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広生研は、全国生活指導研究協議会(全生研)に所属する民間教育研究団体です
          
   引き継ぎ日 2009年8月26日
     



次回常任委員会(大会準備も) 
  2017年8月4日(土) 17:30〜、中山小





第57回広生研大会について     

 1日目 記念講演
 8月11日(金) 東区民文化センター(大会議室)
 17:00・・・・実行委員会で準備  
17:30〜17:50 受付
  
17:50〜18:00 開会行事
  
18:00〜20:00 講師紹介と記念講演
・・・・・澤田 樹(京都、中学校、女性)  
20:00〜20:10 事務連絡
  
20:10〜      片付け  
21:00〜      講師を囲む会(未定)

   
2日目 開会行事 基調提案 分科会 総会


8月12日(土) 二葉公民館  
9:30〜 9:45 受付  
9:45〜10:00 開会行事(研修室)

10:00〜12:00 大会基調(研修室)
12:00〜13:00 休憩
13:00〜16:30 分科会(研修室を2つに分ける、和室、会議室)
16:30〜16:40 休憩・移動
16:40〜17:00 閉会行事(研修室)
17:00〜18:00 総会(大広間)
18:00〜      片付け








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広生研フロンティア学習会
がありました
2017年2月18日(土)  会場:中山小学校
講師:福田敦志(大阪教育大学)

「アクティブラーニングとカリキュラムマネージメント」

このテーマは、高橋英児さんの領域ですよね。しかも、このタイミングで指導要領の改定案が出たり・・・。
(泣かされます)

その改定案で、<アクティブラーニング>の文言が、指導要領から消えた。
文言がなくなったからといって、しないのかということでもありません。
言葉からのイメージが、誤解を招くと出ていたが。
<知識>か<能力>かという天秤ばかりではなく、二者は相互に関係しながら育成されるものである。
・・・・「主体的な・対話的な学び」を引き出す。との言い換え。
横文字でなく、日本語で、きちんと表現する。誤解を減らすために。
しかし、アクティブラーニングは、一つの方法であって、目標ではない。
そういうところまで、後退しているのではないのかと・・・・

学びの質は、形式的な対話型を取り入れた技術というレベルにとどまることなく、
質の高い学びを引き出すことを意図する
学習指導要領改定案は、2030年を見据えているのだ。
〜〜〜〜〜〜〜第4次産業革命?グローバル人材
2030年と言っても、、たかが、13年後のこと。
(私は、どうなっているのだろうか? 生きているかどうか?)
政策立案者は、そこまで考えていろいろな提言をしているのだ。

<カリキュラムマネージメント>
子どもたちは、一人ひとり人格を持った大切な存在であるが、
こういう捉え方がある・・・・・
「カリキュラム-マネジメント」ーーー公立学校は、税金によって運営される企業。
では生徒は、「グローバル人材」という製品。これを、安定供給しなければならない。
各界からは、より良い製品が求められる。「資質-能力」の育成重視。

ーーー飛び級と原級留置(留年)の導入。
良いものは、さらに良くする。そうでないものは、それなりに育てる。
PDCAサイクルの徹底。ーーーー計画・実行・評価・次はどうする。
こういうことは、実は私たちは、かなり昔からやってきたことなのだが。

スタンダード
  ーーーそうなると、誰がやってもちゃんとできるようにしなければならない。マニュアルがありがたい。

* <主体的・対話的で深い学び>とは両立できるのか。

料理に例えると、レシピがあって、材料がそろえば、誰もが肉じゃがができる。カレーにはならない。
しかし、それは裏返せば「あなたでなくてもいい」「あなたの代わりはいくらでもいる」ということ。
ただし、東大とかへは税金のかけ方が違うということはある。エリートの育成。

こういう風に考えると、いろいろなことがつながってきはしないだろうか。

「何what」「なぜwhy」は問われることなく、「どのようにhow」を追求する文化に生きることを迫られる私たち。
責任を問われたくないので、ますますマニュアルに走ることになる。「言われた通りにやっただけです」
指導する側は、主体的ではない。いろんなやり方があっていいのでは?

「生きる力」とは何か?
「そんなのやりたくない」と言える生徒が、すばらしく見えてくる。

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長くなってきたので、もうやめますね。
これは、お話を聞いての、あくまでも松井の感想や見解です。 

福田先生から、フォローが届きました・・・・・

先日はフロンティア学習会にお声かけくださり、ありがとうございました。
私が学習指導要領について語るなど隔世の感があるなぁと思いつつ、
そういう立場になったのだなと身が引き締まる思いももちながら広島での問題提起に臨みました。

松井先生の「受けとめ」を書いてくださっていることもとてもうれしいです。
対話を継続することができるので。
その呼びかけに2点ほど応答させていただきます。

1つめ。

アクティブ・ラーニングは「方法」から「視点」に位置づけが変化したのだと申し上げました。
そのことによって、
資質・能力の形成と内容の充実との関連を追求する可能性が確保されたとも申し上げました。
他方で、資質・能力の形成を追求することそのものの危険性や国家主義的な内容が
たっぷりと入り込んでいることの問題性を指摘したつもりでおります。

この辺りは、「社会に開かれた教育課程」が謳われるなかで
「教育課程の自主編成」を通した学校づくりを改めて考えていく上でも重要な論点になろうかと思います。

なお、U先生の問題提起とそれへの何人かの先生方の応答に刺激を受けながら、
ここでいうところの「学校づくり」をどのように定義していくかについても、引き続き考えてみようと思います。

2つめ。
PDCAサイクルと「私たちがかなり昔からやってきたこと」との決定的な違いについても指摘したつもりでおります。
それは簡単に言うと、目標の決定過程に参加できるか否かという点です。
そこに参加するということは、「何を」「なぜ」を問うことにも当然つながることだと考えています。

ただ、スタンダードの浸透を「下」から支えているところの、「これ以上傷つかないように」振る舞う教師の苦悩
(もちろん、これは様々な評価による教師の管理やとりわけこの国における1980年代以降の種々の「改革」を通して
つくられたものですが)によって、
その決定過程への参加を「遠慮する」(=誰かに決めてほしい/決められたことには逆らわない)
教師が増えてきていることの問題点もまた提起したかったところでした。

このような状況をいかに乗り越えていくかについて、実践的な方向性を打ち出すこともまた
今回の私の課題であったとは思いますが、それは十分には達成できなかったことがとても悔しいです。 

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第56回広生研大会がありました
    
日時
   2016年8月7日(日)・・・・一日開催


会場
  佐伯区民文化C

日程  8月7日(日)
 10:00 記念講演・・・・・植田一夫先生(滋賀、小学校) 

 13:00 大会基調・・・・クリックで見られます
 






例会・学習会案内  広生研の各サークルの例会案内です  
            広生研が主催する学習会の案内です



広生研フロンティア学習会

2016年2月20日(土)  
講師:山本敏郎(日本福祉大学)
  「道徳の教科化と生活指導」
会場:中山小学校

 この本の著者、福田、藤井、高橋、そして今回の山本敏郎先生。
広大で学ばれて、現在は全国の大学で教鞭をとっておられます。

これで4人とも、里帰り講座をやったそうです。次は誰でしょうか?

住野さんは、来てもらいました。出先生でしょうか? 越さんも、ありですね。

よく、「学校できちんと道徳を教えないから、問題が起こる」という言われ方をする。
もっと厳しく指導しなさいよ。……例えばイジメについては、学校でもしっかりと指導している。
指導の方法もいろいろ試してみる。もっと、道徳の時間を増やせばいいのか?

 注意すれば、即効性はあります。ただし、本物ではないかも?
 やはり、本当に胸に落ちるといいますか・・・・。
納得して、自分のものになってないとまたやってしまう。
怖いから、怒られるからしてはいけない。
じゃあ、見つからなかったらしてもいいい? 
そうじゃない。本当にやってはいけないおとだから、やらない!

教える側にも、きちんとした人権意識が備わっていなければならない。
この道徳の授業で、何を教えるのか。 

学生時代の「教育過程および方法」(2年後期)のテキスト『授業と集団の理論』

(吉本均)の冒頭にこんな感じのことが書いてあります。

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「悪いと思っているか?!」

「思っています」

「もうしないな!? するなよ!」

「もうしません」

「帰ってよし!」

と、職員室を出た後で、舌を出す。

道徳的な説教を食らわす。

たいていは、その場しのぎで、「もうしません」。

くりかえされる。

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こうして「口で言ってもわからない」から「身体にきかせる」んでしょうね。

即効性は「その場だけ」、次は「見られているときだけ」。

平和学習なども、先生が「核兵器は、人類を滅亡させます」と、一方的に言って終わり。
・・・・みたいな学習から、みんなで話し合って、問題を解決するための方法を考える。
ような学習に、変わりつつあります。
しかし、学校というところは保守的なところがあり、研修では
「特別支援の観点から、生徒指導に当たります」
と言いながら、片一方では排除の論理で生徒指導をするというような、矛盾した展開があったりします。



* あくまでも、松井のメモです。



第55回広生研大会の報告
    
日時
   2015年8月1日(土)〜2日(日)


会場
  安芸区民文化C

日程  8月1日(土)
   大会調  

   分科会
   広生研総会
              
8月2日(日)
  記念講演

<あくまでも、個人の感想です>

第55回広生研大会・・・・・安芸区民文化C

安芸生研の方々、また関係者の皆さん、ありがとうございました。

西武の「てこ」、安佐の「安佐人U」、買いました。

きちんと実践を続けている証ですね。

若い人の参加も、元気が出ます。

ここからは、松井パパのメモです。フォローを、お願いします。

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第1日目<8/(土)>

始まりました。今年の大会歌は、「ヒロシマの有る国で」です。

ギター伴奏は、ガタガタでした。

 *「歌のお兄さん」も、いつの間にか「歌のおじいさん」になっていたとさ。

  楽譜のコードが、よく見えてない。

 午前中は、大会基調提案。

 今年のテーマは、

「居場所づくりを子どもと共に進めよう」

<居場所づくり>……個人の頑張りへ収束するのではなく、集団としてどう取り組むか。

教師が一方的に押し付けても、本物にはならず、長くは続かない。

自分達の力で、どう過ごしやすい集団をつくりだすか。

本物の学力は、将来の民主的な社会を形成する、大きな力となる。

 安心して生活できる集団か?  何でも言い合える集団か?

「登校したら、下校時間まで学校から勝手に出てはいけません」というルールは必用です。

では、「大休憩には、全員外で遊びます」というルールは、どうだろうか?  

教育か、強制か、洗脳か?  ボーダーは悩ましい。  

判断の目安としては、「子どもたちの主体があるか」

 環境のいいニワトリ小屋をつくって、しっかりと卵を産んでもらう。

方や、野放しにして、ニワトリも飛べることを自覚させる。

ニワトリ小屋は、人間の都合か? 

午後は、分科会に分かれてレポート分析。 

 2日目が始まりました。60名越えたかな。

 昨日、今日と学校行事や部活動とダブっていて、参加も必死です。

 今日は、記念講演。東京の特別支援学校の先生のお話を聞いています。

 開会のあいさつで、「学校の中に永田町があるのでは」と言われましたが……。

特別支援学校には、教育の原点があると思います。

 「弱者がすみやすい社会は、皆がすみやすい社会」

 1歳半の「あっ」があって、2歳でのおしゃべりがある。

「あっ」の前には、周りからの語りかけや、刺激が必要。

 2歳での、自我の目覚め。

せっかくとめたボタンを、バリバリと外して、自分でやると自己主張。

忙しいときには、腹が立つ。でも、成長には大切なプロセス。

 私に、「おばはん」という子。教室に緊張が走る。

「その言い方はダメでしょ。おばはん先生と言いなさい」

(空気が変わる。こちらのペースになったか?) 

暴力を止めるのは、言葉。力の指導は通じない。

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集団づくり
パワーアップ講座・・・・報告
 2014年12月6日(土) 
  場所 荒神町小学校

参加者が31名。

午前中はレボート分析。安芸生研の担当です

4月、小学5年生。授業中に立ち歩く、回りにちょっかいをかける、
机を叩いて授業妨害。そんなF君や学級にどう取り組むか?

子どもたちからのサインを見逃さない。読み違えない。
たとえば、ウンチをして泣いている赤ちゃんに、おっぱいを
あげるけど、飲まないし泣きやまない。
どうして、おっぱい飲んでくれないの、と言っても・・・・。 

10月には、そんなF 君がもぬけの殻状態に。授業妨害はなくなった。
担任は、4月の家庭訪問で
「女性の先生だから、甘えてるんですかね〜」
と言われていた。
知らず知らずのうちに、F君を自分が何とかしなくては・・・・、
と思い込んでいたのではないだろうか。「立ち歩かないのよ。邪魔しないのよ」
と言い続けて、10月にはF君はそうするようになったが・・・・・。
でも、授業にも参加しなくなった。いつも寝ている。
周りの子どもたちは、関わると見返りがあるので、無視している。
F君は、クラスでの存在感がなくなってしまった。
体育の時間、F君がズボンをTバックにしてお尻を見せても、
周りの反応がない。

担任は思った。「自分の指導って、これをめざしていたのだろうか?」

F君を観察した。
帯タイムの英語の時間、発音の真似っこ競争で、輝いてるぞ。
もっと、いいとこいろを見てやらないと。
しかし学力的には、小2くらいかな。どう、学力をつけてやればいいのだろうか?

 

参加者から・・・・
「学級内クラブとか、やってみては」
「段ボールハウス、作ってみる」「文字を一緒に書くところから始めたら・・・」
具体的なアドバイスが・・・ 

レポートして良かったです。
自分一人でどうにかしなくてはと、思い込んでいました。
いろいろ、試してみます。 

 

午後は、山口の原田先生のお話です。
「わくわくしてたら、こころは疲れない」

ステキな教師の仕事。
1.創造的な仕事
2.未来につながる仕事
3.個性的な仕事

……でも現実は、忙しすぎる。自由がない。人と比べられる。
子どもたちを大切にしたいと思えば思うほど、苦しくなる学校現場。
心や体を壊す先生が増えている。 

 

お話しが続いたので、ゲームをしましょう。
私とじゃんけんして、勝った人は90度回転できます。
4回勝って前向きに戻ったら、座ってください。
(負けたら戻るとか、取り入れるも良し)
何回かやってるうちに、教師がグーチョキパーを順番に出していることに気付く。
その法則に気づかないと、なかなか座れません。

 

「きとりす」を知っている人。
一人がリスで、それを挟んで2人が木。コールは3種類。

「きこり」……木の2人は移動。

「猟師」……リスが移動。

「嵐」……全員移動。

3人グループが作れなくて残った人は、自己紹介とか。

 

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第54回広生研大会の報告をします。
    ・・・・・70名を越える参加者
日時
   2014年8月9日(土)〜10日(日)


会場
  ビューポート呉

日程  8月9日(土)
   大会調  
←クリック
   分科会
   広生研総会
              
8月10日(日)
  記念講演
     講師 篠崎純子先生(神奈川、小学校) 

困らせたっていいんだよ 甘えたっていいんだよ
「マリン先生の虹色ノート」より
首をしめ、殴り合う始業式。
並ばせ係誕生
レオ、つらかったね
みんなの「和室憲法」
いやし隊が誕生   
けんかには訳がある
終わりの1分間だけ
運動会に出場O.K.
力強い決めポーズ
子どもたちの命を守ってきた母
「けんかはやめよう」宣言

みんなの「和室憲法」

 不思議なことに、カナヘビクラブの事件後は、地域でもイタズラはなくなった。しかし、授業は成立しない日々が続き、教室は荒れていった。カーテンはちぎられ、掃除ロッカーの戸は何度直しても壊されてしまう。壁も怒ったリュウがモップの棒でたたいて、ぼこぼこになっていた。

  すると次の日、父親が会社で労働組合の書記長をやっているという旭が「なんか父ちゃんに聞いたら、みんなの願いを紙に書いて、えらい人のところに持っていくんだって」と話していた。翔が中心になり、画用紙になにやら書いて持ってきた。そこには
(1)授業中席を立たない。 (2)勝手にしゃべらない。 (3)手イタズラをしない。
と書いてあった。
「先生が憲法の話をしてくれたでしょ。そのとき憲法っていいものだと思ったから、和室憲法って名前をつけた」と風子が言った。「憲法」の下には、子どもたちの名前が署名してあった。

 ある日の給食のとき、翔が「和室で算数をやってみたい」と言った。桜も玉男も「うんそれいいね!」と乗り気である。和室は校内でも高級旅館風の素敵な部屋で、ごくごく特別なことにしか使わない。私は、「無理無理無理。体育だって理科だって片付けもできないクラスなんだよ」と怒った。

 子どもたちは、並んで静かに校長室に行き、代表の翔が「憲法」を読み上げた。翔が「セーノー」というと、「お願いします」とそろってお辞儀をした。教頭先生が「障子とか破れたらどうするんですか」と質問した。サエが「大丈夫。百均で売ってるし、私、お母さんと大掃除のとき一緒にやったので、障子張れます」と言った。
 校長先生が、目をちょっとウルウルさせながら、「和室憲法を守って頑張りなさい」と言った。「やったー」と子どもたちの歓声が上がった。


「けんかはやめよう」宣言

 クラスの目安箱に、「暴力はやめてほしい、授業中静かにしてほしい玉男・敏夫・サエ・・」といやし隊のメンバーからの手紙が入っていた。班長会で、翔が「無理じゃない? まだリュウとかときどき騒ぐし」と言うと、サエが「前はこんなこと書くと、リュウたちはものすごく暴れたと思う。けど今なら言えるって思ったんだよ」と言った。

 翔と夏美の司会をする学級会が始まった。
 「たたく前に訳を言ってほしい。それから、けんかをやめるふりしてたたく人もいるので、やめてほしいです」と敏夫が言った。リュウは、教室の隅っこでボールに触りながらふてくされている。レオが「からかわれたりするとむかつく」と言い、松ちゃんが「嫌なことされると仕返ししたくなるじゃん。人間って」と言った。智が「耳元ででかい声出されると、ついたたく。止められない」というのを聞いて、なぜかリュウは席に着いた。

 雅人が「リュウたちには、今まで決めたことを何度も破られた。こんな難しいことを決めていいの?」と言った。夏美が、「それはいえるけど、チャイム着席のときも運動会のときも、決めたことが書いてあったから、守らない人にどうしてって聞けた。みんなの願いだから決めたいです」と言った。

玉ちゃんが、迷いながらも手を上げた。「けんかやめてって前は言えなかったけど、僕がリュウちゃんに鍵「負けるが勝ちだよ」って言ったら、やめてくれたリュウちゃんたちも前と違うと思う。今ならできるかもしれない」と言った。大きな拍手が起こった。

 リュウが手を挙げた。そして話し始めた。「2年生のときに翔に暴力を振るわれていたことを、いじめの学級学習のとき言えた。翔も泣いて謝ってくれた。わかってもらえてうれしかつた。オレも頑張る」と言った。風こ子が「もしもだけど、誰かが破ったとするでしょ。そうなったときは、どうやったらできるようになるかと、何度でも何度でも考えればいいよ、みんな」と言った。こうして「けんかはやめよう、授業中は静かにしよう」という学級スローガンが、教室の前面に貼られた。

                           

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第37回広島教育基礎講座
問題別:集団づくり

2014年6月15日(日) 13:30〜16:30  中区民文化センター

講師:TKM49(京都・中学校)・・・・先生の母校らしい。

 173cm、58kg目標なので、写真はNG。

中学生のとき、「金八先生」が始まった。
あれは、全生研会員の実践を小山内美恵子さんがドラマにしたもの。

全生研の坂本光男先生から、坂本金八(金曜の8時に放送)。
高校時代に、担任の先生に先生になって「全生研に入れ」と言われた。
当然入るものだと思っていた。

「アドラーの心理学」・・・・全生研と共通することが多い

《幸福の三つの条件》
1.    自分のことが好きであること。
2.    他者を信頼していること。
3.    社会の役に立てる人間だと感じていること。

 人間の根源的欲求は、「他人から承認される」ということ。
「生命維持」と思われるかもしれませんが、自殺してしまう人もいますよね。

京都のF木先生は言います。
「教師は、自分が傷ついたその深さで、相手の傷の深さを思い知る」

 ・・・・・・「きしょいんじゃ、こっちへくんな!」という言葉の奥にある『本当の本音』とは?

 F木先生は、大学は広島大学ですよね。
定年退職されましたが、京都府からの指名で<子ども支援センター>の責任者に。

 それで、関東からS崎先生をお呼びして学習。みんな、全生研の先生ですよ。
S崎純子先生のことば
「子どもの中にきっとある<しあわせになる種> それを見つけるのが、教師の仕事」

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休憩後、参加者のリクエストにこたえて・・・これ、良かったです。

子どもたちと通じ合う自分だけの<スタイル>を持つ

<言うことをきく>条件
@    好き   A    恐い    B    世話になっている

 自分のような教師は、Aは無理。Bでいくしかない。
 あるとき、「先生、机の高さが合わへんのやけど」
 すぐ道具を取りに行って、直した。
 その生徒は家に帰って「今度の先生、いい先生やで」

 「他人と過去は、変えられない」・・・・アドラー
 <いうことを聞かせる>のか、<自分でできる>ようにするのか。

 <継続>は、4回勝負。
1日目「先生、何やってんの?」
2日目「先生、またやってんの?」
3日目「先生、今日もやってんの」
4日目「先生、いつもやってんなあ」

<聞かない>ことを、怒ることからはじめない。
それより、思わず聞いてしまう中身の話をする。
全員と何度も視線を合わせる。

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 T本先生、お話上手。関西のノリ。<Kの世界>
参加者に質問を投げかけて、発言を促す。うまい。
否定しない。
「めっちゃ、おもろいやん」・・・・実践を楽しむ

職員室前で毎時間泣いていたいちろー君
昼休憩のゴミ拾いに付き合い始める。ボランティアスタンプを押してやる。
付き合ってくれる教員はいなかったが、もう一人生徒が一緒に。
彼の居場所ができはじめた。仲間とのつながりも。
何と、2年間続いた。

<清掃ボランティア>から<パイオニア隊>へ。
校長先生にも認められる。
学校だよりにも載った。
公的なことにしてしまう。

ここなら安心して活動できる。

 あくまでも、松井個人のまとめです。

<参加者の皆さんの声>・・・・瀧本先生の元気の源

@ 悩んでいたことがそのまま出てきたので、とても心が揺さぶられました。自分ができそうなことから、やってみようと思います。昨年は、学級がめちゃくちゃになったので、今年は自ら専科を希望して。<20代、男、小学校> 
@ 具体的な体験談をたくさん出していただいて、イメージしやすかったです。<20代、男、小学校>
@ @子どもたちとの対話が、具体的に聞けた。 A教師として大切なことが、よくわかった。 BT本先生の明るさ、見通しの確かさがわかった。<60代、男、小>
@ 広島は、「第1のヘゲモニー」に頼って、生徒を管理的に指導しようとしており、小学校にもおりてきています。それで、余計に問題が増えてきています。学校評価制度で、成果を出そうとする考えが、ようやく浸透してきたのでしょう。保護者との関係づくりを、聞きたかった。<50代、女、小>
@ 最初にレジュメを見たとき、難しい話かと思いました。しかし、楽しいトークとたくさんの実践例。3時間が楽しく過ぎました。
  アドラーの本音と建て前の話から、どんな状況でも子どもを認め、寄り添える先生の姿勢が読み取れました。<20代、女、小>

@ 京都からは、F木先生に何度も来ていただいていますが、それを彷彿させるお話でした。京生研のすばらしさを体現された、魅力いっぱいのものでした。個との対応をしつつ、同時に関わりの可能性を開く。わかっていながら、意識化を忘れている自分を発見できました。月曜日から、3年3組で頑張ります。<50代、男、中>
@ 子どもたちとの関わり方を、改めて考えさせられた。子どもを引きつけられる人間に、私もなりたいと思った。そして、子どもを最後まで信じることができる先生になりたいと感じた。今日参加して、本当によかったと思いました。<20代、女、小>

@ 見捨てない。ケアの大切さ。
  第3のヘゲモニー・・・・学習して、分析して、実践して、
    ・・・・時間をかけて身に付くヘゲモニー。大事にしたいです。

  T本先生って、若いんだ〜。
  アドラーの心理学の本を、読んでみようと思いました。
  今、小1の担任ですけど、ケアが不十分だった。子どもたちの顔を思い浮かべながら、ずっと聞いてました。明日、やさしく彼らの本音に耳を傾けようと思いました。<50代、男、小>


@ 新規採用です。大学で心理学を専攻していたこともあり、お話がすっと入ってきました。私の周りでは、「子どもをかわいいと思えない」と口にする人がよくいます。でも、「おもしろい。楽しい」と見られるようになれば、どんなに毎日が楽しいだろうか。「また一歩近づけるチャンス」と思うようにします。ありがとうございました。<20代、女、小>

 

 



第53回広生研大会・・・・・67名の参加
「対話」でつくる安心と平和の教室を

日時
   2013年8月10日(土)
     午前中:開会行事・基調提案
                 ↑クリック
 11日(日)
   記念講演・・・・・・佐藤晋也先生(東京・小学校)
              若いけど、すごいよ〜
              若い先生に、良かったです。
              ベテランの先生にこそ、聞いて欲しい。

    <人とつながり、人がつながるを目指して・・・>
     自分なりの個性を生かして、子どもとの距離を縮めてみよう。
      「友だちか」と思わせて、ちゃんと先生してる。
      *詳しくは、『スマホ時代の授業遊び』を読んでね。

    学校が、<ブラック企業化>している!?

    子どもに寄り添えない・子どもの側に立てない自分も許す!
      『板挟み』・・・・子どもが分かってくれている
     こんな時代だからこそ・・・・笑い飛ばそう!!
     
悩んでいたとき、生研サークルの先輩が・・・
      「悩んでるの。うけるね〜(笑)」
      「ざまーみろ(笑)」
    笑い飛ばしてもらえて、よかった。
    自分の悩みなんか、たいしたことない?
    もちろん、その後にレポートを読みながら
   一緒に悩んでくれました。
   そういった仲間が自分にはいたから立ち直れた

     さっぱりわからない記録で、ごめんなさい。

 
会場
 祗園公民館








『2012基調提案』載ってます



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Contents

例会・学習会案内  広生研の各サークルの例会案内です  
            広生研が主催する学習会の案内です
    6/20 教育基礎講座の集団づくり<中学校>
                         メモ載せました。


基調提案  毎年8月に行われる広生研大会の基調提案です 

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