2003.8.3 coordinate追加公演 フェスティバルホール 2年越しの念願だった、オーラス参加。 フェスティバルホールでのライブは初めて。会場前の歩道はツアーTシャツの人だらけで、ここだけ何かのお祭りをやってるみたい。いや〜センチュリーや浜松アクトシティみたいに、開場前にエアコンの効いた会場内でたむろしていられる会場のありがたさが、やっとわかったわ。 サテライトTシャツの人がやたら多く、全国から強者が続々集結しているのが伺える。一体地元勢はどれだけいるのかしら? 当日券に並ぶ人達も結構いた。スタッフさんが、「当日券はただ今検討中ですので…」と説明していた。当日券って、検討して出すものなのねえ。でも、結局この日は一枚も出なかったらしい。ここまで来て入れなかった人達、大勢いたんだよね…。 会場前で、大勢の仲間と久しぶりに会えて、さらにお祭り気分。 評判のフルーツまんじゅうをいただいたり、各地のサテライトの感想を語り合ったり。相方には、こんな所で和菓子を食べてるシュールなサマがえらくウケていた様子。 会場内に入ると、“リサイタルホール”という言葉が実にぴったりの、古式蒼然とした館内。バレエやクラッシックの方が合ってる感じだなー。 オレンジピックを買おうか迷っていたんだけど、人影もまばらな物販コーナーでスタッフが「ぜひお買い求め下さい!」と叫んでいたので、「そう言われちゃ仕方ないよね〜」と購入。スタッフさん、いい仕事したよ。 でも、早速身につけはしたものの、開演前には外してしまった。腕時計も外した。わずかでも違和感を感じさせそうなものは、身につけておきたくなくて。自分、意外と神経質らしい。 席は二階の真ん中あたり。この会場、センチュリーと比べてえらく横幅が大きい気がした。また、普通のステージよりさらに客席ぎりぎりまで丸くステージが張りだしていて、奥行きがとても広い。普段はここでバレリーナさん達が踊ってたりするんだろうなあ。大抵は最前列と舞台の間に、スタッフがロープを張っているけど、どうも今回は無いらしい。ほんとにステージと客席が近いから、やっても無駄なのかも。最前列の客は舞台にもたれかかってほおづえをついたりしている。だから西川君はあまり前の方には出てこないんだろうと思っていたけど、最後は結局、ギリギリまで出てきて足を触らせたりしてたな。いいなー。 開演前のターボコール、びっくりするほどそろっていた。そして声も大きい!気持ちいい!さすが強者ぞろいのオーラスだわ。 しかしこのホール、やたら音が反響するぞ? 開演のアナウンスは通常バアージョンだったけど、モワンモワンとこもってしまい、よく聞き取れない。こりゃMCも聞き取れないかなと思ったら、やっぱりそうだった。あうー。 最初のバンドパート、ナベさんがすっごく熱の入ったドラムをたたいていた、と思う。 そして西川君登場!「ラストー! 大阪ァー!」 歌声が響き、『ありゃー、歌声もちょっとモワモワしてるよ…』と少しショック。おまけにあまりよく聞こえない。と思ったら、それはむしろ観客席のでっかい歌声のせいだった。みんなが西川君の声をかき消さんばかりに歌ってる。すごいパワー! 西川君にも聞こえてるよね! それにしても、音のモワモワにはすぐ慣れたけど、舞台の端っこにいくとやたらハウリングを起こしてたし、あの会場っていつもああなんだろうか? 西川君が気迫一杯の歌を歌い、客席は最初っから燃えまくり。3曲終わって、一言だけMC。 「今日はもう何も言うことはありません。暴れろー!」 即、次の曲へ! いつの事か忘れたけど、マイクスタンドからマイクを素早く外し、パッとマイクスタンドを放りだしたのがかっこよかった!あと、ステージを下がっていって、クルッとターンしたのもステキ! 曲の終わりでグッと腰を落とし、次の曲を待ちかまえる所も大好き。あれはBRIGADEだったか。 思わぬ所で入るフェイクやら、いつもと違う歌い方に、「そこは普通悲鳴上げる所じゃないだろ」ってミョーなタイミングで悲鳴を上げる私。 すごい歓声の中、MC。 「こんなの僕だけで独占するなんて、贅沢だね。ステージ上に、12.3人いればならせるのにね。モー娘みたいに(笑)。それぞれのファンがいて。そういう事やりたい人は、城ホールに行って下さい」 「いつだっけ、ラジオのあった日。ライブに行く機会があった。二階は関係者ばかりで、俺一人でメチャメチャ歌ってた。自分のライブでは『おまえらマグロか!』とかさんざん言うといて。自分はどうなんだって話になりますからね。」 「大阪・驚異の6公演(笑)」 「『今夜は、特別な曲を…』(あからさまに、ぼそぼそ声のダレカのマネ)なんて、いつもやってる曲なのに。そういうウソをつけないのがいけないんですが。」 「初めてフェスティバルホールでライブした頃は、目に映るものがめまぐるしく変化してて。渦の中で、自分だけおいてきぼりをくってるみたいだった。そんな中でも、一つ一つのライブを大切にする気持ち、そういう気概が自分を支えていた。」 「でもそんなめまぐるしい渦も、とても新鮮で。」 後は…えーっと、当時の気持ちに立ち返るべく、だったか、当時の気持ちに今は近い、だったか…そんな事を言うておられました。 「この人数でサマソニに潜り込むとか? それはそれでZEBRAHEADとかに、ごっつい嫌な顔されそうですけど…」 いやぁ、私はロックフェスティバルとか、できればどんどん参加して欲しいな。バリバリのロックファンに、西川君はこんな歌を歌う人なんだって見せてやりたいよ。 「もう知ってる人もいると思うけど、アメリカで、イベントに出演することになりました。日本の文化を紹介するイベントで、ライブをやります。」 くすくす。確かにそうだけどさ。どうしてストレートに「アニメファンのイベント」って言わないのかね。 「何で僕が招待されるのか、と思うんですけどね。お話は随分前からいただいていて、『そんな無理ですよ、3日にツアーが終わって、5、6、7、そんなんで』『でも…できるんちゃうかな?』こんな話を延々していて。」 「こっちの儲けはいくらにもならないんですよ。こんな人達(バンドメンバー)連れて行くし。サービスですよ。」 「向こうの人達わがままなんだから。あれやって下さい、これやって下さいて。」 「『じゃあCD売りましょうよ!』って、ふざけるな!こっちは真剣にやっとんじゃ。ついでみたいに言うな!」 「御社の。ソニーの新しいレーベルから、第一号という事でCDがでるそうです。」 あのトーフレコードはソニーのレーベルなの? 「他の人は、英語の歌詞とかで出したりするけど、俺は絶対やらない。」 「『じゃあ一緒に英語の歌詞を考えましょうよ』とか『英語で歌って下さい』とか言われても、絶対やらない!そんなん意味が無くなる。日本語で歌うんじゃなけりゃやらない。」 「歌詞カードは、普通英訳がついてるんですが、全部ローマ字で書かれてる(笑)。最初の曲なんか『ムァルッキリィ クァワッテナァイ』(ガイジンなまりっぽく言い方)てなってて」 「こんなこと言うてええのかな(笑)。後で怒られる。」 MC途中で突然、「あ、ベルト外れた。」ええええっ!? 西川君いわく、そでのフリルにベルトの牛のツノがひっかかるらしい。 「自分で作ったものなんですけど(苦笑)」 なぁんだ、バックルの話かあ。てっきりパンツが脱げそうになるかと…。 「今回、会場に入りきれなかった人達が沢山いる。でもこれからもツアーはあって、そろそろそういうことが無いような会場でやろうと思うので、懲りずに来てやって下さいと、お前らから来れなかった人達に伝えて下さい。」 「来たい人がみんな入れる会場でやることを考えている」おお!いよいよドーム? それともまずはアリーナツアーかな。 「一人につき5人くらいつれてこなくちゃいかんぞ?」 5人? ここのキャパが約3千。かける5って、何かハンパな数字…。大体それぐらいは、すでにアナタWTCで揃えてますよ。ドームだったら5万は入るんだけど…? 「聞こえのいい言い方だと、ネットワークビジネス。聞こえの悪い言い方だと…ネズミ講(笑)。ネットワークビジネスだと聞こえがいい。IT関連みたいな。『ネットワークビジネスをしています』『ふーん…。64キロバイト、とか。ADSLとか。ブロードバンド?』みたいな。…若者にはわからないようですね。そこの最前列の奥さんは手を叩いて喜んでくれてますけど。…まあこれからは、主婦キラーで行こうかと…」 イエーイ!いつでもどうぞ! 西川君、自分で膝をバシバシ叩いてた。自分でウケてたのかな?…冗談ごとじゃないですよ、アナタ。もう充分なってますから、主婦キラー。自覚無いの? 「カラダに自信のあるスナオさん(笑)」「アンコールは全裸で!」 「その反応オカシイやろ。『いいの?いいの?』って(笑)」 スナオちゃん、いつも楽しいなあ。 一度、シャツをまくりあげ、股間をまさぐってましたね〜。今回はエロ度は低かったように思うので、唯一のチャンス(笑)だったのでは。 気がついたら、ステージに銀テープが散らばっていた。いつの間に打ち出したのか、気づかなかったわ。しかもえらく沢山ステージ上に残っているような。 西川君が大声でふらなくても、自然と客側が歌を引き継いで歌ったりして、息のあった感じがさすがオーラスだと思った。 I.D.のアソコは、ためて、ためて、長〜い沈黙の後、吐息。「はぁぁぁぁぁ…」 少しだけ、ヤな事書かせてもらう。 ここまで、実は曲の記憶はあまり無い。今回は本編終了間際までものすごく辛い状態だった。私の隣の女の子二人組が気になって…。西川君が歌ってるのにおしゃべりし続ける。バラード中に携帯を使う。(これにはさすがに「電源落として下さい」って言わせてもらった。ったく、私のMeteorを返してくれぇっ!)曲中に何度も席を離れたり戻ったりする。一体何しに来たんだろう。外には入りたくても入れなかった人達が沢山いたのに。何か事情があったとしても、周囲への配慮が欲しかったよ。 全く、自分の心の弱さを痛感した。どうしても彼女らが気になって、集中できなくて。必死で無視しようとしても笑い声やら話し声やら聞こえてくるし。隣でゴソゴソされる度に気持ちも体も冷えて萎える。席を離れてくれるとホッとするけど、今度はいつまた戻ってきて道を空けさせられるかと落ち着かない。こんな大切な日に、西川君と私の間に割り込んでくるものがあるのが、本当に悔しかった。拳を振りつつも、腕が重い。熱くなりきれないのが情けない。I.D.の後、たまらず相方さんに「ダメだ今日は私、楽しめない!」と口走ってしまった。そしたら「私はあまり気にしないから」って席を替わってくれた。申し訳なかったけど、本当に助かった。その後はもう必死で西川君に集中していた。 そしてlove saverで、今度こそ本当に、自然と力一杯に気持ちよく拳を振れた。 “サイ、サイ”ってシャウトはしなかったけど、イエ〜ってシャウトして、私達もシャウトして、こっちが途切れても西川君は延々叫んでいたような気がする。 歌い終わりの頃、西川君、肩で息をしていて。ふらふらしてる? 全力で歌ってたって、よくわかる。そして崩れ落ちるように座り込み、ヘドバン。え、こんな状態でまだそれやるの?大丈夫? やはり、曲が終わってもなかなか立ち上がれない。倒れ伏している。心配しつつも、こんな光景、実際に見たのは初めてかもとドキドキ。西川君、なんとか立ち上がり、ドラムセットの前の小卓にたどり着き、つっぷしていた。…まだ体を起こせないでいる…そしてINVOKEのイントロが始まってしまった。本当に大丈夫なの!?歌えるの? でも、その時、西川君が突っ伏したまま拳を高く突き上げている事に気が付いた。ゆらりとふりむいて、拳を掲げたまま、歩みを進め、ステージに立つ。 「ラスト!」 そして歌ったINVOKEは、正に渾身の一曲だった。 声が、ぐわぁっと全てを呑み込む様に響いていた。限界を超えた所で到達できる、別次元の歌声というものかと思った。こんなにも全力で歌ってくれて、こんなにも素晴らしい歌声を聴かせてくれる幸せに、涙が止まらなかった。この歌を聴けただけで、ここに来た甲斐があった。自然と拳を突き上げたりもしたけど、むしろ身動きせずに全霊で聞き入りたいと思った。 アンコール、もういっぱいいっぱいの気持ちだった。『こんな全力の西川君以外に気持ちをそらせてしまって、ごめんなさい、ごめんなさい』と思いつつ、涙声になりながらコールしていた。無我夢中でターボコールしている自分に気づいた時は、本当に嬉しかった。ほんとにね、やっと夢中になれたの。あのINVOKEのおかげで一気に熱くなれた。ありがとう、西川君。 アンコールで出てきてくれてからは、すなおにはしゃいで楽しませてもらった。衣装はグレーの飛行機Tシャツ。 「うちらしい曲を」と言って、WHITE BREATH。あれぇ、“うちらしい”って、これが来るのか? ちょっと私の認識と違うな〜。一瞬HEART OF SWORDかしらって期待したんだけどな。正直、これだけコアなファンで埋め尽くされた、ほっといても盛り上がる公演でコレはやらなくてもいいんじゃないかと…。ああでも懐かしい、B★E★S★TのWBだ。『何てカッコイイ! これがこれからの西川君なんだ』って思った曲だ。 「もう一曲!」わお!さすがオーラス! しかもLEVEL 4! 嬉しい! ああなんて久々なんだろう。私達が欲しいもの、ちゃんとわかってるじゃん! もーみんなすっごい大声で歌いまくり! 久々に、スナオちゃんの頭をかき抱きセクハラする西川君を見た。最近やらないなあって、ちょっと寂しかったりしたのよね(笑)。で、スナオちゃんのシャツをまくりあげて、ギターをかき鳴らすように乳首をいじってた〜。ありゃスナオちゃん大変だわ〜。アッキーさんには、パンチパンチパンチ!アッキーさんよける! それとも当たったフリだったのか? なんかアッキーさんとは遊んでる感じだけど、スナオちゃんは一方的に遊ばれてるわね〜。いつもの事だけど。あ、でもどこかで一度、アッキーさんの乳首もつねってた。アッキーさん、「やめろよ〜!」みたいに抵抗してた。そりゃ普通そうするわな。 そして、BOARDING。 まさかね、と気のせいかと思ったけど、現実だったらしい。こんなの初めてだ。 息を吸う音が、聞こえた。 すうっと思い切り息を吸って、「むぉうっ僕らは旅立てる…」 ものすごい力だった。いつもここでしゃがみ込んでしまうけど、今日はまた格別。音を立てるほど思いきり、強く、息を吸い込んだ上で放たれた声。圧縮したパワーをドカンとぶちかましたようだった。なんてすごい。 『そっと手を振ろう…』ここの最後を長く長くのばすのが、大好き。ああ幸せ…。 こんな歌を聴ける自分は、何て幸せなんだろうと、本当に思う。 歌い終わって、何度も手で顔をぬぐっていた。泣いていたのかな。ずっと何もいわず、客席を見て、顔をぬぐって。「本当にありがとう」と言って、舞台袖でまた客席を振り返って、退場した。 ダブルアンコール、メンバー全員上半身裸で登場! うひゃひゃ、ほんとにやっちゃったよ! 西川君てば自分たちでやってることなのに、座り込むほどウケてる。 「今日は花火大会もあるし、乳首を花火に見立てて。」…線香花火? 「(お腹を指さして)この辺りはあまり見ないでいただけると。」 腹が出てる人もいるってこと? それとも何か他にヤバイ事が? 遠いので見たくても見えません。 しかしあれだけローライズのパンツで、上を脱いだら、もしかして魅惑の尻エクボも見えていたのでは…? ああああ、この時ほど席が遠いのが悔しいことはなかったよ…。 ちなみに下は白いパンツで、腰周りに黒っぽいポケットが幾つかついたみたいなものを巻いていたみたい。西川君ってほんっとにこういう腰回りのヒレみたいの好きね。 アッキーさんが客席の端っこの方と何か身振りで語り合ってたみたいだった。西川君、すかさずつっこむ。 「このぽよぽよザウルス、誰としゃべってんだよ!」 ぽよぽよザウルスって(笑)。西川君、子育てマンガまで読んでるのか? 謎な人だ…。 VITAL BURNER。 「来れる奴は近づいてこい!」 うわそりゃ無理だろうスタンディングじゃないんだから。と思ったけど、花道付近では大変なことになっていたとか?そっかー、横になら移動できるんだよね、ホールでも。 ああ、これが終わると、本当にこのツアーが終わってしまうんだと思うと泣きそうになった。でもその気持ちは西川君もおなじだったのかも。いつまでも「MOVE ON!」と歌い続けていた。 ところがさらにもう一曲! 嬉しい! LMF。実はこの曲の時の、あの腕のワイパー振りはあまり好きじゃない。あれってどうしても全体がそろわなくて、あっちでは右に、こっちでは左に振ってるのが気持ち悪くて。自分は拳を振っていた。でも今回は、なんだか久しぶりにこの振りができるのさえ嬉しくて、ニコニコとみんなと一緒にワイパーしていた。そしたら驚いたことに、私の見える限りはみーんなちゃんと揃ってた! 1階も2階も一糸乱れぬキレイなワイパー。いや〜びっくりした。 「僕はっ!」歌ってない。大声で、宣言するように叫んでた。「まだっ…、あの日と、あの日と同じ、空を見てる!」 強い意志。こんな風に気持ちを現してくれちゃうと、もうたまらないよ。 何の曲の時だったかわからないこと幾つか。 スナオちゃんが前の方に出てた時、スナオちゃんの基本の立ち位置にある足踏み機械(名前知らない…)を、スタッフさんが押してて。西川君がそこに行って、スタッフをどかせて機械を踏みつつ、楽しそうにギターを弾いてるマネをしていた。ちょっとギタリスト気分(笑)? 激しいフェイク。声を出し続けずにはいられないように延々歌い続けている。 マイクを通さずに響き渡ったシャウトがあったような。 スナオさんとアッキーさんと西川君が三人で、舞台中央に集まってギターをセッションみたいに弾いてたのが、すごくかっこよかった! 失礼ながら西川君がギターを弾く姿をこんなにカッコイイと思ったのは、初めてみたいな気がする。 ラストあたりで、スタッフさんが水色のクマの着ぐるみ姿で出てきた。…もう何でもアリね。しかしサイコーに盛り上がって燃えてる時に、あの姿を見ると力が抜ける…。クマさんは西川君にステージの真ん中の、客席ギリギリの所まで引っ張り出されて、「お手!」とやらされていた。それと、西川君が「三回まわれ!」ってマイクをはずして言ったそうなんだけど、クマさんは着ぐるみ着てるから聞こえなかったようで、やらずにひっこんで行ってしまいました。しかしそんなことしながらも西川君てば普通に歌ってるんだよなあ。すごいわ。 最後の曲の後、西川君だけじゃなくバンドメンバーも全員一緒に花道に走ってきてた。サマクラを思い出すなあ。 お盆にタップリのコップを載せて、西川君がステージの最前をあっちへふらふら〜こっちへふらふら〜。おっとっと!ってな感じで、客席にぶちまけておられた。何だか赤とか青とか、カラフルなものが入ってるように見えてたけど、後で聞いたら水じゃなくてHI-SOFTなどのキャンディが入っていたそうで。もらえた人、いいお土産になったね。 最後のご挨拶。 「僕のとんでもないプランについてきてくれたスタッフに、拍手をお願いします。」 「会場の外やロビーで頑張ってくれてるスタッフにも拍手を。」 「あれをやりたい、これはやりたくないという俺に、ずっとついてきてくれて、スタッフには本当に感謝している」 スタッフへの感謝を何度も繰り返し語っていた。 「今年中には新しい曲とか…色々お届けできると思うので。」 「一年がかりで環境を整えた。自分の置かれたぬるい状況から抜け出さないと、って。西川と面白いことやろうって言ってくれる人達とスタッフィングして。」 「西川に二言はありません。おまたせしたけど、新しいことをやっていきます。受け入れてもらえるのか、尻込みしたりもするけど、やらなきゃ始まらないと思うんで。“何ばかなことやってるんだ”と思われても、絶対に振り向かせる自信はありますので!」 最後の所、すごく力強く言ってた。やっぱり最高だわ、この人は〜! 「新しいこと、面白いこと、やっていきますんで。わかってんだろうなあ、それまで、浮気すんじゃねえぞ!」 最後、ゴンと大きな音。何かと思ったらマイクを置いた音だった。あれ、わざとだよね。そしてつかつかと客席ギリギリまで歩いてきて、メガホンの様に口に手をあてて、のけぞるようにして 「また会おうぜっ!」 ものすごくはっきりと聞こえた。大きな大きな生声だった。 西川君が去った終演後、ごく自然にターボコールが湧いた。みんなの声、聞こえてるよね、西川君! 多くの観客が、なかなか席を立たなかった。スタッフに促されて席を立ったけど、ほんとはずっとコールしてたかったよ。 会場を出たら、目の前にツアートラックがつけてあってびっくり。沢山の人が記念写真を撮っていた。OTAKONの為に、終演したら即撤収だったのかな。 |