突然の別れ
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2007年9月9日(日曜日)午後7時、予期せぬ出来事。
その日の朝は元気に私達のそばに、確かに居ました。いつものように友達と約束をして
吹奏楽の練習に出かけました。
私達夫婦は、食材の買物に出かけ、その日は子供たちの好きな物を沢山買いました。
レシートが長すぎて機械が考えちゃっているくらいで、店員さんに笑われてしまいました。
後は家族が揃うのを待つだけです。
それにしても少し帰りが遅いので、「どうしたかな?」と思っていましたが、
次女が「お姉ちゃんから、ちょっと食事したら帰るって、電話あったよ。」とのこと。

そしてその20分後、美穂のお友達から
「美穂が事故に遭っちゃった」と電話がありました。
ちょっと怪我したかな?頭大丈夫かな?でも嫌な予感、身体の震え。
そして事故現場に到着。(その後は事故のことに記載)

前日は「明日、OBOGバンドの練習めんどくさいなぁ」と言っていた事を、変わり果てた娘の
前でふと思い出しました。確かに、いつもの日常の中に私達はいました。
「定演最後の練習だから行って来れば!約束だしね。」・・・・こんな事を話した自分を
責めました。なぜ、あの時、あの日、止めなかったのか。どうして・・・なんで。

そして、生きる意味さえも失う苦しさ、突然の闇の中に突き落とされました。
交通事故という悲劇は、その苦しみを背負った人にしか理解されないかもしれません。
理解してほしいと望んでいるのではありません。
でも少しでも事故の可能性がある箇所の確認を地域、家族でできることを是非考えてくださ
いますようお願いします。可哀想にね、、、、で終わらせないでほしいです。
他人事と思わないでください。遺族のためではなく、生きてる子供たちと為に。
いつ加害者、被害者になりうるか分からない自動車社会です。交差点は徐行してください。
制限速度は守ってください。スピードを出さなければ、周りの景色はしっかり見えますし、
万が一でも死亡事故にはならないと思います。

人のため、子供達のために生きていたい。
小児科の看護師になりたい、美穂の夢。
こんな夢をもって頑張っていた子が、どうして命を奪われるのでしょうか?
命は返せません。すみませんでは許されないのです。ハンドルを持った時油断をしないで
ください。尊い命を忘れないでください。

「美穂・・・すごいよ!尊敬するよ」ってママが言った事覚えてる?
美穂は天国から「子供達を守って!」とメッセージを送っているんだね。
美穂のメッセージが届くように、ママとパパは一緒に頑張るよ。

でも、美穂、これは運命じゃないよ!美穂は生きたかった、生きるはずの人だった。
あなたはとても心の優しい、正義感のある、素敵な人でした。
もっともっと一緒にいたかったよ。逢いたくて逢いたくて毎日泣いちゃってごめん。.