フローラは、1990年10月に
ミルキーウェイツーケネルに生まれました。
オス2、メス2の4頭兄弟で、女の子たちは、母犬のラッシーに似たかわいらしい仔犬でした。
サイズが良さそうなので、残してショードッグとして、育てました。
華奢だったのですが、足は、速くて、
ハスキーたちにも負けないくらいでした。
5ヶ月の頃、アジアインターナショナル・ドッグショー ( JKC本部展 ) に出て
シェルティーのベビーで、トップになり、グループ戦でも勝ちあがり、
グループ・ファーストの賞をいただきました。
ジャッジが、フローラを気に入ってくれて、にこにこと話しかけてくれたのですが、
英語がわからず、笑顔で、うなずく他ありませんでした。
昔のポイント制ではCHになっていたのですが、途中で制度が変わり、 フローラも前足を骨折したため、ショーは断念しました。骨折は治りましたが、数ミリの狂いで、以前よりもきれいに走れなくなったのが残念でした。 治療の際には痛みをこらえてキャンとも鳴かずにいるのを見かねて、 獣医さんがエリザベスカラーを外してくれました。 とても我慢強い犬だったのです。 下記記載の種♂、エディーとの間に何頭か子犬をもうけましたが、 フローラに似た子は出ませんでした。 秋に子犬を産んだ後、具合が悪くなり、あっという間に旅立ってしまいました。 子犬は1頭きりで、私が大切に育てました。その子は呼び名がナンシーと いい、きれいなセーブルの女の子でした。 フローラの再来を目指して血を繋いでいきたいと思っております。 |
フローラが始めて よそで、交配した時の娘、ティナです
おばあちゃんに似た、黒がちのセーブルでした。
こういう犬からは、トライカラーの子犬も生まれます。
やさしくて、静かな犬でした。
牡のエディー君と仲良しで、兄弟のように育ちました。
良い、母犬として、期待していましたが、若くして、事故死いたしました。
ナンシー オブ ミルキーウェイツー JP(ティナ)
ティナの孫娘は、アリシアです。
フローラの母犬、ラッシーの貴重な写真です。
もうネガも見当たらず、残り少ない写真をスキャンしました。
ラッシーの父もJKC・CHで、母も数多くのショードッグを残した名犬です。
黒の多いセーブルで、コートの豊富な素晴らしい牝でした。
子出しも良く、この写真の時には、6頭の子犬たちを 公園で、遊ばせており、
半径150m以内に他の犬が近ずくと 吠え掛かって追い払っていましたね。
もう30年前の犬です。動物は世代交代が早いですね。
AM.CHフォーマルノーチスの系統でした。
ラッシーから、数えると直系5代目を過ぎました。
大切に良血を継続して、ブリードしていきたいです。
キャンディー
フローラとエディーの初めての子犬3頭のうちの1頭です。
大柄ですが、コートの多いフルカラーの犬でした。
2回しか、繁殖しないうちに子宮を取ってしまい、
その後は、ゆったりと過ごす人生でした。
11歳にて永眠。
プリンセス オブ ミルキーウェイ ツーJP