2002.9.28 「林原めぐみのハートフル・ステーション」より

DJ:林原めぐみ・保志総一郎

 リスナーから「西川さんの番組で、ガンダムSEEDのアフレコの際、
『保志さんはね、話し出す前に地団駄を踏んでいた』と言っていた」というハガキが来ていての話。

林:どうでしたか、西川さんのアフレコは。勘が良さそうな人ですよね。
保:西川さんねー、すごい、転校生みたいで面白かったですよ。
林:転校生みたいで面白かった?
保:そう、この、シュンとしてて。
林:ああ、そりゃねえ、畑違うところに来るとねえ、そりゃそうだと思いますよ。
保:3話までだったんですけど。
林:全部一緒だったの、録り?
保:2話と3話を一緒にやったんですけど。
林:1話は別録りだったんだ。
保:2話の場合は、一緒の現場にいたんですけど、テストは一緒にやったんですけど、本番は一緒にやらなかったんですよ。。
林:うんうんうん、様子を見てね。
保:3話の場合もその予定だったんですけど、「やってみよう!」って。
林:おお、素晴らしい。
保:西川さん、やりますよ!って監督言われて。なんかやっぱり、勝手が違うからわからないじゃないですか。
林:そりゃそうですよ。
保:すごい、コンサートでは、「ウォー!」とこんなにシャウトしてるけど、やっぱりどうやっていいかはね、ちょっとわからないみたいで。
林:わかるわかる。
保:そしたら監督が、西川さん、ガンダム好きだからね、
「西川さん、『ガンダム』でやって下さい!」って言ったらね、急になんかウワーッとね、のびのびとやりだして。
林:ふ〜ん。ああ、自分の見てたものを、そのまま照れずに、取り込んでやってくださいと。
保:そう、ガンダムでやって下さいって言われたら、急にすごくね、イキイキとやりだして、「おお、これだよ!」って。(笑)で、一緒にとれたんですけど。」
林:(拍手)素晴らしい。
  …この『地団駄ふんだ』って、何?
保:これねー、僕、しゃべり出す前に、APUで録ってるんですけど、スタジオ。マイクがね、上にあるんですよ。で、しゃべる位置とかも、線引かれてるんですよ。
林:そうそうそう。それ以上入ると音が大きくなっちゃうとかね。
保:だから、その距離修正を、自分の中で微調整をしてて、足場を固めるんですよ。セリフをしゃべる前に。
林:は、はー(笑)。
保:それがそういう風に見えたんじゃないかと。
林:あー。これ以上出てはいけない、これ以上引っ込んではいけないとか。
保:どの辺にしようかなと。
林:マイクの立ち位置を。
保:そうなんです。地団駄踏んでるように見られちゃったんですね。

(番宣。中略)

林:前、一緒にね、藤井隆君もポケモンで、やったことあるんだけど、アフレコ。
何しろ、「マルセ」って我々が言ってるやつあるじゃないですか、色が着いてない状態だったりとか。それ見て、
「マルセって何?」とか、「ブレスって何?」とか、「カット割りって何?」とか、まず台本読むのにね、大変だったりするのよね。
保:教えてもらえませんからね、そういうこと、基本的に。
林:そうなの。でもね、畑違いでも、堂々とやられた西川さん、ご立派よご立派。素晴らしい。(拍手)
保:そうなんです。その後、飲みに行って、盛り上がったりしまして。
林:あ! 素晴らしい! ぜひぜひ、交流深めて下さい、今後もね。