7月2日  リフレ
 『リ・フ・レ』を見せてもらえた。
バックにWeb of Night日本語版が流れる。ソファーに座った西川君、ノースリーブ。
「ニューヨークは、沢山の名作映画の舞台となってきた街です。僕がテーマソングをやっているスパイダーマン2もニューヨークで撮影されました。そんな素敵なロケーションで、とっておきのポートレートを撮ってみてはいかがでしょうか。」
これだけ言うと、後はニューヨークの風景の紹介で、西川君の登場は次回の予告だけ。でもWeb of Nightはずーっとかかってたので嬉しい。
 これだけ聞いただけの感じだと、私は日本語版より英語版の方が好きだな。
英語版の方がヒーローモノのテーマソングって感じがする。
日本語版の方が甘い感じだなあ。

 いやしかしよそ行きな感じで『ステキなロケーションでとっておきのポートレート』!
なんかこっぱずかしいぞ〜!

7月5日  R&Rnewsmaker
んー、この写真はどうよ? 大きく一枚絵に持ってくるのが、ピンぼけってのは。
左下の写真なんて白くなっちゃってて、衣装の裾を見て
「あ、これ西川君か」ってわかるって…。
他に写真無かったのか?

 しかしツアー中にライブレポ載せちゃうって、珍しくないか?
曲順など一部ネタバレしちゃってるけどいいのかなー。

 『たとえばもし、目の前の西川君が急にスケルトンになっても驚かないかもしれない』
いやそれは違うんじゃないだろうか。

 レポそのものは、なんとなく、行った人しかわからない感じのレポみたいな気がするけど、納得の表現も幾つか。
『あらゆるエネルギーの合計値をたったひとつの“声”が超えてしまうのだ』
『“喉”の力を最大限発揮し聴き手を痺れさせる』
『歌唱表現、楽曲、アーティストスタイル、すべてにおいて唯一無二なシンガー』
『(観客について)まるで同じバンドのメンバー同士のような仲間意識を感じた』
『彼の音楽に対する誠実さと、共に歩み続けるファンへの愛情を思いしるライブだった』
うん、そうね。声や喉の力、唯一無二の存在、観客との一体感、誠実と愛。
これだね、西川君のライブは。

 P.97、Web of Nightのレビュー。シングルのジャケットが載ってる。
やっぱりスパイダーマンなのね。でもきっときっと、裏には西川君が付いてるよね〜。
『聞くだけで1リットルのあせをかきそうな英語バージョンもストロングスタイルで素敵』
だそうだが、やっぱり日本語版と英語版は印象が違うのね。
早く聞き比べたい。

7月8日  リ・フ・レ(2)
 2週目。ジーンズのジャケットに黒いパンツ。
「ニューヨークはアーティスティックな街。歩いてこそ見つかる刺激的な面白い場所が沢山あります。だからそんなニューヨークの街をのんびり歩くのが、僕は結構好きだったりします。気ままに自由に、一日を楽しんでみてはいかがでしょうか。」
後はニューヨークの街の映像。最後に予告。
「来週のリフレは、ニューヨーカーのルーツ、グルメなダイナーをご紹介します。」

 先週に続き、このよそ行きのセリフったら! 
しかも西川君てば、あからさまにチラチラと下を見てて、カンペ見てるのがまるわかり〜!
なんか聞いててはずかし〜。
 もーちょっと、どこがどう好きだとか、つっこんだ内容だといいんだけどなあ。

7月9日  サントラ感想
 まずWeb of Night聞いて、一応全曲通して聞いて、後はWeb of Nightをヘビロテ中。
映画のサントラというと、BGMがほとんどかと思っていたら、2曲を除いて全部歌もので意外だった。
 アクションヒーローモノぽい曲、ほとんど無いのね。
15、16曲目のスパイディー組曲とドク・オク組曲、あとはWeb of Nightくらい。
なんだか青春映画みたいな曲が多いような。
愛に人生に悩む人間ドラマの側面が強い映画なのかな。

 洋楽にうとい私は曲目リストを見ても、それがアーティスト名なのか曲名なのかもわからないが、解説によるとものすごく豪華なメンツらしい。
その中に西川君が入れてもらえてるのが嬉しい気持ちもあり、少々心配もあり。
西川ファンじゃない方面からの反応が、ね。
 スパイダーマンファンのBBSを見たら、Web of Night、「結構乗りが良くていい」という意見がいくつも見られて一安心した。が、洋楽ファンのサイトを覗くと、
「これだけ豪華なメンツのサントラのボーナストラックがT.M.Revolution?」
という意見がちらほらあり。まあね、いまだにTMRをウケ狙いとか、歌謡曲系とか思ってる人達は、ジャニーズと同類程度に思ってるのだろう。

 とはいえ、洋楽ファンが「英語の歌」としてこの曲を聴けば、違和感を感じちゃうかも、という感は残念ながら否めない。
特にネイティブの人達の歌と並べて聞くと、あまりにも一つ一つの単語を区切って発音しすぎてるんじゃないかなー、と思えて、ヒヤヒヤ。

 でも、じゃあ聞きづらいかと言えば、少なくとも英語のネイティブスピーカーではない私はそうは感じない。そして発音の上手い下手とか、言語ではなく、声の力そのものが、作品世界をしっかりと表現している。これはすごいことだと思うよ?
願わくばあのサントラを聞いた人達が、偏見無く彼の歌声の力を感じてくれますように。

7月10日  In the Soupライブ
 昨日、オダさんとIn the Soupのライブに行ってきた。楽しかった! 良いライブだったよ。

 会場は名古屋ell FITS ALL。ビルの3階にある、多分200人は入らない、小さなライブハウス。前に名古屋に来た時は、同じ建物の1階にある、もっとキャパの大きなElectric Lady Landの方でライブしたのに。ハコが小さくなっちゃうって寂しいわ。
 整理番号80番台だったが、余裕で2列目中央に陣取れた。ちなみにオダさんは一番後ろの方に立った。ところが。開演近くなってもそれ以上列ができていかない。何故か観客は、バーで区切られた客席の後ろ半分の方にばかりたまっている。なかなか客席がうまらずやきもきしたが、開演直前、結構お客が入ってきて、後ろに入りきれずに前に来た結果、前半分もゆるく埋まった。なんだそりゃ?

 新アルバムを聞いた時は、「歌声は深みが増したけど、全体に落ちついちゃった感じかな?」と思ったけど、実際に生音を聞いてみれば、全然そんなことはなかった。熱くてがっしりした音。歌、うまい。魂がほとばしるような叫びを、ただ叫んでるだけじゃなくて、ちゃんと歌としてきれいに響かせてくれてる。
 以前の、昭和を引きずったような泥臭いイメージが無くなってたのは、ボーカル中尾氏の見てくれが『ボサボサ頭によれたTシャツ』から、ドラマ出演の為(!)髪型を整えて茶髪に染めて、白シャツ黒パンツというこざっぱりした衣装になっていたのが大きいかも。

 中尾氏のステージは、西川君とは違う方向で、ものすごく剥きだし。

子供が楽しくて無闇にジタバタするのと全く同じ感じで、やたらピョンピョン跳びはねたり、ミョーなフリで踊ってみたり。しかもそんな事を、肩幅広くて手足の長い、ルパン三世を彷彿とさせるモデル体型の人がやってるんだよなあ。まるっきり衝動のままに動いてる感じなので、微笑ましくも「ああそんなにグルグル回ってたらセットにつっこむって!」とか、ヒヤヒヤさせられる事も。アンタは旋回舞踊(トルコの、ひたすらグルグル回ってトランス状態になる宗教儀式)でもしてるんですか。
 目をひんむいて、闇雲な衝動を吐き出すように歌う。朗々と響く声が気持ちいい。トランス状態になってんじゃないかと思える程、曲に入り込んで歌ってる。
 一度だけ、あのひんむいた目と視線があってしまったのだが、いやもう「ひやーっ!」って感じで。一瞬で引きずられ、私も一緒になって目を見開いて大声で歌ってた。びびったー!

 そしてそんな無茶苦茶なボーカルを、どっしり構えた楽器隊がしっかりと支えている感じ。

 ここは、煽りはほとんどしない。せいぜいギターの人が、声を合わせて歌う箇所や手拍子を合図してくれる程度。でも、この熱い演奏と歌声のエネルギーをぶつけられると、自然に拳を振って飛び跳ねてしまう。

 このバンドのライブに何度も来たくなるのは、彼らの音楽をもっと聴きたいという気持ちはもちろんあるけど、この無垢で火の玉の様なむき出しの衝動にあてられて、フラフラとひきよせられてしまうってのもあるんじゃないかと思う。


 終演後、オダさんと話してて、「ちょっとボーカルの声が割れて聞こえた」と言ったら、
「そりゃ前の方だったからでしょう。私はスピーカーから出る音がクロスする位置にいたから大丈夫でした」
なるほどー。やっぱり音をちゃんと聞きたきゃ後ろの方がいいのかな。ということは、今回のお客のほとんどは、メンバーに近づくより音が良く聞こえる位置を選んだということだったのだろうか。
「そうでしょうね。このバンド、音楽性高いですから。ギターもベースも一流だし」
やっぱほんと、ライブって色々だわねー。

 それにしてもこんなに熱い演奏が、何故にCDで聞くとああもスカスカの薄っぺらい音に聞こえてしまうんだろうか。全然違うよ。やはりライブの迫力はCDではどうしたって出し切れないんだろうけど、それにしたって違いすぎる。ライブでないと、ここの魅力はわかんないなあ。


 でも。実は、CDの音も、再生機器の質によって全然違って聞こえるらしい。
知人が持ってる立派なオーディオセットなら、ちゃんとドラムの重低音が腹にビリビリと響く感覚を再現できるのだそうだ。へえ〜いいな〜欲しいな〜、と思ったけど、車が買える程の金額をかけてるそうなので、やっぱりムリ。残念。

7月13日  スパイダーマン2
 キミさんとスパイダーマン2の吹き替え版を見てきた。映画館に入ると、ちょうどBGMでWeb of Nightがかかってた! 思わずキャーキャー大喜び。 他にもサントラの曲がかかってたけど、上映前にもう一回流れて、もうけた気分〜。

 で、映画見て。
作品、とても面白かった。言いたいことは色々あるが。
Web of Night、とてもいい歌だった。
でも、見終わった後の気分は、苦かった。

 もう見た人が多いと思うけど、作品のエンドロールが全部終わってしまって、吹き替えの声優さんのキャストが、青い画面に白地で書かれた画面が出て、そこでチラッと流れるだけ。
前奏カット。一番だけ。
まるっきり、とってつけた様な扱い。
これを主題歌と言うの? せいぜいイメージソングでしょう。エンドロール中で使って欲しかったなあ。
 だいたい今時テレビの映画番組だって、キャスト紹介の画面はバックに映画の場面を使ってる。なのにこの真っ青の画面。ものすごーく安っぽい。手抜き感満載で、いいかげんな扱いな感じがする。…悔しい。
 私はいつも映画は、エンドロールが最後まで終わって、館内に明かりがついてから席を立つ。作品をちゃんと最後まで見るのが、映画とその制作者達への礼儀だと思うから。
 でも大抵の人は、本編が終わるとさっさと帰っちゃうのよね。西川君の歌が始まる前に、ほとんどの人が席を立っていった。でも、最近の映画はエンドロールの後に、ちょっとした後日談とか、オイシイおまけが付いてる事が結構ある。途中で立っちゃう人はそういうの見られないのよ〜。
 だから、私の目の前で席を立っていく人達にとても悔しい思いをしつつ、でもこれはいつもの事だ、仕方のない事だと自分に言い聞かせた。西川君の歌は、最後までちゃんと見た人へのご褒美なんだと思う事にした。
…しかしあれじゃあ…とてもご褒美とは言えません…。

 とても残念だけど、使う意味があるのかと思えるような“主題歌”だった。
字幕版の曲をそのまま持ってくるとか、もしくは曲が無くたって差し支えないだろう。
それをあえて日本版だけの曲をつけたのは、SONYはただ単に“スパイダーマン2主題歌”という肩書きを付けて自分とこのアーティストを売りたかったというだけの事なんじゃないかな。そう思ってしまうくらい、残念な使われ方だった。

 あーあ、今度は大丈夫かと思ったんだけどなあ。
SEED以外、歌を使われる時は扱いが悪くて。ダイノソーといい、別れさせ屋といい。またか。
西川君の誠実さが裏切られてるようで、悔しい。

7月14日  誕生日
 母から昼の1時過ぎに電話があった。何かと思ったら、
「お誕生日おめでとう。あなたは昼の1時5分に生まれたんだからね」
とのこと。わざわざこの時間を待ちかまえて、電話をくれたのだろう。
…えらいなあ。四捨五入すれば40才になろうという娘の、生まれた時間をちゃんと憶えてて祝ってくれるなんて。私にはできないだろうなー。
自分の母親に敬服。

7月15日  まるで疾風のようだ
 ニッポン放送から、ステッカーが届いた。
早! 月曜深夜の放送でメールが読まれて、翌日速攻で投函して木曜の今日着、ってことよね。3ヶ月くらいかかるかと思ってた。失礼しました〜。
 送られてきたのは、厚さ1センチもある封書。
絶対ステッカーの厚さじゃない。一体何が送られて来たの!? もしかして行けもしないのに応募した青春女神決勝イベント招待状!? と驚いたが、開けてみればステッカーと三つ折りにされた分厚いタイムテーブルだった。なぁんだ。

 封筒の宛先は手書き。裏書きも、「西川貴教のオールナイトニッポン」と、肉筆で書いてある。
まるで西川君本人から手紙をもらったみたいで、ちょっとドキドキしちゃった。
多分バイト君が書いたんだろうな。でももしかしたら中原さんだったりして〜。

 他に、『プレゼント送付のお知らせ』という紙が一枚入ってたけど、これの文面がまあ何とも。
「『西川貴教のオールナイトニッポンッ』でご当選されたプレゼントをお送り致します」
 『ッ』って何だ。そんなのタイトルについてたのか。ついでに言えば、『当選』なのか?

「これからも、貴教のりのり、スタッフのりのりで番組作りに全力をつくしますので」
 たかのりのりのり…。なんちゅーベタな。しかもひらがな…。

「番組へのFAXは××××受け付けているでボンス」
 ボンス!?

「『西川貴教のオールナイトニッポンッ』を聞いてくらはい。」

 …なんか…力が抜ける…。ミョーに間の抜けた感じがユルい笑いを誘うとともに、西川君の「ちいぃっとも面白くないっ!」ってスタッフを叱ってる様子が目に浮かぶ。
いやぁ、楽しませていただきました。

7月26日  PV初見後のちょいコワレた感想。
 まず! 登場シーンで!
たくましい腕がすてきー!
指先で机をなぞってるシーンを見て!
「あんな風に指を這わせられたいー!」と思っちゃいましたっ! きゃー!!!

 最近ますます筋肉がついて逞しくセクシーになった胸を、そして美しい腕をばっちり見せてる。 ラストの、翻るマントがムチャクチャかっこいい! 西川君の動きってほんときれい!
accoさんえらい。西川君の魅力をすっごく活かてくれる衣装。

 映像の印象は、最初は
「杖持って、魔法使ってる? ハリポタ? スパイダーマンの曲だけど。夏の映画特集みたいね〜」
などと思ってたけど、むしろホーンテッドマンションだな。

緑に光る目がいい!

 歌は、日本語の歌詞が聞こえてきた時、ショックを受けるほど違和感を感じた。
英語でずっと慣れてたからな。しかも英語の方が好きな感じだし。
日本語版をちゃんと聞いたのは今回が初めてだけど、リフレの後ろでかかってるの聞いた時は、
「な〜んかシャープな感じが無くなっちゃってるなあ」と思ったし、
実際聞いてみても、英語版では『苦悩しつつも戦いに踏み出すヒーロー』という痺れそうにカッコいいイメージが、声やチラチラと聞き取れる単語からストレートに伝わってきてたのに、なんか全然関係ない感じの歌詞になってて。
「まーた何言いたいのかよくわからない、男女の恋愛話にしちゃうんですかぁ?」
と、正直がっかりした。折角のヒーロー的カッコヨサが薄められちゃったなあ。歌い方も、前半はマイルドな気がしたし。
もしかしたら、日本語版はスパイダーマンの主題歌ってつもりじゃなくて歌ってるのかな。
この映像で、英語版で聞きたかった!と思いながら見てた。

 でも、そんなとまどいも、西川君が歌ってるのを見てたら! そして歌声を聴いてたら!
いつの間にか気にならなくなってた。
歌詞はいまいち届いてこずに空回りしてるんだけど、聞きかじっただけの時はあんなにまったり聞こえたのに、PVで聞いたら、後半はカッコよく聞こえてきちゃったよ?
やっぱり歌ってる西川君ってサイコーだわ! 最強だ。
他のことはどうでもよくなってきちゃったよ。
意外と日本語版もいいかも…?

7月27日  TANK!LIVE
 今日はライブに行ってきました。
「Purchase of Future vol.10」という無料ライブに参加してきた。会場は伏見のハートランドスタジオ。サンデーフォークがこれから売りたい新人達を紹介する為のイベントかな。内容は、まあまあって程度だったけど、状況が面白かったので書いておく。

 出演は、plane/ウラニーノ/bursという3バンド。
で、私はこの人達、ぜんっぜん知らない。
なのになんで行ったかというと、招待ハガキが来たから。
“応募者100組200名ご招待”だそうだが、応募した覚えは全くない。
大体、聞いた事もないバンドばかりだし。
 心当たりといえば、去年このイベントに椿屋四重奏が出た時に参加した。
…応募者が足りなくて、来てくれそうな人にとりあえずハガキを配ったってとこか?
前回出てた人達がかなりアタリだったので、折角だから新しい出会いを求めて参加してみる事にした。驚いた事にダンナから子守OK出たし。

 会場着は開場三分前だった。なのに並んでる人が6,7人しかいない。うわー…。
ここでハガキを整理番号付きのチケットに交換するんだけど、番号が11番。
まだ10人しか来てないよ…。
 今回は別に前の方に行きたいわけでなし、音が良さそうな後ろの方で聞こうと思ってたのに、後ろの方に行ける程の参加者がいないのでは?

 開演時間ギリギリに入場。受付で「どのバンドが目当てですか?」と聞かれた。
「どこも知りません」
と答えたら、え?って感じの顔をされた。どうやら私みたいに、知りもしないけどハガキが来たから来たなんて人は他にいなかったのか。やだなー、暇人みたいじゃん。

 狭い会場に入ると、観客はみんな壁の花状態。最前と左右・後ろの壁沿いに一列ずつ人が集まってる。あまりの寂しさに呆然。真ん中、人がいないよ〜。
連れの義妹によると、参加者の少ないライブはよくこんな感じになっちゃうんだそうだ。へえ〜。

 結局20分押しにして参加者を待ったが、集まったのは40人程だった。なんか気の毒。
一応開演したら観客が真ん中にもばらけたが、やたらゆったりしたスタンディング。
やる方は悔しいだろうなあ。

 結局、「これいい!」とまで言える人達はいなかったなあ。
サンデーフォークが押すだけあって、どこも演奏はしっかりしてたけど。
あえていえば、ウラニーノは面白かったし、planeは一番レベルが高かったかな。
しかし3時間たいして暴れずに立ちっぱなしは、かえって疲れるわ〜。

 入場する時、色んなバンドのチラシをもらったが、それが厚さ1p近い量だった。
星の数程ののバンドがあり、みんな頑張って上を目指してるんだなと、しみじみ思った。

7月28日  シングル初聞き感想
 Web of Night日本語版、PVのおかげで既に大分印象がよくなってる。
で、CDでも特に違和感無く聞く事ができた。
歌い方、英語版の方が緊迫感がある感じがする。日本語版の方は、特にAメロは切なさの方が強い気がする。
 英語版の「安らぎに背を向けて、ひとり修羅の道をゆく」ってイメージだったのに、それがどこにもなくなっちゃったのが不満だったけど、まあ別の歌と考えればいいか。
スパイダーマン2の主題歌と思わなければ、日本語版も好きな歌声だ。

 ただなあ、この歌詞、売れなさそうだなあ。
語感はすごく好きよ。
でも、主旨がわからないというか、何を訴えたいのか、何についての歌か、私にはわからない。
一つ一つの文章の意味はわかる。
でも、通して聞くと、ぼんやりしたビジョンしかうかばなくて、消化できずにもてあます。途方にくれてしまう。
『また都会の孤独とかむなしさとかの歌? 多くない、それ?』と感じてしまう。
 ここ最近は私も井上さんの歌詞と相性いい感じだったんだけどなあ。
久々にあちゃーって感じ。
まあね、聞いた感じが良ければ主題が何かなんて問題じゃないのかもしれないけど、私は困る。
 と言いつつ、聞く時は歌詞なんて気にせずに、声だけ聴いてるからそう気にはならないんだけど。

 訳したリンさんはえらい。
よくこの歌詞をわかりやすい文にしてくれた。
しかも“mask”“fight”“city”とかの単語を入れてくれたおかげで、アクション映画の主題歌らしい感じが出てる。
英語詞を見て、
「ああこの日本文はこういう意味だったのか」
と思うってのもどうかとは思うが。


 Tears Macerate Reasonオーケストラバージョン。
イントロ、
「なんだなんだ何が始まったんだ!?」
とあたふた。いや何が始まったかはわかってるんだけど。
あのイントロと元の曲がどうつながるか予想できなくて。

 「オーーウ!」って叫んでたり、フェイクが入ってたり、英語でモノローグみたいなの言ってたり、ライブ感がいいね。
『微笑むから愛しくて』の後で微かに入る『ああ…』ってあえぐような声、いい。
以前はCDではこんな生々しい歌い方してなかった。
西川君の歌はライブの時が最高なんだから、CDもそういう歌い方にしてくれて嬉しい。
 でも、大好評のこの曲、申し訳ないが全体的な感想は
「ナマで聞いたらすごいだろうなー」
だったりする。
CDで聞くのはアップテンポな曲の方が好きなので、車で聞くと、ついとばしちゃうのよね。誠に申し訳ない。元々この曲って特に好きな訳じゃないのも理由の一つだろうな。西川君が私達への思いを込めてくれたという曲にこんなこと言うのは、はなはだ心苦しいんだけどね。
 でもナマで聞くのは難しいだろうな〜。ライブでオーケストラバージョンなんて、少なくともこのツアーではカラオケでしかできないだろうし。それでもいいからやってみて欲しい気はするけど。

 なんか否定的な文章になってしまった。すごく気に入って聞いてるんだけど。
Web of Nightを歌う声、素晴らしいもの。それで十二分に満足してる。ホント。