落合道祖神。高崎市倉渕町。 Takasaki, Gunma. 11.08.2020

宝暦10年(1760)の銘。見事な夫婦和合の姿の道祖神です。隣に建てられている旧倉渕村の案内板では「浮世絵を思わせる・・・」と形容されています。

彫りも深く、身体の立体感から脚の先まで表現が豊かです。かつてはここから200mほど離れた路傍にあったものなのですが、そこは草津街道の旧道であり

榛名神社への参詣道でもあったため昔から多くの旅人の目に触れ親しまれてきたことだろうと案内板で説明されています。

男神のユーモラスな表情も笑いを誘い、きっと江戸時代の人々にも有名な道祖神だった事でしょう