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naomasa

井伊直政

忠勝・康政に比べて不健康な香りと色気が漂う…それが 直政の魅力。

何時殺されるかも分からない幼少期の逃亡生活、そこで 見た人間の弱さ、期待される井伊家再興という暗示にも 似た使命、そして貴種へのプライドと現実とのずれ。

持って生まれた人並み外れた知性と理性、幼いころの 強迫観念が生み出す狂気一歩手前の情念とがぶつかり 複雑怪奇な人格を生み出す。

あるときは理知的な政治家、あるときは子どもじみた 自己顕示そしてあるときは容赦なく部下を切り捨てる暴君。

それを正しい方向に向けるには家康という「自身の乗り手」 が必要だということを多分彼は良く知っていた。

彼が真に偉大なのはそういった

「何時決壊してもおかしくない危うい精神」

を抱えながら

それと必死に戦い、ねじ伏せ、 自分の内なる敵と外なる敵と戦いつつ、家康の絶大な信頼を 勝ち得、ついには外様出身でありながら徳川家臣中最高の地 位にまでなったことだと私は思っている。

「井伊直政アネックス」
「井伊直政紀行」
「井伊直政トリビア」

※↑の直政のイラストは岡崎市「三河武士のやかた家康館」の公式グッズ「徳川四天王一筆箋」のデザインとして採用されたものです。


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