MARINE

「海」や「船」に関する施設やHP、本などを紹介します。

日本丸メモリアルパーク

横浜・みなとみらいに繋留されている初代「日本丸」。その姿も美しいですが、内部も見学でき、帆船での航海の様子がよくわかります。全く知らない人が行っても「海」と「船」に触れることができ、奥深いものを求める人にも応えてくれる施設です。
「日本丸」の向かいにある「横浜みなと博物館」にも、「海」と「船」に関する展示がいっぱいです。特に横浜に関する展示が充実しています。2009年4月、リニューアルオープンしました。
総帆展帆といって、普段は畳まれている「日本丸」の帆を全部開く日がありますので、その日に行かれるのがお勧め。






総帆展帆した「日本丸」。Mr.I 撮影





ボランティアの方たちによる畳帆作業。Mr.I 撮影。


船の科学館

東京・お台場にある巨大な船型の建物が「船の科学館」です。「海」と「船」について総合的に知りたければ、この施設に行かれることをお勧めします。本館脇には初代南極観測船「宗谷」や青函連絡船「羊蹄丸」が繋留されており、いずれも内部を見学できます。
本館だけで相当広く、「宗谷」「羊蹄丸」まで見ると1時間や2時間ではとても見きれません。1日がかりのつもりで行かれるのがいいでしょう。館内にレストランも併設。

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船の科学館




船の科学館全景。Mr.I 撮影。




本館から見た「宗谷」(手前)と羊蹄丸。Mr.I 撮影。

航海訓練所

現役の2代目「日本丸」、「海王丸」などの練習船を所有し、船長や機関長などを目指す学生に航海訓練を行っている機関です。博物館ではないので特別な時以外には一般の人と接点がないのですが、そのホームページには、「海」と「船」に関する知識が満載です。下のバナーから、リンクしています。








航海訓練所の帆船「日本丸」(上)と「海王丸」(下)。
Mr.I 撮影。



水口博也ホームページ

日本有数の海洋写真家・科学ジャーナリストである水口博也さんのホームページです。活動紹介が盛りだくさんですが、中でも「フォトギャラリー」のイルカやクジラの写真には、誰しも息を呑まずにはいられません。

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水口博也ホームページ





杉浦昭典

日本における「海」と「船」、特に帆船の研究では、杉浦昭典(すぎうら・あきのり)先生の業績が極めて大きいです。中でも『海の慣習と伝説』(舵社、1983年)、『帆船 航海と冒険編』(同、1986年)、『海賊たちの太平洋』(筑摩書房、1990年)などは、一般人にもわかりやすく航海の歴史や慣習を説明してくれる傑作です。

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杉浦昭典著作




『地球少女エリカ』

冒険家・長江裕明さんが、妻ジェニファーさん、長女絵梨佳さんとともに、1981年から1986年まで4年9ヶ月をかけて、自作ヨットで世界を一周した航海の記録。様々な人たちとの出会いと別れ、次々と起きたアクシデント、絵梨佳さんの成長、といったことだけでなく、ジェニファーさんや乗組員(クルー)たちと長江さんとの確執まで、克明に描かれています。海に興味のある人もない人も、読みだしたらやめられません。朝日新聞社、1986年。




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