憧れのHadspenです。衛星放送でイギリスのガーデン特集を見るたびに夢見ていた、私の一番見たかった庭です。Hadspenの素晴らしさはコーナーごとに統一した花色と植物の取り合わせ方のユニークさと聞いていましたが、凄い！です。

一歩進む度に、興奮度がアップ｡この小さな写真でこの庭の凄さが伝わるでしょうか？品種選択にこだわりを持ちつつ、その花の良さを最大限に使う才能に驚嘆するばかりです｡

実に手入れが行き届き、背の高さ、色、性質を充分に考えた上で自然に見えるように植えられた花達｡花の色だけでなく、葉の色さえ考慮されているとしか思えない美しさです｡

庭造りの為にカナダから移住したご夫婦が、それぞれの庭をパートに分けて作っています｡ここはイエローで統一されています｡奥様のサンドラ婦人の担当です｡

どの植物も本当に大きく、元気に育っています｡植物園のように大きくない、ちょうど手入れが行き届く大きさなのでしょうね｡

レンガの塀がぐるっと取り囲み、それに植物を這わせて、上手に使っています｡強い風もよけられるし、古いレンガと植物が調和して　より自然な美しさをだしています。でも日本でやったら蒸れて大変だそうです。

木に囲まれた小道です｡ぎぼうしと黄色の花。細い木。Hadspenにいると、昔読んだ「秘密の花園」を思い出します｡少女の頃、本を読んで想像した庭がそのまま、ここにありました。今回の旅行で私はHadspenの庭に一番　感激しました｡