-----------------------------徹子の部屋-----------------------------

今週の徹子の部屋

3月25日(火) 出演

増田 修治(ますだ しゅうじ)

「皆で爆笑詩作り学級円満」

 

 今日のスタジオには埼玉県朝霞第二小学校4年生の担任教師、増田修治さんがクラスの生徒達と一緒にやって来た。実は増田先生、ちょっと変わった授業をやっている。それは生徒達に「ユーモア詩」を書かせるというもの。『お父さんがお母さんのブラジャーをしていた!』とか『やさしいお嫁さんをもらいたい理由』など家庭や学校生活の中で起こった出来事をユーモアを交えて詩に綴っていくという「ユーモア詩」。お互いに笑い合える事で理解が深まったり、詩を通して友達が考えている事が分かったり、詩を書き、みんなの前で発表する事で子供達の表情は生き生きとしてくる。そこで今日はスタジオで生徒に自分の書いた詩を朗読してもらった。口では語れない悩みや辛い思いを詩に綴った子供もいた。それは増田さんが6年生の時に担任した純君。純君の両親は離婚し、彼は父と共に暮らしていたが、父は末期のガンで生活は苦しかった。純君は投げやりで勉強が苦手な生徒だったが、そんな彼が意欲的になっていく姿が詩に書かれて行く。しかし父の死…そして一緒に暮らす事になった母も同じ病になる。彼は自分の辛い気持ちを詩に書きつづけた。増田さんにとって詩は生徒への心の教育なのだ。

 


*増田修治著書・「話を聞いてよ、お父さん!比べないでね、お母さん!」    
 発行:主婦の友社 ¥1,300(税別)

*「笑って伸ばす子どもの力」 発行:主婦の友社 ¥1,400(税別)

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