読売新聞朝刊 2004年6月13日(日) 埼玉版
小さな詩(うた)、大きな力
現場の教師が作者
朝霞市立第二小学校で教師として、毎日、現場で子供たちとふれあっている、増田修治さんの作品。
第一部では、子供たちが家庭や生活や学校生活で感じたおもしろいことをつづったユーモア詩が「家族っていいな」、「心の中、のぞいてみる」などテーマごとに約百八十編収録されている。
第二部では、増田教諭が教育現場で感じた問題点と、ユーモア詩をまじえながら、幼児教育の大切さや児童虐待などについて解説している。
増田教諭は、「学校には悩みを背負っているなど様々な子がいるが、そんな子たちを含め、みんなが笑いあえる空間を作りだしたい」と話している。
(柏艪舎)