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実はこの人のことは私はそれほど好きではなかった。 最初石川数正や井伊直政から戦国に入ったもので、やはり通常の「タヌキおやじ」な印象しかなかった。 しかし岡崎で開催されている「歴史教室」で家康がお江に送ったという「庭訓状」を読んで 「この人はすごい」 と初めて思った。 ただの武将や政治家ではなく、現代でも十分通用するような人生哲学を持った偉人であると思った。 実はこの人のことは今でもどういう人なのかつかみ切れていない。 弱さもあるし迷いもあるしわがままだし策士だしすぐパニくるし。 でもいろいろな本を読めば読むほど何と強い人かと思う。 やっぱり偉大な人だったと思う。 ◆「徳川家康の周辺紀行」◆ |