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ホルン 3.高い音の出し方

口の形の参考になるものとして、出版されている本を見てみましょう。楽器屋さん、本屋さんでどうぞ。様々な教則本、資料の他に、雑誌などで見かける、上手な人の演奏中の写真も、よく見ると参考になります。
さて、その写真をよく見て、自分の顔の形に近い写真を探してみましょう。あごの形、唇の形、十人十色ですから、自分の形に近くて、上手な人のものを参考にするのがよいでしょう。
自分の顔を鏡でよく見て、参考にする写真とどこが違うかよく観察します。もちろん鏡を見ながら吹いてもみます。吹いていると、自分で思ってもいなかったところが動いていたり、動かなかったりします。自分の口の形はどうですか?見るだけでなく練習に活かすのが大切です。
吹き方、と一言でくくるのには少し無理がありますが、楽器を吹いているときに、顔の筋肉が空気の圧力をコントロールできるようにしっかりしていないと、音を出し続けられません。
楽器をつかわずに、唇だけのバズィングを練習してみましょう。マウスピースの出口を半分ほどふさいでバズィングしてみます。音程を変えることが出来ますか? メロディーをスムーズに演奏出来ますか? 簡単なメロディーだと思っていても、実際に最後までしっかり演奏していないことが多いものです。
外から見えないことですが、口の中も重要な事です。日本語だとうまく表現できないのですが、「イ」「エ」「ユ」など、舌の先が前歯の近くにある舌の形が、よく使われているようです。広すぎず、狭すぎずいい音質で音域を広く出来るところを探して、調節しながら練習します。
低い音と高い音を行ったり来たりするなどの練習で自分の口の中を確かめてみましょう。どんな舌の形で吹いているのでしょうか。
さて、楽器を演奏しているときに、身体をしっかり使っていないと、やはり、うまくいきません。背中とおなか、両方しっかり使って息をコントロールすることを心がけてみましょう。
最後に、右手に問題がある場合。ホルンはここが重要です。
正しい形でベルの中におかれていない場合、音程の問題だけでなく、高い音の発音がうまく出来ない事があります。手のひらを曲げすぎたり、外に出しすぎたりしていないでしょうか。教則本の写真や絵を参考にして、自分の吹いている楽器と右手の、よい位置を探してみましょう。
楽器によってはとても太いベルだったり、細いベルだったりまちまちです。友達のものなど、できたら違うメーカーのものをくらべて吹いてみてください。
小さい手のひらの人と、大きな手のひらの人では、当然、方法も違います。出てくる音が同じでも、人それぞれの手のひらは、本当に十人十色なのです。

以上のお答えは、TWWホルン奏者:鈴木克博氏からいただきました。



高い音って、難しいですね。私も半音高い音を出すのに半年かかったこともあります。口の形=それはきっとひきすぎなのだと思います。一般に日本では、高い音はeeというシラブルにするようにというのが一般的な指導ですけれども、人によっては、引き過ぎなことがあります。私もその一人で、かなり高い音でもooというようにしているせいか?! 一応のところまでは音が出ます。人によって、高い音が得意な人と、低い音が得意な人がいますけれども、よほど変な吹き方をしない限り、五線上にかかれた音譜とその上下2,3度の音譜は、普通に練習していればでる音です。それよりはなれた音は、ある程度の練習または、レッスンを必要とすると思いますので、一度専門家のレッスンを受けることをお勧めいたします。

以上のお答えは、Lime氏からいただきました。



次の点をチェックしましょう。
1.息をちゃんと吸っているか
2.その息をちゃんと楽器に吹きこんでいるか
3.右手は正しくベルに挿入されているか

3.の右手に関してはこちらをご覧下さい.

つづいてアンブシュアです.むりに左右に引っ張っていませんか? プレスに頼っていませんか? しっかり音色をコントロールして下さい.あとリップスラーのトレーニングをしましょう.コーポラッシュ1巻の3ページめ(ちがっていたらごめんなさい)で充分です.

以上のお答えは、西内真幾氏からいただきました。

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