現在でも野生のものが暮らしているオーストラリアが原産。
古くからヨーロッパで、飼われていた。初めにブルータイプが生まれ、改良を重ねて、
細かい色分けまで、含めると4千種にもなるといわれています。
ヨーロッパの品評会用に大型セキセイが作出されました。在来種とのハーフで、中間のサイズも存在し、体格も立ち姿も良い、方向へ、改良されていくものと思われます。
暑さや、寒さに強い、群れで行動し、他の鳥とも同居できる。
巣引きも簡単で、手乗りにもなる。こうした飼い易い特徴から、世界中に愛好者が多い
小鳥です。
セキセイインコの歴史
在来種 大きさ 19cm前後、体重 35g前後
ハーフ 大きさ 21cm前後、体重 45g前後、
大型 大きさ 23cm前後、体重 55g前後、
平均寿命は、9年くらい。16年という長生きした例もあります。
サイズなど
飼育カゴは、最低35cm四方、巣引き用には、45cm以上ののサイズが望ましい。
若鳥のうちは、なるべく大きいケージで、羽を使い少し飛びまわれるようにしないと体が小さく
なってしまいます。
えさは、市販の混合えさで、十分ですが、数多く、飼う場合は、種子ごとに購入し、
季節に合わせて自分で、配合するとより良いでしょう。
あまり強いえさは、控えめにしませんと太り過ぎになります。(麻の実、ひまわり、カナリーシード等)
水は、少ししか飲まないので、小さい入れ物でも良い。
個体により、水浴びするものもいます。
青菜、ボレー粉、塩土も与えます。青菜はキャベツの青い葉、小松菜、水菜、青梗菜、など。 普段は週3回ほど。育雛時は、毎日与えます。
巣引きは、巣箱を取り付けたカゴに 成長した♂、♀を入れれば、たいていは、1ヶ月もすると
産卵します。♀にきついものが、多く、若い♂だと相性が合わないこともあります。
生後4ヶ月から、7ヶ月の換羽が済んでから、巣引きさせてください。
巣箱の中に木のチップを少し敷いてやると、卵の割れ、雛の圧死を防げます。
色の組み合わせは、同種が基本ですが、パイドなどは、オパーリン種と組ませると良いようです。
ハルクインは、同種同士がベストです。黄色は優勢なので、イエローフェイス同士は、胸などに
黄色の流れている個体は、腹の色が緑になってしまい、レインボーと呼べなくなります。
顔だけがくっきりと黄色い個体を選びましょう。
地色には、黄色、クリーム、白、とあり、これを目安に組ませるとわかりやすいです。
同じ色の雛がたくさん取れますと、個体識別が難しく、雛の頃に、足環を付ける事もあります。
初めて過ごす、冬は、寒さに弱いのですが、1年たちますと、外の禽舎飼いなどでも平気です。
セキセイインコの飼い方等