10月1日  LGCD回避!
 ignitedがLGCDじゃなくて、通常CDでリリース決定! 嬉しいっ!
これでまたヘッドホンで思うさま音を味わうことができる。
届いてこなくてもどかしくて『これからリリースの度に、こんな気持ちを味わうのか。純粋に喜べないのか』と暗澹たる気持ちにならなくてもすむ。
デッキが壊れる心配をしなくて済む。
CCCDは聞かないという友人に、胸をはって勧められる。
ああ本当によかった。

 でも、昨日9/30、「SONYがCCCD全廃・10月発売分の一部から段階的に終了」の発表をしたという情報を知った後、それでもignitedが通常CDで出されることは、あまり期待していなかった。ちょっと無理かなあと思っていた。
 そしてこの情報を知った直後に来たSONYのメルマガで、ASIAN KUNG-FU GENERATIONが10/20発売のアルバムを通常CDでリリースすることを告知していた。
 オフィシャルサイトを見てみると、日記にてアーティスト自身からその決定が報告されており、ものすごく嬉しいと書いてあった。BBSはファンからのお祝いと喜びの声が一杯だった。

 これが羨ましくてね。アジカンさんは以前からCCCDには反対の意思を表明していた。そしてメーカーの廃止発表があったその日の内に、発売日が目前に迫っている新アルバムを通常CDでリリースすることを決定したと、自らリスナーに伝えてくれてる。発信者として、すごくまっとうで誠実だなあと、まぶしく感じた。

 そういう事をしなかったと西川君を非難するつもりは無い。移籍直後でもあり、「マスに訴えたい」と言っていた西川君の立場もわかる。色々事情がある事はわかっている。でもやはり、心の底には、西川君はこの問題をどう思っているのかという疑問がくすぶっていた。まさかあの音で、自分の音楽をちゃんと伝えられてるなんて思ってないよね?

 ignitedももちろん通常CDで出して欲しいけど、アジカンさんとはこれまでの経緯が違うし、sonyのショップにはレーベルゲートって表示されてるし、即座に切り替えるのは難しいかなあと思っていた。

 ところが一夜明けて今日、ignitedが通常CDリリースとの報告が!
タワレコのサイトを見ると、昨日付で発表があったらしい。
 すごくホッとした。西川君もやっぱりCCCDなんてヤダと思ってたんだよね。
やめられるものならやめたいと思ってくれてたんだよね。

 もしかしたら、発売延期もこのためだったりして?
ラジオで発売延期をしらされた時、
「少しでもいい音を届けるために」とか言ってるのを聞いて、
「どんなにミックスをいじったって、どうせCCCDの音でしょ。
それとも、CCCDの音でも少しでもよく聞かせたいと頑張ってると解釈すべきなのかな」
と思ったものだった。
 でもこれで、西川君が最善をつくした音だと素直に感じていいものを受け取れるんだね。
本当によかった!

10月3日  ignited
 SEED前夜祭で、初めてまともにignitedを聞いた。
 以前、destinyのサイトで映像のバックに聞いた時は、好みじゃないなと思った。INVOKEと比べて押せ押せ一辺倒で、単調な感じがした。

 大画面でオープニングとして見ると、思ったより悪くなかった。映像とよく合ってる。

 SEEDでは、主人公は望んだわけでもない戦いに巻き込まれ、迷い苦悩していた。その悲哀がINVOKEにはとてもよく出ていた。
 でも、destinyの主人公は自ら志願して戦士となったらしい。SEEDの迷いや苦しみを既に乗り越え、前進の意志を固めた主人公のテーマ曲なら、押せ押せ一辺倒なのは正しいのかも。

 そして西川君が歌うignited。うっわー激しい! 
こ、これはラブセの1.5割増しで疲れるんじゃないか!?
ライブですごく燃える曲になりそう。
ignitedの好感度、少なくとも生歌バージョンは上昇。

10月4日(追加)  黒い…/初オンエア
 夫に
「西川君がすっごく黒くなってた!」
と報告したら、
「松崎しげるになってたか?」
と言われた。違うっ!
 しかしそれ以来、ネットやスポーツ報知で写真を見ても、松崎しげるが思い出されてしまい…。いや〜!

 昼の部で着ていたという12億のダイヤモンドの衣装。
浅黒い肌にヒカリモノ………なんかイカガワシイ雰囲気が…。
 会報に「AV男優みたいになって帰ってくる」ってあったけど、少ーし納得してたりして。

   ☆

 ANNでignited初オンエア。
参ったなー、こんなにドキドキしない初オンエアは初めてだ。イマイチ曲に惹きつけられない。
でも聞いてたら。おお、結構気持ちがザワザワくるぞ。
なんだかんだ言って、またこの声にまるめこまれそうだぞ。
ちょっと好きになれそうな予感。

10月4日  会報
 accoさんのコーナーが最終回。2年で契約が切れたってことかな。
accoさんのスタイリング、好きだった。
今度のミカさんもいい感じだけど、やっぱり寂しいなー。
今年のツアーのトレンチコートは好みじゃなかったけど、coordinatorのヒラヒラ衣装はもう、ズキューン!って感じでど真ん中だったし。
西川君の美しい肌をよく活かしてくれてた。

 この一年ばかりの写真を見ると、accoさんは西川君の中性的な魅力を強調したスタイリングだったと思う。男性的な衣装でも、どこか儚げな風情があった。
 ミカさんは、それより男性的なスタイリングみたい。これからどんな西川君を見せてくれるのかな。


 バンドメンバーのインタビューもよかった。
「恐ろしいほどのプロフェッショナル」。ウンウン本当にそうよねー。

10月7日  ignited PV
 初見感想。
かっこいいよ。演技も役者さんばりだし、アクションもすごい。
が。しかし。

は、はずかしいっ!

誠に誠に申し訳ないが、もう見てて目が泳ぎそうなくらい恥ずかしかったっ!

 西川君てば、特撮ヒーローになりたかったのね!(いや変身はしてないけど。)
本人、楽しかっただろうなあ。願望を実現しちゃった大きいおともだちだ〜。
「見て! オレかっこいいでしょ! ヒーローだぜ!」
と言わんばかりの映像が、確かにかっこいいんだが、気恥ずかしいったらない。

 迷路を進むうち、敵視点の赤いビジョンが突進していくシーンは『エイリアン』みたいと思ったけど、むしろRPGだな、あれは。ウィザードリーとかダンジョン探索タイプの。

 あの敵キャラ! 鎌持った死神! 思わずひっくり返った。口あんぐり。
なんですかあのステロな死神は。ギャグですか?
オリジナリティの無いゲームのキャラみたいだよ〜。

 そんなベタな敵と大マジで激しく見せ場たっぷりのアクションをかます西川君。
敵の刃をひらりとかわし、ジャンプして射撃!
振り向きざまに斬撃を受け止め(しっかりキメシーン!)
敵の頭上を空中回転しながら必殺の攻撃!

ひぃーーーー! 恥ずかしー!
あああああ、ものすごーくカッコいいシーンのはずなのにこの恥ずかしさは一体。
やっぱし敵がいけないのか。それとも自作自演でヒーローしちゃってるからか。

 最後に同じ敵キャラがポコポコわいて出るのもゲーム風。
しかしあれだけの数の敵に挟まれて、彼は生き残れるのか。
どうも結末が明るく無さそうなとこが、なんとなくINVOKEやMeteorと同じ感じ。

 なんかもう映像が衝撃的すぎて、歌なんて聴いてる余裕は無かった。

 歌ってるシーンはWeb of Nightの方がいい感じに撮ってたと思う。AlbireoのPVも(特に一部が)良かったし、ATさんの方がドラマはうまいみたいだけど、ライブシーンを魅力的に撮るのがうまいのはWeb of Nightの監督の方みたいだな。
 
 色々言ってるけど、別にこれがキライだとかダメだとか否定するつもりはないのよ。
ただひたすらに見てて照れくさかったのー。
 とはいえ、きっと何度か見る内にならされて、かっこいいー!とか思うようになるんだろうけど。

   ☆

 何度か繰り返しPVを見て、「やっぱりゲームだなー」と思う。
西川君が主人公になりきって、ゲームの中で大活躍してるみたい。
『強い敵を倒してアイテムゲット。新しい武器。しかし敵に囲まれキャラ死亡』
「くっそー!折角ここまで来たのに…。またやり直しかよ!」
と、頭をかきながらコントローラーを握り、画面に向かってる西川君の姿が目に浮かぶ。
なんだかその姿の方が、リアルな存在感を感じてしまった。

 あ、でも、アクションシーンに悶絶しつつも、ハイキックは美しかった!
さすがムエタイだかキックボクシングだかやってただけのことはある。
素直に「いいもの見たわー」と幸せ気分にひたれた。
 BESTの頃だったか、ムエタイ(?)やってたって聞いた時、闘ってる姿を見たい! と思ったんだったなあ。
やっと見られたわけだ。わあい、嬉しい。
このPVで一番のお気に入りシーン。

10月8日  PVをよく見てみる。

 今回も監督名は表示されない。T.M.Revolutionのみ。
チームの総意で作ってるってことだろうけど、実際Web of Nightとignitedでは監督が違ってテイストも違ってる訳なので、ちゃんとどういう人がやってるかわかるようにしてくれるといいんだけどなあ。

 冒頭、一瞬出てくる入り口周囲の風景。
洞窟みたいなところに土管のようなもの(通風口でしょうが)が幾つも。
“土管から次のフロアへ”って、スーパーマリオみたい。

 ルートが表示されるらしい機械の画面、何か文字がでてるからignitedかと思ったらloadingだった。ロード? どっかにこの場所のデータがあるわけか。

 ラストで西川君が迷路の中で敵に囲まれるとこ、パックマンを思い出した。(古!)

 ラストに出てくる通路の俯瞰図、あの意味無く行き止まりやカーブが有る感じ、やっぱりゲームのダンジョンみたいだわ。


 西川君、アクションヒーローがすごくはまってる。
あれだけできるのは、ほんとすごいよ。
それに表情もとてもいい。

 すごくカッコイイんだけど、あの敵キャラが姿を現した瞬間から、何だか質が変わるんだよなあ。それまではシリアスなSF映画を見てるつもりだったのに、すごく違和感がある。

 あの敵キャラ。
このPV、特にストーリーもなく、ただバトルシーンを見せたいための映像でしょ。言ってみれば主役は西川君とあの敵キャラ。
それがアレなのは何ともまずかろう。
ベタすぎる。手抜きでデザインされたゲームに出てくる敵キャラって感じ。
浮いてるんだよなー。リアリティとかシリアスさとかカッコヨサとかを出そうとするなら、あんなデザインはするわけ無いと思うのよ。理解できない。
むしろ、ウソッぽさを出そうとしているとしか思えない。
あえてベタなゲーム臭さを加えて、ありえなさ加減(というか「お芝居ですよー」って言いたいというか)を見せたかったとか…? まさかねえ。シニカルな笑いを誘ってるんじゃ、ないよね?

 西川君のアクションも、どうしてあそこまでこそばゆい感じがするのかと思ったら、あれって単に手練れの戦士というより、特撮ヒーローやアニメのアクションだよな。過剰なまでにハデな見せ場作りしてるというか。ヒーローモノの様式美。
 着地して背後で敵が消滅するシーン、電童ってロボットアニメの決め技と同じような構図だわー。
 敵の鎌から鎌の刃型のエネルギーがクルクル周りながら飛んでくとこ!
絶ーッ対マンガだって! あり得ないって!(笑)

 最初は、『自作自演のカッコイイ俺フィルム』だからこっぱずかしいのかなと思ったんだけどね。他の人の作品に出てるんなら、「すごーい!西川君カッコイイ!」って素直に感激できたかもしれない、って。(『ワンダフルライフ』も直視できなかった私には、どっちみち無理か?)
 どうも、わざとハズカシイくらいにアニメ的にして、作り事っぽくしてるとしか思えないのよねー。でもそれならそれで、ラストにもっとはっきりとオチをつけるはずだし。

 んー、なんかすっきりしない。何がしたいのか、ねらいが読めない。

10月11日  ゲーム?
 夫にignitedのPVを見せてみた。どうにもゲームくさいこのPVを、ダンナならどう思うか。
一度見てもらい、「これ、どう思う?」と聞いたら、
夫、即答。
「ゲームだろ」
あ、やっぱり、と思いつつ、詳しく聞くと、
「“loading”って表示されてるだろ。searchではなく。ということは、あれは最初から用意されてるデータだろ」
…おお! 索敵画面でloadingってことは、あの敵のデータもロードしてるってことか?

もしかして、ヴァーチャルアクションゲーム!?

 うわー、なんかすっごくスッキリした。未来の体感タイプのゲームだと思えば、ものすごーく納得できる。
 そういやもう20年近く前、PC88でウィザードリーをプレイした時は、階を下る度にギーコギーコと音を立ててそのフロアの情報を5インチフロッピィから読み込みしてたなあ。

 しかしダンナ、よく一見しただけであんな小さい文字を拾ったもんだ。すごーい。


歌ってるシーン、印象がとても薄い。
「あーまたこのポーズしてる。お気に入りなのねー」
と思うこと多数。
 もったいないなあ、Web of Nightではあんなに歌う西川君が輝いていたのに。
ドラマ部分と歌部分、両方ともカッコよく輝いていたら、相乗効果で数倍よいものになっていただろうに。

10月16日  イヤカン
 来た来た、来ましたイヤカン申込書。
今年は12/11,12,18,25,26。…最初と最後では2週間もあいてる。
11日なんて、イヤカンって感じしないなあ。
これだけ間があれば、アレンジや歌い方も結構変わってきたりして。

 Web of Night、また聞けるよね。低く唸るような声が、すごく楽しみ。
去年は雪幻を歌ってくれるという、すっごい嬉しいことがあったのよね。
今年は…twinkle millionを歌ってくれないかなあ。
もしくはTHUNDER BIRD。その二つ、すごく聞きたい。
さすがにfragileとかはじまる波とかは、もう諦めてる。

 衣装は、美華さんなんだな。初めて直接目にする機会になるのよね。
一体どんな感じに作り上げる人なのかな。…今回はただのdefだったりして。

 とりあえず、26日なら行けそう。
モロにクリスマスにぶつけてくれないで、良かった。
主婦としても嫁としても、そんな日は留守できないもんな。
年越しライブなんて絶対やって欲しくない! ぜーったい行けないもん。

10月17日  channel-a
 channel-aで、a-nation特集。西川君もチラッと出てた。
動いてる白衣装の西川君の映像、他に無かったよな。わー貴重。

 ほんの短い時間だけど、声が、すごい。
こんな歌い方してたんだなあ。
低くがなる声がたまらない! 全編聞きたいぞー!

 西川君、すっごくいい歌い方みつけてくれた。
高音もいいけど、いやらしく地響きを起こすような低い声、ほんといい。
これからどんどんこういう歌を歌って下さい。

10月18日  私的複製のこと
 やっぱりコピーワンスってキツすぎると、沢山の人が思ってるよねえ。
『CCCDはみんながやめたいと思っていた』

 CCCDの廃止について、インターネットで反対意見を表明するなどして“ジワジワと見えない圧力をかけていく”のは決して無駄ではないらしい。
よかった。

 レコード会社側も、悪者扱いされて凹んでCCCDがイヤになったらしいというのは、なんだか人間的で笑える。

 CCCDがこれだけ不評で、意外とさっさと廃止されたように、コピーワンスもせめてもう少し規制が緩くなってくれるといいんだが。その為には、ちゃんと声をあげていかないといけないな。

10月19日  AIR−X/ちょっと悲しかったこと
 “スポーツエンターテイメント”なんて一体何するんだと驚いたが、いや〜面白そうじゃない!
轟く爆音! スリル! あんな重いバイクがジャンプして華麗な妙技を見せてくれるなんて、すっごーい! そんなの屋内でやるんだなあ。
 “ドームでオートバイがジャンプするショー”と聞いて、昔サーカスで見た球形の檻みたいなのの中でオートバイがグルグル回る出し物を思い出しちゃったけど、そりゃもう全然違うモノだろう。

 これまたきっと、西川君が自分でゲットしたコラボな気がするなあ。
レコード会社がもってきてくれた話じゃなくて。
フォーミュラニッポンとかでWHEEL OF FORTUNEが好評でその関連じゃないかしらー、なんて勝手に推測してみる。
 しかもこのイベントの為に新曲を書き下ろすとな!
つくづくハンパなタイアップはしない人だわ。

 2月のイベントの為の新曲なら、2月か1月にリリースだろう。
ignitedが11月リリース(ほんとは10月のはずだったけど)。
うわあ、ちゃんと3ヶ月ごとのリリースになってるよ。
しかも3曲続けてタイアップ付きだよ! すごーい! 夢のようだ。
自分の力で良い関係を手に入れて、それがまた次のステップにつながって。
TMRが一歩一歩、力強く歩んでる感じがする。


   ☆

 私事で、ちょっと悲しかったこと。
スーパーで美味しそうなクッキーを売ってたので、
「ミルクティーいれて食べよ☆」と買って帰った。
 4才の末っ子がめざとく見つけた。
「これたべていい?」
「一ついいよ」
と答えると、末っ子はお菓子の箱をいそいそと居間に持って行った。
 しばらくして、末っ子が戻ってきた。
「みんなでわけてぜんぶ食べたよ!」
「…全部?」
そういえば居間には長男の友達が来ていたのだった。
黙って自分を見る母に何か感じるものがあったのか、末っ子は
「あのね、みんなでわけたの! みんなで!」
と言いつのる。
「…お母さんのぶんは?」
と聞いたら、彼は何も言わずに私をキュッと抱きしめ、背中をポンポンとたたいた。そして
「おかーさん、バナナあるよ。たべる?」
と聞いてくれたが。…いらないやい。

10月21日  カラオケ
 TMRカラオケ会初体験。
数年ぶりでカラオケに行ったわ〜。歌いながら食事ができて、メニューにあんこう鍋や火鍋があってびっくりだった。誰がマイクを持っててもみんな歌ってたので、あっというまに喉が大変な感じに。でも構わず歌い続けてた。

 それにしても最近の曲は難しい! 事前に練習の為にCD聞いてた時も、SEVENTH HEAVENの曲なんて聞くのはいいけど歌う気になんてなれなかったもんな。やっぱり一番カラオケに向いてるのはハイプレとかホワブレとか蒼霹とか、あのへんのすごくヒットしてた頃の曲だと思う。耳慣れてるのもあるけど、歌いやすいし、何より楽しい。
 あの頃の曲って、私的には「もうライブで歌ってくれなくてもいい曲」になっていた。ノリはいいけど、今のズシッとくる曲の方が断然聴き応えがある。ところが、いざ自分で歌うという視点になると、昔の曲がやたら魅力的に感じられた。今の曲って密度が濃くて迫力ありすぎで、歯が立たなくてひいてしまう。こりゃヒットしにくいだろうなあ…。
 西川君は「TMの原点」とか、みんなの求めるTMに戻るとかよく言ってる。でも西川君がTMRをどう思ってるかはともかく、一般の人々が思ってるTMRって、ただアップテンポというだけじゃなく、多分これらハイプレ以後封印以前の、プワーッとはじけて明るくうわついた感じのイメージなんだろうな。ならば、傍目には今のTMRは全然TMRの王道に戻ったわけじゃないんじゃないだろうか。
 あの頃の頭カラッポにして楽しむみたいな曲がなんだか懐かしくなって、またこういうの歌ってくれないかな、とちょっと思った。でも無理かもな。今は当時よりずっと歌が上手くなって、声に厚みが出て、貫禄がついちゃってる。昔の若者らしい軽さは、もう出せないんじゃないかなあ。
 …まあ、いざそういう曲を歌ってくれたとしても、それが今の他の曲より魅力的かはわかんないんだけど。

 BLACK OR WHITEを歌って音の低さに驚いて、随分と高い音が出るようになったんだなあと感じたり、西川君の歌声の変化が感慨深かった。

10月22日  ignited
 ignited、やっぱりどうもピンと来ない。「好き!」と言えないのが残念。
 顧みると、私が好きな曲って、イントロでがっちり気持ちを惹きつけられる曲が多い。INVOKEしかり、Web of Nightしかり。ignitedは、残念ながらそれが無い。
 私ってば
「曲や歌詞なんてどうでもいい、西川君が歌ってくれさえすれば」
などと言っていたが、声を味わうだけではなく、その曲そのものが好きになれるかどうかは、やはり音楽がすごーく重要なんだと今さらながら気づいた。

 最近TMRの曲の良さを改めて感じる事が多い。…結構、浅倉氏の音楽が好きになってる?

10月24日  BEAT MOTION
 ignitedの衣装、何でわざわざ前の曲のWeb of Nightに似たようなものにしてるんだろう。前の曲のイメージ引きずるって珍しくない? ステキだからいいけど。
 これでINVOKE以降、ずっと胸をはだけた衣装なわけで。なんかTMと言えばはだけた胸というイメージがつきそうな。

 なんとなくWeb of Nightも歌ってくれないかなと期待してたんだけど、残念一曲だけだった!

 それにしてもカッコイイ! なんでこう、立ち姿だけで絵になるんだろうか。
 歌声もいい! 他に何組かのアーティストが出てたけど、こんなに密度が濃くて張りのある歌声の人はいない。プロの声だと思った。

 まだまだCDに忠実な感じの歌い方。これがライブでどんどん育っていくんだろうな。Web of Nightだって、もちろんテレビで歌ってたのもよかったけど、channel-aでa-nationの時の歌がチラッと流れた時の、あの声のすごさ! あれこそ保存しておきたいのに〜。そう思うと、ignitedもこれからさらに魅力が増すはずで。早くそれを聴きたくて、もどかしくなる。

10月26日  雑誌
 陳列棚を見ると、西川君が表紙の雑誌が2冊。しみじみありがたく感じる。
どれだけぶりだろうか、こんな扱い。
本当に数年ぶりに、TMRがハデに走ろうとしてるんだ。

10月27日  DESTINY
 見損ねた2話のビデオを貸してもらった。
オープニングを見て、えらく驚いた事がいくつか。
 アスランだと思ってたのがシンだった。
 シンとカガリのツーショットだと思ってたのが、カガリじゃなくて同じ様な髪をした新キャラだった。
 髪の長い美人な軍人さんだと思ってた人が、本編見たら男だとわかった。
 このキャラクターデザインの人、かっこいい少年少女の書き分けができないのかなあ。ここまでキャラクターの見分けがつきにくいって、どうよ?
 でも、この話に限っては、裏があることもあり得るらしい。前作で死んだムウさんと同じ口調で同じ髪の色の仮面の人がいて、その人とシンクロしてるらしい人は、前作でムウさんとシンクロしてた人と同じ髪の色だとか、シンはキラのクローンじゃないかとか、色々“似ていて当たり前かも”という噂があるからなあ。でもそれにしてもこれはちょっとなあ。

 1話でシンが西川君の着てたdefrockの服を着て出てくると話題になったが、オープニングにもその格好で出てきてるじゃん。こりゃ1話だけじゃなくて当分見られるな。
 ちなみにあの服はWO3/29号で西川君が着てた服。…そんなのふつーわかんないって。西川君が着てるととてもかわいく見えたが、シンだとちょっと服に着られてるみたいに見えるのは気のせいかしら。
 NEW TYPEではこの私服の事を言及してたけど、西川君の服とは知らなかったらしい。うろ覚えだけど、
“とても個性的な服。2年前の服と比べるとかなり変わっており、内面の屈折が現れてる?」
みたいなことが書いてあった。ははは、西川君の服は暗さの象徴みたいに書かれてるよ。まあ確かに、15,6の少年が着る服じゃないだろうなー。

 しかしDESTINY、ものすごーく力を入れて作ってるようなのに、なんであんなにツッコミどころ満載なんだろうか。脚本がいかんのかなあ。

10月30日  POP JAM
 『エンタメ情報』のコーナー、この番組に必要なのか? 地域限定ヒーローとかアイドルとか見せられてもなあ、ビミョーな笑いしかでてこない。ワイドショー的な番組に入れときゃいいのに。
 内容に疑問を感じはするが、POP JAM、いい番組だ! 2曲も歌わせてもらえるなんて〜!

 しみじみ思ったんだけど、ほんと安心して聞ける。
『あ、この部分は声がちゃんと出ないんだな、歌いこなせてないんだな』
と思わずにすむって、本当にありがたい、素晴らしいことだね。

 ignitedもよかったけど、なんといってもホワブレの声のはりの素晴らしいこと! ホワブレになった途端、声がグン!と広がった感じがした。会場一杯に響き渡ってるのが伝わってくる。まるでホームグラウンドにいるような、堂々として楽しそうな歌いっぷり。すっごいよ、今日のホワブレ。…いや、もしかして私達はいつもライブでこんな素晴らしい歌声を聞かせてもらってたんだろうか。最近のホワブレがライブ映像になったことってなかったもんな。ここまで歌い込み、育て上げた歌の素晴らしさよ。

 それにしても西川君、ばっちりライブしてた! テレビなのに自分歌わずに観客に歌わせてるよ。ジャケット脱ぐし! しかし脱ぎだした途端、なぜカメラさんギターを撮す!? そこは撮らなきゃイカンとこでしょーっ! NHKでは放送できないようなアブナイことしだすとでも思ったか?

 すっごくいい“ライブ”だった。きっと他のアーティストのファンのお客さんも楽しんでくれただろう。見直した? ね?

10月31日  カレンダー(ネタバレあり)
ソニマガのカレンダーが届いた。
夫が新聞を読んでいるそばで、ウキウキと筒から取り出す。
 え? もしかしてこのデジフォトサイズの小さなカードが、特典のミニカレンダーですか? 小さ!
いやでも、写真を見たら、いいわこれ! 誘ってる誘ってる!目が誘ってるよ! 
きゃあ〜。何て色気のある視線なの。
 そして本体のカレンダーをとりあえずざっとパラパラめくる。
ひゃ〜どれも美人さんで! なんなんだこの34才男性! 興奮して
「も〜、おかしいよこの人!」
と口走った次の瞬間、ビラッとめくって現れたのは11・12月の写真!
は、腹がっ胸がっ!? 見えてるっ! ハハハハダカですかっ!?
「ぎやああああああっ!」
思わず絶叫してカレンダーを閉じた。ぜーぜーぜー。
もう一度めくろうと思うが、衝撃で、しばし体が硬直。うわ手が動かないよ。ヌード写真集の時のようだ。
まだ顔も見られてないのに〜。
 カレンダーの前で固まって荒い息をしている私に、夫が
「おかしいのはアンタ。客観的に見て。」
とのお言葉。いやまあ確かに。
 覚悟を決めて、腕に力を入れてページをめくる。
うわわわわわ、シャワールームで上半身ハダカだ〜。
Gパン、えっらく下がってますけど! すんごいアブナイんですけど!
ひやあああああ。…これを2ヶ月、部屋に飾るのか…。こっぱずかしいじゃないか〜。きゃあ〜。どきどきどき。

 とりあえず、落ちつくまで筒に戻しておこう。貼るところも無いし。
いやあ、いつの間にか大人の部屋(私と夫のパソコン部屋)の壁面が西川君のポスターやらカレンダーやらで一杯で…。残るはダンナのパソの周囲くらい。さすがにそこはちょっとねえ…。