え出しました。

2025年3月24日(月)
本日(3/24)東京で桜が開花しました。
 気象庁は、昨日(3/23)高知と熊本に桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表しましたが、 それに続いて、本日(3/24)東京でも桜が開花したと発表しました。 今年も含めた過去10年間の東京の桜開花日は、右の通りです。
 なお、過去10年平均開花日は、3/20。平年開花日は、3/24。今年は平年開花日の開花です。
過去10年の桜開花日

3/21頃から気温が上昇、エピネの生育が加速されてきています。
 3/21頃から気温が上昇、一気に春〜初夏の気候になりました。2〜3月の低温でほとんど動きの無かったエビネの生育に大きな動きが出ています。
 3/20の日記に我が家で今年初めて4倍体コオズにつぼみが見え出したと記載しています。気温の上昇で花茎が上がってきました。 今年は、昨年の猛暑の影響で4倍体コオズもニオイエビネも花付きが悪く開花しないかあるいは開花しても花付きが悪い様ですが、この株はつぼみの数は少ないですが、開花に至りました。 今年初開花です。どの様な花が咲くのか楽しみです。
 この4倍体コオズは、私が特に気に入っているニオイエビネ『 御蔵春水』の様な味の有る淡紫色で、 且つ、超丸弁の花が咲くことが期待できる風雲×玉金剛の交配です。
 一方、ニオイエビネはどうかというと、昨年から新芽の生育状態をフォローしているニオイエビネ(ニオイサラサ)は、新芽が急に大きく成ってきています。 昨年つぼみが見え出したのは3/26ですが、今年は、この株、まだつぼみは出てくる様子は有りません。 最近の生育状態は以下の通りです。
最新のニオイサラサ新芽の動き
3/10 3/15 2/20 3/24
 なお、今年、ニオイエビネの新芽の成長の推移は、上のニオイサラサ株の新芽の成長の推移を昨年の8月よりフォローしてきましたが、 この株、大きな株ですが、昨年の猛暑の影響で花芽が形成されず開花しない可能性が高い様です。
 ニオイエビネ『ニオイサラサ』の株は数株有り、この中の一つに本日(3/24)つぼみが見え出しました。 昨日(3/23)はつぼみが見え出すのはまだまだの感じでしたが、気温の急上昇でつぼみが一気に出てきました。  
我が家の庭で新たに咲き出した椿の花。
 3/21頃から気温が上昇し、我が家の庭の花、やきやなぎ、ボケ、椿等の花が一気に咲き進み、本格的な春が感じられる様に成りました。
 2/20の日記 に我が家で藪椿(やぶつばき)や紅侘助が咲き出したと記載していますが、気温の上昇と共に他の庭植えの椿が一気に咲き出しました。 右の椿の花です。名称は全て不明ですが何れも特徴のある椿の花です。

2025年3月20日(木)
最新の桜開花予想。それから推定されるニオイエビネの開花時期。
 3/20朝時点の最新民間4事業者の桜開花予想(東京)は、下の様になっています。
2024年桜開花予想日
発表日 桜開花予想日
日本気象株式会社 3/13 3/26頃
日本気象協会 3/19 3/24頃
ウェザーニュース 3/19 3/24頃
ウェザーマップ 3/17 3/22頃
過去10年の桜開花日
*過去10年平均開花日は、3/19です。
*平年開花日(過去30年平均)は、3/24です。
 3/10の日記 に記載していますが、3/10時点での東京の桜の開花予想は、3/21〜3/23頃でした。 しかしながら、3/20朝時点での東京の桜の開花予想は、3/22〜3/26頃と成っています。
 右に東京の3月の平均気温を掲載しています。昨年は、右の気温のグラフの青線() の様に3/17頃気温が急上昇して開花しそうに成りましたが、3/18から10日ほど低温が続き、結果として過去10年間の中では、最も遅い3/29の開花となりました。
 今年、赤線()も昨年に近い気温の変化に成っています。即ち、3/13頃に気温が急上昇し、開花が早まると予想されましたが、 3/15頃から再度寒波が入ってきて、予想以上に気温が下がり、桜の開花予想が下方修正された様です。
 3/10の日記 では、我が家でのニオイエビネの開花日は、過去7年間で最も遅い4/13〜4/16となりそうと記載していますが、 更に遅れそうです。
我が家で今年初めてつぼみが見え出しました。
 我が家で3/17頃から、4倍体コオズ交配、風雲×玉金剛の交配に今年初めてつぼみが見え出しました。
 我が家では、ニオイエビネに比べて4倍体コオズ交配は早くつぼみが見え出しますが、 昨年我が家で初めてつぼみが見え出したのは4倍体コオズ交配、玉金剛×クィーンエリザベスの交配で、3/7頃でした。
 昨年の4倍体コオズ交配の開花は、3/7頃。今年は、3/17頃。 昨年は、3月の気温が低く、桜の開花は大幅に遅れ、ニオイエビネの開花も遅れましたが、 ニオイエビネより開花が早い4倍体コオズは、3月の気温は低かったものの、2月の気温が高かった為に早く開花しました。
風雲×玉金剛
 今年は、1月、2月の寒波襲来で昨年と異なり2月も寒い日が続きました。更に3/15からも冷え込み、桜の開花が予想より更に遅れ気味ですが、エビネの開花も遅れそうです。 やっと我が家でつぼみが見え出しました。
 今年1/25の日記 に記載してますが、今年初めてつぼみが見え出した風雲×玉金剛の交配は、 今春開花期待の4倍体コオズ交配の一つです。 風雲の交配では、さくら色の超丸弁の花が咲きそうで、私が特に気に入っているニオイエビネ『御蔵春水』の様な味の有る淡紫色で、且つ超丸弁の花が咲くことを期待しています。 期待通りの花が咲くかな?
尾張五色椿が咲き進んでいます。
 3/10の日記 で、3/7に尾張五色椿が咲き始めましたと記載しています。
 その後、咲き進んでいます。昨日の時点で5輪ほど咲いていますが、 白、ピンク、白/ピンクの咲き分けの花が咲いています。

2025年3月15日(土)
ニオイ・コオズエビネ展示会情報を掲載しました。
 3/12に園芸ジャパン4月号が発売になりました。 園芸ジャパンに掲載されている園芸イベント情報をベースに現時点で把握できている展示会情報を掲載しました。 ここをクリックしてご覧下さい。
 なお、今年、園芸ジャパンには、日本ニオイエビネ会展のイベント情報は掲載されていませんでした。掲載されていなかった展示会は、主催者に確認しています。
 展示会情報は、上のをクリックしても見られます。
 変更が有れば随時このホームページの展示会情報
を更新してゆきますので、ご確認下さい。

近所で見かけた花。
 久しぶりの近所で見かけた花の掲載です。健康の為に冬場も散歩は怠りませんでした。最近寒波の影響も遠のき、春らしさを感じます。 3/11の散歩で見かけた、満開になった早咲き桜、真っ赤に色づいたボケ、黄色が鮮やかなアカシアです。 和泉川宮沢遊水地の中あるいは近くの散歩道で見かけた花です。
1.早咲き桜
 和泉川宮沢遊水地の散歩道に早咲きの桜が植えられています。品名は不明ですが、河津桜ではない早咲きの桜です。
 近くのソメイヨシノは少しつほみが膨らみつつあり段階ですが、この早咲き桜は、2月末頃からちらほら咲き始め、3/11現在満開です。メジロが飛んできていました。
2.ボケ
 真っ赤なボケ。これも和泉川宮沢遊水地の散歩道の傍に植えられています。
 我が家のボケ『日月星』は、まだ咲き始めたばかりですが、和泉川宮沢遊水地の散歩道のボケは1月頃からちらほら咲き始め3/11現在ほぼ満開です。  
3.アカシア
 我が家の住宅地の庭に植えられている黄色の花を付けている木です。 あまり見ない花ですので、Googleの画像検索で調べるとアカシアの様です。  
 春に黄色の花を密に咲かせるとのことです。3/11の時点で黄色が鮮やかな花が咲き始めたばかりです。

2025年3月10日(月)
今年の桜開花予想。それから推定されるニオイエビネの開花時期。
 最新の民間4事業者の桜開花予想(東京)は、下の様になっています。 3/21〜3/23頃と予想しています。
2024年桜開花予想日
発表日 桜開花予想日
日本気象株式会社 3/6 3/23頃
日本気象協会 3/9 3/22頃
ウェザーニュース 3/5 3/21頃
ウェザーマップ 3/6 3/21頃
過去10年の桜開花日
*過去10年平均開花日は、3/19です。
*平年開花日(過去30年平均)は、3/24です。
 民間4事業者の桜開花予想から推定される今年の我が家でのニオイエビネの開花はいつ頃に成りそうなのでしょうか?
 過去7年間の東京の桜開花日と我が家でのニオイエビネ(ニオイサラサ)開花日は左下の表の様に成ります。 右下の図は、桜開花日とニオイエビネ開花日の関係をグラフ化しています。 図からよく分かりますが、2024年を除いて、桜開花日とニオイエビネ開花日は連動しています。
 2024年の異常は、本来3/18〜20頃には開花しそうに成っていたが、たまたま、3/20〜3/28の間、低温が続いた為につぼみが開かず、 29日に気温が急上昇、一気につぼみが開いたことと桜の開花後気温が急上昇しニオイエビネの開花が促進されたことが 原因として有る様です。桜開花前後の平均気温推移は、 ここ をご覧下さい。2022年と2024年の平均気温推移を併記しています。
過去7年間の桜/エビネ開花日 桜開花日/ニオイエビネ開花日の関係
 現時点で民間4事業者の桜開花予想で、桜の開花日は、3/21〜3/23頃。 この通りになれば、我が家でのニオイエビネの開花日は、過去7年間で最も遅い4/13〜4/16となりそう。
昨年入手の期待株、桃色合いの梅弁花『21さくら』 が3芽に!
 昨年10/5の日記 に右の写真の桃色合いの梅弁花『21さくら』をヤフオクで入手したことを記載しています。
 入手した株は、小さな新芽のある小さな苗ですが、昨日、新芽の状態を見てみると、入手した時より大きく成っていると共に 何と新しい新芽が2個出ているのを見付けました。うれしくてこの話題を本日追加しました。
 右の写真は、入手時の株の新芽の状態と最新の新芽の状態です。 寒波襲来で1月〜2月の気温が低く大苗の新芽はほとんど動きは有りません。しかしながら、小苗は少しづつでは有りますが、動いている感じが有りました。 横浜の最高気温が2/26〜3/2に15℃を超える気温に上がった折に、入手時の新芽は急に大きくなり、新たに芽が出てきた様です。
入手時の新芽 最新の新芽
 これまで小苗で多くの新芽が出てくるのを見るのは初めてです。良いのか悪いのか分かりませんが、この小苗、力強い感じがします。 3〜4年ぐらいで開花するかも知れません。
尾張五色椿が咲き始めました。
 3/7に尾張五色椿が咲き始めました。
 今年2/20の日記 に我が家での椿の開花について記載していますが、この時期まだ開花していませんでした。 昨年は、2/15頃に開花。今年は3/7。昨年に比べて20日ぐらい遅い開花です。
 二色に咲き分けた花から開花が始まっていますが、赤花のつぼみも膨らんできています。 

2025年3月5日(水)
やっとニオイエビネ−ニオイサラサ−の新芽が動き始めましたが!
 今年の2月は、2/2〜2/11頃の長い強烈寒波、更に2/18頃から再度一週間程度の強烈寒波が襲来して気温が低く成りましたが、 2/26ぐらいから最高気温が15℃を超える春〜初夏の様な気候に成りました。 しかしながら、3/3頃から一転、再度寒気が入って来て、横浜でも昨日の夕方から一時的に雪が降りました。 横浜の平均気温が、3/2は14.6℃、3/3は7.0℃と寒暖差の大きい気候に成っていますが、この気候しばらく続く様です。
 ニオイサラサの最近の新芽の動きは、下記の通りです。3/1頃から急に新芽が動き始めました。 しかしながら、また気温が後戻り。新芽の動きも止まりそう。エビネも戸惑っているのでは!
2025年ニオイサラサの新芽の動き
2/14 2/20 2/26 3/1 3/4
 下に昨年のニオイエビネ『ニオイサラサ』新芽の2/14以降の動きを記載しています。
 今年、2月の気温が上がらず、2/26の時点で新芽の動きは有りませんでしたが、昨年は、この時点で例年並みに新芽は動き出していました。 しかしながら、例年、ニオイエビネ『ニオイサラサ』につぼみが見え出すのは、3/15〜20ですが、昨年は3月の気温が低く、桜の開花は、過去10年間の中では、最も遅い開花となり、 エビネのつぼみが見え出したのも極端に遅く3/26と成りました。今年つぼみが見え出すのはいつ頃に成りそうなのか?  3/3頃から気温が下がっています。昨年より更に遅くなるのか?
 昨年の猛暑で今年の新芽は細目。更に新芽の動きも遅々としています。 昨年の猛暑で花芽が形成されず、花が咲かない可能性も有りますが、ニオイエビネ『ニオイサラサ』は、我が家での2017年の初開花より過去8年間、毎年開花していますので、 今春も咲くと思いますが。
 気象庁の最新の3ヶ月予想 では、3月の気温は、平年並みか高いとのことです。つぼみが出てくるとすれば、つぼみが見え出すのは、昨年ほど遅くならないのではないかと思います。 例年の中でも遅い3/20頃あるいはこれよりもやや遅れるのではないかと思います。開花も遅れそうです。
余剰株分譲の件(ご連絡)
 昨年11/5の日記 に、「ニオイエビネの中に余剰株も出てきて、ほぼ開花すると思われる大株の分譲を、来年3月初旬に、実施する予定です。」 と事前連絡しています。
 分譲する株は、ニオイサラサ、御蔵姫、紫の君の3種を予定していましたが、事前連絡の直後、ある方から連絡が有り、御蔵姫をお譲りしました。 春にニオイサラサと紫の君を分譲することを予定していましたが、今回この分譲を見送ることにしました。理由は以下の通りです。
 分譲株は、古木付き新木で秋には来春ほぼ開花すると考えていました。 しかしながら、ニオイエビネ全体が、昨年の猛暑の影響で新芽の生育が良く有りません。
 8月から新芽の状態をフォローしてきたニオイエビネ『ニオイサラサ』も、昨年と比較すると細く、場合により開花しないかもしれません。 今春確実に開花する株を分譲し、今春花を楽しんでもらうことを考えていたのですが、現状を見ると今春開花しないかも知れません。 この為、今回分譲を見送ることにしました。ご了解下さい。

2025年3月1日(土)
我が家でボケ『日月星』が咲き始めました。
 我が家の庭のボケが2/26に咲き始めました。ボケの品種は、日月星です。毎年開花は赤花から始まりますが、右の画像の様にきれいに咲き分けます。 ボケの咲分け品種によっては、咲き進むと白が黄ばんできますが、日月星は、咲き進んでも変色することは有りません。
 今年の開花の推移は以下の通りです。
今年の我が家のボケ開花推移
2023年ボケ開花
2024年ボケ開花
 一昨年(2023年)我が家のボケ『日月星』が咲き始めたのは、2/28頃。 昨年(2024年)咲き始めたのは、2/18頃。今年開花したのは2/26頃です。
 我が家でのボケの開花は例年2/15〜2/20頃で、昨年(2024年)の開花は2/18頃で、例年並みの開花でした。 一昨年(2023年)は、1月末頃から強烈寒波が襲来、2月に入っても寒い日が続き、ポケの開花も例年より大幅に遅れましたが、 今年も、一昨年(2023年)ほどでは有りませんが、2/2〜2/11頃の長い強烈寒波、更に2/18頃からの再寒波襲来で2月に入ってからの気温が上がらず、例年より遅れています。
 2023-2025年1-2月の横浜の平均気温変化は以下の通りです。ボケの開花時期は、1月/下旬〜2月/上旬の気温の推移と連動している様です。
2023-2025年1-2月の横浜の平均気温変化
 昨年ボケの開花は比較的早かったにもかかわらず、桜の開花が大幅に遅れました。3月の気温が低かった為です。 3月の気温により、桜開花日、ニオイエビネ開花日が大きく変動します。
 2024年2月23日の日記 にも記載している様にボケの開花日からニオイエビネの開花日を予想することは難しそうです。
グロリオサの球根を購入しました。
 先日(2/27)、近くのホームセンターに行った時、春植え球根が売りに出されていました。 26日から気温も急上昇、春らしくなり店頭販売が開始された様です。
 売りに出されていた春植えの球根は、ダリア、カラー、グラジオラス、グロリオサ等。 我が家では、あまり春植え球根を購入、植え付けることは有りません。 しかしながら、この中でグロリオサの花は好きで、時々、購入、鉢植えで咲かせることが有ります。 グロリオサの花は、赤、ピンク、イエロー等が有りますが、最も好きな花は、右の様な赤の花です。たまたま最も好きな赤の花を売っていたので3球購入しました。 もう少し暖かく成ったら鉢に植え付ける予定です。

2025年2月25日(火)
4倍体コオズ『青玉』の新芽が大きくなっています。
 今年3回目の寒波が、2/19頃から続いています。日本海側では大雪と成っていますが、気象発表の横浜の最低気温は0.5℃、 我が家のエビネ栽培場所の気温は、今回も−2℃に収まりエビネの被害は有りませんでした。長く続いた今回の寒波も本日ぐらいで終わり、 明日から横浜の最高気温は15℃を超える様になるとの予想です。やっと春らしく成りそうです。
 さて、我が家では、ニオイエビネを中心として栽培していますが、ニオイエビネには無い丸弁の花が咲く4倍体コオズ交配も栽培しています。 そのほとんどは、九州、四国等のエビネ業者や愛好家から苗を入手して育てています。
 我が家での4倍体コオズ交配の開花品は、2024年4月20日の日記 等に記載していますが、 2〜3年前頃からその多くが開花しています。
 しかしながら、昨年の猛暑の影響で、今春、ニオイエビネのみならず、4倍体コオズ交配のその多くが、新芽は小さく開花しそうも無いか、開花しても花付きが悪そうです。  
 今までに開花した4倍体コオズ交配の中で、特に、私が気に入っている4倍体コオズ交配は、『青玉』(紫苑×四紫王交配)、 『聖玉』(スカットクィーン×ブルークィーン交配)です。  
 私が気に入っている4倍体コオズ交配の中で『聖玉』は新芽の成長が悪く、今春開花しそうも有りません。しかしながら、『青玉』は大きな芽に育っています。 今春、この株は、開花し、大株に育った花が見られそうです。
4倍体コオズ
青玉 聖玉
 『青玉』の昨年8月頃からの新芽の状況は、下記の通りです。
2024.8.7 2024.9.7 2024.10.7 2024.11.7
2025.2.25
 今年、1/9頃から1度、2/2頃からと2/19頃からの2度、3回の寒波到来。2月/中旬やや暖かい日が有り、 エビネの新芽か動き出す気配は有りましたが、1〜2月の間は、ほとんど動きが有りませんでした。 近所の白梅も満開に成っていますが、明日ぐらいから待ち望んだエビネの新芽もやっと動き出しそうです。

2025年2月20日(木)
我が家で既に2/10頃に椿の開花が始まっています。昨年より10日ぐらい遅い開花です。
 我が家には、数種の椿の木が有ります。庭に地植えした大株に育った『藪椿(やぶつばき)』、鉢植えの『紅侘助』『尾張五色椿』等です。
 今年は、1/9〜10頃と2/2〜2/10頃の2度にわたる寒波襲来。2/中旬頃に春を感じる日も有りましたが、昨日(2/19)頃から3度目の寒波が襲来しています。 我が家の椿の開花も遅れ気味ですが、2/中旬の春を感じる気候で、2/10頃にやっと開花が始まりました。
 下に開花写真と開花日を掲載しています。 昨年、『藪椿(やぶつばき)』の開花がいつ頃始まったのか分かりませんが、今年、2/11頃には開花が始まっています。 『紅侘助』は、昨年2/2頃には開花していましたが、今年、2/10頃開花。昨年とほぼ同じレベルにまで開花が進んだのは、2/12頃です。 10日ぐらい開花が遅れている様です。 『尾張五色椿』は、昨年2/15頃が始まりましたが、今年は、2/20の時点でまだつぼみのままで開花していません。 3度目の寒波襲来で10日以上開花が遅れそうです.
我が家の各種開花椿
藪椿(やぶつばき) 紅侘助 尾張五色椿
 我が家に有る椿の中で最も気に入っているのは、赤、白、ピンクに咲き分ける『尾張五色椿』です。 昨年2/4にネットで購入、2/15頃から開花が始まりました。
 我が家では、同じ様にボケ『日月星』が庭に植えて有って、毎年きれいに咲き分けて咲いています。 昨年入手した『尾張五色椿』も同様、きれいに咲き分けます
尾張五色椿
ボケ(日月星)
 この『尾張五色椿』は、昨年つぼみが5輪、今年15輪に増えています。まだ咲いていませんが、 昨年以上に花が楽しめます。期待しています。

2025年2月15日(土)
ニオイエビネ−ニオイサラサ−新芽の成長推移。
 我が家では、ニオイエビネの生育状況を見る基準として、『ニオイサラサ』の新芽の成長を2024年開花株同様、2025年開花予想株も8月頃からフローしています。
 昨年11月〜今年2月の成長の推移は、下の様になっています。
 2024年開花株は、昨年11月〜今年2月の間、ほとんど芽の動きは有りませんでしたが、 今春(2025年)開花予想株は、昨年の猛暑で成長が遅れ、12月/中旬までまだ成長していました。 しかしながら、昨年12月/中旬〜今年2月/中旬の間は、昨年同様、ほとんど新芽の動きは有りません。
ニオイサラサの新芽の状況
11/14 12/14 1/14 2/14
2024年開花株
(2023年−2024年)
2025年開花予想株
(2024年−2025年)
 昨年、このニオイエビネ『ニオイサラサ』につぼみが見え出したのは3/26。 昨年は、3月の気温が低く桜の開花も遅れ、過去10年間の中では、最も遅い開花と成りましたが、エビネもつぼみが見え出すのも大幅に遅れました。 例年ニオイエビネ『ニオイサラサ』につぼみが見え出すのは、3/15〜20ですが、5〜10日ぐらい成長が遅れました。
昨年のニオイサラサ新芽の2/14以降の動き
 今年、ニオイエビネ『ニオイサラサ』のつぼみが見え出すのはいつ頃?
 2025年2月5日の日記 に記載している様に、今年の梅の開花は、2/1頃。過去6年の中で平均的な開花と成りました。 この時点で、ニオイエビネ『ニオイサラサ』のつぼみが見え出すのは、例年並みの3/15〜20頃と考えられました。 しかしながら、2/2〜2/11頃の長い強烈寒波、更に2/18頃から再度一週間程度の強烈寒波が襲来するとのこと。 この影響で遅れそうです。

2025年2月10日(月)
2/4頃から関東にも寒波「10年に1度の低温」が襲来はどうだったのでしょうか?
 2/1の日記に、気象庁は1/27に−沖縄・奄美・九州南部・九州北部では2/3頃から、 中国・四国〜関東甲信では2/4頃から「10年に1度の低温」になる可能性がある「低温に関する早期天候情報」を発表−と記載しています。
 我が家の対応と今回の寒波の影響は以下の通りです。
(対応)
 2023年の1月末に「10年に一度と言われる強烈寒波」が襲来した折、我が家のエビネ栽培場所の気温は、−4℃に収まりエビネの被害は有りませんでした。 今回の寒波でもエビネに被害が出ることはないことも考えられ、事前の天気予報で我が家のエビネ栽培場所の気温が、−5℃を超える気温になる可能性が有れば 2023年実施と同様の防寒対策 することにしました。
 そこで、2/3時点で、横浜の最低気温予想と我が家の居住地近辺の最低気温予想をネット検索(yahoo)すると以下の通りでした。 横浜の気温観測地点は、横浜市中区の港の見える丘公園近くの横浜地方気象台ですが、ここでの最低気温は、マイナスにはならない予想でした。 ここより北に有る我が家の居住地近辺の最低気温は−3℃と予想されていました。
横浜の最低気温予想と我が家の居住地近辺の最低気温予想(2/3)
 我が家の居住地近辺の最低気温、2/5は−1℃と予想されていましたが、この日朝の我が家のエビネ栽培場所の気温は、−2℃。 この日、貯水の表面に今冬初めて氷が張っていました。我が家のエビネ栽培場所の気温は、我が家の居住地近辺の最低気温の予想よりやや低くなります。 今回の寒波で我が家のエビネ栽培場所の気温は、−5℃を下回ることはないと思います。 しかしながら、予報より気温が下がることも考えられた為に、2/5に、万全を期してエビネの上に不織布を覆って防寒対策を実施しました。
(結果)
 今回の寒波では、我が家のエビネ栽培場所の気温は、本日(2/10)を含め、−2℃までしか下がりませんでした。 日本海側では大雪に成りましたが、我が家近辺では、極端に気温は下がらず、エビネの被害は有りませんでした。
 まだ朝晩は0℃近くまで冷え込む様ですが、少しづつ寒さも和らぎ、2/12頃から日中15℃近くまで気温が上がる日も有るとの予想です。 エビネの新芽も動きが出てきそうです。

2025年2月5日(水)
近所の梅が2/1頃に開花しました。今年のエビネは、比較的早い開花となるかもしれません。
 過去6年間の我が家近くの梅の開花は以下の通りです。
過去6年間の梅開花日
2019.2.15 2020.2.4 2021.2.2 2022.2.17 2023.2.1 2024.1.19
 過去の梅の開花時期と我が家のニオイエビネ(ニオイサラサ)の開花時期は、右の表の様になります。 3月の気温が高いとエビネの開花は早まる傾向は有りますが、昨年(2024年)を除いて、梅の開花時期とエビネの開花時期は、ほぼ連動しています。なお、昨年は、梅の開花が早かったものの、3月の気温が低かったことが影響している様です。
 今年のエビネの開花は、どうなるのでしょうか?
過去6年間の梅/エビネ開花日
 今年の梅の開花の推移は以下の通りです。
今年の梅の開花
2025.1.20 2025.1.25 2025.1.30 2025.2.1
(開花)
2025.2.5
 今年の梅の開花は、2/1。過去5年の中で平均的な開花日と成りました。 今年は、猛暑の後、11月/中旬〜12月は、比較的低い気温の日が続き、近所の河津桜は、過去6年の中で遅い開花で、 梅の開花も遅くなると予想していましたが、1/中旬以降比較的暖かい日が続き、少し加速されて、過去6年の中で平均的な開花と成った様です。
 気象庁1/21発表の 2025年2〜4月の3ヶ月予想では、3月の横浜の平均気温は、 高いと予想されています。3月の気温が2021年、2023年の様に極端に高くなると別ですが、 2020年程度の平年より高いレベルの気温で有れば、今年のエビネは、4月早々の比較的早い開花となるかもしれません。

2025年2月1日(土)
近所の河津桜が満開。しかしながら、2/4頃から関東にも寒波「10年に1度の低温」が襲来しそう。
 伊豆河津町で毎年開催される「河津桜まつり 」は、2月1日(土)〜28日(金)に開催される予定です。 伊豆河津町では、例年1月下旬頃からポツポツと咲き始め、2月中旬に開花のピークを迎える様です。 一方、我が家近くの河津桜は、伊豆河津町の河津桜より毎年約一か月早く開花が始まります。 我が家は、横浜でもやや北の方に有りますが、横浜の1月は、伊豆より晴れの日が多く、やや暖かいことが要因として有る様に思います。
 今年の我が家近くの河津桜の開花の推移は以下の通りです。1/8頃開花が始まり、1/30頃にはほぼ満開に成りました。 
我が家近くの河津桜の開花推移

つぼみ膨らむ

1分咲き

2〜3分咲き

5分咲き

7-8分咲き

ほぼ満開
 我が家近くの河津桜は、今満開に成っていますが、1/9〜1/10頃、北日本、西日本で強烈寒波が襲来、秋田等では大雪と成りました。 また、西日本で−5℃以上に冷え込み、 エビネの一部に寒害の被害 が有ったことがエビネ関係のブログに、記載されています。 横浜は、この1/9〜1/10頃の強烈寒波の時はあまり冷え込むことはなく、何の問題も有りませんでした。 しかしながら、気象庁は1/27に「低温に関する早期天候情報」を発表しました。 沖縄・奄美・九州南部・九州北部では2/3頃から、中国・四国〜関東甲信では2/4頃から「10年に1度の低温」になる可能性があるということです。 私は、今年、横浜では、今冬あまり冷え込むことはなく、エビネの防寒対策は必要ないと思っていましたが、 2/4頃からの「10年に1度の低温」に備えて、2023年実施と同様の防寒対策 をする必要があるかも?  

2025年1月25日(土)
今春開花期待の4倍体コオズ交配。
 右のGIF画像「近所の河津桜開花推移」を更新しています。
1/8(1分咲き)→1/13(2〜3分咲き)→1/18(5分咲き)→1/23(7〜8分咲き)と着実に開花が進んでいます。 我が家では、エビネの新芽は、まだほとんど動きが有りません。
 我が家では、ニオイエビネを主体として栽培していますが、超丸弁の花が期待できる4倍体コオズ交配も栽培しています。
 数多くの4倍体コオズ交配の苗を保有し、栽培しています。 2024年4月20日 に記載している様に昨年一部開花し、 『青玉』(紫苑×四紫王交配)、 『聖玉』(スカットクィーン×ブルークィーン交配)の様に私が気に入った花も咲きました。 未開化の4倍体コオズ交配の苗の中で今年特に開花を期待しているのは、 『四紫王』×『玉金剛』の交配と 風雲×『四紫王』の交配、風雲×『玉金剛』 の交配です。
 この理由は、『四紫王』×『玉金剛』の交配は、 超丸弁紫弁同士の交配でどの様な花が咲くのか興味が大きいことによります。
 風雲×『四紫王』の交配と風雲×『玉金剛』 の交配は、昨春、風雲×『四紫王』の交配(No 011B2)で、2輪しか咲きませんでしたが、右の写真の花が咲きました。 この花、もう一つですが、風雲の交配では、さくら色の超丸弁の花が咲きそうなことによります。紫弁白舌の花が咲く可能性が高い4倍体コオズ交配の中で、私が特に気に入っているニオイエビネ御蔵春水 の様な味の有る淡紫色で、且つ超丸弁の花が咲くことを期待しています。 
 多くは2021年春頃に瓶苗で購入している為に、まだ小さい苗が多い中で、芽が大きく成っている期待の株は以下の通りです。
私が今春、開花を期待している4倍体コオズ交配の新芽(2025.1.24)
四紫王×玉金剛
No 08K-1 No 08K-2
風雲×四紫王
No 011B2 No 021B2-1 No 021B2-2
風雲×玉金剛
No 09K1
 今春、花芽が形成される 昨年の6/下旬〜7/上旬気温が高く ニオイエビネの新芽の膨らみが昨年に比べて細く、花が咲いても花付きが悪く、 また、4倍体コオズの花芽の形成も良くない様に思います。
 上記株の新芽の状態は、昨年11月頃から経過をフローしていますが、12月頃からほとんどその動きは有りません。 2月/末頃から新芽が伸びてきて開花するかどうかが分かりますが、開花を期待している上記株の中で開花しない株も出てきそうです。 期待を裏切らず開花してくれると良いですが、どうなるのでしょうか?
開花を期待している上の株の中で、四紫王×玉金剛(No 08K-2)は、今年開花するか?
 四紫王×玉金剛(No 08K-2)は、昨年8/7に既に 丸い大きな新芽 に成っていていました。 その後、9月〜10月の残猛暑で新芽が伸びています。 これは、2023年3月7日の日記 に記載している 2023年に開花したニオイ濃紫×ブルークィーン交配(春の瞳)の新芽の推移に類似しています。 この風雲×玉金剛(No 08K-2)、現時点での新芽の状況は、下記の様に、 2023年に開花したニオイ濃紫×ブルークィーン交配(春の瞳)新芽の状況に近く、開花するかもしれませんが、膨らみがない為、おそらく花芽は無さそうです。
ニオイ濃紫×ブルークィーン交配(春の瞳)の新芽推移
2022.9.14 2022.11.23 2023.2.13 2023.3.5
四紫王×玉金剛交配(No 08K-2)の新芽推移
2024.9.7 2024.11.7 2024.12.25 2025.1.24

2025年1月20日(月)
我が家の冬景色。
 右のGIF画像「近所の河津桜開花推移」を更新しています。
1/8(1分咲き)→1/13(2〜3分咲き)→1/18(5分咲き)と着実に開花が進んでいます。 しかしながら、我が家は、ニオイエビネの新芽が少し伸びつつある様に感じはしますが、春の訪れはまだまだ遠い様です。
 我が家の現状
 庭は、12月/中旬頃まで琉球あさがおが咲いていましたが、霜が降りて枯れてしまいました。 これを最後に我が家で咲いている花は全く無くなりました。 万両、南天は、花の少ない冬場に紅葉、赤い実で彩りを添える縁起の良い植物ですが、 それでも今、万両の赤い実、紅葉した南天が、花のない我が家の庭を華やかにしています。
我が家の冬景色
万両 南天
(オタフク南天)
南天
 万両は、昔、庭に一株植えましたが、こぼれ種で増えています。冬場で咲いている花が無い中で赤い実が目立ちます。
 上の写真の南天の一つは、我が家の庭にある鉢植えの南天、オタフク南天です。 昨年近くのホームセンターで購入しました。夏は緑色に代わりましたが、12月頃から紅葉が始まりました。
 上の写真の南天のもう一つは、我が家の玄関にある鉢植えの南天です。 オタフク南天は、実が付かない品種の南天ですが、それ以外の南天は、本来実は付きます。 我が家には、地植えの南天も有ります。この地植えの南天は花は咲きますが、実は付いていません。 玄関にある鉢植えの南天は実は付いていますが、右の写真の様に3個のみ。我が家の南天は花が咲いてもほとんど実が付かず、 南天は、自分自身で受粉するのが難しいため、別の種類の南天を近くに植える必要がある様です。 南天の実
良ければ、ご覧下さい。
 昨年、エビネの成長にほとんど動きがないこの時期に、エビネに関してあまり記載することもないので、 下記の私がエビネにはまった経緯やこれまでの経験から得た私が好ましいと思うエビネの栽培方法等について掲載しています。
 日付をクリックするとその日の日記が見られます。良ければ、ご覧下さい。
2024年1月20日(土)  雑記−その1(エビネ歴)−
1月21日(日)  雑記−その2(4倍体コオズ交配歴)−
1月22日(月)  雑記−その3(ニオイエビネ交配歴)
1月23日(火)  雑記−その4(我が家のエビネ栽培変遷)−
1月24日(水)  雑記−その5(我が家のエビネの栽培方法)−
 栽培方法は、ここに記載の方法から変わっていません。 昨年、小さい苗で一部枯れてしまった株も有りましたが、昨年の様な猛暑の中でも、中株以上の株では、軟腐病等でダメにする株は出ませんでした。 上で掲載した我が家のエビネ栽培変遷、我が家のエビネの栽培方法等は、エビネの栽培の参考になると思います。

2025年1月15日(水)
ニオイエビネ−ニオイサラサ−新芽の成長推移。
 右のGIF画像は、我が家近くの河津桜の開花推移です。1/8(1分咲き)→1/13(2〜3分咲き)と一歩づつ着実に開花が進んでいます。エビネは?
 我が家では、ニオイエビネの生育状況を見る基準として、『ニオイサラサ』の新芽の成長を2024年開花株同様、2025年開花予想株も昨年8月頃からフローしています。
 12月までの新芽の成長は、2024年12月15日の日記 に記載していますが、その後の成長の推移は、下の様になっています。
ニオイサラサの新芽の状況
11/14 12/14 1/14
2024年開花株
(2023年−2024年)
2025年開花予想株
(2024年−2025年)
 昨年開花株は、前年11月には大きな新芽に育っていて、11/14、12/14、1/14でほぼ同じで動きは有りませんでした。
 今年は、猛暑の影響で生育が遅れ、昨年11/14の新芽はまだ小さく、11/中旬から気温が平年並みと成ったことにより12/14には比較的大きな芽に育っています。 その後、12/14から1/14は、やや伸びてい感じはしますが、ほぼ同じでほとんど動きは有りません。ただ、昨年12月の日記にも記載している様に、今年は、昨年の様な膨らみのある芽には成っていません。 昨年7/上旬気温が高くこれが花芽形成に悪影響を及ぼしたと思われ、今春、花は咲くとは思いますが、花付きが悪い様です。
 新春のえびねコレクション に「今春は例年からすると花芽確定株が少ないような気がします。」と記載されていますが、 今年、ニオイエビネ新芽が小さく花付きが悪そうで、これのみならず、我が家でも開花を期待している4倍体コオズ交配の花芽確定株も少ない様に思います。 昨年の猛暑が影響している様です。
園芸JAPANよりの情報−ニオイエビネ界は交配種の時代に−
 園芸JAPAN2025年2月号に特報として「ニオイエビネ界は交配種の時代に」と題して、今後のニオイエビネ界の動きが掲載されています。
 昨年11月の日本ニオイエビネ会の総会で今年の展示会から、ニオイエビネ同士の交配、ニオイエビネ系交配(サツマ系以外)の展示を認めることが決定し、 展示会では、「自然種」と「交配種」が展示されるとのこと。 「自然種」と言ってもこれは、そのほとんどが、御蔵島内、神津島内で自然に交配されて生み出されたものですが、 今回「交配種」とは、鉢播き人工交配種も含むと考えられますが、主にサツマ系エビネで主流に成っている無菌培養人工交配種です。 ニオイエビネ界は人工交配種も含む時代に突入した様です。
 私は、2022年10月10日の日記 に記載している様に、 御蔵天聖、御蔵青秀、御蔵一蒼、御蔵紫聖殿、御蔵風雲、御蔵紫粧の原種ニオイエビネ同士の交配親とした人工交配「山桜交配」の苗を入手、育てています。 特徴のある原種ニオイエビネの交配は、 自然種以上の素晴らしい花が生み出される可能性も有り期待しています。私は、「山桜交配」等の原種ニオイエビネ人工交配が、やや低迷気味のエビネ業界に、 新たにエビネ愛好者が増える引き金になればと思っています。

2025年1月10日(金)
今年のエピネの開花は、例年並みかあるいはそれよりやや早めに成りそうです。
 横浜は温暖の為か、我が家の近くの河津桜は、1月初旬には開花が始まっていますが、この時期の河津桜の開花状況とその年のニオイエビネの開花時期と関連している傾向が有り、 毎年、1/10頃の開花状況を見て、その年のエビネの開花時期がどうなるのかを予想しています。
 過去6年間の河津桜の1/10頃の開花状態と我が家でニオイエビネの開花基準としている『ニオイサラサ』の開花時期は下記の通りです。
 右に過去6年間の横浜2〜3月の平均気温を記載していますが、2020年と2021年の様に2月の気温が高いとニオイエビネの開花は早まります。 しかしながら、2019年以前からも平均的な気温で推移すると1/10頃の河津桜開花状況と我が家でニオイエビネの開花時期は、ほぼ連動していて、1/10頃の河津桜の開花が早い年は、 ニオイエビネの開花も早い様です。
横浜2〜3月平均気温
 但し、昨年(2024年)は、2月の気温が高くエビネの開花も3/末頃になりそうでしたが、3月の気温が上がらず、 桜の開花も大幅に遅れ、結果としてエビネの開花も1/10頃の河津桜の開花状態から予想されるエビネの開花時期と成りました。
過去6年間の河津桜の開花状況及びニオイエビネの開花時期
河津桜開花状況
(1/10頃)
2019.1.10 2020.1.10 2021.1.8 2022.1.8 2023.1.8 2024.1.8

1分咲き

未開花

5分咲き

2〜3分咲き

ほぼ満開

5分咲き
ニオイエビネ
開花日
(ニオイサラサ)
2019.4.13 2020.4.4 2021.3.31 2022.4.12 2023.3.31 2024.4.9
 これらの事から、1/10頃の河津桜の状況と気象庁より発表される3ヶ月予想とから、いつ頃ニオイエビネが開花するのかをほぼ精度よく予想できそうです。
 今年は、猛暑の後、11月/中旬〜12月は、比較的低い気温の日が続き、近所の河津桜は、やや遅く、1/8の時点で2019年とほぼ同じレベルの1分咲きです。 気象庁12/19発表の 2025年1〜3月の3ヶ月予想では、2月の横浜の平均気温は、平年並みとのこと。 2月の気温予想から見ると、今春我が家でのニオイエビネの開花は、2019年並みの4/13頃に成ります。 しかしながら、3月の気温はかなり高いと予想されており、3月に入って加速され、例年並みの4/10頃あるいはそれよりやや早めに成りそうです。

今年の河津桜開花状況
2024.12.20 2024.12.30 2025.1.8

未開化

つぼみ膨らむ

1分咲き


2025年1月5日(日)
穏やかな正月でした。
 昨年の正月は、1/1に起こった能登半島地震、1/2に起こった羽田空港の航空機火災で波乱の年明けと成りましたが、 今年は、年末に韓国・務安(ムアン)国際空港で179人が死亡発生する悲惨な旅客機墜落事故が起こりましたが、 日本では、北日本を除いて全国的に晴れ、穏やかな正月となりました。
 例年通り、今年も、年明け後、近所の神社に初詣に行き、1日は家内と二人で正月料理を楽しみながら実業団対抗ニューイヤー駅伝を見て過ごしました。 2日、3日は、娘家族が我が家に来て、二十歳を過ぎ、大きくなった孫達も含めてにぎやかな正月と成りました。  
 私は、1970年に旭化成に入社、2004年に60歳で定年退職し、その後旭化成の関連会社で、2021年まで自宅勤務で旭化成の調査関係の仕事をしていましたが、 毎年、実業団対抗ニューイヤー駅伝を楽しみにしています。
 今年は、旭化成が、5年ぶりに優勝しました。旭化成は2017年から4連覇を果たしましたが、2021年、2022年は3位、2023年は16位と大きく順位を落としました。 再起を図る中、昨年は3位と再び上位に。今年は、アンカー井川のラスト500mでの超絶スパートで優勝。見事復活を果たしました。
 私にとっては、今年良い年に成りそうな予感がします。
近所で見かけた秋と冬。
 年明けの散歩で見かけた花をを紹介します。野菊、ネリネ、ビオラです。
昨年の猛暑の影響で秋の花と冬の花が共存しています。
1.野菊
 2024年11月10日の日記 2024年12月5日の日記 に近所で見かけた野菊を掲載しています。これらの花は終わっていますが、年明けの散歩時にまだ満開の花を見付けました。
 昨年の猛暑の影響を今だに引きずっています。
2.ネリネ
 年明けに見かけた花です。まだつぼみも有り、年末から咲き始めた様です。 
 ネリネは、地下に鱗茎をもつ多年草で、10月から12月の間に花を咲かせ、5〜6月頃までが生育期間とのことです。 昨年の残猛暑で開花が遅れ、やっと年末に開花が始まった様です。  
3.ビオラ
 住宅地の公園に植えられているビオラです。散歩時に見かけました。 
 冬の定番です。我が家にも鉢植えで植えています。今年は、昨年の猛暑の影響で上の様な秋の花とこれら冬の花が共存しています。

2025年1月1日(水)
今年も宜しくお願い致します。
 ホームページの掲載を始めたのは2008年で、18年前です。 日記を掲載し始めたのは2011年て、今年で15年目になります。以前は、我が家のエビネの栽培リスト、開花写真等も掲載していましたが、2020年に掲載内容を日記のみに変更しました。
 日記は、エビネに関する情報以外に私的な出来事も含めて、5〜7回/月(シーズン時は10〜20回/月)の頻度で更新しています。 また、春には、各地で開催されるニオイ・コオズエビネ展示会の開催情報も掲載する予定です。 これまでと同様引き続いてご覧下さい。

ホームページ掲載の微修正。
 過去に掲載した年度も含めて、各年度毎の日記掲載タイトルの一覧が見られる様にしました。各年度下の をクリックして下さい。 その年度の日記掲載タイトル一覧表が出てきます。一覧表の日付をクリックすると、その日に記載した日記が出てきて内容を確認することが出来ます。
 過去に記載されている内容の検索等にご利用下さい。

我が家の庭に咲くエビネ(4/23更新)












ニオイエビネ
                 コオズエビネ
                 コウズエビネ
                 エビネ展示会
                 えびね展示会
                 ニオイエビネ展示会
                 エビネ展示会情報
                 展示会情報
                 エビネの栽培方法