2002.4.5 CBCラジオ ハイパーナイト・ワカサギ

  W:若狭敬一 T:西川貴教

W:さあ、今日のゲストはこの方です!
T:どうも、T.M.Revolution西川貴教です!
W:よろしくお願いします!(拍手)
T:どうもです!
W:ヨイショ!(拍手)
T:こんばんは!
W:いや〜、ついにですねえ、これがほんっとに不安がられてましたが、リスナーに。何とか改編突破しまして。一発目のゲストが、T.M.Revolution西川貴教さんです!
T:はい! もう2002年期もよろしくお願いします!
W:よろしくお願いします! ということですが。
T:ほんとにほんとに。
W:あの、ここに来るやいなやいきなり。ツボイノリオさんに挨拶してましたが。
T:そうですね。
W:ヒャハハハハ。
T:ツボイノリオさん。いらっしゃいまして(笑)。
W:好きなんですよね。
T:あのね、僕、実家が滋賀県なんですけど、電波で言うと京都の方に近いんですよ。あのー、東部になるんですかね、東部の下の方なんですよ。だからこう、電波拾うとしたら、AMとかも、京都の方の電波拾ってて。それでね、ずっとレギュラーをやられてたんですよ。ずっと。リスナーから送られてくる、エッチな替え歌とかを、まとめてテープで配布されたりとかして(笑)。すごい。
W:ハッハハハハ。ツボイさん、そんなことされてたんですか。
T:ずっとやられてましたね。なんか、シモネタだけでお送りされて(笑)。中学生くらいの自分にとっては衝撃的でしたもんね。
W:衝撃的。
T:うん。だから…
W:「シモネタだけでお送りされて」っていうのがいいですね。なんか微妙に敬語で。
T:そそそそ。だから、リスペクトですよね。
W:あ、ツボイノリオに対しては。やっぱり西川貴教さんはリスペクトだと。
T:ちゃんとだからそれは鶴光師匠とかと一緒ですし、そういうだから、ラジオというのは、まあ良くない傾向なのかもわからないですけど(笑)、「ラジオ=深夜帯」「深夜帯=シモネタ」みたいなのが図式的にやっぱできてて(笑)。
W:できてますね(笑)。
T:それをやっぱり、諸先輩方をリスペクトしているという気持ちを、やはり番組の方でも、お送りしていこうっていう。
W:あ、なるほど。
T:だから、僕が言いたいんじゃなくて、もうほとんど歴史に言わされてる。
W:なるほど。踏襲せざるを得ないという。
T:そうそうそう!
W:脈々としたDNAの中では。
T:ほとんど襲名式みたいなもんですね!
W:ハハハハ!
T:パーソナリティ、いわゆる夜帯で、お前が看板、って言われた段階で、ああ、俺がシモネタを言わなきゃいけないんだなと。
W:シモネタ伝道師みたいな感じで。がんばらないといけないと。
T:そうそう。夜帯の、おまえが看板なんだって言われて3年くらいなんですけど、ま、やっぱり、自分でも切実に、使命感がわいてきて(笑)。
W:頑張らなきゃいけねえな、みたいな(笑)。
T:もっと自分を追い込んでいこうって(笑)。
W:シモにシモにと(笑)。
T:シモにシモにみたいな(笑)。
W:ところが。これがですね、一旦マイクをステージマイクに替えるとですね、かっちょいいじゃないですか、これまた。
T:へへへへ。いやもう…。
W:今回ですね、2/20になりますが、16枚目のシングルになります、『Out Of Orbit〜Triple ZERO〜』が出とりますが。これ結構久しぶりでしたね。
T:そうっすね、1年以上ぶりになりますね。
W:これ結構開いたって事に関しては、ご自分では何かありますか。
T:いや、あのねー、実はちょっと以前からなんですけど、T.M.Revolutionという、やってきたプロジェクトの、見直しというか。音楽性とか含めて。ま、作り上げていく、今後のビジョンみたいなものをふまえて、ちょっと大きく変えていこうというタイミングを計ってて、その為の準備を去年はずーっと。実は、その作っていなかった間。ツアーが、でもね、ちょうど4月までアリーナツアーをやってたんですけど、一番ファイナルがなんと名古屋で。で、今回もうすぐツアーですけど、初日が名古屋って事で、なんか自分的にはつながってて。
W:名古屋名古屋とねえ。
T:名古屋名古屋と。名古屋名古屋みたいな。
W:ありがとうございます!
T:もっちろんです!
W:で、一年の間には、新たなプロジェクトの為に。
T:そうですそうです。
W:いわば充電じゃないですけど、色々試行錯誤していた感じですね。
T:ずーっとだからねえ、もっと自分的には(笑)、色々時間があったら、こう海外に行ったりとか、ああしたいなこうしたいなって考えたんですけど、全っ然無理でしたね。
W:ハハハハハ。
T:全くこうなんか、微妙なタイミング。実家でさえも帰れませんでしたもん。
W:あ、実家、滋賀県帰ってないっすか。
T:帰ってないっすね。だから、ほんと考えてみたら、3,4年帰って無いッスね。
W:あららららら、こりゃちょっとした親不孝だったりすると。
T:いやでも、連絡だけは取り合ってるんで。
W:頻繁にしてるわけですか。
T:そうです。妹もですね、つい最近。二人いるんですけど。それぞれ2,3年前に第一子が生まれ続けて。で、この前、つい2月くらいですか、上の方の妹がまた二人目。第二子。で、来月なんですけど、下の方の妹が第二子。
W:おめでとうございます!
T:おめでた続きで。
W:全く西川さんの歌のプロモーションとは関係なく(笑)。
T:関係ないですね(笑)。ごめんなさい、ほんとに。いや、単にこう、どっちかというとリリースっていう、出すって言う、こう(笑)。
W:リリースつながりで(笑)。
T:リリースつながりと考えていただけると(笑)。
W:妹もリリースしまくっている西川家(笑)。
T:隔月でシングルをたて続け。ね。
W:ね。小刻みにいかないと、こういうことは(笑)。
T:小刻みにリリースしていく感じが。
W:おめでた続きで。いいですね(笑)。
T:(笑)
W:なんといっても、2/20にそのシングルを出されて、3/6にやはりおめでた続きのリリースと言えば。初のベストアルバム。
T:私もひりだしてしまいました。
W:ひりだしましたね、これ。
T:もうね。大きな節目を迎えるに当たって、やっぱり口頭とかだけじゃなくて、ツアーと、それから今回のそのベスト盤っていうのは、今までをまとめた形でもありつつ、新録のものも入ってるんで。
W:そうですよね。これ17曲入りなんですが、なんと1曲目から16曲目までは、まさにこれ、ベストアルバムというのにふさわしく、時代を遡るかのようにこう。
T:はい。
W:初っぱなのデビューシングルからずーっとこうきてるわけですよね。
T:そうですね。年代別に順番に。
W:で、17曲目は新曲と言うことなんですが。これ贅沢なアルバムですね!
T:…そうですね、今までも色々ベスト盤とかって話はあったんですけど、なんかあんまり作る気は全然しなかったんですけど、今回やっぱり大きな節目を迎えるってことに当たって、こういうもの一つ作って、なんか卒業制作的な。
W:はーはあはあ。
T:卒業文集とか。
W:はいはいはい、やりますねえ。
T:そんな感じかなあと。だからこう、ツアーとかも、卒業式に近いというか。
W:なるほど。じゃあめちゃめちゃ節目ですね。
T:もうほんとに。だからそのかわり、そういうことやってくことで、誰も一人残さずに、次のステージに一緒に行くというか。
W:行くぞ、と。
T:そうそうそうそう。
W:結構じゃあ、卒業式、実際小中高と歩んできた中で、割と大きなモノを卒業制作でやったみたいなことは過去にあったわけですか。
T:…いや。全然。だからそういう意味では、今回はそう言う風な気持ちになったんですよ。なんかね、T.M.Revolutionという、一つのプロジェクトを組み上げてきて、そこで感じたものとか、沢山こう、あったんでね。やっぱ、みんなのおかげで、色んな所見えたし、みんなにも色んなものを、もしかしたら、与えつつ、僕自身もすごく沢山もらってたし。そういう交換作業ってのかもできてて。で、それを、次は、もっとさらに、膨らまして、大っきな楽しいものにしていきたいな、っていう。
W:革命はまだまだ続くわけですね。
T:もちろん! あのー、ずーーーっとね、言い続けてますけど、ほんとに!世界征服を企んではいるんですけど。まだまだ成し遂げられてはいませんけど(笑)。
W:それじゃ、世界征服を100としたら、今どれくらいまでいってるんでしょうか。
T:…ん〜〜。…2。
W:ハハハハハハ! 小っちゃ!
T:小っちゃ! しょぼ!(笑)
W:まだ2ですか(笑)! まだまだ行かなきゃ!
T:まあこれからだってことですよね。発展途上である。
W:じゃ、これ逆にファンにしてみれば、嬉しいことですよね。「え、今のでまだ2なの!?」みたいな。
T:もちろん! そうですよ。
W:はあ〜。こりゃガツガツ行ってもらわないと。
T:水着で言うと、まだ乳首さえも隠れていませんからね!
W:マジっすか!?
T:もぉ〜ホントに(笑)。
W:貝殻まだ着けてないっすか(笑)。
T:全然全然。武田久美子どころじゃないですね。
W:武田久美子じゃないと。いいですね、昔の宮崎…じゃねえや、榊原いくよ言おうとしたんですけど、頭の中には宮崎さんが出てきたというこの(笑)、巨乳つながり、微妙な発展形で。
T:違いますね(笑)。微妙な発展形では無いですね! ニュアンスさえも当たってない(笑)。
W:いや、全くもって違ってたという(笑)。…で、ライブがですね。4/27.28センチュリーホールで。これどんな感じの。
T:3月16.17日のツアーの方で、すごく楽しかったので、やっぱり初日だったので緊張感もすごいあったんですけど。まあ今回、追加公演ってことなんで。ん〜、なんかあの、普通追加公演って、二日あって一日あって二日みたいな感じなんですけど。日程の関係っていうか、まあどうしても取れなかったんで(笑)。まあ追加の追加、ちゃんと追加ですから、最初から押さえて無いってのもあって、そういう日になってるんですけど。不思議じゃないですか。一ヶ月空いて。帰ってくるってのも。
W:そうそうそうそう(笑)。
T:だから追加を忘れるくらいで。「あ、追加だったんだ」みたいな(笑)。そういうのも珍しいかなと思って。ここらへんは、自分自身は逆に、もしね、仮に、初日を見てくれた皆さんが、こうやって見た時にも、「あ、ここが変わってる」とか、「あんな風になってる」とかね、そういった変化を楽しんでもらえるといいですよね。
W:ああ、微妙な変化をね。楽しんでいただきたいと思います。(公演案内)遊びに来ていただきたいと思います!
T:ぜひ!
W:いやいやいやほんとにですね、色々と楽しい話をしてきましたけれども。
T:はい。録ってなかったらヤダね。今から録り始めだったら(笑)。
W:ハハハハハハ! 「さあ今から!」言うて!(笑) 大丈夫です、大丈夫です。
いやいやいやいやほんとに、色々お話しして参りましたが。
T:楽しかったですよ。ありがとうございます。
W:(リリース情報・ライブ案内)
W:今日はどうも!
T&W:ありがとうございました!