氷川神社フィールドワークシート
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訪問日:訪問日:2007/9.7
シート作成者&調査者: STAFF R
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名称:氷川女体神社 所在地: 埼玉県さいたま市緑区宮本2丁目17-1
(最寄り駅:
武蔵野線東浦和駅からバス15分徒歩15分 )
)
(台風の翌日で、境内は落ち葉でいっぱいでした) |
(磐船祭祭祀遺跡) |
@建立時期 (崇神天皇の御代、出雲から勧請して創建とされていますが・・・。 )
A遷座・ 無し
B遷座前の情報 (延享 1744〜1748年)
■記録・感想
今から2000年前の昔、第10代崇神天皇の時代に勧請をしたと伝えられています。氷川女体
神社の「女体」は、御祭神である奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)に由来しています。
日本書紀のなかでは、稲田姫命は須佐之男命(すさのおのみこと)がヤマタノオロチ退治の
際に助けて妃にした姫とされています。
また、一説には、この神社と、大宮区高鼻町にある大宮氷川神社(御祭神:須佐之男命・
男体社)、見沼区中川にある中山神社(御祭神:大己貴命・王子社)の三社を合わせて、
武蔵国一宮と称されていたとも伝えられています。実際に三社は見沼を見下ろす台地の上に
建てられています。
また、境内前の御幸道のつき当たりには「磐船祭祭祀遺跡」があります。元々、氷川女体神社
で最も重要な祭祀は、見沼で行われていた御船祭でした。しかし、享保12年(1727年)に見沼
が干拓され、見沼での御船祭が行えなくなってしまいました。その代わりに見沼の一部であった
場所に、池の中に丸い島を築いた祭祀場を設け、そこで御船祭の代わりとなる「磐船祭」を行って
いました。磐船祭は明治初年以降行われなくなりましたが、その遺跡が良い保存状態で残されて
います。社叢はさいたま市指定天然記となっています。境内はクスノキやタブノキなどたくさんの木
に覆われ、静かで厳かな雰囲気に包まれていました。
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■特記事項ほか
社務所で売られている「巫女人形」、女性の願い事を叶えてくれると評判と聞き、即購入。
一体千円でした。とてもかわいらしいお人形です。
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