12月12日の夜 ダニーデンに到着。
この時期、暗くなるのは9時過ぎなので
夕飯を食べて帰ってきても、この明るさ。
クリスマスイルミネーションは宿に入るまで
見れなかった。
店は4時か5時には閉まってしまうので
街はメインストリートもひっそりしている。
街には美しい建物が多い。
車で移動していたので
写真を撮れたのは この→
オタゴ男子高校だけだった。
1884年に建てられたそうで
ドッシリとしたスコティッシュ建築。
ギネスブックに載っている世界で
最も角度がきびしい坂道
ボルドウィン・ストリートに立つ家。
歩いてみると、よくここに住もうと思う
人がいるものだと感心するほどの斜度。
観光客の車は登ってはみたものの
降りるのに勇気が必要で
叫び声をあげながら、運転している。
坂を利用した、可愛い家も多い。
この家は家の色に合わせた
バラを上手に使っている。
12月13日にダニーデンから
ティアナウに向かう。
どこまでも 真っ直ぐに伸びる
一本道。こういう風景がどこまでも続く。
途中、日本とはスケールが違う
菜の花畑が、いくつも出現。
カメラに収まりきれない広さ。
まさに黄色のじゅうたんだ。
羊と牧草のおだやかな風景も
現れる。写真で見ると懐かしいが
何処までも こういう光景だと
飽きてくるから、人間は贅沢だと思う。
ティアナウ湖は広くて美しい。
宿のティアナウYHAのすぐそばには
誰もいない湖畔があった。
家族だけで独り占めしていいのかと
思うほど、美しい風景。
水はこのように澄み切り
魚が上からでも はっきりと見える。
水に入ってみると、魚が寄って来るほど
何もかもが のんびりしている別天地。
心から癒されると感じる光景だった。