2005年1月30日

「石神井公園」

雲ひとつない青空を見上げると、二本の帯を作って飛行機が流れるように飛んでいく。きれいに、はっきりと私の目に映るということは、飛行機に乗って地上を見下ろしている人もいるだろう。この飛行機はどこまで行くのかな。国内?それとも海外?いいな、またロンドンに行きたいなあ…。

いけない、いけない、こういうことを考えながら、洗濯物を干しているから時間がかかってしまうのだ。

午後三時頃から石神井公園へ散歩にでかけた。「コサギ」の優雅な白い羽がとても美しい。公園の掲示板に「公園に渡来している水鳥の数は356羽です(1月20日現在)」と書かれてあり、「コサギ」「オシドリ」は各一羽だった。ということは、先日発見した「オシドリ」は一羽だけなのだ。

いつものベンチに猫がすわっていた。そこへもう一匹の猫がやってきて、仲良くポーズをとってくれた。たぶんノラちゃんだと思うが、我が家の猫よりコロコロ太っている。





水辺観察園の小川の縁にセリが生えていた。たぶんセリだと思うが。スーパーで売られているセリは、香りが少なく癖もない。昨年暮れに父が摘んでくれた野ぜりが送られてきて、とても美味しかったことを思い出した。冷蔵庫にセリを買ってあったな…と、すでに頭の中では今晩食べたいメニューがぐるぐる回っている。





蕎麦の実入りご飯(白米に一割の蕎麦の実を入れて炊く)

豚肉のしょうが炒め(豚肉に醤油・酒で下味をつけ、片栗粉をまぶして、ごま油で炒め、ショウガも一緒に炒める。ショウガは体を温めてくれる。)


         


大根のさっと炒め(大根の千切りと油揚げをごま油で、さっと炒め、みりん少々醤油で味付けし、セリを加える。このページを妹が見ていたら、野ぜりを送ってほしいなあ。それにフキノトウも。)

鶏とカブのスープ(昆布でだしをとり、鶏手羽先・カブを煮る。塩少々入れ、食べるときにポン酢を少々。)

これが今晩のメニューでした。



        



2005年1月25日

「アジをくわえたミミ」

「お魚くわえたドラ猫追っかけて裸足でかけてく陽気なサザエさん」サザエさんのテーマ曲。魚をくわえて逃げるミミを追っかける私の姿を想像すると、楽しそうで、一度やってみたいと思っていた。(魚を焼いてくれた人には、こんなこと言えないが)

今日、ついにその時がやってきた。あじの開きをくわえ、床に落として食べ始めたミミ。「こらあ!」と言っても逃げない。2口、3口食べて「ごちそうさま」と言っているかのように魚から離れた。「くわえて逃げてよ。」

やはりサザエさんにはなれなかった。




2005年1月24日

「畑の野菜」

昨日、畑仲間のSさんのHPを開いたら、風邪をひいて咳き込んでいるのに今日は最後の作業に出かけると載っていた。それを見て、少し手伝いをしようかと思い彼女に電話し、午後一時頃、畑にでかけた。

一年ぶりの畑は懐かしかった。

畑を耕し、種を播き、収穫して、料理して…再びチャレンジしたい気持ちは充分あるが…しばらくは、プランターでがまんしよう。

Sさんから野菜をたくさんいただいた。白菜・ブロッコリー・大根・ほうれんそう・小松菜、それと人参(取り忘れられた一本)。取り立て野菜の美味しさは、十分知っているので、今日は野菜を使った料理をたくさん作った。ブロッコリーを茹でて(オリーブオイルを少々入れた鍋で)、人参ドレッシングをかける(人参をすりおろし、オリーブオイル・塩・こしょう・かぼすを少々)。小松菜・豚肉・高菜の古漬けの炒め物、ほうれん草のおひたし。本日の主食は、黒米入り玄米ごはん。

やはり取り立ては味が違う。Sさんに感謝!




2005年1月20日

「ひたし豆」

先日買ってきた青豆(青大豆)を、一晩水につけ、(私は固めが好きなので)十分位ゆでて、ひたし豆を作った。昆布でだしを取り、塩・しょうゆ・酒を加え、一煮立ちさせ、ゆでた青豆をその中に浸す。もちろん、そのままでも美味しいが、私は、ひたし豆の上にたっぷりと大根おろしをかけて食べるのが大好きだ。

昨年暮れに土鍋の炊飯釜を買った。今日はこの釜を使い、冷蔵庫の中の残り野菜(ごぼう・まいたけ・れんこん)を使って、炊き込みご飯を作った。しょうゆ味のおこげが最高に美味しい。「おいしいー!」

私は、自分で料理し、味見をし、美味しいと感じると「オイシイ、シアワセー!」と、つい口に出してしまう癖があるようだ。これを知っているのはタラとミミ。




2005年1月18日

「疲れた一日」

16日、雨降りの中、東京国際フォーラム「ニッポン食育フェア」に出かけた。一番に聞きたかったのは、「地域に根ざした食育コンクール」の表彰式と、結城登美雄さんの記念講演。しかし、人が多すぎて断念した。私は、並んで物を買うとか、並んでおいしい食事を待つというのは、どうしてもできない。

産直販売のコーナーから、青豆・ひじきなど購入し、国際フォーラムをあとにした。せっかく雨の中を出かけてきたのだからと、友人二人で、東京ドームへむかった。「イタリア・フェスティバル」へ。

とにかく、すごい人また人。「今日は日曜日だからね。」またまた人の列が、あちこちにできている。60分待ちの行列の先を見ると、ピザやジェラート。食べることは諦めたが、ピザ、パスタの香りは空腹を益々感じさせる。ベネチアングラス、仮面の色のあざやかさに吸いこまれても、空腹は消えないので、またまた早々に引き上げた。



2005年1月15日

「雪でなく、雨」

昨夜の天気予報では、今日の明け方から雪になると言っていた。雪国育ちの私は、雪が降ると聞いただけで嬉しくなる。いつもの時間より、一時間も早く起きて銀世界を見ようとカーテンを開けて、ガッカリ。「なんだ、雨か。」

私のイメージには、長靴をはき、耳あてのついたオレンジ色の帽子をかぶり、デジカメを首にぶら下げ、真っ白な原野のような石神井公園の写真を撮っている私がいたのに。

午後になったら降ってくるかなと期待して、デジカメをしっかり充電しておいたのに、やはり雨だった。天気予報を聞かなければよかった…。

気をとりなおし、ぶりの煮付け、根野菜の煮物など作ろう。そうだ、今日は小正月だったのだ。名前にひかれて買った美味しそうな焼酎もあるのだ

                      「マヤンの呟き」



2005年1月5日

「今年は酉」

酉年にちなんで、今日石神井公園で撮影したオシドリの写真を。渡り鳥が多くなっているのに、オシドリは見ていないなと昨年の暮れ頃から考えていたが、やっと発見した。

「おしどり夫婦」とは、「雄雌一対がいつも一緒にいることから仲のよい夫婦のたとえに使う」と辞書には書いてある。しかし少々ひねくれ者の私は「いつも一緒にいるから、仲がいいなんてことはないし、離れていても仲が悪いわけでもないし。」とオシドリを見るたびにそう思う。

石神井公園のオシドリも、井の頭公園のオシドリも、「おしどり夫婦」からかけ離れている。自分の回りに寄ってくるカモ達をつついているのを何回も見た。意地悪な鳥に見えてしまって困ったものだ。

私の影法師。こんなに足が長かったらいいのに…。




2005年1月3日

「あけましておめでとうございます」

気分晴れやかなうちにと思い、高幡不動へ初詣でに行って来た。毎月28日の縁日には足を運ぶこともあるが、やはり、お正月は雰囲気が違うものだし、参拝の人も多い。本堂で聞くお経は、身が引き締まるものだ。

今年は、静かな年であってほしいものだ。風がそよそよと吹き、小枝がそよそよと揺れる…このような穏やかな気持ちの一年でありたい。