23. クッション













「ガウリイの部屋って、やけにクッションが多くない?」

 そのクッションのうち一つの上に座り腕に抱え込んだリナが、隣に座った俺を見上げてそう言った。

「そうか?」
「そーよ。絶対多いわ」

 まぁ、少なくはない、と心のうちで呟く。

「ねぇ、なんで?」
「なんでだと思う?」
「…あたしが聞いてるんだけど?」

 睨み付けられて、その可愛い表情に笑う。

「………クッションがあったほうが痛くならないだろう?」















ごめんなさい短くて。
思いっきり深読みしてください(笑)





自力で戻りましょう。