2002.5.18 B★E★S★T 静岡公演 MCの順番は多分、かなりめちゃくちゃ。前ふりだけ覚えてて結論を忘れたのもあるので、悪しからず。 うちに泊まってらしたちとせあやのさんと、東海道線で静岡へ。こんな遠くまで鈍行で行くなんて、考えたことも無かったけど、いざ行ってみれば新幹線と1時間しか違わない。ずーっと西川君の事をおしゃべりしていて、全然退屈しなかった。こういうのんびり旅行もいいね。 静岡市民文化会館に着くと、会館横にツアートラックが停まっていた。わあい! 初めて見たよ!嬉しい! かぁっこいいなあ…。カメラ持ってくれば良かった。こんなのが道を疾走している様を想像すると、嬉しくなっちゃうよ。 みーあ☆みゃあさんや、土岐で会った何人もの方に再会。全然違う場所に住む私たちが、一昨日会ったばっかでまた会えるって、面白い。 最前列まで行ってみた。うわ、ステージに触れそうに近い。ここなら西川君の顔も汗も筋の浮いた腕もきれいな指も乳首もずり下げたパンツも至近距離で…と思うと鼻血出そう! そこから後ろを見ると、会場全体も意外と小さい。ホールって、ほんとにちゃんと人の顔が見えるな。 最前列は羨ましいけど、でもね、今日は私も8列目! 今ツアーで一番前。で、花道から4番目。端っこだけど、花道に来てくれた時、接近できそう!期待しちゃうわ。最近のライブでは、西川君が花道に来るとみんな押し寄せて行って、タッチもありらしい。私もやっちゃうかな? 隣の人と、「行けそうだよね!」ってうなづきあった。 開演、かなり押してる。でもすごいターボコール。今日はかなり熱いライブになりそう。 さあやるぞ〜! 独裁の、あの声から始まる。何度聞いても、「これよ!」って思う。 MC。 「すっごく久しぶりに静岡に来ました」 「外はうっとおしい天気ですが、俺達が暴れて晴らしてやろうと思うんで」 最初からかなりの盛り上がり。 「か−な−り−いいんじゃないのぉ〜?」 「今の所、まだ半分ですが、今の所よ? 今日は俺、楽しててもいいかなって」 やけに念を押してる(笑)。油断するなって事か。すごくいい感じってことよね! 「最初に決まった公演は、楽しめればいいなって思って行けばいいんですが、追加の20公演は、会場側が『うちでライブをして下さい』と呼ばれていくのですが。」 「お前らびっくりするぞ!?」 あーははは! そうよねー、煽りに煽った数々の地方公演の武勇伝、いっぱい聞いたよ。 この辺で山田さんが音を出したのか何をやらかしたのか、西川君が急に話すのを止めて山田さんを振り返った。山田さん、何度も謝っている。西川君、「こいつは〜!」って顔してる。多分内心で「どういじってやろうか」って思ってるんでは? 「何してんの?」 「…うるちゃいな〜もぉ〜!」 赤ちゃん西川ちゃんだ! ナマだ! カワイイー! こんな所で聞けるなんて、すっごい儲けた気分。 山田さんにわざわざスポットライトが当たる。山田さん、まぶしくて目を隠しながら、さらに謝る。西川君、 「…まぶちぃな〜、もぉ〜!」 また出た! おいしい! 「気持ちそがないでくれる?」 と笑いながらまたMCへ戻る。 「最近の数公演は、会場主催で、地元の人が多くて、うちのライブは初めてだったり、もしかしたらライブ自体が初めての人が多くて。」 「大きな声出すのは恥ずかしい、みたいな。」 「どれっだけいじられてもピクリとも動きやがらねえ。むしろ動かないよう一生懸命なんじゃないか。」 いやほんとに、一昨日の土岐の男性二人はそうだった。あれだけサシで迫られて、どうして反応せずにいられるのか。既に意地になってたんじゃないか? 「それでも進むに従って、気持ちよくなっておマタを開いてきたりするんですが。」 「今日は何もしなくても、自分からオマタを触ってくるような」 腰をつきだし、自分のモモをさわりまくり。うひゃ〜。 「やりたくて仕方ないみたいな」 急に、エロ話しちゃって慌てたように、 「お子さん連れの方、『あのお兄ちゃん何いってたの』と聞かれたら、『世界のことだよ』と答えてあげて下さい。スイミーの話。」(←これ何が言いたかったの?) 「地球の自転は24時間で1回転。微妙なズレがあって、それを調節するために閏年があります。そういうことです」 どういうことだよ(笑)。 Twinkle Million Rendezvous 何度聞いても、最高。揺さぶられて、響いて、打たれて、引き込まれて。 全ての人に、この歌を聴かせてやりたい。絶対の力を持っているとまで思える、歌声。 この曲の時だったかな。何でもない動きなんだけど。西川君が、下げていた手を、そっとマイクスタンドの上を這わせながら上げていき、マイクに沿わせ、ゆっくり握った。それだけの動作が、気持ちががあふれていて、すごくきれいで、忘れられない。 LEVEL4 「行けるよな〜1階!」 「行けるよな〜2階!」 「行けるよな〜静岡!!」 「レベル4ーーーーー!!!」 たまんなーい!! 前から好きな曲だったけど、このツアーからは、耳にしただけでカーッと血が燃え上がりそう! と言いつつ、この曲で言及するのはまたもバンドメンバーとの絡み。アッキーさんには、ゆっくり往復ビンタを何度もしてた。さっきの「うるちゃいな〜事件」のおしおき? スナオさんには、背中から胸に手をまわして、ゆうっくりジッパーを下ろして、ガバッと胸元を開いて。胸に手を差し入れねっとりとまさぐり…。ひえーー! 何なのこの危険度は! ラスト前のMC。 何かエスパルスとか磐田の事を言ってたけど、何の為に言ったかは忘れちゃった。 「BEST盤をひっさげてのツアーで、どんなふうになるかなと思っていたけど、何も心配することは無かった。」 「おまえらがいて、俺がいて」 「デビュー6周年。TMR名義の活動は実質5年。ちょうど節目の年だな、と。去年ではなく今年なのは、やっぱり意味のあることかと思う。」 「1年以上会えなくて、俺も色々考えたり悩んだりして」 「12月頃には、本当にちゃんとしなきゃと思って、でもどういう道筋でいけばいいのか見えなくて、それは今もですが」 「でもこうして、今までやってきたことが次につながっていって、またその先に」 「俺達の力で、静岡全体を5ミリでも西海岸の方へ動かしてやろうぜ! NHKのニュースで『今日未明静岡県全体が…』」 会場から『未明〜?』と声が上がる。 「未明じゃねえや。『静岡県全体が…』」 「そういうことができるのは、我々だけです。」 ゆっくりと、心持ち芝居がかった様な言い回しに聞こえたのは気のせいかしら。宣教師みたい(ヤバイ?)。 「我々だけが、その力を持っています。今まで6年間、持ってはいたけど出さなかった力です。未来の扉を開くために、潜在能力引き出して行こうぜ!」 イエーイ!! 「ラストー!」 Out Of Orbit〜Triple ZERO〜 「よっしゃあ!いい声だ!」 アンコール。バテバテで座っている人が多く、最初は小さなコールだった。状況は名古屋と似てるけど、でも名古屋よりまったりした感じで、私の周囲にはあからさまに「ちょっと一休み」って感じの人が多かった。私は水分補給してすぐに全力でターボコールを叫んでいたら、前の席の人に「すごいですね〜」と言われてしまって、ちょっと恥ずかしかった。でもそれくらいしないと、出てきてもらえないよ!? 少し時間がかかったけど、ちゃんと大きなコールになった。そして西川君登場。やまない歓声とターボコールの中、胸をどんどんたたいている。伝わってるぞ、というように。 「これでアンコールがなくてシーンとしてたら、お前ら全員殴ったると思いましたよ」 それだけ本編で盛り上がってたよね! 「2階、ちょっと遠いからって、自分がやらなくても人がやってればいいやと思っているような奴は、うなぎに食われて死んじまえ!」大笑い。 「俺の体の節々にお前達の声が残って消えないくらいの声を聞かせてくれ!」 HEART OF SWORD 「すっごく聞こえたぞ!」(←こんな言い回しじゃなかったと思うけど、ただ『聞こえた』だけじゃなかったの。思い出せなくて悔しい!) VITAL BURNER 花道に来てくれた時、私も周囲もダッシュ! でもあとちょっとで、西川君の手には届かなかった。でも、メッチャクチャいい顔で笑って、手を伸ばしてくれてた。…というのも、私の二つ隣が、男性だったから。その人に向けての手と極上笑顔だったのよねー。まあ私も見られたからいいけどさ。西川君が戻って、私も席に戻ったら、なんだかすごく真ん中の方からも人が詰めかけていたことがわかってびっくりだった。すごい度胸だわ。 しかしやっぱり、席がステージに近いと、西川君のヤロレボへの偏愛ぶりがすごく目に付く。3列目くらいの男性に、精一杯手を伸ばしてタッチしてたり。嬉しいのはわかるけどさ、やっぱりハンカチキー!だわ。 この時かな、スナオちゃんのそばで、水入りのコップを蹴るんだけど、蹴り損なってすぐそばに落ちてた。「しまった…」って感じに口を押さえて真ん中にすごすごと戻ってきてて、ほほえましかった。 アンコール2度目。今回も時間はかかったけど、大きなコールになった。 西川君が出てきたら、すごい歓声。ターボコールの嵐。西川君、額の前で手を合わせ、歓声を味わうように感謝するように目を閉じて笑っている。すごく気持ち良さそう。 「も〜、もぉね〜。…(言葉にならない感じ)」 「場所によっては二日、三日とやるところがあって、もう、一回見れば満足なんじゃないの? と思うけど(会場から大ブーオング)、俺が満足できないってわかった。」 「こんなことなら、昨日から静岡入ってやっておけば良かった」 いやそれは体の為にも止めた方がいいよ。お願いだから、体を休めて。 「今は西川と聞けば、あああんなことしてる人ってわかってもらえるけど、デビュー前、何をしたわけでもないんですけどね、イベントで全国まわってる時に、初めての経験だったんですけど、こんなぶ厚い封筒をもらって。やーうれしいなーと思っていたら、バッキバキに割られたCDとカミソリが。」 「それがすごい記憶に残ってて。…ネガティブな意味にとらないで下さいね。それが今、同じ場所で、全然違う空気じゃないですか。7年もたったら、変わるものだよな。」 「僕も色々悩むことがあったり、すごく辛いことを平気でされたりして、でもそれでも前に進むにはどうしたらいいか。そういう状況にならない為には、もっと強くなるしかないのかなと。」 「本当に、集まってくれたみんなに感謝です」 あ、あの事かと思った。ちょうど昨日、その話を聞いた所だった。アクセス解散直後、アクセスの歌を歌う西川君に激怒した人もいたのだろう。WHAT JAMのイベントでは、各地で随分と悔しい思いをしていたらしい。薄々は知ってたけど、それほどの拒否反応を受けていたとは知らなかった。…普通さ、デビューする時とか、そんな拒否反応受ける所から始まる人っていないよね。キツかっただろうな。そんな位置から、ここまで来たんだよね。辛い思い出のある地で、これだけの熱い歓迎を受けて、本当に嬉しかったんだね。 LIGHT MY FIRE あまり動かずに歌っている。さすがにばてているのだろうか。 とてもとても幸せ。ああ、終わりたくない。 「今まで自分の中に隠していたものを、勇気を出して表に出してみたら、それを受け止めてくれる人達がいるかもしれないと」 西川君でも、自分を表現する時、臆病になることがあるんだね。それでも、出すことに覚悟を決めたんだね。とても切ないような、嬉しいような。 「俺達が何をしても、世界は、日本はこれっぽっちも変わらないかもしれないけど、数年後、俺達がやってきたことにウソは無かったと言われたら、それでいいんじゃないかと思う」 「俺とお前らで未来を作っていこう」 絶対に、絶対に、一緒に行く。嬉しくてたまらない言葉。 「もっと沢山の人とやってみたい(大きな会場で、という意味ね)。ここにいるお前らは解ってくれてるけど、外にいる不感症の連中は、そういう大きなムーブメントにまきこんでやらないとわからんのよ」 何で動かすか。なかなか言葉がでてこない。会場から「愛!」と声が上がる。 胸を指さして、「ここにあるもので動かしていけたら。」 バンドメンバー紹介。 「そして本当の主役は、お前らです!」 「静岡最高!」「静岡最高!」2回も言ってくれた。 最後、メンバーと並んで。 「いつまで現役でいられるのかわかりませんが(会場からブーイング)、頑張ります」 なんとスナオさんが、泣いているらしい。 「…なんで泣いてるの? ね、なんで?」 「そんな〜、俺のことで。」とあえて茶化す様に言って、スナオさんに寄り添っていた、と思う。 「またできるだけ早く戻ってくるから」 と言って、去っていった。舞台そでには三人のスタッフが待機していて、舞台を降りた西川君に肩を貸して、中に入っていった。 あー楽しかった。いい席のおかげで、いつもは聞き取れない言葉や(スピーカーが近かったので)、西川君の笑顔、白い腕、セクシーな体を目一杯堪能できたし。 随分と沢山話してくれた。これまで西川君はとても悩んで、辛いことがあったんだってわかった。そして、こんな素晴らしい能力と意志の力を持っている彼でも、自分の中のものを出すのに臆病になることがあるんだとわかった。 でも人間なら誰でもそうなんだよね。そんな弱い部分を、隠さずにさらけ出してくれる。自分をさらけ出して、私達の心を求めて、一緒に未来を作ろうって言ってくれてる。 私に彼が絶対必要で、心の支えであるように、この人には、私たちが絶対に必要なんだって、改めて感じた。険しい道でも、絶対、支え続けるよ。どこまでも、一緒にいこうね。 帰りは静岡駅でスナオちゃんたちとニアミス。残念。新幹線の中では、一人でひたすらセコセコとMCを思い出してメモしてた。途中でペンのインクが無くなっちゃって、紙をひっかいて書いてたので、秘密メモ状態(笑)。 ちょっと遠かったけど、本当に行って良かったな。 |