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浅間山 池の平湿原トレッキング報告(平成21年7月12日催行)
狭山白門会 副幹事長
田口丈夫
(写真撮影・提供:益子隆雄)
高原を歩いて (標高差50Mに挑む)
7月12日 朝7時 狭山は曇天なり。
関越道からオリンピック道路を小諸で降り、標高1900余mまで、バスが連れていってくれた。
途中づ〜と 曇天だったので、
『この様子じゃぁ 狭山白門会 参加者15名 の独占山行だぁ〜』なんて、
大騒ぎしていったのだが、下車してみたら駐車場には 人、人、人…。先客だらけ。
こんなに多勢いるなんて…。
自分は経験が浅いので、山の盛況に圧倒されて少なからず驚いた。
山に何かを求めて来る人は相当多いのだ。
なだらかな山道を行列でのぼり、種々の高山植物を見ながら、あるところではアヤメと
カキツバタの違いを… 名前に詳しい人が教えてくれるのだが、植物オンチなので
判然と頭に入らない。
今回、覚えた山野草は『コマクサ』ぐらい。
これは厳重な柵内で保護されていたもので、
特に印象が強く、覚えることができた。
ゆっくりと2000mまで、標高差50だったが最高地点までのぼると、やはり頂は寒く、
防寒用に準備した雨具を出して着るほどだった。
記念写真を撮り、昼食。
そこらあたりの岩は、腰掛る登山者でほぼ満席状態。
年配者、おじさん、おばさん、東京からの人…、さすがに若い人は少ない。
遠景の眺めは曇っていて不確かだったが、東に浅間山の煙、南にはスロープのあるすり鉢型の
湿原が展開していた。
360度見渡せる場所で、爽快な山頂の気分を味わった。
昼食休憩の後、眼下の湿原までなだらかな坂を降りた。その後、湿原に敷かれた木道を
隊列組んで歩き(冒頭写真参照)
、出発点まで戻った。
帰る途中で温泉に浸かり、疲れをとり、恒例の下山祭。
狭山市駅前の中華料理店で 大いに 「もりあがり」 ました。
※狭山白門会は埼玉県狭山市在住・在勤の中央大学OBで構成されています。