
★「世田谷区の保育士さん」向けに箱根で実施した
講演会の感想を紹介します★
★演題「子ども心を取りもどそう」★
○灰谷健次郎さんの「せんせい あのね」を思い出しました。ユーモア精神って簡単なようで
忘れてしまいがちですよね。日々忙しい時間をおくっていると、どうしてもイライラしがちにな
っています。そんな自分にはっとさせられました。「人間らしく生きるとは、自分の中の弱さ、
醜さ、心の闇をも理解しながら、それらすべてを共有していくことだ」という言葉に、とても心
がうたれました。
○とても楽しませてもらいました。でも「楽しい」だけで終わらず、その中で子どもの詩を通し
て心の中を読みとっていくすばらしさを感じました。子どもたちと関わっていく中で、自分自
身「子どもの心」を持ち続けていくことが大切なんだな…と、再確認しました。ユーモアあふ
れる保育を心がけたいと思います。子どもたちも自分も、楽しくいられることほどいいことは
ないな、と思いました。
○大笑いし、そして最後には涙…と、楽しく、また心温まる時間をすごせたように思います。
保護者との関係や信頼を築いていくことが年々難しくなってきたように感じていますが、職
場でも担任・子ども・親がつながる官営がつくっていけたらなぁと思いました。子どもの心や
気持ちにたくさん触れたことで、私自身も心がリフレッシュできたように思います。とても楽
しかったです。
○私は東北出身で、現在結婚2年目です。東京の子どもたちやその環境を見ていて、「東京
で子どもを育てたくないなぁ」と思っていました。親がどう頑張っても、他からの影響って大き
いものだと思ってきたから…。でも、こんなストレスのかたまりみたいな環境の中でも豊かな
心の子どもらしい子が育てられるかも…と思えました。とてもおもしろい話でした。ダンナにも
本を読ませます。
○子どもとふれあう現場の先生だけあり、話の内容、etc共感させられる部分がたくさんありま
した。詩にかぎら、子どものつぶやきに耳を傾けていきたいと再認識させられた時間でした。
ユーモアによって、子どもの心を受け止めると同時に保護者との関係も変化するように、保育
の現場においてもいかせるのでは…と感じました。
○増田先生の取り組みは、本当にステキなことだと思いました。子どものありのままが「詩」に
あらわれていて、たくさんの笑い、たくさんの喜び、そしてちょっとの涙と、短い時間にいっぱ
い経験(体験)できました。今、大好きな子どもたちを目の前にユーモアを忘れがちだったな
と痛感しました。ありがとうございましたという気持ちでいっぱいです。
○子どもってつくづく素直だなと、詩を見て感じました。そして、すごい観察力を持っているのだ
なと…。子どもの気持ちを知ることで、私たちの声がけ・対応の仕方が変わるという話をうか
がってはっとしました。やはり子どもの気持ちを知ることは大切なことんまのだと思い、自分
の行動をふりかえるいいきっかけとなりました。楽しいお話、ありがとうございました。
○テレビ等で「現代の子ども」の今は…というようなニュースをよく見るが、「ふ〜ん、昔はちが
ったのに」と思うまででした。先生の話を聞いて、やっぱろ子どもの心は、今も昔も変わらな
いし、おもしろいことが好きなんだなと感じました。先生は詩を使っての取り組みでしたが、他
にもいろいろなやり方があるのでは?と考えさせられました。私には何ができるだろう…?
○詩を事前に読んだ時から、思わず笑ってしまったり、せつなくなったり、子どもの心にリアル
に触れられたように思う。“ユーモア詩”というものを10年も前から取り入れ、子どもたちのあ
りのままの心と向き合ってきた増田先生はすばらしいと思う。保育の中でも笑いと大切に、先
生の考え方を取り入れられたらと思う。
○子どもたちのユーモア詩を見て、たくさん笑わせていただきました。増田先生は「先生は、良
い親になれというビームを出している」とおっしゃっていましたが、私もそうかもしれないと反省
しました。なるべく親の気持ちに共感しながら一緒に子育てをしていけたらいいなと思います。
○何よりも、、小学校で増田先生のような授業をしていらっしゃる先生がいることに感動しまし
た。私は子どもたちと大笑いすることも大好きだけれど、怒ることも多くて…。先生のお話を
聞きながら日々の自分の姿と重ねて、「あぁ、あの時はこう言った方が良かったのかなぁ〜」
と反省したりとても勉強になったりしました。小学生は自分の思いを、言葉や文字で表現する
ことができるけど、それができない保育園の子ども達には、何が良いのかな?と考えました。
自分なりに消化して実践していきたいなと思っています。素敵な講義をありがとうございまし
た。
○感動しました。そして私も子ども心を少し取り戻せた気がします。私も小学生のころ、先生に
めぐまれ、週に1回日記を提出し、そこでいろんな思いをぶつけていました。それ以後、何か
言いようもない不安やストレスがあるとよく筆をとっていました。最近してなかったな〜と反省
しています。文章に表すことって、心の奥を自分でも知ることができるものだって思っていま
す。増田先生のクラスの子たりは、幸せですね。今日は参加できて本当にうれしく思います。
○子どもの詩が、奥にある心を素直にあらわしていることに感動しました。忙しい中でも、それ
に流されることなく、子どもと向き合い、子どもの気持ちになり、成長を手助けしていかなくて
はと思いました。子どもたちの詩を、もう一度読み返していきたいと思います。楽しく考えさせ
られる講演でした。
○子どもの学校離れや学力低下ということが問題になっているが、私は常々教師の魅力のな
さに原因があるのではと考えていた。実体験ですが、好きな先生の授業は楽しく聞けたし、
苦手な教科も頑張りました。そういう意味で、増田先生はとても魅力があり、子どもたちもな
んやかや言いながら先生のことが大好きなのだと思います。私たちが忘れてしまった子ども
心を取りもどすことによって、子どもたちと対等に接することができるのだと実感しました。笑
いにあふれた講演でしたが、その中に強いメッセージが伝わってきました。ありがとうござい
ました。
○昔、自分が小学生だった時、学校文集というものがあって、各学年で選ばれた人の詩や作
文がのっていたなと思い出し、そういう作文や詩は、先生に書かせられたもの、同じようなも
のばかりで、つまらないというイメージがあった。でも今回の講演で、子どもの素直なありの
ままのストレートな詩をたくさん感じることができ、子どもの詩に対する見方が変わりました。
普段、気持ちを外に出さない子でも、詩には自分の思いをぶつけていたり、そこからその子
のことを少し理解できたり、接し方が変わったり、とても参考になりました。
○たくさん笑い、感動させていただきました。日々の保育の中では、やはり私は「こうであれ」
と自分が思うものを子どもに押しつけていた気がしています。子どもたち一人一人の心を受
け止め、向き合っていく、よりそっていくことは難しいこともあり、正直自分の心がしんどい時
もありますが、がんばってみようと思い直しました。保育園の子どもたちの自己表現は、スト
レートであるけれど、言葉にできなくてわかってもらえないことも多いと思う。それでもよりそ
いたいと思っている。
○保育士になり、今まで数多く講習や講義、お話の中で一番ためになるおもしろいお話でし
た。「笑う」ことのパワーの大きさを改めて感じます。是非、また研修などでお話をお聞きし
たいです! 本当に本当に感動しました。ありがとうございました。本、大切にします。
(講習中に大声で笑ったり涙が出てしまったのははじめてでした)
○我が子も6年生、担任も38才の男の先生。何か個人面談しているような気持ちで聞きま
した。ほんとに今身近な事として、とっっても良い講師と内容で、楽しく聞きました。また、こ
の先生の話は東京に残してきた職員にも聞かせてあげたいと思いました。
○とても楽しいお話で、時間がたつのがあっという間でした。保育者としてもそうですが、母
親としてズキッ!とくる詩がたくさんありました。私の息子もとろくて、つい“情けない”と言っ
てしまうことがあるのですが、言葉には気を付け、言わないようにしようと誓いました。“あな
たの感じていることは決して間違っていないよ”ということを伝えていくようにし、自己肯定感
を育てていけるよう頑張りたいと思います。
○笑いのある生活…つい怒って声になりがちだったなぁなんて思い改めました。今の子どもた
ちは、本当にストレスを抱えているなぁと思っています。笑いでふきとばせること、きっとあり
ますよね。先日の保育で「鼻・鼻・耳ッ・耳・耳・口ッ・口・口・歯・ははは…っ」と手遊びしてい
ると、歯からははは〜と笑い声に変わり、ただそれだけでも笑い続けていました。何でもいい
と思うんです。子どもたちの笑顔が見られるように、私も笑顔をたやさず過ごしていきます。
一言自慢…保護者会で「朝のおはようの笑顔にこちらが救われます」と笑顔をほめてもらっ
たんですっ。これからもがんばります。
○こんなにも楽しく、笑った講演会ははじめてでした。「学級崩壊」という言葉を頻繁に耳にする
近年で、「詩」を通して、子ども・教師・親がつながることができる(しかも笑いつきで!)なんて
とても素晴らしいと思いました。子どもたちの書いた詩を読んで、改めて子どもっておもしろい
なと思いました。
○増田先生の話、すごく楽しかったです。最後に言っていた「私たちは親たちに知らぬまに“い
い親ビーム”を発していて、それが親には負担なんだ」というのが心に残りました。ありのまま
を受け止めなければと思いました。それにしても、先生は“小学校教諭”という仕事をしつつ
(詩の指導、学級通信を書くのも大変な上に)これだけの活動をなさっているのに脱帽しまし
た。箱根まで来ていただけて、話を聞けてよかったです。
○事前に資料をもらっった時、下品な話ばっかりだったので、太って嫌なオジサンかなと思った
けど違って、ステキな先生だった。話もとっても引き込まれておもしろかったし、自分もこんな
先生に教えてもらいたかったと思いました。
○笑いあり、涙あり…で、本当にあっという間でした。もともと子どもの詩は好きで、自分でも本
を読んだりしていたのですが、子どもたちの様子、生活背景などをうかがうことで、よりイキイ
キとしたものを感じられました。ついつい生活の流れに追われ、カーッとしている自分をはず
かしく思いました。「子どもを理解すると、言葉がけが変わる」先生のこの言葉を忘れずに、子
どもたちと向き合っていきたいと思いました。
★「坂戸市立勝呂小学校 第3回家庭教育学級」感想を紹介します★
(2003年11月22日)
★演題「親と子のいい関係をつくる」★
(31名中5名の方を抜粋してのせました。)
○高校生、中学生の子どもがいます。ラッキーにも講演を聞けましたが、東部4校連絡協議
会主催で中学校のPTAにも聞いてほしいと思いました。受験生二人を抱えて頭が堅くなっ
ていたことを反省しました。また聞きたいと思いました。
○今日は家に帰ったら、ユーモアを言ってみたいと思います。
○講演を聞いて、子どもとの接し方をもう一度見直す必要があるのではないかと思いまし
た。とても難しい問題です。
○笑えるお話、泣けるお話、ありがとうございました。夫も連れてくれば良かったと思いまし
た。
○自分の考えが正しいと思い込んでいる自分が見えてきました。子どもが子どもらしく人間
として成長していける道しるべのような親としての自分の成長になった気がします。また先
生とお会いしてたくさん話が聞きたいと思いました。先生のような人がたくさんいたら、日本
も明るいですよね。これからもご活躍期待しております。ありがとうございました。