2002.8.10 SUMMER CRUSH 2002 WTCオープンエアスタジアム 東名阪自動車道で、事故渋滞があり、開演を25分遅らせるとアナウンスが入った。多分、バスツアー組が着いていないのだろうとピンときたら、当たりだった。結局40分遅れで開演。 西川君は、最初のMCで、ちゃんと説明してくれた。 「渋滞の為、25分、時間をずらして開演させてもらいました。折角東京とか、東北とか、日本中から集まってくれるのだから、みんな揃ってやりたかったので。どうもすみません」 普通、開演が遅れたからって、アーティスト本人がお詫びすることって無いんじゃないだろうか。遅れた人の事、待ってる人のこと、みんなの気持ちを気遣ってくれるんだなって、嬉しかった。 「全国からこんなに沢山の人が熱い気持ちを持って集まってくれてたのを、こんだけありがたいと思えることが嬉しい」 「T.M.Revolutionを始めた頃の気持ちに戻ってます」 「お前らの気持ちが、全部俺の力になってます」 確か、いつも何もいう事考えずにMCやっててもいい事言えるのがすごいとか自分で言って、 「もう俺は神に近づいてるからね」 「皆様に奉仕するために生きてるから。」 「あなたの! 西川でございます!」 客席からの声に反応したのか、 「髪伸びた? 神だから、すぐに伸ばすことができるのよ。」 西川君、何度も「気持ちいい!」って繰り返し言ってた。 かわいらしいモジモジポーズみたいなかっこして、 「去年やらなくて、損しちゃったな☆」 「来年、再来年とやっていけるかは、お前らにかかってるんで。」 会場のすぐ隣に駅ビルがある。そこから見てる人達を指さして、私達と比べて。 「こんな晴れやかな顔と、壁1枚隔てて対照的な顔。天国と地獄。 まあ結局、壁を1枚越えてこられるかどうかということですが。」 「周辺地域にも、海を越えた神戸にも、あそこは一体どうなってるんだと思わせるように。 あそこであまり体の大きくない人がなにをやってるんだろうかと(自分で笑)。お前ら次第で」 そういえば、ここからは風で音が運ばれて、対岸の三宮まで聞こえたりするって前回のサマクラで言ってたな。 みんながサイリウムを振っているのを見て。 「結構きれいなもんだね。気に入っていただけたでしょうか。」 「君たちが、ホタルのようだよ。…アホかオレは!(笑)」 カッコいいこと言って、自分でつっこんでる(笑)。 夜空を見上げて。 「今日はあまり星は見えませんが。大阪市内の星が今夜全部ここにあつまってくれました」 (感動的なんだけど、市内限定ってのが微妙にショボイと思ってしまった私。) 「お前らが星です」 中盤のMCで。 「『もう終わっちゃうんじゃないかしら!』って思ってる方。大丈夫ですよ。まだまだこれからです。」 もしかしたら、バスツアー組が着いた時だったのだろうか。それで遅れて来た人達に声をかけてくれたのかな。そして2回目のおわび。 「時間通りに始めるのが当然なんですが、どうせならみんな頭そろえてやりたかったんで。ご了承下さい。すみませんでした」 と、深く頭を下げる。 「その分、たっぷりサービスさせていただきますから。かゆい所に手が届くて感じで」 客席の右半分と左半分で声援合戦。 まず西川君いわく『スナオサイド』で。次、私のいる『山田サイド』。 「この結果によってはこいつ(山田さん)が北海道に帰らなきゃいけないからね。」 山田さん、頭下げてる。で、みんな目一杯叫ぶ。 西川君、スナオサイドに戻って、 「負けてるんじゃな〜い? これからの曲、あっちでばかりやることになるかも…」 そりゃもう向こうの人達、必死で叫ぶ。 「い〜い感じで殺気立ってきました。」 あはは、殺気だって嬉しいんだ! それでまたこっちも叫ばして。 西川君、中央で頭を抱える。 「…困った。両方の愛に応えたいのに、体は一つしか無い。…全部まとめて相手してやる!!」 で、怒濤のあの曲へ突入! アンコールで。 「もう、ほんっとーに何も言うことはありません。気持ちのこもった曲、いきます!」 で、アレが来て、みんな大喜び! ダブルアンコール、中央花道で。 「気持ちとか、色々なものが移り変わっていくけど、変わらないものを届けていきたい」 「こねくりまわさずにまっすぐやればいいんだなって。信念貫いていきたい。」 これ、嬉しかった。その通り。妥協せず、西川君のやりたい事をやって欲しい。 「こんなに大勢、熱い気持ちをもって集まってくれて、だからこそ続けていかなきゃならないなって思う。」 「足腰立たなくなって上下(かみしも。ステージのこと?)走れなくなるまでずっと続けていきたい。ついてこれるか!」 すごい歓声。 「その時おまえらもそーとーな歳よ? 本気だろうな!」 またすごい歓声! 本気だともさ! 嬉しいな、ずっと一緒にいてくれるんだよね! 「俺の大切なお前らの為に、もう1曲やらせて下さい」 今、思い出せるのは以上です。何度も何度も、大阪気持ちいいって言ってくれた。そして、ずーっと、感謝の気持ちを訴えていた。もー、嬉しくさせてくれる言葉ばっかり。私達と本当に近くにいてくれる。高所から見下ろすのではなく、感謝の気持ちを忘れない人。私達を心から愛してくれてる。言葉ではうまく表現できないって言うけど、これだけストレートに伝えてくれれば、ものすごく伝わってくるよ。 |