気心のしれたシュウさんとのトークは、とても深いものになりました。
言葉を選びつつ、じっくりと自分の気持ちを語ってくれています。
これはぜひ文章にして残しておきたいと思い、書き起こししてみました。
 とても長いので、一部書き起こしてない部分もあります。すみません。

2002.11.9 FM FUJI「SATURDAY STORM」より

DJ:山本シュウ

(S:シュウ N:西川)
S:あ、来た来た来た来たーーー! 久しぶりー!
N:どうも、お久しぶりです。
S:久しぶり! うわ、なんかぁでも、ちょっと距離おいて、後ろからすごい集団が。ついてきてんねんけど。
N:あ、全員ストーカー。
S:全員ストーカー?(笑)
N:全員ストーカーやから。気にせんとって(笑)。いつものことやから。
この状態で過ごしてるから。
S:今日、メチャメチャ早く並んでたよ!
N:あ、ほんまに?
S:ヤバイよ。この寒空に。
N:ありがとうございます。ありがとうございます! みんな悪いけど、気ぃつかへんと思うけど、鼻みんな真っ赤やで!(笑)
S:ははははは。
N:鼻みんな赤…泣きなさんな、いうてん!
S:もうスタジオ入った瞬間、泣いてるからね!そら泣くよ!
N:も〜〜(笑)。嬉しい嬉しい。
S:ただでさえ寒くて。ガタガタガタガタって震えてて。やっと登場で。
  この距離1.5m先に。ガラス越しやけど。ター坊がいると。
N:はは。ありがとうございます!
S:これはもう一つにはあれやね、ライブツアーの興奮が。まだ冷めやらぬというのも。
N:うんでもねー、そういうふうにね、ライブくらいじゃないですか、みんなに会えるの。
こうやってリリースがあるとね、ラジオおじゃましたりとか、
こうやってシュウさんと会えたりとか。テレビとかもチラチラ出たりとかしますけど。
基本的にね。我々はもうほんっとに地味ぃ〜〜なもんで。ハハ。
もうリリースが無いと、ピタッと。ほんとに。地下生活にはいりますから。
S:正に地下生活ね。
N:そうですよね。普通にレコーディングしてるのって。
S:はっきり言って、どこ行った状態やからね。
N:そうね。だからほんまに、変な話、全然普通にツアーとかもバシバシやってて、
すごい忙しくても、おかんの職場の人とかはね、
“お宅の息子さん、最近どうしてはんの?”て。ウルサイ!て。半年くらいおとなししとけ、ボケ!て。(笑)
S:アーハッハハハ! コワイなあ!
N:ほんまコワイっすよ。だからテレビとかってね、
そういうのの怖さってこういうとこにあんのやなあって。思いますよ。
S:なあ。でもなあ、変な話、最近はインターネットとか、ホームページとかね。
昔に比べたらまだ状況がわかるツールがあるのよ。
N:うん、そう考えるとね。
S:あんのよ。
N:自分でも日記風にね、日々更新したりとかすれば、あ、こいつ生きとんのやなあとか。
S:そうそう。だから、俺今度、FM FUJIの森川さんにかけあってやな、活動をストップ、
要するにメディアに出てきてない、ツアー中とか、レコーディング中とか。
オフとってるとか。そういう、まあオフは何してる、どこにおるという情報は無くても、
こんなにね、テレビとか出て無くても忙ししてんねんで、
という情報だけをピックアップした番組を。
N:もうほんま、変な話ね、ライブで何万集めてようが、関係ないもんね、
うちのおかんとかには。
S:ハーッ! ちょっと待って、おかんでや、関係ないの?
N:いや、おかんはさすがにわかりますけども。
S:おかんはさすがに知っとるやろ。
N:おかんかて、だから、実際どこどこで何万集めてライブやってる言うたかて、
“ふ〜〜ん”言うて(笑)。“大変やなあ”。
S:そいでまた、おかんのレベルでいうとな、ちょっとでもワイドショーがな。その風景を撮した瞬間。
N:ああ、ライブの風景とかね。
S:180度変わって。“すごいな〜!”言うねん。
N:大体留守電ですね。
“(半泣きで)あんたもうほんま、皆さんのおかげで。やらせてもうて、もう。ありがたい思わなな”
わかってるから! あんたに言われんでも、ほんまに痛感してるから。
S:全国共通やね、親は。
N:大体親は、そういう生き物ですね。そういう種族なんでしょうね。
LORD OF THE RINGのような。そういう限られた村にいる人達と一緒ですから(笑)。
S:まあそんなことで今日はね。マネージャーさんに時間もらいまして。
癒しのある場所にお連れしようと。
N:数々行きましたなあ! ジャングル風呂とかも行きましたし。
S:今日はまた新しいところよ。
N:行ったことないところに。…悪いけどごめんね、この子らもみんな連れてくけど、だいじょぶ?
 あんまり迷惑は、ちょっと、それなりの距離はあるから。
S:全然大丈夫。
N:全員ストーカーとしてのちゃんとこう、しきたりは守ってるから(笑)。
S:ぜんっぜん! 今日お連れする所は、それこそ10万人規模のコンサート出来るような所だから。
N:お! ほんなまあ、次のライブのリサーチにでも。
S:今日はね、ゆっくり走るけど、バイクを用意しました。
N:うわ、マジで? だって今までずっと車やったのに。
S:ター坊はさすがやな、嬉しいな。よく覚えてくれてるわ。
N:もちろん。
S:嬉しいわ。夏に、バイクはありがちやけど、この寒空にバイク。
N:ええね!
S:ええやろ! それも、サイドカーな。世界初のサイドカー。
N:え、どんなの。
S:まままま。口笛吹くとやってくるようなシステムやから。
いつものように口笛吹いてもらいましょう。
N:いきますよ。ヒヒ〜フ〜…(ショボイ口笛…。)(笑)ちょ、ちょ、ちょう待って(笑)。
(エンジン音)
あ、それでも来た!来たで!
S:これまあ、サイドカーですわ。けどこれは何が世界初かというと。
普通サイドカーて、バイクがあって、横にちょこんと座れる。
一見そう見えてんけど、実は運転席がサイドカーの方。
N:あら!
S:だから僕がここ座る。
N:あ、そうなん?
S:西川貴教は、ちゃんとバイクにまたがって。
N:あ、じゃあ乗ってる風に見えんのや。
S:さもかっこよく乗ってるふうに。
N:ああ、それええわ。
S:でもほら、腰とか疲れるやんか。そやから僕が下の方でハンドル操作してるっていう。
これがVIP用の。
N:よかった、シュウさん心配やってん。シュウさんが単車乗るよったら、左肩がね。
S:あー! 鎖骨がね! もー、まだ粉砕中やけどね。
N:もー、心配やったから。
S:ちゃんと、サイドカー中には、車と同じ丸いちっちゃい、
N:あ、ハンドル付いてんのや。
S:そう。右手で充分。
N:ほんまに。
S:ほな、行くでー! エンジンかけます。ほら、さも!ター坊が運転してるような。
N:あ、ものすごいきゅうしゃの音がしますよ、これ。ツーストですか、これ?(笑)
すごい。あ、いきなり排気量かわりましたね(笑)。
S:で、これはCDも聞けるようになってるからね。このバイク。
最近はそんなんも当たり前やからね。
N:まあね(笑)。
S:10/30リリースされたニューシングル! INVOKE!
 これちょっと聞きながら、エピソードなんかも教えてもらいつつ。

S:さあ、まずはINVOKE。これはね、シングルリリースレベルからいうと、8ヶ月ぶりですか?
N:うん。そうですね。
S:今年2/20のOut Of Orbit〜Triple ZERO〜から。
で、この間初のベストアルバムがリリースとなりました。B☆E☆S☆T。
そのアルバムを持っての全国ツアー。さらに、夏の野外ライブ。
それこそおかんが、ふ〜んて言うた。すごい、ビッグイベントだったんですが(笑)。
N:一応でも、おかん見に来ましたから大丈夫です。
S:あ、そうですか。西川君自身ですね、えー…あ、今、順番で交代ですね(観覧者移動中)。
N:そうそうそう。ストーカーならではのルールがあるから(笑)。はい、来た。来た。
S:さあ、そんなことで。ざっくりとお伺いしましょう。
このINVOKEに至った、流れというか、今回こういう曲になった、まあガンダムの話は後で聞くとして。
N:そうっすね、今回まあ、ガンダムSEEDのテーマではあるんですけども、
夏、ちょうどだから前回アルバム持って来たときとかは、
“ちょうどこれからツアー行くんですよ”なんて話をしてたと思うんですけども、
そのタイミングで、僕自身もね…なんかやっぱりこう、T.M.Revolutionてこう名前言うたらね、
“ああ、あいつね”とか、“あんな曲やってる人ね”とかわかってもらえてる分だけ、
なんかやっぱりその、自分的にね、もっと新しい部分とか、色んなものを加えていくというか、
見てもらうような所が沢山あった方がいいのかなー、なんて僕自身もすごく思ったりしていて。
で、ツアーを挟んでその間に色々準備しながら、あのー…次、新しく出てくるときのT.M.Revolution、
ちょっとこう色んな意味で変わった風な形で出てくるって所を見せたかったんですけど、
ツアーやってて、今回もまあ、3ヶ月間で45本あったんですけど、
いわゆる大きな都市以外の所も結構やったんですよ。
そうすると、なんちゅうんですかね、やっぱり…まだ会えてない人とかね、
やっぱり、自分が、デビューシングルとかいうともう7年も前ですやん。
そしたら、すっかりもうねえ?“んなもう、昔の曲なんて”と思うけど、
いざやると、ものすごくみんな新鮮に聞いてくれるし、喜んでくれるし。
そういうのやっぱ目の当たりにするとね、なんか、うーん…ここは、その、
T.M.Revolutionという中で生まれてくるプロダクツに関しては、まあやっぱ、求めてくれる人がおるんやし、
…やって、やり続けて、いくことも、もしかしたら、すごい大事なことなのかなあって。
 だからほら、今回の、ガンダムを製作されている監督の方が、以前からファンや言うてくれて、
で、新しいシリーズやるにあたってはもう、“西川とでないとやりたくない”と言うてくれはって、
で、そっから今回主題歌をやることになったんですよ。
やっぱ、続けてなかったらそんなん、無いでしょ。
いざだから、“あれ良かったな”いうて頼もかいうたら、
“あれもうやめてるみたいですよ”て話になったら、もう無かった話やと思うし。
やけど、“ほな全然やりますよ。それやったら一緒にもっと深いところまでつきあいますわ”
という形でできたりとか、ていうのはやっぱり、ある程度続けてけえへんかったら、
やっぱり、成り立たへんかったものやと思うし。
例えばライブ一つとってもね、僕もだから、国内とかで、好きなアーティストとか、
海外とかでもそうやけど、“や、ライブ見たいなあ”“いつ来んやろ、日本なあ”
言うてて、“あれ解散したらしいで”“え!? マジで?”
S:まだ見てないのに!
N:まだ一回も見てないのに! みたいになるでしょ。実際そういうのあると思うし。
だから、続けて行く中で、もしかして今回のシングルとかでも、初めて? 
今まではほら、“西川なんてもう、あんなんイヤやわ”言うてた人も、
“ああ今度のええかも”って言うてくれた時に、“ちょっとライブ行ってみよか”
“アルバムとか買うてみよか”となった時に、新しいものが出てきたりとか、
そこでこう近くでライブがあったりとかして、遊びに来てくれたりするっていうと
やっぱり、やり続けてなかったら無理やと思うし。
だから、そこらへんを自分的には、今回、改めて、感じながら、作ってった感じ
やったりとかするんで。もう、あんまり、目新しく姑息なことをどうのじゃなくて、
もうまんま、今までやってきた僕であったり、周りの人達と一緒に作ってきた
“チームプロダクツ”の良さ、みたいなものが一番出る形、だけを考えて…作りましたね。
S:なんせあれやで、ライブにも、海外からも、見に来た人おいでるんやてな。
N:そうなんですよ。
S:こらすごいなあ!
N:ほんまに。まだだから、韓国とか、中国とか、台湾とか、日本の近郊の国々から
ライブに来てくれたりとか、手紙をくれたりとか、ファンクラブに入ってくれたりとか
いう人は結構いるんで、それは全然、大きなライブとかやると“来てくれるんやなあ”
くらいなんですけど、ヨーロッパとか!? から来て下さる方がいたっていうのは、
ほんと嬉しかったですね。だって、全くそんな、通じませんよ絶対。
S:そうやな。まず予想してなかったりするもんな。
N:いや。もうほんとに。スタッフがびっくりしてて。ちょうどなんか、
ファンクラブの受付カウンターに、来はって、スタッフと話をしたらしいんですけど。
スタッフの方がすごい喜んでくれて。やっぱ、そういうところで、なんか音楽の面白さっていうか。
そういうのってあんのやなあって。みんなで痛感して。これも一つですよね、
やっぱりやり続けてないと。そういう人らね、“ほな、行ってみよか”言うて、
行って、“もうおらへんかったわ”なんていうたら。違うからね。
S:最近僕、テレビ番組でプロレスとかの司会やってて、この間な、
全然比較するのもおかしな話やけど、全日本女子プロレスというめっちゃ昔から有名な、
まあ昔はそこしかなかったんやけど、あそこが一番最初に火ぃつくまでは、
ずっと同じ事やってたねんて。
で、同じことやってるのを、全然お客さんの種類増えへんかって、
これやり方まちがってるんちゃうかて思った矢先、クラッシュギャルズ出た時かな、
急に、“あれ、最近女の子が見に来るね”。最初は女子プロ、男ばっかが見に来て、
女の子が来るの、最初は少なかったんやて。ほんで、なんかいなー、と思ったら、
ボロボロボロッいうて! その、一人二人の女の子からどひゃーっと。
女子のファンが増えて。それでもう全女はがーん大きくなったらしいな。
だからやっぱり、変な話やけど、自分でやってる分には、ちょっともうデビュー当時の曲とか、
“もうええんちゃうの”くらいのちょっと新しい、自分の中から色んなやりたいの
でてきてるしな、てのがあったりするやんか。
N:実際、ツアー中、実はもうその作業は始めてたりとかしてましたからね。
もうプリプロてレコーディングの準備もしてたし。
S:あ、もうそこまで!
N:そうそうそうそう。だけど…なんかね、やればやる程…。
それ、レコーディング終わってその翌日にはまたツアーに戻るわけですよ。
ツアーやってまたレコーディングに戻るわけですよ。繰り返してたら、
どんどん“違うな”。なんか作るもんが全然違ってくる。
それと、今作ってるもんと、ツアーの温度差がすごくて。
こらもう、やっぱり、そういう自分の気持ちを…。
逆にだから、そういう風に例えば、変わって、新しいことやってかなと思ったのも
自分やけど、そのツアーで実際に、やっぱり、続けていくことも大事なんかもと
思った自分も自分やし。それが今思ったことなんであれば、それを大事にすべき
なんかなーと思って。で、そのまま、結局、実際に音作りとかも、中断して。
まあやめて。それやったら、もうT.M.Revolutionというものをもう一度見つめ直そうと
いうところからスタートしたので。だから、そういう意味では、今回シングルほんとに
みんなすごい応援して下さるんですけど、これは…今までのシングルで応援して下さる
方がいてこうやってすごく反響があったりっていうのとまた一味も二味も違った喜びが
ありますね。自分の判断が間違ってなかったというか。すごい悔しい思いもしたし、
ほんとに…ものすごい腹立つ事も山ほどあったけど、でも、自分が思ったり、自分を信じてくれてる人達を、少ないけども、その人達を信じて、やって、報われたというか、その人達に報いた事が本当に嬉しかった。そいつらが、やっぱ心を割いて、自分のね、色んなものを割いて、賭けてくれたことが、嬉しかったし。感無量でしたね。
S:なるほどね…。だから、意外とそういう、ヨーロッパからどんどん客が増えるような気配も有れば!
N:いややや、そんな(笑)!チョロチョロですよ! そんなようさん無いから!ウソやから!(笑)
S:そんなチョロチョロがどうなるかやねんて!
N:あ、そうかそうか。ポロっていくかもしれへんか。だと嬉しいけどな。
S:つまり伝わってる訳やからさ。それでさらにさっき、ター坊自身が言うたように、まだ来てない、まだ見てない人もいれば、実は最初違うなと思うてたんが、年を重ねると、ちょっと行ってみようかなと思うてる人とかがまた動き出してるかもわからん。そういうのもまだあるっていうことやね。
N:やあそれやとほんまに嬉しいなあと思うて。
S:まあそんな中で。INVOKE。これは今までの流れの、何て言うかな、集大成、じゃなくて、まあ結果的な意味合いも有ればこそ、さらに前向きに次への、ていう。
N:そうですね。うん。逆にだから、王道をやっていく、だから、王道の良さが一番出てると思うし。うちってやっぱり、聞いてもらったらガッツが出るのが一番の持ち味だと思うんで。そこにやっぱり来てるところが、僕にとってはすごく嬉しいですね。聞いてもらった人達の気持ちが。
S:もう今日も、スタジオにもさっきから入れ替わり立ち替わり、沢山のお客さん達が並んでますけれども。これだけ寒い中ね!これだけ、ター坊と会った瞬間泣くくらいのですね。
N:嬉しいねー。
S:心の奥に奥にね。やっぱ刺さってるということで。

(曲。INVOKE。)
(ファンもみんな連れてキャンプファイヤーという設定へ)

S:さっきのあのINVOKEへの思い入れの話を聞けたんやけども。今回、さっき言うてたアニメ。『機動戦士ガンダムSEED』。声までやってるし。
N:声優ねえ(苦笑)。えっらそうに、声優さんやて(笑)。
S:えらい苦労したらしいなあ(笑)。
N:も〜ね〜。いやでも楽しかったですよ。自分がやっぱり、なんかね、映画とかももちろんすごい好きだったりするんですけど、アニメってやっぱりすごい、何て言うのかな、スケール感がね。ほら、ハリウッドみたいに何百億!とか出して、作れたら、実写でもできるけど、日本てね、マーケット、日本語ってまだまだマイノリティでしょ。そう言う中で、スケール感のある映像、を作っていこうとすると、なかなか難しいじゃないですか。アニメやったら何でもありやもんね。で、あのスピード感って、日本のアニメでしか出せへんし。海外の色んなね、有名なアニメーションありますよ。でも、どれみてもやっぱり、日本のアニメを見てると、歩いてる速度さえも遅く感じるし。やっぱあの技術っていうか。あの描写やあの演出っていうのは日本だからこそ、生まれてきたもんだと思うんすね。だから、そういう意味では、世界に誇れる、最もスケール感の大きな、エンターテインメントだと思うんですよね。そこに僕自身も惹かれる所がずーーっとあったから。そういう意味では、そこに、こうね、作り手として!参加するなんて。
S:すごいで!
N:も〜。申し訳ない。ごめんね! アニメ好きな人、このスタジオの近くにも多分ね、いはると思うねん。すぐそこで。
S:いっぱいおる。いっぱいおる。
N:でしょ! そういう人らにしてみたらね。お前ごときが。何を偉そうに!そんな有名な声優さん達と。並んで。仕事しとんねん、こら! みたいなことやと思うんすけどね。
S:いや。意外とね、君も俺と一緒で、男の顔してただのオバチャンみたいなところあるけどね。
N:はい!
S:そういうの気になる関西人やけどね。
N:もうねー。だんだん僕もね、ちょっとね、このまま僕多分おっさんになるんやのうて、オバチャンになる気がしますね!
S:あっはっは!いや、全然、全然、男気の人やけど、あなたも。だけど意外と。俺なんか色んなジャンルの人とつき合ってみると思うんやけどな。そんな事思えへんで。
思うやつってな。中途半端な奴やで。言い方悪いけど。
それ、何でか言うと、やっぱりな、色んな山あるやん。ここミュージシャンの山です。ここ声優さんの山です。ここ俳優さん。ここ外科医の山。そこの上の方に立ってる人ってね、そんな隔たり無いよ。
N:あーそれはほんまに思うの。
S:ほんまやね。
N:むしろ、実際入ってね、アフレコやってる最中とかも、そうやったけど、みんなすっごい暖かいし。でー、僕はね、…ほんとに、知らない事ばっかりだし、失礼があったようなことがあったら、いつでも言って下さいて言ってたけど、もう全然。
また全然違った見方しはるんですよね。“声に特徴がありますね”て。そんなん自分で思ったことも無いし。歌やったらね。歌い回しだったりとか、楽曲の作り方だったりとか、メロディがどうのとかわかるけど、声自体に個性があるから、全然いいと思いますと言ってもらえたりすると、ああそういう見方ができるのかと。それは声で勝負している人達ばかりやから、そこらへんの面白い表現てのがすごくあって。勉強になりましたね。
S:例えばインタビュー記事にしてもね、ター坊はやっぱり一山越えてる人やから、正直に全部しゃべるやろ。何テイクもとったとかさ。
N:とりましたよ!(笑)
S:そいで、居残ったとかな(笑)。そういう事をな、言うて、ほんでさらにこのラジオでもさ、すごいわやっぱりって言えるのはな、ほんとどっかで、プロの人が聞いてたらな。変な話、裏方見えへんのやから、“おう、ばしっと決めてきたで! 見てやー!”とか言うて終わる人もいるやん。せやけど、正直に“あれはやっぱすごいわ”っていうのをね、正直に答えている西川君の声はね、それこそ声優さんが聞いたら、“やっぱり素直な人やな”と。かっこつけへんなあと。相手に対してリスペクトがある人やなっていうかさ。
N:すごい思うのは、こうやって、いつまでもね。こうやって応援してもらえてるわけで。そういうのってやっぱり、“普通”に思ったらあかんなと思うし。
こうやって、考えたら、ラジオで普通にね、“リリースやし、シュウさんとこ行こうかー”て出してもらえるけど、ありえへんで!そんな普通に。ちょこっと、ちょちょいとやっとったら。そんなんかて。考えたらほんま、有り難いなと思うし。だから余計、ここで例えば自分自身を大きく見せたりとかは…。そういう時期がある人も居ると思うんすよ。僕はでもそんななんか、“僕は…夢を…(ガ○トのモノマネ?)”みたいな。
S:あっはっは! 誰やねん!
N:“星が…きれいだね…”。そんななんか!そんな器の小さい!そんなケツの穴の小さい人間には、見られへん世界がやっぱりあるし。そういう人達と接すると、“そんなんしとっても、おもろないなあ”て思うから。自分作って自分大きく見せる、一生懸命。そんな事の無意味さを感じると、そういう所に行って、初めての、自分の窮地じゃないですか。そういう所に行って、自分が真っ平らになったりするのをちょこちょこ経験すると、“ああもうまだまだ自分はだめやなあ”と思うし。それが良かったりするんすよ。
S:なるほどね。でも、一番最初から、素っ裸やったからね、きみね。
N:そうねー。
S:デビュー当時から素っ裸やったから。もうしょーじきに生きてきてるから、周りの人もウソがないから、応援したなるよねーっていう。
N:それはねー、すごい嬉しいです。
S:みんな同じやと思うよ。
N:今回のね、ほんま、シングルを、我が事のように色んな人が喜んでくれてるのが、ほーんとに嬉しいですね。もちろん自分が作ったものやし、それを評価してくれてるのはすごく嬉しいけど、それ以上にこうやって、放送局来たり、スタジオに来たり、色んな人と会ったりとかした時に、“良かったなーー!”って。みんなほんまに普通に、心から言うてくれるのは、“まっすぐにやってきて良かったな”て。“ウソつかんとやってきて、ほんま良かったな”っていうのはすごい、あるかも。
S:そうやろなー。まあでも、ほんまに、ライブを見ればさ。みんな、刺さるよ。そういう製作のひとらも。
N:いやいや嬉しい。
S:ファンとの向き合い方は、西川はもうほんとに!真正面から。真っ向から、フィフティフィフティでぶち当たってるなと。“おい、行くぞー!”ていう一言も、偉そうじゃなくて、“お前らも戦えや!”ていうくらいに。“俺ら一緒やで!”いうさ。“俺、真剣にいくから真剣に返せよ!”ていうさ。すごい判りやすい。
N:ありがとう、嬉しいと思います。
S:まあそんなことでね。次カップリングの話しようと思うてるんやけど。その前に、今日は何曲かかけれるいうことでね。
N:お!
S:カップリングの前に。旧曲もいきたいなと。
N:マジで!?(笑) いや、さぞや、ストーカーの皆さんもね、みんな、真面目話すると聞き入るから。体が止まるんですよ。そうするとね、血流が悪くなって、動きが鈍くなるんで。
S:なるほど!(笑)
N:ちょっと跳ねようか!ちょっと跳ねとこか。
S:キャンプファイヤーやし。
N:ああせやせや! ジェンカみたいな気持ちで。
S:ははははは!

(曲紹介。Out Of Orbit〜Triple ZERO〜)
(温泉の滝に来たというシチュエーション。)

S:カップリングの曲。PIED PIPER。これはどういう曲でしょう。
N:今回、INVOKEと毛色が違うちゃ違うんですけど、でも、
考えてみればギターサウンドと、そこらへんのリズムのアンサンブルだったりとかは、
もうほんと王道で。あとだから、改めて、この曲、僕自身にとってINVOKEはもちろん、
ガンダムSEEDという作品とのコラボレーションであったりとか、ていう所での面白さが一番、
大きい。TMRというプロダクツと、コラボレーションの良さという所だと思うんですけど、このカップリングのPIED PIPERは、僕自身にとってすごい、“来た!”というか。
S:来た!
N:来たっていうか、何て言うのかな…。僕自身の悩みみたいな所を、周りも共有してて。
そいういう所で、“西川とはどうあるべきか”という所で、僕自身が悩んでる部分と、
自分自身で導いてくる答えというのがそれぞれあって、悩みと答えがあって。
そん中で同じように、T.M.Revolutionって、とかく“T.M.Revolutionこと西川貴教です”
ってよく言われるけど、僕は全然違ってて、T.M.Revolutionというのは、TAKANORI MAKES
REVOLUTIONていう大きな流れのプロジェクトがあって、その中に僕はあくまでも
代表としてでてるだけで。象徴みたいなもんですよね。
だから、色んな人や、こうやって支えてくれてるファンの子もそうやし、一緒に音作ったり、
例えば、各プロモーターとか、現場に来てくれてるスタッフとかもそうやけど、
そいつらと作ってるものが、T.M.Revolutionなんだって所で。そういう意味では、
ある部分で、ここでこう…もう一度、T.M.Revolutionてのを、改めて再…活動というか、
新しくスタートさせたじゃないですか。その時に、T.M.Revolutionにおける西川貴教って
いうのは、こうあるべき、みたいなところが、すごい、詞の世界観の中に全部入ってて。
周りも実は、こういうところを、実は、察知していたというか。こうあって欲しいな、
むしろ周りから思う、西川貴教はこうあって欲しいみたいな気持ちが、すごい詰め込まれてたので。
 これが出た瞬間に、あ、もうじゃあ、T.M.Revolutionはやっぱみんなのもんやし。
こん中で自分が出せるエンターテインメント性みたいなものを、もしあるとするならば、
もうフルに出していきたいなあという気持ちに、すごく…。だから、青いままでいいし。
なくすばっかりでもいいし。もう、T.M.Revolutionの中における西川貴教っていうか、
いわゆる西川貴教とは別次元の所にある、別要素みたいなものが、
フルに出せる場所なんてなかなか無いと思うし。
S:なるほどね。この曲の一番最後は“新たな場所へ”ってくくられるんですけど。
N:はい。連れてけるといいですね。
S:それこそ、今のファンの子らね、一番最初はT.M.Revolution、みんな拡げていくからねってスタートして、バンバン拡がって。
今度は拡がるだけじゃなくて、いわゆるT.M.Revolutionの世界観を、まさに崇拝してやね、それを力に、ずうっと生活でも生きてきたファンが一杯おってやね。もう無くてはならない存在まで、あのライブを見るとやっぱり。
“待ってましたぁーー!!”ていうさ、も〜、みんなほんとに一体感があるよね。あなたのライブは。
N:もう、そーれーがーやっぱり、そういう風に感じてもらえるのが一番嬉しい所ですよね。
確かに、他もいいし。確かに他の曲も、他の人のライブもいいと思う。
でも、うちにはうちでしかないものがある。うちでしか出せないものがやっぱ
有るって感じてもらえるかどうかやと思うし。だからこう、ONE AND ONLYというか。
他もいいのよ?これも聞くし、あれも見に行くわ。でもやっぱり、もうちょっともの足りひんなあ、っていうところを、うちで補えたりとかすれば。
S:やっぱDJやから、色んなライブ見るやん。それぞれ色んなジャンル、
ブルースはブルースでいい、ジャズはジャズでいい、色々あるけれども、
明らかにね、僕の個人的見地からいうと、違うのは、
西川貴教、T.M.Revolutionのライブは、コワイ!
N:何で?(笑)
S:何がコワイかというと、業界人がぼーっと力抜いて見に行くライブじゃないのね。
ヤバイと。ちょっと気合い入れていかな。気合い入れとかな、なんかここにおって、
座ったらあかんのちゃうか言うくらいな。わかる?
つまり、西川貴教、申し訳ないけど身長180ございません。
N:無い無い無い無い! 160ちょいしかございません!(笑)
S:決してね、大きな大きな舞台の中ではね、それこそ、
バックメンバーで180の追ったらそっちに普通は目がいったりするけど、
N:大きいのいるからなー、うちもなー。
S:これ、お世辞抜きで、みんなが感じてることやと思うねん。
西川貴教は、何でステージに立ったらあんなに大きく見えるねん、ていう。
もちろんボーカルのパワーの凄さもあるよ。
ミックジャガーもビビるようなその口の大きさとかね。やっぱロックな感じなわけよ、それは。
だから、そこがね、たたずまいとさらに音楽、さっきも言うたけどT.M.Revolutionの王道の曲があって、
それに対して“待ぁってましたぁ!!ウワー!”いって一体感なってる、
さっきも言うたけど、五分五分で向き合ってるリングというか、
すんごいパワーを感じるのね。向き合い方にね。
だからお客さんにもすごいパワーを感じる。
ハンパじゃないよ、T.M.Revolutionのお客さんは。
N:だから嬉しいのはね、押されへんように、向こうも押し返してくるから。
S:そうやねん!
N:それがね、今回ベスト盤持ってツアーやった時に、当然、いつもそうやけど、必ず、首都圏とかいわゆる行ってるような会場と、誰も行ってないような会場とを選んで一緒の量くらいやるんですけど、そうすると当然初めね、初めて僕が行くようなところ行ったら、初めての人が多いわけで。そうすると、最初はしばらく押されてるわけ。“え、どうしたらええんやろ、どうしたらええんやろ”と思ってんねんやけど、もう、後はもう出したらええねんて、やったらええねんて、ちょちょっとつついたら、最終的にはほんま、五分五分まで連れてったげることができる、いうのが、僕にとってはすごいプライドやし。だからこそ、他の所では絶対無いものがうちには有るよ、っていう所はそこだけなんですけどね。
S:だよなあ。それはほんまに感じる。だから、今日でもこんな寒いけど、こんなに一杯の人が来てよ。やっぱり見た瞬間、涙を流すていうのは、俺わかる気がするな。
N:あ、ほんまに?
S:不思議なライブで、もちろん音楽なので、コンサートを楽しもう!っていう雰囲気はあるよ。
“待ってた、この日を! アルバイトしてお金貯めて、チケット買ってまっててん!
 やっとチケット手に入った! 待っててん! 楽しむでー!”ていう空気、あんねんけど、
ほーんとにいつの間にか、ター坊の持っている、T.M.Revolutionのチームの持っている
エネルギーが、負けへんで! てやってる間に、お前ら一人一人普通の生活に戻って
色々なことがあるかもわからんけど、今日のパワー出したら負けへんで、っていうことをさ、
いつのまにかがーっと教えられて。エネルギー溜められて。
何かね、すんごいエネルギーが湧く。もう、このままヨッシャ行こう!コレや!っていうね。
だからコワイねんけど、愛されてるて感じがするのね。
N:あーー、なるほどね。
S:だからもう…やっぱり、すごいライブやし。逆に言うたらあれね、さっきも言うたけど、
お客さんに教えられたようなところあるやろ。
N:もーー全然。そこしか無いすね。よくほら、すごく月並みな質問とかで、
“日々暮らしてて、元気の源ってありますか”とか聞かれるじゃないですか。
もうほんーまに、だからこう…求めてくれる人がいる、てことが僕にとっては一番のエネルギーですね。
でないとだって、どんだけ一生懸命やって、こんーないいもんできたわー、いうたかて、
聞いてもらわれへんかったり、“ああそうね、まあまあええんちゃう”て言われたら、
もう全然ダメになるんですけど、やっぱり、例えばライブやって…ほんまに、正直、
自分が気持ちいいっていうよりも、オーディエンスの顔とか。表情みたいなもので
“ああ喜んでくれてんねんな”ていうところで初めて、自分嬉しくなるていう。
でや!どんなセットや、どんな演出やとかって見せた所で、“まあまあちゃう?”
って顔やったら、全然嬉しくない。どんなに金かけようが。でも何でもないことやけど、
やって、それがほんーまに気持ちがいいとか。ほんーまに感動したって。いう姿を見せてもらえることが、自分にとって一番の至福の時だったりするから。努力できるし。頑張れるんやなあと思いますね。
S:もう何よりもあの一体感な。
N:まああれはね。
S:アノなー。(笑)あーれーはすごいわ。
N:自分にとっては、コレがあるから、変なクスリとかね、飲まんですんでるなーと思う(笑)。
全然僕は大丈夫。健康。あれがあれば。
S:まさにこう、それこそそういうライブをやってきたので、そういう音作りをやってきたので、
ほんとに今回西川君が言うように、やっぱり自分の王道、もう一遍ばしっと出しとくでと。
ほんでまだまだ聞かせてないところもあるらしいと。
ひょっとして海外からもくるかもわからん。ね。
そんな中で。“新たな場所へ”っていうのは、何となくは見えてんの。
N:そうっすね、もう、逆にT.M.Revolutionていう、チームとしての目指す場所ってのは、
この形っていうのを、どれだけ多くの人に聞いてもらうきっかけや、
見てもらったりするきっかけに繋げていけるかという所やったりすると思う。
むしろだから、新たな場所ってのは、今まで知らなかった人たちを、新たな場所へ連れて行く、
パワーをみんなが一緒に発揮できるといいなあと。
僕自身が連れて行くと言うよりは、僕も押し上げてもらいたいし、
今回のPIED PIPERという曲の、ハーメルンの笛吹みたいなもんで、
こいつらが、今ずっと、長く支えてくれている、
このねえ、色んなものが流行ったり、色々流れていく中で、ここでとどまって、
ずうっと見続けてくれている奴らがいるわけで。
そいつらが僕よりも全然強い意志を持ってくれていると思う。
そいつらが例えば学校とか職場とか、家族とか、そういう所で、
“好きなのよ、いいのよ!”って言い続けたら、もうそれがウイルスみたいなもんで(笑)。
それがきっと根付いてくる? だから、そういった意味では最近のライブとか、
男の子がすごい頑張って盛り上げてくれてるのは、そこらへんすごくあると思うし。
それに負けへんように女の子も頑張ってるし。
そういうのがね、なんか、次の“新たな場所”ていうか、本当の、僕らがあるべき、
新たな場所って言うのは、そこにあるんじゃないかなあって思うんですけどね。
S:なるほどねえ。まあでもほんとに、良い関係やな、って思いますよ。
そうやって、わーっと広めてきたのに、いつの間にかお客さんにグッとインスパイアさせられるっていうね。
N:いやあもう! こりゃだって、うん、自分が引っ張ったり、自分があるからここがあるっていうとこじゃなくて、
周りがあるから!ここにあるっていう、ことをやっぱり…痛感…したからこそっていうか。うん…。
だから、今すごい面白いし、すごい、なんか…いい…いいのかなあ…。
だから、できたらね、ほんとは同タイミングぐらいで、本当は一番良かったのは、T.M.Revolutionの新曲と、
まあ、西川貴教として…こんな感じの音も、自分的には…何か…面白いと思ってるんだよ、ていう所が、両方あると多分ね、
一番タイミング的には良かったと思うんですけど、T.M.Revolutionの方が、まあ組み立てもあったりとか、あと、
周りからもね、盛り上げてもらったりして早めに出てしまったですけど。まあ来年くらいからはちょっと。そこらへんも視野に入れつつ。
何かやってたりとか。しながら、もちろんT.M.Revolutionでもね、早めにアルバムとか作ってツアーとか。ツアーやりたくてね。
S:あ、やりたい!?
N:ツアーやりたい! もー。
S:もーすんげーハードなスケジュールでやってきたにも関わらず。まーた!ツアーやりたい。
N:あれ、おかしいスね!
S:なんやろね!
N:一回やったら、足抜けできへん(笑)。もー、あれは無理。
S:だって、途中ツライ時とか風邪ひきそうになったとか、無いの?
N:今度12月にDVD出るんですけど、それにドキュメントが入ってて。
それは、後半自分で見ててももう、ちょっとツラめです。衰弱して。
実際、通院してる様はね、そこまで見せてもってのがあってアレやけども、
自分らが、あーあそこの時行って、ここんとこもやっぱ行って。
そういうのがあったりするんで。痛々しい所も若干ありつつですけど。
S:それが生々しいよね。DVD。リリース決定。
(DVDリリース情報)
これはそういう内容なんですね。イタイ所もあるで。生々しいで。
N:はい…。いたい。いたい…。
S:その前に!10/30に写真集!
(写真集紹介)
(PIED PIPER)
(スタジオに帰った、というシチュエーション)

S:写真集の話も出ました、DVDの話も出ました、そして何よりも、このINVOKE!
これをですね、ファンの人は、色んなラジオ局に、リクエスト番組とかに、リクエストして。
N:ぜひ。
S:もっともっと!増殖するように。
N:ぜひ。よろしくお願いしたいと思います。
S:お願いします。この番組、3/9以来の登場という事でしたけども、
今日も予定を延長さしていただきまして。ありがとうございます!
N:ありがとうございます!こちらこそです!
S:これはあれよ、外に、寒い中ずーっと待ってるファンの子らのパワーであったり。
N:嬉しい、嬉しい。
S:スタッフのパワーであったりしますけどね。

(リスナーからのメール。
スノボ、サーフィンの話。
今、やりたいこと。今年は海外に行けなかったから、海外行きたい。)

N:どっか行けたらいいなあというのと。後はそうっすね、ライブの形も、折角やし、
ちょっと違ったシチュエーションで。男だけでライブやったりとか。そういうのもやってみたい。
S:ええなあ! ほんで、何やったら、おかーちゃんの世代だけのライブとかな。ほんでそこのMCで、
これだけは言うとくと。“テレビに出てないからといって、大人しくしてるわけじゃない”と。
N:そうそうそう(笑)。だから、そうすると、変えなあかんからね、シチュエーションをね。
ストリングスとかね。入れて! 僕はもう、三つ揃いのスーツだけしか着ぃへん!
S:あっはっは!
N:もうなんか、裕次郎!みたいな。紺にピンストライプの三つ揃いだけで。お贈りする。お母さんだけのための。
S:あのねー、はっきり言うてね、お母さん年代にももてるタイプよ。
N:やあなんかねー。嬉しいですよね。
S:まあとにかく。コーヒーもね。コナコーヒーですか。
N:そう、ハワイアンコナ。ハワイの食べ物とか好きですよ。
僕が行った時にいつも飲んだりするのは、ミルクティーに、これは元々台湾とかで流行ってるんですけど、
ミルクティーに大きいタピオカが入ったのが。ハワイにもショップができてて、夜、ご飯食べに行った後にそれ行って。飲んで。
S:ハワイは、まあまあ行ってんの?
N:うん、毎年、ツアー終わったら、こうやってライブ来てくれた奴らと一緒に、イベントでね。
ファンのみんなと一緒に行くイベントとか。ハワイで毎年やってて。今年ね、残念ながらツアー終わってすぐに、このINVOKEのレコーディングとかあって、行けなかったんですよ。だから今年だけ、イレギュラーで行けてないんです。来年その代わりに、できるだけ早いタイミングでできたらいいな。
S:あ、えーなー。今の嬉しいなー。
N:てことは、ツアーもやらなかんし。てことはアルバムも出さなかんし(笑)。大変ではあるんですけど。でも嬉しいっすよ。
S:せやね。そしてですね。ゆみーご。“12/4にDVDリリースされて。ずばり、見所は?”
N:見所はねー、僕的には見所はやっぱり、スタッフが沢山映りこんでるんですけれども、
その中でもやっぱり、そうやなー、僕の過去の作品の中で、初めて、モザイク処理をした、映像があるので。
S:マジでー!?(笑)
N:えー。彼が全裸でキャッチボールをしている所が。そこにいる彼が。
僕は脱いでないすよ。僕は普通の格好と、キャッチボールをしている全裸の人っていう。
S:なるほどね。もう、話題になるよー。(笑)
N:えーい!って土手で。土手っすよ、外で!(笑)

(今日の服装の話題)

S:そういやあ、何で突然パーマあてたの? めっちゃ話題やろ、それ。えーで、似合うてるで。
めっちゃええで。新しい。
N:ヘアメイクも、もうええかげん、自分が携わる前に。だからちょうど去年くらいくらいから、
新しい人とやり始めたんですよ。で、そういうので、今までと違うの、折角俺がやるんやから、
ちょっと新しいことをやろうと。でもう、片っ端から。色は変えられるわ、エクステンション付けられて
パーマあてられて色変えられて。もう、すごい。それの、中で、新しいことをやってみるんやったら、
パーマもどう?と。ああ、確かに生まれて初めてやわ、言って、やってみたんですけど。
S:いけてる。
N:ほんまに?
S:今まで何でせえへんかったくらいの。
N:いやいや。もう最初はね、風呂入ると、クリーンてこうなるやんか。
S:あかんねんな!(笑)
N:もう、何やコレ!?いうて、一生懸命伸ばして! 隣のオバチャンみたいな頭になってるー!
S:パーマあてたらみんなそうなんねんて(笑)。
N:びっくりしたわ、もうなんか。つらかったわー。
S:そして。最近サボテンをご購入されたそうですが、名前は付けてますか?
N:いや、サボテンと言うより、果肉植物、言うんですか。サボテンていわゆる、針があったりとかでしょ。
じゃなくて、ハッパが大きい、アロエのちっちゃいのみたいな。丸い、果肉植物というのをまとめて。
6つくらいちっちゃい鉢に。それを水やったりとかして、育ててるんですけど。
S:忙しいのに、そんなん大丈夫?
N:だから、強い奴にしたんですよ。一週間くらい水やらんでもいいんですよ。サボテンと同じ様な感じなんで。
S:なるほど。そしてですね。マリリン子。“今日のカラコンは何色ですか。”
N:何でもないです。
S:あ、ノーマルです。まあ、色んな挑戦をですね、色んな話題をふりまいてくれますけども。
N:ありがとうございます。こんなことで喜んでもらえるんやったらいくらでも。
S:あっはっは!
N:鎖骨折ったりはできへんけど!
S:何をいうとんねん! 声優もチャレンジされまして。
N:次はもっとね。シュウさんくらい! これはケガじゃなくて、話題作りやもんね!
S:あ、そう! トークライブネタ!
N:せやね。それくらい僕も。身を削って。いきたいな。ボディピアスの次は。ケガって。(笑)
S:もう凄かったんやで。最近、ホッチキスみたいなので止められるねんな、手術のあと。
N:すごいでしょ。
S:ずっととめといてと言いそうになった。
N:ボンドとかでも、傷口とめたりしますよ。
S:あ、そうなんや。
N:固まって、しばらくすると体の中に吸収されるような成分が入ったのとかでとめたりするみたいですけどね。
S:まあね、くれぐれも怪我の無いようにお願いしますよ。
N:もちろん。
S:そして今夜プレゼントをいただきました!
(ポスタープレゼント応募方法の説明)
S:毎回毎回、山本シュウのSATURDAY STORMではね、ター坊に、色んな話ぶっちゃけトークで、やっていただいて。
ありがたいんでございますけれども。えー。たまにはですね。あなた一人で。
それこそ、DJとしてしゃべれるんですから。一分くらいフリートークでお願いします。
N:…うっそーん! うっそーん!! そんなん聞いたことないわ! ゲストで呼んで! 一人でしゃべれて聞いたことないよ!(笑)
S:ぼくはもう、君のラジオを知ってるんですから。
N:うわ、マジすかぁ?…はい、ということでですね、まあ、11月の9日ということで、これからどんどん寒くなってきますけれど、
まあねー、この季節、ちょうどハロウィンも終わったりとか、年末のイベントに向けて、そろそろクリスマスツリーを出されたり。とか。
後は?そうっすねえ、うーん、お正月の準備にはまだ早いから。でももうすぐ年賀状も、って感じですよね。
ていうこともありつつ。僕自身もですね、これから…そうだなあ、ライブも含めてそうですし、
できるだけ早いタイミングでアルバム、そしてまたツアーという形で。頑張っていきたいと思ってますんで。
今後とも、さらにさらに、応援していただきたいですし、まあ、タイミングの度に、こうやってシュウさんの所に
お邪魔できるように、頑張りたいと思いますんで。今後ともよろしくお願いいたします。
…ということで、45秒、びっちり使ってみましたけれども。この後多分、曲送りをしないといけないので、
10秒くらい戻しました。
S:さっすがやなー!!さすがやな。プロ中のプロやな!
N:ありがとうございます!
S:そしてみんな、ファンの方も、ありがとうございました!
N:寒い中ありがとう、ほんとに!
S:さあそれじゃあ! この番組は、もう一回かけるで!ていうことで!
N:お!嬉しいー!
S:曲の紹介お願いします!
N:了解です! 10/30にリリースしました。もう一回聞いて下さい!T.M.RevolutionでINVOKE!!
S:イエーーーーー!ということで、T.M.Revolutionの西川貴教君でした!
N:ありがとうざっした!