4月1日  ポップジャム司会
 ポップジャム。
うわすごいところで歌ってる! 電飾付きのタワーの上。
特別あつらえのセットですか? 特別扱いだわ〜。よしよし。

 さすがツアー中だけあって、すごく声が出てる。
すばらしい歌いっぷりだった、と思う。
…何だろうな、この遠くから聞こえてくるようなぼやけた音は。
この番組、前から変な響き方するとは思ってたけど今日は輪をかけて。
ステージ外で歌ってるからか? 
うちのテレビのスピーカーがなんかおかしいんだろうか。
すっごくいい感じで歌ってるみたいなのに、
遠いところからマイクで集音してるみたいで、歌声が小さいー。
実際に聞こえてくる音に、脳内補正して迫力度を増して受け取って、
「おおすごい」と思うってのも何かなー。
ハイビジョンの再放送に期待。
あっちはいつも、歌声はとてもはっきり聞こえるけど、
演奏が打ち込み部分以外ほとんど聞こえなくなる。謎。

 客席の「タカノリー!」って声がちゃんと聞こえて、
ますます「どこで音拾ってるんだ」と思ったり。
いやみんなが元気に応援してただけでしょう。すごいね!

 会場で手を振るTMRファンを見たら、
もう思わず一緒に立ち上がって拳を振っちゃった。
客席のオレンジTシャツ、目立つわー。

 最後、渾身のシャウト! すっごい力! 
ああもっとよく響いてくれれば。

 歌い終わり、すっごくいい笑顔!
テレビで歌い終わってすぐにあんなほっとした顔見せるなんて、
滅多になかったような。

 司会4人が並んで登場。
うわちっこい! 西川君ちっこい! 
というか、女性アナウンサーがかなり背が高い?
頭の位置が一人だけへこんでて、子供がまじってるみたいだよー。
一人だけ縮小かかってるみたい。
あらーこりゃちょっとかわいそうかも。

 ソファに座る西川君。ああカッコイイ。
やっぱりこれから毎週「今の西川君」を見られるなんて、嬉しい!

 BUCK-TICKのテーブル、ほんとコワイ!
西川君、よくあの中でちゃんとしゃべったよ。エライ。
 しかしああいうトーク内容でよかったのか? 
内容があったような無いような…。
ファンにはものたりなくなかったかな。
口が重い人達みたいだから仕方ないんだろうけどさ。
(それともあれだけしゃべれれば上出来だとか…。)
でも、まだ初心者だから。勘弁してもらいたいな。
 アンジャッシュが入った方が、やはりトークはしまるなあ。
さすがしゃべりのプロ。
多分西川君は、話を引き出すとか相手と会話を構築していくとかより、
コメントとか混ぜっ返しが得意なんだろうな。
これから司会スキルが伸ばせるといいんだけど。

「フルチン」とか言うなぁっっ! ラジオじゃないんだからー!
視聴者がひくぞっ!
この人、ほーんと時々ただのエロオヤジみたいになるよなあ。

BUCK-TICKの歌、初めて聞いたけど、声が高くてびっくりした。
外見からして、もっと低くてドスのきいた感じの歌かと思ってたわ。

 アンジャッシュのDVDが賞品になってるなら、
西川君のDVDかCDは?
と思ったけど、やっぱり残念賞扱いはヤだよな。

4月2日  会報
 会報到着。継続記念品付き。
CDケースね。おお、意外とたっぷり入りそう。
TMRのCDを一杯入れてドライブのお供にしましょうか。
歌詞カードと離ればなれにするのは好きじゃないんだけど、
別にいつも聞く時は歌詞みたりしないもんなあ。
しかい金属のカバーは車の中に置いておくと
すごく熱を持ちそうな気がするが、大丈夫だろうか。

 表紙。きゃーーーっ! ステキ。ほれぼれするわ〜。
でも、ステキだけど、こんなビジネスマンいないよ〜。
カラコンしてるし! ピアスだし!
そもそも艶っぽすぎる!
あ、でも眼鏡はいい感じ。
『家政婦は見た』の「エリートビジネスマンに変身」にまた大笑い。
ウプーブァッハハハハ! エリート! だからいないってこんな人!
百歩譲って、セールスマンだな。
…こんなセールスが来たら、
羽毛布団でも太陽発電システムでも買ってしまうかもしれない。
いえ、アナタを下さいっ!(スミマセン)

 インタビュー。ツアーの衣装のこと。(ちょっとネタバレします)
『人って、生まれたままの状態は色で言うと「白い無垢な感じ」で、
そこから色んなものを吸収したり…』
 ということは、あの最初の白くてフワフワなのは産着とか!?
イメージ的にちょっと納得しかけちゃうのが何とも。

 新たーぼげきじょう。
漫画の作者はクラッチさんという方らしいけど、
どうみても藤枝とおる先生の絵のような気が!
藤枝先生好きだから嬉しいなあ。
「知り合い」の「すばらしい漫画家」なんて言われたら嬉しいよなー!
いいな〜私も漫画家だったら…(またかい)。

 再び『家政婦は見た』。
喫煙所に西川君がいてOL三人組びっくりって。
会社の喫煙所とか給湯室に行ったら西川君!
すっごいシチュエーション。あり得ない。
いいな〜私もここの社員だったら…(もうやめよう)

4月8日  歌詞
 こないだの大阪公演では、CHASE THE THRILLのかけあいのとこ、
歌詞カードを見て一応は覚えて行ったつもりだった。
でもとてもあのスピードについていけなくて。
で、今度はヒアリングでいくことにした。
歌に耳をすませ、繰り返し聞く。
何だか学校の英語の授業みたいだ。
…教材が西川君の英語ってのにちょっと苦笑。

“Racing at a speed that you won't believe”
 りしいなすぴーずっちゅをーんびりー♪

“Push it to the limit, we are running free”
 ぷしゅとぅあれみうぃあらーんなふりー♪

 よし。こう聞こえたからこれでOK。
「ほったいもいじるな(What time is it now?)」みたいなもんで、
まさに耳から覚えた英語。さぁて、本番で通じるか。

4月12日  ANN
 このタイミングで、清春さんとあんなに楽しそうに
お話しできたのは、本当によかった。
今の西川君に必要なのは、
心を許せる人とのふれあいだと思う。
土日の名古屋ライブでの、
あんな混乱しきった思い詰めた状態を見せられたら、
一体西川君はどうなってしまうのか、
不安で心配でたまらなかったけど、
明るい声を聞けて本当に良かった。
こんな、日曜日に大事件があって
月曜の夜に本人から直接気持ちを聞けるなんて、
ANNってほんとありがたい。

 車に乗ってエンジンをかけると、vertical infinityが流れ出す。
でも、昨日はすぐに止めてしまった。
聞いていられなかった。
力強い歌声が、名古屋での西川君の状態と違いすぎて胸が痛い。
だけどANNを聞いた今なら、また聞けそう。

 本当に気持ちに整理がついたかどうかはわからないと思う。
というかそんな簡単に、
「与えられた状況の中で精一杯やるしかない」
なんてある意味当たり前な答で落ち着くくらいなら、
あそこまで混乱はしないんじゃないか?
でも、あのライブの時の混乱しきった状態からは
前進してはいるようだから、ちょっとだけ一安心。
迷いがあると過酷なスケジュールをこなすのはとても辛いだろうから、
何とか元気になってもらいたいんだけど…。
待つしかない身はつらいなあ。

4月13日  グッズ
 初参加は大阪だったが、10日にやっとグッズを買えた。
9日は行列がフロアから階段を上って2階か3階まで伸びてて、
買えなかったのよね。

 買った物は、TシャツBの黒とポスター、パンフ。
ポスターは、ボディの中に透けて見えるのが、
遠目だとホントの内臓に見えてコワイ。
見るたびギョッとする。
でも、横顔が端正なの〜。ついつい見ほれちゃうの〜。
部屋に貼って、顔ばかり見ている。
ボディ、特におしりはなるべく目をやらない。
いややっぱちょっとその、ねえ?


 Tシャツは、ツアTも普段着として使いたい30代主婦としては、
無難にAかなと思ったんだけど、
「Bって…いつも西川君のボディが私の背中にジャストフィット?」
と思ったらもうBしか無いということに。

 ツアーパンフをやっと開いてみた。
この重い気分を慰めてもらえるようなモノなんだろうな?

パンフの内容の感想はこちら(ネタバレ、というか妄想部屋)

いやあ楽しませていただきました。

 西川君もすごく楽しんで作ったんだろうな。
なのに、今、彼は苦しんでるんだと思うと、胸が痛い。
早く元気になってくれますように。

4月17日  名古屋のこと色々
 BBSの書き込みに加筆して、9、10日のレポをアップした。
ライブ直後と今とでは、色々思う事が変わってきたけど、
あくまでライブの時の感想を書いておいた。

   ☆

 9日、10日のことで、色々思う事。

ラジオを聞いても、本当に気持ちの整理がついているのか疑心暗鬼。
だって今までの彼の行いがそうさせるのよー。
迷いを抜けたと言いつつまた迷ってを何回繰り返した事か。
西川君とのつきあいは、気が抜けないよ。

   ☆

 10日の西川君のMC、「あんなこと言うべきではない」
という意見も結構あるらしい。
私は、聞いてつらかったけど、ナマの正直な気持ちを打ち明けてくれたのが嬉しかった。
でも確かに、お金を取って楽しませるべき公演で話すべき事ではないとも思う。

 だけど、西川君は、悩んで悩んで、「やはりやめます」と2回も言ったよ。
言わないでおこうとしてた。
それを、観客が「言って!」と頼んで、話してもらったという面がある。
もちろん、頼まれたからと言って、すべていう事を聞いていては責任者とはいえない。
それに、最初っからそんな事、におわせなければいいわけで。
 でも、あの会場には、西川君の苦しみを共有したいって想いがあったと思う。

 それが、ネットで大事な所が抜けて私見が加わった形で情報が伝わり、
単に西川君が言うべきでは無い事をライブで言った
みたいな事になっているらしいのは、やりきれない。
情報の扱いは、本当に慎重にしないといけないなあ。

   ☆

 今、気になってる事。
西川君は、どうしてあの事を言おうとしたのかなあ。

ああいう場で本来言うべき事ではないと、
西川君も重々承知していたはず。
それでも言うべきと思って、あれだけ悩んだんだよね。

 単に、自分のつらさを訴えたかったのだとは、
何だか思えなくなってきた。
だってあの、ステージに関しては最高に完璧主義の人が、ねえ。

 私達に、何をわかってもらいたかったんだろう?
自分は苦しんでいる、ということだけじゃない何かを
伝えたかったんだろうか?

そのへんがすっきりしない。
 単に、ライブでは丸裸の自分をさらすところで、
弱さもすべて見せてくれた、そう理解しておけばいいんだろうか?
小難しく考えすぎだとは思うんだけど…。

   ☆

 レポを書いていて、改めて気がついたことがある。
西川君が「全力を見せろ!」という理由がやっとわかった気がした。
 今までも、わかった気ではいた。
「気持ちを返さなきゃ」と思ってはいた。
 だけど、やっと気づいた。
“TMRのライブはこういう流儀”とかのスタイルの問題じゃない。
みんなで一つになると最高に気持ちいいとか、
そういうレベルの話ではなく、
もっと切実に、「出す」と「入れる」が直結した問題だったんじゃないか。

私達が送るエネルギーを自分の燃料にして、
彼は命を燃やしているんじゃないか。

ステージにいる彼に、客席の私達のエネルギーを、
体全部で最大限の表現で見せなければ、
あんなステージをするエネルギーにはとても足りない。
私達はライブで、見るだけじゃなくて、見せる立場でもあるんだ。

食べなきゃ力が出ないのと同じ。
出すばかりでは、しぼんでしまう。

もらったエネルギーを送り返さなくちゃ、西川君が飢えてしまう。
とても切実な話なんだ。

 考えてみたら当たり前のことなんだけど、
なんだか目が開かれたみたいな気がした。

4月19日  ポップジャム
 金曜の地上波の放送を録画ミスして、今日BS−hiで見た。
なぁんてオイシイ映像満載なんでしょ!
 「司会」って、こんなにバッチリ撮されるものだったっけ?
西川君のアップや、単独で画面に映ってるのがやたら多くない?
NHK、やっぱり西川君の扱い良いわ〜。
でも、西川君、絵になるもんね♪
華があるし楽しいし、つい撮しちゃうわよね♪
なぁんて身びいきそのものな事を結構本気で思ってたり。

 3回目ともなるとかなりリラックスしてきたようで。
いたずら坊主がいるようだよ。
進行役は完全にアンジャッシュに任せて、
自分は自由なスタンスで盛り上げてるってとこでしょうか。
適材適所ね。
 アンジャッシュさん達、勝手放題の西川君を
一生懸命フォローしてくれてて真にありがたい。
左側の児嶋さんが、西川君がヘンな顔してるのに気づいて、
『え、あ、どうしよう、拾ってあげなきゃ』みたいに困ってる感じが何とも。
ゲストの他に、もう一人面倒みないといけないんだから大変だよなあ。
右側の渡部さんが保母さんに見えてきたよ。
西川君、司会というより番組のマスコットというか、アイドル?


 二の腕、太い。こんな太かったっけ?
トレーニングは順調に進行中なのかしら。

 ボックスの中で児嶋さんと手を握りあい、
「…柔らかい」って! うきゃーーー!

 立ち姿の前部分に魅惑ポイントをみつけた方が多かったようだが、
私としては、ボックスに手を入れた時にチラっと見えるワキに目が釘付けー!
…ただのスケベオヤジみたいだよ…。

 あの名古屋公演翌日の収録のはずで、
少し緊張して見たけど、ほんとに元気でよかった。
西川君の元気な笑い声って、すっごく癒される。
胸がほっこりするよ。

4月20日  色々
 うわー、5月6日放送のポップジャム、LIVE GOLDのゲストはGacktかぁ!
あの二人がツーショットで語り合うとは…。大丈夫かぁ?
なんか西川君、あの人好きそうじゃないんですけど。
がんばってくださぁい。

   ☆

 Googleで“T.M.Revolution”を検索してみた。
131,000件ヒット。すごいなー、重複はあるとはいえ、
これだけ沢山の人が西川君の事を書いてるんだなあ。
 次に「日本語のページを検索」の条件で再度検索。
すると、ヒットは77,100に激減。
へえー! これって記事の半分近くが海外のサイトのってこと!?
西川君は海外からも注目されてるんだって実感したわ。

   ☆

 ツアーグッズのポスター、部屋の壁に貼った。
横顔がほんとにステキ。
時折ウットリとあの端正な顔を見つめてる。
 しかし端から見ればこれって、

“男のヌードポスターを凝視する女”

だよなあ。
ちなみに夫はこのポスターについて特に文句は言ってこない。

   ☆

 今週のANN、三宅演出とか言ってるけど、
結局西川君がどれだけ自分が求められているか確認したかったわけね。
 女の子に『んもぉ〜バカバカバカ!』ってポカポカ叩かれて、
『イタタタタ。いたいよぉ〜』
とか頭をかばいながらも顔はニコニコなんて図が思い浮かぶ。
ったく人騒がせな…。まあ、これで彼が気分良くなるなら許すけど。
困った人だなあ。甘えっこちゃんだなあ。…もっとあげたいなあ。

   ☆

 名古屋・大宮続けて参加できる人が心底うらやましいよ!

4月21日  もう一回だけ、名古屋の事
 9、10日の名古屋に参加したある方のレポを読ませてもらって、なるほどと思った。
MCで、こんなことも言ってたそうだ。

「たくさんの気持ちが飽和していて、どう音楽にしていけばいいのか整理できない」

「みなさんにどんなに癒される言葉をもらったとしても、
自分は亡くなった方には何もできないことには変わりがなく…。
ここに居るしか…ないんです…!」

 あの日、話を聞きながら思った。
『ファンが亡くなったなんて、今までに何度かあったことだろう。
なのに今回はこんなに打ちのめされているなんて、
よほどボルネオで大きな衝撃を受けて、心が不安定になっていたんだろうか』

 でも、それだけじゃないんじゃないか。

 その方はレポで、
『西川君はぶつけられた気持ちを自分の中で消化して、
ライブでパワーに変えて放出しているんじゃないか』と言われていた。
ああ、その通りなんだろうと思った。
今回だけが特別なんじゃなくて、
実は西川君は、いつも、本当に、私達一人一人の気持ちを
しっかり受け止めてくれてたんじゃないか。
無数のファンの気持ちを、取りこぼしなく、
本当に誰の気持ちも置いていかずに受けとめて、
想いを歌にこめて返してくれていたんじゃないだろうか。
今回は、たまたま消化しきれなかった想いがこぼれてしまったんだろう。

 「みなさんにどんなに癒される言葉をもらったとしても…」
と言う事は、西川君は私達が
「無力なんかじゃない。力をもらってるよ」
って言うだろうことはわかってるんだ。
それでも、たった一人、その亡くなった方に何もできないことにはかわりなく、
それが悲しくて仕方なかったんだろうなあ。
一人のファンを、大勢を構成するちっぽけな要素と見るんじゃなくて、
本当に一人一人と向き合おうとしてくれてるんだと思う。
ありがたいけど、胸が痛い。真摯すぎて、痛々しい。
絶対に辛いと思うよ?

 INVOKEリリースの頃、turbo-webのBBSに書き込んでくれた言葉が忘れられない。
『みんなは正直に意見してくれればいいです
その全てを受け止める為に頑張ろうと決めたんですから』
そこまで一人一人の気持ちを受け止めようとしてくれるなんて。
一人の人間がそんなことしたら壊れてしまうと思った。
でも西川くんは、本気でやってくれてるんだ。
なんて大きな覚悟だろう。
私達はなんて幸せ者なんだろう。


 あとね、西川君がわざわざあの話をしたのは、
亡くなった方とその身内の方に、自分の気持ちを
伝えたかったからというのも、やっぱりあったと思う。
そういえば、私達がBESTツアーで土岐公演の応援をした時、西川君は
「会場の端から端までみっちりつまってる」
って言ってくれたのよ。
あれは、ちゃんと私達の事わかってるって、
それとなく言ってくれたんだと思ってる。
ファンからのプレゼントでも、時々ANNで語ってくれてたし。
直接答える事はできないけど、西川君はよく、
相手の気持ちを受け取ったって事を知らせてくれようとするから。
そういう理由もあったんじゃないかな。


 まあね。西川君の心境がどんなものだったか、
本当の所はどうかなんて、わからないけど。
でも、たった一人のファンにさえ心をよりそわせてくれることは確かにわかった。
色々心配なことはあるけれど、
もう彼はとっくに前進を再開してるみたいだし。
今はまあ、よしとしておこう。

 大宮で西川君は、どんな歌いっぷりをみせてくれるのかな。
どんな話をしてくれるのかな。

4月22日  それでも必要。
 確かに、私は音楽が無くても生きていける。
西川君がいない人生なんて、考えるのも恐ろしい事だけど、
ちゃんと生きていくだろう。

 でも、魂の大きな部分は確実に飢え死にする。
西川君は、私の魂の糧なんだよ。

 こんな幸福、知ってしまったら後戻りはできない。
私が幸せに生きるのには、絶対に必要な人。
お願いだから、自分を大切にして。
むやみに命を縮めないで。
ちゃんと食べて、休んで、元気に幸せに長生きして欲しい。
そしてあと50年は一緒に楽しもうね。

4月23日  プロ
 …気持ちに決着つけたはずだったんだけど。
ただいま絶賛大混乱中。

 私の好きなサイトさんが、10日のライブがきっかけで、西川君から離れてしまった。
寂しくて寂しくて仕方がない。

 この事で、今まであえて考えないようにしてきた事を、目の前につきつけられてしまった。

 今になって、じわじわと染み出してくる思い。
確かに、あの日の言動は、「私達の西川君」としては許されることだったけど、
あのステージを背負ったフロントマンとしてやっていいことでは、
やっぱり…絶対になかった。
心の中で思ったとしても、プロとしては決して口に出すべきことではなかった。

 大勢のスタッフと作り上げ、大勢の客が彼の為に集まった場所で、
本人に「自分のやってる事の価値」を疑われては、みんなどうすりゃいいのか。
自分たちの費やした時間と金と労力は、無意味ってことか。
そうなっちゃうよな。

 地元のライブでよかった。
初めて遠征組の気持ちを考えた。
お金をやりくりして、一日がかりで名古屋まで来て、
ライブを楽しむどころか、あんなメチャメチャな気持ちにさせられて。
冗談じゃないって思うよ。
地元組よりダメージは大きかったんじゃないだろうか。

 「あの、ステージに関しては完璧主義の人が何故」
とは思ってた。それを仲間意識や、
「人間なんだから、いつも完璧じゃいられない」って理由で納得させてた。

 あの言葉のおかげで、西川君が、信じられないほど私達のことを
思ってくれているって、再認識できた。
心底ありがたく思ってるのは本当。
辛さをうちあけて、私達と共有してくれた事が嬉しいのも本当。

 でも、一方で、ステージでのプロフェッショナルとしての
評価には…疑問を感じてしまった。
客に甘えてるって思われても、仕方ないよ。

 でもそう考えるのが、怖かった。
西川さんには最高のプロであって欲しいのに!
長い間見てきて、かためられてきた、「この人は最高のプロだ」という
信頼が、揺るがされるのが怖かった。

 何を今更言ってるんだと思うよ。多分こういうこと、
ライブ直後のオフィシャルBBSで一杯出てたんだろうなあ。
見てないからわかんないけど。
でも、気にしないでおこうと思ったけど、ダメだった。

西川君は、あの日のことを、どう思っているんだろう。
言って良かったと、思ってる?
話が聞きたい。
 もし、西川君が、あの行動をよしとしているなら、
私は彼がめざすステージがどんなものなのか、探り直さなきゃいけなくなる。


もうすぐ、大宮公演が始まる。
参加された方から、この気持ちをすっきりさせてくれる話を聞けるのだろうか。

 …ごめんね、わけわかんない文章で。

4月25日  彼方の地での幸を祝す
 大宮がいかに素晴らしかったかという報告を見る度に
落ち込んでいくって、大変不健康な精神状態ですね。私。
あ、でももちろん、大宮の話はできるだけ沢山知りたいんです。ホント。
素晴らしいライブになって、本当によかったと思ってます。

 西川貴教大復活! 
最高の最高の歌声を響かせ、客席も天井知らずに盛り上がり、
西川君はものすごく幸せそうだったそうです。
ツアーの死のロード化の懸念がなくなり、まことによかった。

 …行きたかったよ大宮!
この悶々とした気持ちを吹き飛ばし、浄化して欲しかったよ!
でも次の参加は静岡。まだ後まるまる一ヶ月、
こんな気持ちでいなきゃいけないかと思うと…。

それに…大宮って、特別な場所じゃないかと思う。
あそこほどの盛り上がりを達成できる公演って、
そうそう無いんじゃないか。
そう思うと、そんな「ライブの神の出現」に
この先立ち会えるのかは、非常に心許なくて、またへこむ。

 西川君のturbo-webのBBSへの書き込み、名古屋の話は出なかった。
 大宮で西川君は、
「言葉で伝えることって本当に難しい」
と言っていたらしい。だから、やはり歌しかないと。
まあね、大宮で、余所の会場で起きた事を
はっきり語るとは思ってなかったけど。
多分、名古屋での事が色々な受け取られ方をして、
随分と傷ついたりもしたんだろう。
さらに自分の発言のせいで、亡くなった方が
自殺だったのではないかという、
ご遺族や関係者の方が見たら
どんなに傷つくかという説まで流れてしまったし。
(私もそれを口にしてしまった一人なのですが…)
西川君としては、これ以上言葉で何を言っても、
色んな受け止め方をされるだろうから、
何も語らず態度で示すことにしたのかもしれない。

 でもねー、大宮でどれだけ素晴らしいライブをして、
歌で気持ちを伝えてくれていたとしても、
それは名古屋の参加者が気持ちをもらったことにはならないんだよ。
せめてBBSで何か言葉をくれていたら。
おいてけぼりをくったみたいな気持ちがぬぐえない。

 なんかもう、日常生活に支障がでてしまっている。
気がつくとぼぉっと考え込んでしまっていたり、涙が出たり。
自分が何がこんなにつらいかもよくわからない。
煮詰まってるわー。

4月24日  認める…か?
 混乱継続中。でもちょっと解決方向に向かってるかも。

 多分、「あれは失敗だった」と認めれば、楽になれるのだろう。
それが、ずっとできないでいた。

 どう考えても、言ってはいけない事を言ってしまったのは、確か。
これが西川君じゃなくて、別の人の事だったら、
「何ソレ? プロ失格じゃん」
って断じてしまうだろう。
でもあのプロ中のプロがそんなことをするなんて、
考えるのも非礼に思えた。

 それに、彼は最初、すごく迷ってた。
言おうかどうしようか。
 だから私は、あれを
『辛くてたまらなくて、ついうっかりぶちまけてしまった』
とは思えなかった。メリットデメリットをはかりにかけた末、
どうしても言う必要があって言ったのではないかという気持ちを、
捨てきれない。
 彼の言いたい事を理解しもせず、
「プロ失格」と決めつける事になってしまうかもと
思うと、どうしてもその可能性を捨てることはできなかった。

 でも、そこまで彼が「絶対失敗しない存在」と見なすのは、
単なる偶像化なんじゃないかとも思えてきた。
まだ34才。ひたすらに進化中の人なのだから、
「あちゃー。ニシカワくん、しっぱいのまきー」
くらいに受け止めた方がいいのかな。
 失敗を認めれば、ではここからやり直そうと
再スタートを切ることができる。
迷い続けていては、前に進めない。

 それでも。
彼を傷つける可能性があるのに、
自分の中で勝手に決着をつけてしまうことに…どうしても踏み切れない。

理性はどちらを選ぶべきか、もう決めている。
でも、感情が邪魔をする。

 決して失敗を許さないファンになるのと、
失敗じゃないのに失敗と決めつけるファンになるのと、
どっちがいい?
…だめだ、動けない。


…こぉんな私の心の動き、
全然西川君本人には影響を及ぼさないんだけどね。
わかっちゃいるけどさっ!

4月26日  疲れてきた。
 ぐるぐる考え込みすぎて飽和状態で、突き詰めて考えようとしても、
頭が考えるのをいやがっているように、思考が先に進まない。
もう、しばらく何も考えずに放って置いて、時が過ぎるのを待つ方がいいのかもしれない。

でも一応、自分の気持ちを確かめる為の手がかりとして、
浮かんでは消える思いつきを書き留めておく。

 「T.M.Revolutionの完成されたショー」であるべきライブで、
不用意に自分の苦悩を観客に浴びせてしまったのは、確かに良くない。
ライブ以外の場所でならよかったのに、とは思う。
…でも、私達と一番、心から触れあえる場はライブであって、
そこ以外のどこで気持ちを開けばいいんだろう。

 「西川君」の行動ならともかく、「T.M.Revolution」としては
いけないことだったと思ったけど、考えてみると西川君、
私達が思ってる以上に、本編とアンコールをわけて考えてるのかも。
本編は、一瞬の隙もない完璧なエンタテイメントを作り上げてるけど、
それが終わったら、「T.M.Revolution」という衣装を脱ぎ捨て、
普段着の「西川貴教」になって出てきてるのでは。
かなりリラックスしてるもん。
そこでなら、「西川貴教」の話を聞いてもいい…かも…?

なんかもう、彼が何を言ってたか、よくわからなくなってきた。
 9日は、ほんとに西川君は気力がつきてひどい状態だった。
でも、10日に言ったのは、「昨日は混乱していたけど、もう前に進む」
という、事後報告だったのかも。
だってあんなに気迫みなぎるすごい歌を聴かせてくれたんだから。
だったら、もう西川君にこれ以上、説明を求めることもないかもなあ。
 苦しんだのは西川君なのに、私は自分が「傷つけられた」と主張して、
彼にこれ以上何を要求するのかとも思える。


 アニメを見てたら、ぎくっとさせられるフレーズがあった。
「信じる事が、その人を助ける事になる」
だったかなあ。…守りたかったら、信じること、か。

4月27日  理由。
 だいぶ冷静になってきた。

 今回の事では、言葉で気持ちを伝えることの難しさというか、
MCの恐ろしさをつくづく感じた。
 同じ言葉でさえ、人それぞれで解釈は違ってくる。
その上、MCなんて全部聞き取れるとは限らず、
記憶に残る部分次第で全然受け取るものが違ってきてしまう。
結局共通するのは印象くらいで、今回の場合は
「ただならぬ沈痛さ加減」になってしまうだろう。
さらにそれぞれから伝聞になって…となると、
たった一つの伝えたい事が千差万別にうけとられ、
むしろ真意が伝わる方が少ないんじゃないかという気がしてくる。
それが西川君をひどく傷つけていそうで、恐ろしい。
何も言わずに態度で示そうという気持ちになるのも仕方ないかと思えてくる。


 自分が何を納得できないでいるのか、考えてみた。
結局、彼のプロ意識を疑う事ができないことと、
TMRのライブがめざすものって何なのか、ってことのようだ。

 昨日までは、あれは西川君の「失敗」だったと、ほとんど思ってた。
でも…西川君は最初、言おうかどうしようか、すごく迷ってた。
だから、やはりあの発言は、考え抜いた末の決断だったのだと思う。
感情に流されつい苦しみをもらしてしまったのはない。
失敗なんかじゃない。
プロ失格のそしりを受ける事になっても、
どうしても言わなければならなかったから言ったんだと思う。
 でも…肝心の、その理由がわからない。
それがわからないと、「プロ失格なんかじゃない」とは
主張できないのよ…。

 彼はライブをどういう場にしたかったのだろうか。
私が「ライブでやるべきではなかった」と思う事が、
西川君は「やるべき事だった」と思っているなら、
私が思っていた「TMRのライブ」と西川君の目指すものは
違うってことになる。
「TMRのライブって何なのか」という問題になってしまう。

 自分の記憶に残る情報から、いくら西川君の気持ちを測っても、わからない。
とても残念だけど、私は、彼が送ろうとしたものを受け取りそこなったんだ。
では他の人は、何を受け取ったのだろう。
その中に手がかりはないだろうか。
その手がかりさえ見つかれば、またまっすぐライブと向き合えると思う。
こんな重要な問題が解決されないままでは、
たとえ次のライブが素晴らしいものでも、
根っこにしこりが残りそうな気がして、答を求めずにはいられない。

 …いや、それ以上に。
私はやっぱり認められないんだよ。
あの、ライブに関してはこの上ない厳しさで臨む
プロ中のプロだと信じる彼が、
感情に流されてステージを台無しにしたなんて。
「人間だから、そうなっちゃう時もあるよ」
なんて、思えないんだよ。
そうではないって誰にでも主張できる根拠が欲しいんだ。

 間違った前提で、ありもしない理由を探しているのかもしれないけど。
でももう私の気持ちは、こっちを向いてしまってる。
なかったことにはできない。
かなり固まってきた想いの、一番重要など真ん中にぽっかりあいた穴。
この穴を、どうしても埋めたい。

4月28日  浮上。
 おかげさまで、私の中のもやもや、解決しました。

 昨日は、彼が私情に流された行動をしたわけじゃないと、
とても根拠は薄いけど、そうだと信じる気持ちになった。
だから、根拠がどうしても欲しくてたまらなかった。
それがなければ進めないと思った。
自分が受け取り損ねたものは何か。わかる人がいるなら教えて欲しかった。

 今日、ネットで知人の日記を見てたら、こんな一文に出会った。

>見えないものを見ようとして想像するより、
 見える限界をつぶさに観察するほうが真実が見えはしないか?

 …その通りなんじゃないか?
あれこれ推測するより、まず自分自身が見聞きしたものから
わかる事が大事なのでは。

 そして、冷静に考えた。
やっぱりあれは、感情に流された行動なんかじゃない。

 だっておかしいよ! 話の流れから言って。
まず、
「こういう事を言うと、とかく『機嫌が悪い』とか
言われるが(中略)そういう事じゃない」
「来て下さった皆さんにとっても、自分にとっても、
ここは神聖なところだと思うから」
って言ってる。その直後に、観客に甘えてつらい感情を
爆発させてしまったなんてことが、あるわけない。
あれは、その必要があると西川君が思ったから言った事だ。
私の中では、それは確信になった。

 判断は決まった。でもやっぱり理由はわからない。
彼が何をしたかったのか、わからないのがたまらない。
TMRのライブが、私が信じてたものとは
違うのかもしれないという疑問もそのまま。
あとこの鍵さえ見つかれば…。

…それにしても今回のイヤな感じ、既視感あるぞ。思いっきり。

 今まで何度か西川君の事で、同じようにひどく迷い悩んだことがある。
2001年のイヤカンの時(長い沈黙後、初のライブを
こんなキャパの小さいとこでするなんて、と大ショックだった)
とか、INVOKEリリースの頃とか。
信じてた事が否定されたような気がして、でも信じたくて、
でも無条件に良しとしてしまうのは「惚れた弱み」でやり過ごすみたいでいやで。
その時は、どうやって解決したんだっけ?
ということで、当時の日記を読み返してみた。


 …ああそうか、気長に見守るという手があった。
なんかねー、一気に目の前が開けたよ。
こんな簡単な事に、今まで想い至れなかった事が不思議なくらい。
いやぁ日記ってつけておくものだね。助けられた。


 今、根拠が明言できなくてもいい。
私が見ていた限りでわかるのは、
彼は決して感情に流された行動をしたわけではないということ。
彼はそう信じられる人だと思うから、信じる。
それでいいじゃん。
あの時、西川君はどういうつもりだったか。
ごめん、それはよくわからないよ。ほんと申し訳ない。
でも、TMRのライブの目指す所がわからないなら、
それはこれからのライブで見せてもらえばいいんだ。

 この考えが間違いだっていう新しい情報が入る事があったら、
またその時考え直せばいいだけのこと。


 これって、一人の人間にすぎない西川君を、
神格化とか理想化とかしてるのかもしれない。
でも、彼は今まで、信じるに足る行動を十二分にみせてくれている。
そんな彼への信頼を、自分に今、理解できないからと言って、捨てることはないよ。
そんな侮辱はしたくない。

 今回の事は、やり方がまずくて気持ちがちゃんと伝わっていない点は
失敗だったというしかないかもしれない。
でも、端から見ればプロ失格の行為でも、
それが西川君の信念にもとづいた行動だったなら、 私はもうそれでいい。

 ほんとはもっと、色々問題があるのに
悩み疲れた頭には思う浮かばないのかもしれない。
でも、先日お友達から、人により考えは違うから、
私の悩みの答は、私と西川君の二人の間でしか出ない、と言われた。
そうだよね。みんなそれぞれ悩むポイントは違う。
私と西川君の間の問題は、これで解決されたと思う。

 西川君は、絶対のプロ意識で最高のライブを作り上げる人だ。
私が「絶対」と信じるものが、今までは揺るがされていて、
足もとが崩れかけたようだった。
でももう大丈夫。私は信じる。

…と言いつつ、一度浮上してもまた撃沈させられることが多いんだけどね〜。
とりあえず、今はOK。

4月29日  いいとも

 嬉しそうな笑顔をみるだけで、幸せ気分になれるなあ。
いつもこういう顔でいさせてあげられたらなあ。

 ストラップゲットして、
「皆さんのおかげです!」
とか、お友達紹介で「ええ〜」の声に
「僕も同じ気持ちです」
とか。 いや〜よく口が回る人だね〜!
ほんと気配り細やか。
 アンジャッシュにネタふってから、
タモリさんに電話を手渡すタイミングがうまいわぁ。
さすがだわ〜。