JAの「フレッシュ朝市」は黒石の無形文化財


JA津軽みらいの駐車場で開いているJAの「フレッシュ朝市」は、高山や高知の朝市と同じように、黒石の観光資源になりそうな無形文化財です。





そのすごさは、あれだけ小規模なのに、売っている農産品が多種多様という点にあります。しかも、1週間違えば、ひと目でわかるほど、箱の中に並ぶ農産物の顔ぶれが変わる。




これも、寒暖差と高低差が大きい黒石ならでは、です。「適材適所」で、渓流の山菜からスイカや米、さらにりんごやぶどうまで、あらゆる農作物を作れてしまう。年度末は、白菜、きのこ、干し柿。


小さいながらも「農作物の品目数」では、有名な高知や高山の朝市と並ぶのではないでしょうか。


「黒石の当たり前」は、日本では珍しく、世界ではさらに珍しい。


それは、夏の太平洋高気圧から奥羽山脈を越えてきた暑い南東風、冬のシベリア高気圧から日本海を越えてきた豪雪の北西風によるものです。「火山島の日本」が生んだ現象です。


中でも、「東北」「日本海側」「山裾」という3つの条件が重なった黒石は、山形県の庄内平野などと並んで、農業にとても適した奇跡的な地域です。


それを最もわかりやすく見せているのが「フレッシュ朝市」。


四季を通じて観察しないと、そのすごさはわかりません。観光客向けではありませんけれど、とても珍しいものです。



何に役立つかわかりません。「津軽・黒石の無形文化財」として、守り育てていかなくてはいけません。


「奇跡の朝市」は、よそ者が長期滞在しないとわからないでしょう。