第86回東京箱根往復駅伝応援記 

  報 告  岡 部 恒 雄 (43年法)



 あの柏原選手に負けず、箱根路山登りに快走したのは、今年度成長著しい 「大石港与選手」。なかなか、テレビで登場する場面がなかったが、芦ノ湖 ゴールでは3位と大躍進。

 ま、目立たず地道に成果を上げるのが中大生の真骨頂だ。「大石」といえば、 我が狭山白門会のグローバルに活躍する大石勝彦氏もそんな存在だ。 (大石氏は、上海から携帯電話で我ら応援団を激励)

 そして、復路の山下りに、「山下隆盛選手」が途中で接触事故により転倒したが、 区間第2位の快走をみせ、2位に迫るのを確認した。

 これは行けるぞ! テレビ観戦している時じゃない…と、自然発生的に狭山白門会応援団を結成し、 大手町のゴール近辺に集合する。

 と、中央大学応援団のチアガールが我ら狭山白門会を迎えて待っていた。 野球の応援などでもうすっかり顔なじみだ。で、優勝のため・一致団結のための記念写真撮影とあいなった。



 第7区のキャプテン高橋靖選手の堅実な走りをみせたが、期待された8区、 9区が低迷し、駒沢大学に抜かれて4位に落ちる。目標の3位に不安視させた。

 しかし、アンカーの「辻幸佑選手」が区間2位の快走をみせ、3位との差2分 近くをゴール300メートルで、14秒の70メ−トルに追い詰めてきた。

 我が名カメラマン益子隆雄氏も撮影準備が間に合わないくらいのスピードで 通り過ぎていった。やっと撮れた画面はこれを如実に示している。

 しかし、これはいい画面となっている。

(ゴールまで約300メートル付近、前を走るのは山梨学院大学)

  


   最後に、常盤橋公園・渋沢栄一像前で、中大OB軍団、永井総長、久野理事長 などの応援グループが今回の健闘を称え、来年の更なる活躍にエールを送る。

 これに対して、次季は優勝を目指すと浦田春生監督が力強く応えた。

 浦田監督は狭山市に在住し、中央大学職員として勤務するとともに駅伝の指導 にあたっている。

 朝、新狭山駅を午前5時19分の電車に乗り、選手の朝練を指導したあと、 午前9時に大学に出勤する努力家だ。是非、狭山白門会の新年会に招待したいものだ。

    (挨拶する浦田監督、左側・永井総長、右側・久野理事長)



次は、1月31日(日)の飯能「奥むさし駅伝」が待っているぞ。



第86回東京箱根往復駅伝 応援写真集      写真提供:益子隆雄




(2010年1月3日6名参加)


※狭山白門会は埼玉県狭山市在住・在勤の中央大学OBで構成されています。