3月1日  ANN
 なんか、いいね。草の根プロモ報告。みんなの力でTMRを押し上げてる。
TMRらしいよ。愛があるよね。
ほんとにみんながんばってるよね。新曲が出たからって、ここまでファンが頑張る気になるアーティストも、そうそういないんじゃない?
西川君もすごく嬉しそう。

今日電話に出た人達、みんな話し方がちゃんとしてていい感じだったな。


 ZIPSオンエア、思わぬプレゼントでびっくり。
前奏から
「うひょーーーー!来た来た来たーーーー!」
って感じ!
ヘヴィな音。すっごいスピード感。こっちがフォーミュラニッポンのテーマソングでもいいくらいじゃない?
こりゃライブの時、ギターは大変だろうな。

コレがミゲルさんのテーマソングなのね。

心が浮き立つ。
同時に、もういない彼のことを思い、切なくなる。
希望に燃える歌である程、若くして夢の途中で散ってしまった彼が悲しい。
せめてMSVの世界では、輝き続けて欲しいな。ミゲル。

   ☆

 3月のデジカレ壁紙、かなり好み。
クールな表情がいいわ。


3月1日続き  いいとも/ANN
 「笑っていいとも!」ゲスト。番組オープニング、さすがTMR。CD振りかざしてる人がいっぱい。
プロモ活動を怠らず。
やっぱりTMRのファンって、すごく他の集団と区別しやすそう。

 お花が、ものすごく一杯。愛されてるって感じでいいな。
サイコルシェイムからも来てた。ドラムの人と呑んだとは言ってたけど、おつきあい続いてるのかしら。

 タモさん、いいこと聞いてくれるね。Mステの時のワキのことといい♪
アメリカライブの事とか、クリスタル付けたり取ったりした時のこととか、体重のこととか、耳新しい話が色々聞けて嬉しかった。
そっかー、今45キロか。昔より肉がついたから、もっとあるかと思ったよ。

 クリスタルの使い方の時。
「折角だから、一番美しい素材と素材を合わせて」
さらっと言ったね? 自分のこと美しい素材だって(笑)。

 ハル君、ナイス引っ張り(違う)。おかげで西川君が長く映してもらえたわ。
あんな思わぬハプニングの時、西川君の方から話題を振って場つなぎしようとするのはさすが。

   ☆

 ANN。
 沢山の人が、自主的にプロモ活動してる。西川君、そりゃもう嬉しかっただろうな。
しかしこんな有名アーティストで、こんな草の根応援活動みたいなことしてる人って、他にいないんじゃないかしら。

 甥っ子かわいがるとこ、すごくツボ。ああしてるとフツーの子煩悩なオッちゃんなんだよなあ。

 Zipsオンエア! 突然でびっくり! うわあああああ、すっごい! ズンズン来る!
かっこいいーー!

   ☆

 恋のから騒ぎを見返したら、 結婚するって幸せ一杯話の時、「涙出てくる」って言って、
その後、愛に永遠はないって言われて、音立てて鼻すすってた。ほんとに涙出てたんじゃないだろか。
傷ついてるんだな…。まだ笑い飛ばせたりしないんだよな。
 さんまさん、「ファンと抱かれたいを一緒にするからいかん」って、
そんなの一緒にできるような度胸のある人だったら、もっと早くいい人みつけてると思うぞ。

   ☆

 恐ろしいもので、最近は「TMさんはあの衣装じゃなきゃ」って思ってしまっている。
あんなに「これでいくのか!?」って思ったのにね。
あんなに曲にあってて、本人にも似合ってる、TMRが活きる衣装は初めてだと思う。


3月2日  Zips/PVメイキング
 改めて聞くZips。
うおおっ! 前奏、この低音、クル! 
地響きのような重低音と疾走感抜群のデジタルサウンド。行くぞ行くぞ行くぞ!って感じ!
後ろからすっごい勢いで押されてるみたい。背中を押されて突っ走るジェットコースター。
すごい!めまいがしそうな高揚感! 何かが沸き立ちはじけそう。うつむいていた顔を上げずにはいられない。
 いやほんと、これがフォーミュラニッポンのテーマ曲だって言われたら、何の疑問もなく信じるよ。
でも違うのよね。ガンダムの方なのね。ミゲルをイメージした曲だとか。

 イメージが広がる。
 伏したまま、歯を食いしばり越えた夜。
まさに今、立ち上がる。まっすぐに目標を貫く視線。わき上がる力。握りしめる拳。顔を上げて。
地を撃てば、大地は割れて裂けるだろう。
拳を突き出せば、そのエネルギーは彼方の目標を撃ち抜くだろう。
駆け出せば、大地は震撼し、大気は発火し輝く奔流となるだろう。
抑え溜めていたパワー、いま解放する時。踏み出せ!


…うっはー、すごい曲だ…。理性なんて軽くふっとばされそう。
叩きつけるリズムに一瞬でこじ開けられ、巻き込まれる。すっごい力業。
あわあわあわ、どうしよう! 浮き足立っちゃう!

 アルバム、こんなんばっかか。ライブ、とんでもなく大変そうだな…。
やる方も参加者も、半死半生確実。うっわーどうなっちゃうんだろ!
 これでPV作るのよね! 楽しみ!

   ☆

 PVメイキング。
7時間かけての、変身。人とは違う、もっと無垢な存在へ。
でも、周囲は普通の世界なのよね。なんかすっごい違和感。
まじまじと自分の姿を見て、
「自分、何になっちゃったんだろ?」とか思わなかったかしら。何ってTMさんなんですけど。

 背中が見えると、なんだかとても生々しい。

 水の中、手から水をこぼしているシーン! いい! 
またも「ひゃーーーーーー!」と悲鳴をあげて夫から白い目で見られた。
でもすっごく好みなのよーー。ゾクッと来る。
今、水の中から生み出されてきたような。
ああしてると白鳥とか星とかいうより、人魚みたい。
ダンナは「半魚人」とか言いよるけど。やめれ。

3月3日  アニソンZIPS/ビルボード/TMRって?
 Zips、ガンダムのテーマソングだと思って聞くと、また少し違う感じを受ける。
サビ部分というか、Bメロっていう部分かな? アニメ主題歌っぽい明るいアップテンポ。
だけど、それだけじゃ終わらない。それ以外の部分がすっごく曲に厚みを与えてる。
いいねえ。一筋縄じゃいかないアニソン。

 最初はフォーミュラニッポン用の曲かと思ったけど、重量感・スピード感はガンダムにも通じる。
ほんと、宇宙を駆けるモビルスーツの映像が見えるようだ。
(この場合「宇宙」は「そら」と読むのがお約束。)
駆動音が聞こえてきそう。
光るモノアイ。
ビームライフル連射!(ファースト世代なんでね。やっぱ武器はビームライフルでしょ。)

 特に前奏なんて、まんま『敵側のメインキャラ(美形)登場!』って感じ。
「来るぞ! ヤツが来る!」って。
不敵な笑みをたたえ、主人公にすっごいプレッシャーかけて。
うんうん、ミゲルにぴったりね。

   ☆

 渋谷にSEVENTH HEAVENの巨大ビルボードが登場したとか。

写真を見せてもらった。うわー、すごい! こんな大きい西川君が都会の真ん中に!
うっうっ、こんな華々しいことをしてもらえるなんて(感涙)。
TMさん、ちゃんとスター扱いだよ。
さすがソニーだわ。ありがたいね、ちゃんとお金かけてもらえて。宣伝してもらえて。

 実際にあんなの見たら、ニマニマと笑いながらぼーっと立ちつくしちゃうだろうな。うわアブナイ。

 色んな人、西川君を知らない人にも見てもらえるね。
でもあれ見た人、
「T.M.Revolutionって、お色気双子のユニット?」
とか思ったりして。叶姉妹みたいとか〜。

   ☆

 『西川君の思うTMRとはどんなものか』って、Albireoを歌う西川君を見て考えると、無垢で、煌びやかで、夢のような感じだと思う。
でも、Goin'は、もっとワイルドで妖しくてセクシーな感じ。
何かの化身みたいなTMさんより、西川君本人(というか人間)に近い感じがする。
 色で言えば、白と黒。あらぁ、SEVENTH HEAVENの二人の西川君とイメージ重なるかも。
はっきり写真を見られた訳じゃないからわかんないけど。
 これらを「TMR」という一括りにしたら、一体どんなものになるんだろう。
どうもうまく想像ができない。
Albireoの西川君もTMRで、Goin'の西川君もTMRだって言うなら、一体TMRってどんなん?
 アルバムを聞いて、ライブに参加した時、私はTMRってどんなものだと思うのだろう。

3月4日  宣伝費用/日経エンタ
 『いいとも』に西川君は、SEVENTH HEAVENのポスターを持ってきていた。
今度はちゃんとポスターを作ってもらったわけだ。
Albireoは、どこにもポスターが見あたらない。
『いいとも』にもう一枚ポスターを持ってきてたから、
「なんだAlbireoもポスターあるんじゃん」って思ったけど、よく見たら写真集のだった。
本当に全然ポスターを作らなかったんだろう。

 ところがSEVENTH HEAVENはポスターどころかビルボードまで作って宣伝してる。
そしてZipsはちゃんとAT氏とPVを製作してるらしい。
SONYが本腰入れてくれてる感じがする。
AlbireoのPVはライブ映像だもんな。お金かかってないよな。
 今までのライブ映像仕様のPV、すごくいいものだし、
西川君の魅力を伝えるのに最適な手段であるのは確かだけど、
イレギュラーな曲というか、他にメインのPV作る曲があるけどもう一つ、みたいな時に作ってる。
それにした大きな理由は、多分予算が少しで済むからなんじゃないだろうか。

 こりゃ、宣伝費はアルバム用に集中したってことだろうか。
言ってみれば、Albireoはアルバムのオードブルか。おお〜なんて豪勢なオードブルかしら。
 Albireoは前哨戦。本当の戦いはアルバムで、戦力を集中させてしかけるってとこかね。
うわあ、今でさえすごいことになってるのに、本腰入れるのはアルバムだとしたら、どんなことになるのか!

   ☆

 日経エンタテイメント。

『離婚など様々な人生の岐路を体験したからこそ歌える重厚な(ARTERIAL FEAR)』って。
うっわ、さすが外部のモンはズバッと遠慮無しなこと言うな〜。音楽雑誌はこういうこと言わないでしょ。

『本来持ってるしつこさやアクみたいなものを再結晶化させてみたんです』
しつこさやアクか。確かに、TMRが他の音楽と違う所はそういう所だった気がする。
ただならない感じというか。的確な表現だって感心したりして。本人に何言ってるんだか。

『今時これだけテンションが高い楽曲を提供できるアーティストはTMR以外いない』
ほんとにテンション高いよね。
でも、音楽スタイルは別としても、テンション高い音楽をしてる人達は他にもいるんじゃないの、って思ってた。
だけど気が付いてみると、ことチャート上位に来る曲で、これだけのテンションのあるのは、ほんとにTMRくらいだわ。
本当にまれな存在なのね。
メジャーで活躍できる非主流って、かなりすごいんじゃない?

3月5日  CCCD/ファンのプロモとか
 Albireo、CCCDということで、「音が悪い」という評判をあちこちで聞く。
言われてみれば、初めて聞いた時、いつもみたいに「うわあ、やっぱりCDは音がクリア!」
って感動は無かった。でもそれは、今回は今までと違ってラジオをMDに録音した、割とクリアなのを聞いてたから大して差が無いのかなと思ったし、いつも聞くのは車の運転中なので、特に細かいことが気になることはなかった。
 今日、初めてヘッドホンをして聞いてみた。
…何これ。低音、こもってる? クリアな迫力って感じがしない。
すごく狭い幅で音が鳴ってる感じ。全体に膜を一枚通して聞いてるような。

 …気のせいかな。気のせいだといいけど、慌ててprogressを聞いたら、迫力が大分違う。
ZIPSもこうなっちゃうのかな。ああ、そんな悲しい。

   ☆

 turbo-webの西川君の書き込み。
「だって様子を報告してくれる人は他の人のファンでもいるかもだけど、報告するだけじゃなく、店で暴れるファンなんて俺等だけだと思うよ(^-^)」
そっか。やっぱり、TMRだけか♪ 他のアーティストのファンがどんなか知らないけど、
やっぱりTMRのファンは余所よりかなりアクティブなのね。そうじゃないかとは思ってたけどさ♪
多分、新しいスタッフさんもびっくりしてるだろうね。へへん☆
 西川君が喜んでくれてるのが嬉しい。私達が応援してること、わかってくれてて嬉しい。
でもね、こんなにみんなが頑張るのは、西川君がそう育てたからだし、
西川君が頑張ってるからこそなんだよ。あなたがそういう人だから。

 ANNのHP。
「 前回、番組では発売を前にし、みんなが出来るプロモーション案を募集しましたが...
予想とは裏腹に、たくさんのリスナーが自分なりにプロモーションをしてくれていました。」
 『予想と裏腹』って、まともな案なんて来ないと思ってた? まあそれは椎名さんのメール選択に現れてはいたけど。西川君も、番組スタッフもびっくりしたかな。
そうなのよ。みんな本気で応援してるのよ。TMRってそうなのよ。

 北日本新聞の記事。
「二月に発売した一年半ぶりのシングル「Albireo−アルビレオ−」はオリコン初登場三位にランクインし、底力を見せつけた。」
 『底力』。嬉しい言葉。Albireo、いい位置に着けて、本当に良かった。
T.M.Revolution健在ののろし。
みんなで勝ち取った数字だって思ってもいいかな?

 ホラ見てSONYさん!西川君はね、やればできる子なの!
ちゃんと手をかけてあげる価値がある子なのよ。わかった!?

3月6日  Daytona/CDでーた
 Daytona、『ちっこいあつかいじゃないかなー』と思いつつ、書店で西川君のページを開いたら、息が止まりそうになった。
き、きれい! 何コレ輝いてるよ。即お買いあげ。
帰宅してじっくり見たら、それほど飛び抜けて輝いてる訳でも無いかとも思ったけど、少なくとも書店で見た時は
「何だこの綺麗さ。もしや愛車とツーショットで『恋する女は美しい』モードか」とドキドキだった。でもやっぱりきれいだわ。
 カメラマン、また川田さん。最近この人ばっかね。

 あら、今の車はカール君じゃないのね。カール君、「オープンにすると車雑誌が取材に来るような車」とか、たしかラジオで言ってたから、その記事かと思ったわ。

 さすが車専門誌というか、門外漢には意味不明な単語だらけ。CLKって何? 
『地面とのクリアランスほぼ皆無に等しいカーボンのエアロは、ちょっとした縁石でも強烈な斜めのアプローチを余儀なくされ…』
さっぱりわからない。夫に解説してもらって、やっと
『空気抵抗を少なくするため車高が低くて地面との隙間がほとんど無い。
だから、ちょっとした段差でも車体がひっかかるから、斜めに進入する』
『ホイールスピン=タイヤの空回り』
とわかった。それでも全体になんかぼんやりわからない感じだわ。
しかし『毎日が危機感との戦い』なんてのはやめていただきたい。体を大事にしてよ!

 『撮影中、愛車のまわりをグルグルと見て回り、「カッコいいなあ。可愛いなあ」を連発しながら、時にはしゃがみ込んで見とれている』
『後ろの愛車を振り返っては、トロンとした眼で見つめる西川さん』
か、かわい過ぎ! メロメロなのね〜。ああでもそんな滅多に見られないデレデレ西川君見たかった!
美麗なグラビアもいいけど、写真3枚も載せてくれるなら、
欲を言えば車とラブラブな様子のかわいらしい写真を載せて欲しかったわ。
トロトロの笑顔。きゃあ〜。

   ☆

 CDデータ。
うわびっくり! どうなってる写真なの、と思った。
真っ赤だし西川君まっ白で細かいところとんでるし構図不思議だし。
一体誰が撮ったんだと思ったらまたびっくり!
小林ばくさんだ!
うっわーーー久し振り! 嬉しいーー!!
ARENA37℃でずっと西川君を取ってくれていた小林ばくさん。ばくさんが撮る西川君、大好きだった。
とぉっても自然でやわらかい表情を見せてくれる。
 ここのところ全然名前を見ないで寂しかったら、こんな所でお目にかかるとは!
いや〜ばくさんが再び西川君の写真を撮ってくれたってだけで、もうこの記事はOK! 嬉しい!
ま、実を言うと、この写真が好みかどうかは別としてだけどね。
猫の様な瞳がすごく印象的な写真だけど、素敵かどうかと言ったら微妙なところ。
 巻末のプレゼントコーナーのポラ写真も見た。
あれ〜なんだ、普通っぽい写真もあるじゃん。それでなぜあっち?
でも考えてみると、整ってるとか美しいとかよりも、見開きで強いインパクトがある写真の方がプロモーションとしては正解だよね。まず目を止めさせる。そこからだもんな。
 よく見れば、西川君の目にすごく惹きつけられる、吸引力のある写真だわ。…結構好きかも。

 インタビュー。
『自分にとってともすれば厄介者になりそうだったものが、
こんなに鮮やかに、しかも自分にこんなに寄り添えるものになるとは思わなかったし。
これはもう格別ですよ。』
 西川君、今ほーんとに嬉しくて、満足してるのね。アルバムの事を話す時なんて、なんかもう愛娘(息子?)の事を語っているみたい。西川君、今TMさんとラブラブなのね。
 アルバム曲聞いて、「な〜んか愛し合う二人みたいに歌っちゃってるけど、自分なのね、コレ?」って、ちょっと笑っちゃったけど、実はほんとにその通りなのね。アルバムジャケの写真もさ。
 長い遠回りの末、やっと素直な気持ちで正面から向かい合い、結ばれた二人ってとこ?
そりゃもう蜜月状態だわねー。ハッピーハッピー。

   ☆

 ちょっとWOのこと。『となりの芝生』、面白そうな企画が盛りだくさん。
こういう企画たててもらえるだけでもありがたいな。
単に今までの記事をまとめただけじゃなくて、担当さんが「あんなことしよう、こんなことしよう」って
色々楽しくがんばってくれてるんだよね。それがとても嬉しい。

   ☆

 3日の日記に、「TMRってどんなものになるのかわからない」って書いたけど、
Albireoに圧倒されて、かなり近視眼的になってた。
Albireoの世界観とGoin'の印象と統一できないとか言ったけど、
どういう方向でも、行ききるのがTMRだよね。
固定されたイメージを求めても、仕方のないことだ。一歩引いて考えれば、簡単なこと。

3月8日  ANN
 アルバムのこと、「ポスター作りました」って。
BBSに「ポスターがないなんて!」って何人もの人が書いた(というか私が強くそう思った)
のをちゃんとわかってくれたってことかな。というか、本人もそりゃ気にしてたのかもな。

 アルバム曲、もう一曲紹介。…ごめん西川君、聞かないフリさせて。
アルバム買った時の楽しみにしておきたいの。
いざ買って、もう聞いたことある曲が多いとつまんないから。

 途中までしか聞いてないので、とりあえずここまで。


3月9日  PATIPATI4月号
 書店の店先で暴発しそうになるのを、歯を食いしばって耐えた。
よく頑張った、自分。えらいぞ私。
絵的に言えば、鼻血を吹き出し後頭部を壁にゴンッ!とぶつけてる感じになりそうだった。
P.36の写真が! 私的にジャストミート! ズキューンと撃ち抜かれて理性飛びそ〜!
 よく見れば、そんなにいい表情というわけでもない。片腕を上げて窓の下に座っているだけ。
なのに、なんかもー立ち上る色気が!
無防備にさらされたまっ白な二の腕の柔らかなラインがもう…。
縛られて虜になってるみたいなポーズに見えるし〜。
あーもう、何て雰囲気を作るのがうまい人なんだろう! 鼻血でそ〜。


3月10日  ヌード!?/大辞テン/CD売り上げ
 あーあ、マフィン食べたら、菓子くずいっぱいこぼしちゃった……って、つい思考を逃避させたりして。

一日中動揺していて、ボーっと地に足が着かない感じで過ごしてしまった。
すっごい衝撃だった。
自分の中が収拾つかなくなってて、自分がどう感じているのかもよく把握できない。

とりあえず思うのは…「手に余る」。

こんなとんでもないもの「はいどうぞ」って出されても、なんか処理能力を超えてる感じで受け止めきれないよ。わたわた、おろおろするばっかりで。
ああもうこんな不意打ち予定外の精神的混乱、困るよ。
自分が今ここでこんなにあたふたしてても仕方ないのはわかってるけど、何ともならない。

 BBSでも書いたけど。

 第一報をネットで知った直後、自分では見逃していたものの、『めざましテレビ』の映像を見せてもらえた。
「ぎゃーっ、ぎゃーっ、ぎゃーっっ!」と絶叫しちゃったわよ。
まさかこんなことが本当に起ころうとは…。
衝撃のあまり、しばしフヌケ状態に。なんか体がヘナヘナ。
朝の支度中、こんなの目にしなくて良かった。何もできなくなるところだった。
 だがしかし、フヌケている場合ではない。既にあちこちでスポーツ報知が品薄になってるとか。
ガバと跳ね起きて、コンビニに走った。残りあと2部だった。
買ったら即、店の駐車場で、ページの端っこをチラチラ捲ったけど、西川君の記事は見つけられなかった。
『あー、もしかして地方版は記事が違うとか?』とガッカリしつつ、
『ヌードが載ってなかったからってガッカリしてる自分ってどうなんだ』と恥ずかしい。

 帰宅後、ちゃんと確認。諦め半分だったので、ほとんど不意打ちだった。
「あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
見事に大絶叫。下手すりゃ隣近所に響き渡ったかも。すわ事件かと思われそうで慌てて口を閉じた。
店の駐車場で見なくて良かった。ほんとに人が集まって来ちゃうところだった。

 必死で動揺を抑えて、記事に目を通した。
でも写真は、正視できない…。
チラと見ては顔を伏せ。思わずページを閉じた。
なんだこの気持ち。きれいなオシリ、見たいと思ってた。けど見られない。
こういう写真を撮ること、西川君がものすごい勇気と決断で臨んだであろうことはわかる。
それを拒絶したりしない。
いやだと思ってるわけでもない。ただ、正視できない。
勇気を出してページを捲ろうとして、でもそうすると一番最初に見えてくるのが画面右端のオシリで、思わずページを閉じちゃう。
ああどうしようどうしよう。こんなんで私、写真集を見ることができるのか。
あたふたするばかり。ひたすら激しく動揺してる。

白黒の、生々しい写真。なにもこんなに深々オシリの割れ目が見えるようなの載せなくてもいいじゃないか。
見ちゃいけないものをみてしまったような。
聖域を侵してしまったような。聖域? 誰の? 西川君のか、それとも私のか。

 これはあれか。認めたくないけど、『身内が脱いじゃった』って感情に近いのかも。
作品の善し悪しなんかは関係なく、ただただ困惑とかショックとかを受けてるってとこ?
私、意外と古風だったのか?

 ほんとに自分の反応が不思議。冗談みたいに、写真を見ることができない。
何度もページを開こうとしてはチラ見えで挫折。
『そうだ、とりあえず視線をはずしておいてまずページを捲れば』と気づいて、大きく誌面を開いた。
が、視線をソロソロと写真に下ろすと、写真が目に入った瞬間はじかれたみたいに顔を上げてしまう。
まるでバネじかけのオモチャのようだ。
それでも意を決してしっかり写真を見る。息が止まる。耐えて見つめる。
…「はう〜〜」と妙に高い声がもれてヘナヘナとなってしまう。刺激が強すぎる。
なんだ私ほんとにどうしたんだこの反応。何でこんなに心臓と呼吸に負担がかかってるんだ。
ウットリでも拒否でもない気持ち。そのくせ、顔は時々勝手にニヘラっと笑っている。
…これは、受け止めかねているんだろうか。

 ここに写ってる人と、私の好きな西川君が同一人物だという気がしない。
だってさ、最近の西川君、昔より少し肉がついて柔らかなラインになった腕とかが、より中性的というか、女性的な魅力を醸し出してて、Albireoに合ってるわ、素敵、とか思ってたのにさ。
突然こんな筋肉質な、男そのものの写真を持ってこられても。


 混乱の中、頭の中を今までの西川君の言動とか、色んな事が去来する。
 イヤカンオーラスで、シングルジャケの事を話した時。
「ほとんどハダカです。上半身だけよ。そんな下まで脱いだらオヨメに行けなくなっちゃう。ぼくまだ幸せになりたいですから」とか言ってたと聞いた。おーい、どーすんだ。
 歌の大辞テンで、
「だんだん衣装の布地が減っていく。このままいくとどうなってしまうのか不安」
って、こういうオチかい。行くとこまで行っちゃったわけね。
 写真集のこと聞かれて、「…実家に帰れない」とか言ってたのはこのことだったのか。
 清春さんも、こないだ脱いでたよな。これでヌード仲間だな。「オレも脱いじゃった☆」とか。
 こうなると、いいともにはこの事が明らかになってから出て欲しかった。タモリさんの反応が見たかったわ。

 わけわかんない、収拾できない感情をもてあましつつ、必死で自分の中の気持ちを確認してみる。
とにかく、まっすぐ「嬉しい!」とか「きれい!」とは思わなかった。
正直、「やっちゃったの!?」って気持ち。
やらなきゃいいのに、とまでは思ってない。きれいなオシリを見せてくれる日が来るのを夢見てた事は事実。
『やっぱり絶対やらない』って言われたら、残念に思うだろう。


 夜になり、少しずつ落ちついてきてから考えた。なぜ、素直に歓迎できないのか。

白黒写真だからかもしれない。

 白黒写真って、やたら生々しくない? リアルでシリアスな世界観になる。
記事では
『西川貴教としてはあり得なかった。TMRというキャラクターについて考えると…』
とかって言ってるけど、あれはどう見てもどこかの星から来たTMちゃんではない。人間の、生身の男の西川貴教だ。余分なものすべてそぎ落とした、文字通り丸裸の西川貴教。
「きれいでキラキラしたものばかりつめこんだ」というSEVENTH HEAVENの世界に、そんな現実的で生々しいものを持ち込んでいいの?

 それに、白黒写真って、ラインを見る写真な気がする。シルエットが強調されるというか。
私が憧れたのは、
「真珠のように白くてつややかで、まろやかなオシリ」だった。
見たかったのはラインではなく、面。
むしろ、あのジャケ写の状態で下半身、パンツつけずに見返り美人してくれるとよかったかも。

…えらく恥ずかしいことを書いてるよなあ、私。


 ネットで予約しておいて良かった。書店で受け取るのは、かなり勇気がいりそう。
まあ、そうは言っても西川君が関わるものなら構わずゲットしちゃうだろうけど。
 人に見せてもらった『情報ツウ』で、写真集の現物が出てた。
何と『めざましテレビ』で紹介されてた、椅子に座ってるヌード写真が表紙だった。えー!
あのキラキラアー写で宣伝・予約受付しておいて、表紙はコレか! それはちょっとどうなの?
今日の報道もネットも見ずにいた人、書店で予約した本を受け取ったらアノ表紙って、心臓に悪そう。
私だったら店頭で叫ぶぞ。

   ☆

 歌の大辞テン、「お見せできるものは乳首ぐらいで」
あの衣装、乳首出てたっけ?出てなかったんじゃない?
確認しようと、思わず眼を皿のようにして画面上の西川君の乳首を探してしまった。
何やってんだか。
…やっぱり見つからなかったけどなあ。

   ☆

 オリコンウィークリーチャート、23位。推定売上数8835枚。
先週初登場の時は、3位で40779枚だった。とりあえず30位以内に留まってくれていて良かったというか、もうここまで下がっちゃったかというか。
 それにしても、2週合わせて、推定売り上げ数が5万足らず。これっぽっち?
うろ覚えなんだけど、HEAT CAPACITYの時、初動が8万で、10万に届かないことにショックを受けた記憶があるんだけど。
記憶違いかもしれないけどさ。結構ショック。
とはいえ、他の曲もおなじようなものみたいで、近頃のCD販売数はこんなものってことなのか。
本当にCD売り上げって減ってるんだなあ。こりゃレコード会社もアーティストさん達も大変だ。

3月11日  ヌード・続き/ネット中継
 昨日の日記で、「きれい」とも「嬉しい」とも思えないとは書いたけど、念のため書いておくと
別に「ちっともきれいじゃない」とか否定的に思った訳じゃないから。
単に、鑑賞できる程の精神的余裕がないだけだから。
昨日はほんと、ひたすらにオロオロしていた。

 読み返すと、長ったらしいばかりで、結局自分がどう感じていたかわかんない文章だなあ。
混乱していたので、申し訳ない。…いや、いつもこんなもんか。(自嘲)
おつきあいして下さってる方、ごめんなさいね。近頃文章長すぎね。
思ったこと全て書き留めたくなっちゃうんで。よくないんだけど。


 それはともかく。
『アルバムでは広告宣伝で大きくうって出てくれるだろう』とは思っていたが、まさかこういう方向に転がるとは。びっくりだー。


 なんで受け入れきれないんだろう。新聞、まだ見られない。
やっぱり、『T.M.Revolution』でああいう写真を出すのが引っかかってるんだろうか。
1月に『写真集はTMRとしてのビジュアル面の完成形を示したものの第一弾』って言ってた。
でもあれをTMRのビジュアル完成形と言われても。まるっきり西川貴教だし。
なんかすっきりしない。

 でも、結局の所、TMRの守備範囲がどうなってるのか、西川君がどう思ってるかなんてわからない。
それに一冊の写真集の中の、ほんの数枚しか見て無いのに、どうこう言ったって仕方ない。
 も、いいじゃん。細かいこと気にしなくたって。TMRの定義みたいなのを気にしなくたって。
なんでもそのまま受け入れてきゃいいじゃん。「へえ、こういうのアリなのね」って。
予想もしないことをしてくれちゃうから、こっちも戸惑ったり悩んだりもするけど、予想の範囲内のことばかりやってるんじゃつまらないでしょ? もっと大きな気持ちで楽しもうよ。
 モヤモヤ考えるのに疲れた結果吹き出した思考。正しいと思うが、気持ち的にはとりあえず逃げ道を作っただけな感じ。 本当にこう思えるようになれればいいが。

 時が経つにつれ、だんだん冷静になってくる。
あー、なんかやっとわかってきた。結局、好みの写真じゃなかったんだ。
…そうだな、脱いだのもショックだったけど、ああいう写真だからこそ、受け入れられなかったんだな。
私が見たかったのは、真珠のような白い肌の、夢の世界の住人のようなTMさんだったんだ。
もっとソフトで、リアルから離れた感じのがよかった。
やっぱりAlbireoのジャケットの格好のまんまで、身につけてるのはほんとにクリスタルだけってのがよかったかも。

 …するとなんだ、私、「西川君には夢の王子様でいてほしいの♪」ってヤツか。気色ワル。
でもなあ、西川君自身が「TMさんは西川とは違う、妖精さん」とか言ってるんだもんなあ。
私がそう思ったって、仕方ないよね?

 これさ、テーマは何なの?
覚悟を現すだけなら、別に脱がなくてもいいだろう。
TMRで、ああいう作品を作って、何をいいたかったんだろう。
TMRのどんな面を表現したかったんだろう。

 そしたら。北海道のラジオで言ってたって。
裸一貫のリスタートを表したかったんだって。
決意表明だけにケツ(尻)なんだって。

…それかい。脱力…。あはは。


 どうでもいいことだけど。ガクトのファンもこんな気持ちだったのかなあ。
ファンじゃない私なんて、ガクトのヌード見ても、ふーんって感じだったけど。
今のアルバムCMも、「水死体みたいで気持ち悪」って思っただけだったし。
ただし、携帯のCMとリンクして、続き物みたいになってるのは、あんな面白い企画ができていいなあとは思った。
 うーん、全裸、彼の後になっちゃったのがイヤだなあ。
まねしみたいに思われなきゃいいけど。


 それからさ。実は自分の買ったのはヌード写真集でしたってのは、若い学生さんとかにはショックじゃないかね。親の目が恐ろしくて家に持って帰れないなんてことにならなきゃいいけど。
それ以上に大変なのは、男性ではなかろうか。アレを手にとって、レジに持って行く勇気の無いヤロレボ君もいるんじゃないかなあ。男性ファンも買ってくれるといいなあ。

 とか思っていたら、なんとamazonで、予約ランキングが前日66位から一気に1位に浮上したとか。
うん、これなら誰でも気軽に買えるね。
ついでに2位に『となりの芝生』まで入ってる。うはー、テレビってすごいなあ。
 もっとも、個人的にケッサクだったのは、4位と5位に自虐の詩(こないだ『BSマンガ夜話』で紹介されて以来、売れてるんだなあ)、7位にもえたん(こ、こんなマニアックな本がこんな上位に入るとは)が入っていたことだったが。

   ☆

 大阪のラジオ、公開放送。映像だけネットで見た。
後ろに立ってるスタッフさんが、しょっちゅう大笑いしてた。よほど楽しい話をしてたんだろう。
やたら身振り手振りが激しい。いつもこんなだっけか?
写真集の撮影のことでも話してるのかな。それとも、よほど伝えたい気持ちが強いのか。

 西川君、すごくいい顔してた。
私の思いこみかもしれないけど、
すごく自信ありげというか、堂々としているというか、余裕があるというか、
自分のしてることに確信をもっているような感じだと思った。
ああ、こんな顔が見られてうれしいなあ。
 アーティストが挨拶廻りに来て、僕のことよろしくーって言ってるんじゃなくて、
プロデューサーがこういう表現をしたかったんだって語っている感じがした。
まあね、これこそ単なる先入観のなせる技でしょうけど。

 ああそれにしても、声も聞こえず顔を見てるだけなのに、全然飽かない。
ほんとにすてき。あーやっぱり大好き。

 画面を見ながら、なんとなく心の中で「野ばら」を歌っていた。

   童は見たり 野中のばら
   清らに咲ける その色愛でつ
   飽かずながむ

私は童みたいに純真じゃないけど。

3月12日  FUN
 二晩明けて。
またさらに落ちついてきて。
一応、写真も気合いを入れれば見られるようになった。
でもまだ、見てる間は息ができない。気を抜くとくじける。
昨日みたいに、意志の力を総動員する必要はなくなったけど。
 もうしばらく猶予をもらえれば。いざとなればああいう写真もわだかまりなく受け止めて楽しめるんじゃないかな、多分、って気になってきた。


 FUN、トークが無くてがっかり。
でも、歌ってる西川君の顔を見ていたら、どんどん引き込まれていった。
『さまよう未来に 望みは アリ?』の所、
ライトに照らされてモノクロみたいになった画面。鋭い視線。すごくいい。

 ああ、私、この懸命に歌う、ものすごい声の人が本当に好き。
泣きそう。

 この数日、すっごく心乱されていた。
今、彼が歌う姿を見られて、本当に良かった。
体全部で歌う姿。白い肌。体のライン。
なぜだか、あの新聞に載っていた写真の人がこの人なんだと、すうっと納得できた。
こんなに懸命な人のする事、TMRだろうが何だろうが、全部丸ごと受け止めたいと思った。

 番組を見た後、あの新聞を開いてみた。
何の抵抗も無く、見ることができた。
やっぱりドキドキするけどね。
 ああ、西川君だね。
私の好きな西川君だ。さっきテレビで歌ってた人だ。
何をするにも痛々しい程必死で、まっすぐに頑張る人だ。
ほんとに泣きそうになった。何故だかわからないけど。

 この写真には写ってない顔。何を見つめているんだろう。
彼の決意が、すとんと胸に落ちてきた気がした。
徹底的にやるという覚悟、受け取った。


 余談だが。
FUNを見ていて、西川君の次に歌のみで出てきた新人を見た夫が、
「このレベルと同じ扱いってことか」
と言う。違うから! 有名どころでも、歌だけで出ることもあるから! …だよね?

   ☆

 マジカルジャンクション入場整理券、当選。よかった。

3月13日  とりあえずはよし。
 なんかすっきりした。
妹に言われて気づいたんだけど。
 今まで、写真を受け入れられない、見つめることができない理由を色々こねくり回してたけど、単に、
「好きな人の全裸なんて見つめられない!」
ってだけのことみたい。
…我ながら、何を小娘みたいなこと言ってるんだか。(苦笑)

 妖精さんなら肌をさらしてても「まあきれい☆」ですむだろう。
他愛なく「お肌見たい〜」って憧れていられるけど、
あの筋肉質の、男そのものの太く逞しい脚を見せつけられては。
リアルな生身の男性として裸体を意識させられたら、そりゃ受け止めきれず目も伏せますって。

 それはそれとして。
やっぱりあの写真は、TMRの世界とは違うものだと思う。
でもまあ、それも見ないフリして受け止めたくなっちゃったのよ。
理屈じゃなくて。ほれた弱みって言葉で、片づけたい気持ちなのよ。(逃げてるな私。)
ほんと、歌う西川君って最強の影響力を持ってるわ。

 新聞の写真なんて、精度が荒いものだし、他にも色んな写真があるわけだし、
写真集の実物を見れば、多分今とは違う気持ちになると思う。
どうこう言うのはその後まで先延ばしにしておきたい。

3月16日  SEVENTH HEAVEN撮影風景
 MORRICHのSEVENTH HEAVEN撮影風景。
 こ、これは…! うっわーすごい! 
黒TMさんの方、私が前に『ベリーダンス風?』って言ったの、当たらずとも遠からずじゃない?(違うかも)
白TMさん、キラキラ! スターだわ! すっごー。ここまでするか!
しかしかつての西川君の写真で、髪や化粧に白を混ぜたのは好みだった試しが無いんだが、大丈夫かな。ちょっと不安。
 それにしても。これはもう、衣装と言うよりカンペキにコスプレの域だ。
なんか、『キャラクター』になってるね。なりきってる。
アメリカのOTAKONに参加したような人達は特に喜びそうだなー。
こんなになりきれるアーティストってのも、やっぱりそういないんじゃない?
まさにイききってる感じ。
 音の面では、Zipsを聞いた時、以前は『TMRは昔に戻るのかと思ったけど、違う。さらに先に進んだんだ』と確信したけど、ビジュアル面でもほんとすごいよ。
迷いやらためらいやらに足を取られることなく、突き抜けてる感じがするよ。

 手を鎖で縛られて! きゃう! こういうの喜ぶファンって多いのよね(恥ずかしながら私も)。
何で西川君ってこういうの似合うのかしら。ファンのツボわかりすぎ!

 西川君がもう一人の西川君の脚にすがってる写真。代役が立ってる!
誰なの誰なの誰なのあの脚は! すっごい気になるー。
あとで布から肌が出てる部分だけ差し替えるのかしら。そうでないとねえ。
他の人の肌なんて、西川君との違いはモロワカリよねえ。
ああ、なんかすごい写真が多そう。不安はあるけど、期待も湧いてきた。


3月16日続き  写真集/アルバム初聞き
 明日かなと思ってたら、来ちゃった。アルバム聞くより先に写真集。

 …今、見たばっか。すごく感情的になってる。
最初の方は良かった。きれい。ヌードも、ちゃんと見た。

 だが。あの最後の数ページは何!?

 見た途端、本を手放して、ひっくり返って突っ伏した。「えーーーっ!?」って。
何あれ。何でこんなの載ってるの。すっごいショック。泣きたくなった。
あの数ページ、写真集から切り離したい。
何が表現したいの。目的は何?
とても正視できないが、チラチラと見た中で、西川君がとても私の好きな感じの目をしてたのが余計にいや。
ちゃんと見てもいないクセに、どうこういう資格は無いとは思う。
でも、はっきり言って不快。つらい。
自分のHPでくらい、言いたいこと言わせてもらおう。

「あんたは金髪女と3Pがしたかったのかーーーー!」

 答はNOだってわかってるけどさ。でもほんと、じゃあ、何なの。
あんな素敵な写真集の読後の感想がこれなんて。こんな気持ちでいなきゃいけないなんて。
何でなのさ。

 夫は「いいかげん中学生みたいにきゃーきゃー言うのやめたら」
と言うが、仕方ないじゃん! 自分でも意識しすぎかもとは思うけどさ。
大体私、中学生の時なんて裸にきゃーきゃー言わなかったよ。
せいぜい「下品。」って見下して終わりさ。

 有る意味、あの数ページがあの写真集の中で一番あり得ないファンタジーかも(苦笑い)。

 今日は家で大人しくしてるつもりだったけど、アルバムを買いに夜、走った。
こんな気持ちで一日を終わりたくない。
 店にはポスターはなかった。でも、チラシをもらった。

 車で早速聞く。私今、かなりひねくれた気持ちになってるから。
余程でないと感動してあげないよ。
と思いつつ最初のインストを聞いてたんだけど、そこから2曲目Albireoへのつなぎ方がすごくいい!
それになんかAlbireo、アルバム版の方がノリがいい感じしない? 気のせい?
おおっ!て、最初から思わされてしまった。うわー。

 続きは帰宅してから。以下、初聞き感想。

3.Zips、やっぱりいいね!
『闇雲に怖れ 膝を抱く』って言ってたのかあ。
まさかとは思ったけど、『闇雲に襲うヒスを泣く』って聞こえてた。で、「笑うトコ」って。
 『「止まらないこと」が暴走ならば』か。そりゃそうだよな。
『つまらないことが ブスならば』って、まさかそんな単語は使わないだろうと思ったけど、他に聞こえてこなくて。
 『冷たい舌を 吸い合うように 脆い場所に 踏み込んで』
白タカノリと黒タカノリの絡みを妄想してしまってキャー! イカンイカンイカン。

4.destined for…
 多分、ライブでこの曲に泣かされるんだろうな。心を揺さぶって、しみいってくるんだろうな。

5.ARTERIAL FEAR
 最初のささやき声でヤラレタ。ひやー!

6.ウルワシキセカイ
シュウさんのSATURDAY STORMで
“『HOT LIMIT』とか『HIGH PRESHER』のT.M.の王道をやりたかった”
とあったので、もっとパカーッと明るい曲かと思ったら違った。
でもすごくノリがいい。体が勝手にリズムを取る。好きだな、コレ。

7.群情
 出だし、
「コレだな。ライブで、声の力でガツーンとやられる曲。
fragileとか、前のツアーのboardingとかの快感をまた味わわせてくれる曲になりそう。」
と一人ほくそえむ。

8.恋ニモマケズ
 ポップだけど、何やらしみてくる。この声の力か。何かこの男の人、同情したくなっちゃうよ。
ぽんぽん肩を叩いて、「…がんばれ。」って。
間奏のため息が笑える。
しかし並んで限定スイーツ買わされて、でも対象外なの!?
“そんな彼らもついに結婚って言葉を口に出すようになってきた”
なんて西川君言ってたけど、そんなじゃ結婚なんて夢の夢じゃん。

 とりあえず、今日はここまで。続きは明日。

3月17日  ちゃんと見た。/生真夜中の王国
 写真集。昨日、あれだけ拒否感満載で吠えてたけど、とりあえず、落ちついた。

 ああいう写真を載せる意味を理解できず悶々としていたけど、よそのBBSで、
“別に大した意図はなく、キレイだから撮っただけでは。かえって中性的なカンジが強調されている”
という意見をいただいた。
 納得しきれるわけではなかったけど、そうかな、って思った。そして一晩明けて、落ちついてもう一度見直してみた。
 意外な程、冷静に見られた。やっと、ちゃんとどういう写真か見つめられた。
つい、目は女性の体を避けたがったけど、頑張ってみた。

 …絡んでない。一緒に写ってはいるけど、西川君と後の二人、意外な程絡んでない。
あの二人を見てる写真、一枚もないのね。
二人が意識の中に入ってないみたい。
 なんか西川君が人形のような目をしている。
このふたりにおにんぎょーさんにされちゃってるとかー、なんてアブナイ妄想もしてみたりして。ひやー!
で、最後、二人がピントから外れた時、やっと意志のある目に戻る。
 あの二人とは、同じ場所にいるのにとても隔たった関係みたいに見える。世界や認識を共有していない。
二人の肉感的な体と比べて、かえって幻想の世界の住人のように感じられる。
肉と欲の現実の世界とは違う所にいる存在のようだ。

 …美化してる? うん、そうかもしれない。
でもこれが、私の見つけられた精一杯の落としどころだ。
とりあえずはこれでいい。

 いやほんと、激しいことも思ったのよ。
「この目障りなモノをどかせ!」みたいに。
西川君の渾身の作を、全部心から受け入れられないのがつらくて。
拒否感を感じてしまうのがいやでたまらなくて。
他人の全てをそのまま受容できるわけはないんだけど、私は欲張りだから全部受け入れたくて苦しかった。
時が解決してくれるのを待つのか。
それまでこんなしこりを抱えていないといけないのかと思ってた。
そんな嵐は過ぎ去った。…ほっとしている。
 この西川君を抱いてる人の顔に自分を当てはめてみるという手もあるし…うわやっぱりだめ無理却下!

 改めて他の写真も見てみる。
ヌード、とてもきれいね。きれいにとってもらえてよかったね。
すごく勇気がいったことだと思うけど、すてきな西川君を私達に見せてくれてありがとう。
『きれいなオシリが見たい!』『西川君の肌ステキ!』ってリクエストは、そりゃもう沢山届いていたことでしょうね(笑)。

 他の写真の感想も少し。

 初見の時。前半コスプレ写真はほんときれいで、うっとりと見てた。
そしたら突然ヌード写真でどっきり。でも硬直することなく、意外とすんなり冷静に見られた。
でも、突然のオシリアップにはさすがに悲鳴をあげたよ。
うう、私やっぱりオシリにはまだ免疫できてない。

 立ち姿はほんと男性なのに、座るととたんに何故か儚げな少女とか少年とかみたいに見えるのは不思議。
 男湯にさ、こんな人が入ってたら、ねえ。
男性は、同性とはいえドキッとするんじゃない?

 えーと、立ってる写真。これ、ホテルの窓の前? アナタ大都会に向かって後開陳ですかー! うひゃー。

 前半のこと。
 あら久々のカラコン。うん、こういう幻想的なイメージにはカラコンが合ってると思うよ。
西川君の強すぎる瞳の力を和らげてくれる。

 黒タカちゃんの着てるの、スーツ生地? こんなところに紳士服生地使うなんて面白い。accoさん、ワザだわ。
一方の白タカちゃんのボトムス、レースのついたウエディングドレスみたい。
白と黒で結婚式みたいねー。二人で一人、光と影のTMR。でも新郎はスーツは着ないな。

 無い。写真集にもアルバムブックレットにも載ってない。
私がすっごく惹かれた、白タカちゃんの脚にすがる黒タカちゃんは?
サーベル持った黒タカちゃんは?
手を鎖で縛られた子は?
ショックー! 3P写真載せるくらいならこっちを載せてよー!(やっぱり本当はいらないと思ってる)
あああ、どれほどのオイシイ写真がボツになったかと思うと、身もだえする程に惜しくて惜しくてたまらない。
どこかで日の目を見る機会は無いのか!? 無いんだろうな…。
せめて、FC会報とかで御披露とか、だめ?

 まだ色々あるけど、また今度。

   ☆

 真夜中の王国、終わっちゃうのか。知らなかった。

 かわいかった! かわいーかわいーかわいー!何てカワイイのこの人!
立つとちっちゃー! ステージではほんとそんな風には見えないのにな。
なんかもう今日は西川君が可愛くて仕方なかった。

 過去の西川君の出演映像を見たけど、文句なし、今が一番素敵!
 ああ、ほんとに西川君かわいい。すてき。…胸元の白い肌が気になる…。いかん。


 うわーい!まさかまさかこんなところで清春さんと歌ってくれちゃうなんて!
すっごーい! ずっとずっとやってくれないかなーって思ってたのよね!
 西川君、かなり緊張してたね。できればもう一曲くらいできれば、もっと
のびのびできたかな。もっと、この初組み合わせの感想を二人に聞きたかったな。
ね、火がついちゃった? もっとやってみたくなった? やってよ!

 いや〜いい番組だ!真夜中の王国! 西川君を11回も出してくれたし。
節目節目で呼んでくれたから、西川君の気持ちを語ってもらえる貴重な機会になってた。
私達にとっても本当に有り難い番組だったと思う。
それがもう終わっちゃうのね! なんか今初めてショックを感じたわ。
いや〜! 

 びっくりしたけど、西川君の少し下、7位にIn the Soupが入ってた。
私は好きなバンドだけど、あんな売れてないマイナーなバンドが。
ほんっとにスタッフの趣味で出演者を選んでたってことだろうな。
やっぱり西川君、NHKに愛されてるね。
清春君とのタッグも、多分スタッフが求める気持ちが無かったらやらないよね。
ほんと、いい番組だったなあ。惜しいなあ。

3月20日  宴会/カッコイイオジサン達との熱い夜
 午前中は家族総出でしゃかりきになって、とっちらかった家の中を取り繕った。
そして午後は我が家に保育園の母の会役員が集まって慰労会。
BGMにSEVENTH HEAVENをかけた。POP JAMスペシャルの映像も流した。
「もっとぼっちゃんぽい子かと思ってたら、男らしいのね」
と言われた。よしよし、認識を新たにしてもらえたぞ。多分、ハイプレあたりの記憶しか無かったのね。
 アルバムのチラシを見せたら、やっぱり言われた。
「TMRって、西川君と、誰だった?」
ほらー、叶兄弟に思われてるよー。双子じゃないから。二人とも西川君だから。

 とても楽しい仲間だった。記念に役員全員と保育園の先生方の写真を載せた思い出アルバムを作って会長さんにプレゼントした。
作る時、「西川君の小さな写真無い?」って聞かれたので、証明写真サイズの雑誌の小さな切り抜きを出してきたら、私のページに貼ってくれた。写真の横には「TMR万歳!」
ははは、もう私と言えばTMRってことになってる。
これからずっとAlbireoのキラキラ西川君の写真が、あのアルバムに保存されるのね。

   ☆

会場全景  週末、公開放送だお見送りだと飛びまわって、今日は朝からバタバタで、さすがに疲れて体が重い。頭痛にもなりかけだったが、役員仲間を送り出したら、速攻で名古屋へ。途中でユンケルを奮発する。がんばれ私。
 今日は友人達に誘われて、「ポツダム巨人軍」というバンドのライブに参加。曲も聞いたこと無いが、絶対オススメってことなので、いきなりライブ。会場は伏見のハートランドスタジオ。キャパ250の小さなハコ。対バンで他に原マサシ、東京タワーズというメンツだったが、聞いたこともない人達。一体どんなライブになるのか、全く予想できず。(写真は会場全景。ほんとにこれだけの大きさの会場。)
 
 ポツダム巨人軍、冗談みたいな名前だけど、なんと名古屋で20年も活動してる老舗バンドだった。ステージ、すごく良かった。面白いー! 「ワンダバダ」ってウルトラマンのテーマ曲で始まり、4人のメンバーは色違いのウルトラマンみたいな衣装。というか、みんな長髪で、かみしもみたいなのを着けてるから、むしろプロレスの獣神ライガーを彷彿とさせる。胸に輝く「ぽ」の字入りカラータイマー。曲は、「お米・ざ・ぱわー!お米!」と叫んだり、面白くてノリが良く、思わずうんうんと共感してしまうような曲。で、何より演奏がうまい! 久々にビリビリ来る音が聞けた。こりゃいいわ。(しかしHPでPV見たけど、全然彼らの良さが伝わってこないのは実にもったいない。)
 もっと聞きたかったけど、実は彼らは前座。

 次の原マサシ氏は、ソロでギター・ボーカルの人。この人がすごかった!
歌とギター、もの凄く上手い。変幻自在な音色で、ものすごい吸引力。ギターも歌も、からみつく様な色気がある。こんな人がいたとは!
声って、体の中で反響して出てくるものだけど、この人は体の大きさをはるかに越えた反響洞から響いてくるような、深く豊かな歌声だった。大当たりだわ!

 ところで、ライブの参加作法というのは誠に様々。対バンだと、色んなアーティストのファンが入り交じるので、お互い他の人の態度に驚くことも多い。今日はまず、狭い会場内でタバコを吸う人の多さに驚いた。やめろー。
 そして原氏の演奏の時は、なんと観客が前列の人からどんどん座っていった。客席に無数の「?」が飛び交っていたが、結局、客席の前半分は座っての参加になり、特徴のあるギターや見事な演奏の様子をよく見ることができたので、とてもありがたかった。いやーこんなの初めて。まさか体操座りでライブに参加するとは。
 そして原氏ステージが終わると、最後の東京タワーズ目当ての男性達がどんどん前に出てきた。まるで大規模な地殻変動により山脈が隆起する様を目撃した気分だった。そして私の前にはエベレスト級の山が…。原氏の熱烈なファンらしい、身長190近く、幅も二人分くらいある、クロマティ高校の竹之内君のそっくりさん。となりにはやはり背の高い、後ろ姿を見ると一見神山君の人。やめてくれー。またこの二人が、演奏中に携帯でムービー撮るわ、デジカメ写真撮るわ。しかも演奏後、原氏本人に呼びかけた上で撮ってたりする。原氏のライブがあったら是非参加したいが、竹之内君がいるだろうと思うと気が重い。やっぱり、アーティストはちゃんと客を教育しないとだめだよ。

 ラストの東京タワーズは、芸歴20年以上のオジサマバンドだった。それも、80年代ジャパメタファンが聞けば驚愕する様なそうそうたるメンバーらしかった。元VOW WOWのボーカル人見氏、元子供バンドのベース湯川トーベン氏、、MARINOのギター大谷レイブン氏などなど。ドラムのロジャー高橋氏は、聞いたことないとこの人だったけど、でも他は私ですら聞いたことあるバンド。その演奏は、超ハイレベルだった。ものすごく厚みがある音。実にゴージャス。昔テレビで見た、洋楽PVの音を聞いてるみたいだった。ものすごく贅沢なひとときだった。

 ただ。風格すら漂う東京タワーズの方が、ポツダムより実力的には格段に上だとは思うが、何故かポツダムの演奏の方が、私の心には響いてきた。こうなるともう、相性なんだろうなあ。

 ライブのラストは、東京タワーズに原氏やポツダムの面々まで加わったセッションで、狭いステージでベース二人とギター3人、ドラム2人がかわるがわる演奏し、後ろでは手の空いたメンバーが並んで踊ってたりする、ほとんどパーティみたいな楽しい状態になった。いや〜原氏とレイブン氏のギター、音楽にうとい私でも違いがわかるわ。全然違う個性。面白い!

 今まで私は、こういう小さなキャパの会場でライブするのは、発展途上の人達だと思っていた。
違った。
テレビを見てると、日本の音楽界は、猫も杓子もヒップホップみたいに思える。
でも、そこに見えてる人達は本当に一部のわずかな人達なんだ。
その外にはるかに大きく広がる音楽の世界がある。
そこで、自分たちの音楽を、誇り高く貫いて楽しんでいる人達がいるんだ。

 ほんと、贅沢な体験をさせてもらった。貴重な出会いだったわ。

3月21日  アルバム初聞き追加/CCCD
 なんか今さらな感じだが、初聞きの時の印象、まだ書いてなかった分、書いておく。

9.Engraved On The Moon
 んー、あまり好きじゃないかな。

10.Tears Macerate Reason
 ああ、やっと来てくれた、こういう曲。曲自体は別に好きという訳ではないけど、こういう壮大なバラードを歌って欲しかったの。 Twinkle Million Rendezvousみたいな曲。Meteorは、バラードと言っても私には強すぎた。ライブがほんとに楽しみ。

11.Wheel of fortune
 疾走感なら、Zipsの方が上だな。レースファンには、ぜひあちらも聞いて頂きたい。
でも、Zipsよりドラマがある感じはする。疾走感だけじゃなくて、レースにかける人々の喜びや苦しみや、華やかなレースの陰にある色んなドラマを感じさせる。

   ☆

 今回のアルバムを聞くと、すごくライブが楽しみになる。
聞くと、ライブで西川君が歌う様が見えてくるような曲達。
「ライブでなら映えそう」じゃなくて、CDで聞いて、良くて、ライブで歌われたら絶対さらに素晴らしいだろうと期待させてくれる曲達。
 ただ。「ライブが楽しみ」という気持の中には、すごく苦い理由も混じっている。
車で聞けば気にはならない。でもちゃんとしたオーディオで聞くと、どうしても気になる。
…CCCDって、こんなに不快だとは知らなかった。ノイズが混じったような、どこかざらついた音。
こんなんじゃないだろう、本当の音は。西川君が作った音は。
ライブでちゃんとした音を聞きたい。

 私、大した耳は持ってない。そんな、音質にうるさい方じゃない。
ライブに行っても、ベースの音がどれかなんて聞き分けられなかったりする。
だから気のせいかと思った。先入観のせいだろうと疑ったけど、progressを聞き直すと。
LOVE SAVERのイントロ。震えるガラスのような繊細なきらめきが突き刺さってくるような音を聞くと、違う、と思ってしまう。今度のアルバムの音、こんな風に刺さってこない。
ざらついて、切っ先がなまくらになったみたいで。絶対もっと踏み込んできてくれる音のはずなのに。
 西川君はこの音を聞いてどう思ったのか。悔しかったのではないか。そう思うと、たまらない。

 夫は、CCCDのCDは買わないと言っている。そういう人は多い。
折角の西川君の渾身の作が、そんな理由で拒否されるなんて。
どうせ、どんどんコピー作る悪質な人達はさっさと抜け道探してコピーしちゃうのに、CDの最も大切な音質を落としてまですることだろうか。

 切ないな。悔しいな。SME、こんなことさっさとやめてくれないかな。
その為に、CCCDの不買運動してる人達がいるわけで。…でも西川君のCD買うのはやめられないよ。
弱みを握られてるみたいだ。こんなこと、いつまで続くんだろう。これが当たり前になっちゃうのだろうか。やだ。

3月22日  L/S
 時がたつにつれ、週末の公開放送は私の中で熟成され、甘い思い出に変わっている。
しかし思い出に酔ってボーっとしてしまったか、ポカミスいっぱい〜。
いかんいかん、シャキッとしなくては。

 L/S、書店3件目で1冊のみ発見。
インタビューの内容はチンプンカンプンだけど、カールくんのお披露目だからね。買っちゃった。
 しかし毛糸の帽子にスエットスーツって、なんかラップの人みたい(違うか?)。こないだのdaytonaとは随分違うたたずまい。
よく見るとこの雑誌に載ってる人達、ヨッピー言うところの「ダブダブッとした服の人」が多いみたいだから、雑誌のテイストに合わせたのかしら。

 私が見ても「ふーん」と思うだけだが、見る人が見れば、おお〜って感じの車なんだろうな。わかんなくて残念。

 あの車、やたらハンドルの位置が高く見えるんですけど。
顔の正面にハンドルみたい。そういう設計なの? それで前は見えるのか? 
…大きなドイツ人仕様の車に西川君サイズだと「頭が出ないー」なんてことになってるとか、言わないよね?
ごめんね! 失礼しましたー!

 CBCのラジオで、西川君が「僕はほんと地味なんで」って言ったら、女性アナが
「TMさんと比較すればでしょ」とかって言ってたけど、ほんとにその通り。おねーさんいいこと言った。
世界で1台のベンツとポルシェを乗り回してる人を地味とは、フツー言いません。

3月23日  写真集のこと
 ここ数日、西川君の話を聞いて、顔を見て、私達への優しい態度を聞いて。
すごく西川君の写真を見たくなった。久々に、ちゃんと写真集を見た。

 とても自然に、感動をもってヌード写真を迎え入れられた。
前は断然コスプレ写真の方が好きだった、というより喜べたのだが、
裸の写真が、とても愛しく感じられた。

西川君が自分を丸ごと私達に投げ出してくれた感じがした。
全部もらった気がする。
ありがとう。とても嬉しい。

 裸一貫で進み出した彼。その身は私達が包もう。
みんながついてるからね。一緒に行こう。

 ほんとにきれいね。透明な存在感。光の中に溶けていきそう。ほんとに妖精さんみたい。
 新聞を見た時は、「あの写真はTMRというより西川貴教そのものじゃないか」と思った。
でも、『浮世離れした美しさ』や、非現実性、架空性がTMRの特徴というならば、あれは確かにTMRだ。
ちゃんとTMRの写真集になってるんだと思う。
まあね、そうなると裸ですら西川じゃなくてTMRだって言うなら、TMRでない西川ってどんなだってなるけど、とりあえずそれは置いといて。

 ついでに言えば、中でも最も非現実性が感じられる写真は、実はあの「肉!」って感じの女性と写った写真じゃないだろうか。
その意味では、あの3P写真が最もTMR的な写真かも(苦笑)。




 白タカノリと黒タカノリが円になってる写真、すごくきれい。好き。
円とは欠けたる所の無い究極の調和の図象。完璧な姿。
TMRの光と影が、完成された世界を描き出す。

 『輪廻の蛇』を思い出した。あれは自分の尻尾を呑み続ける蛇の図だけど、どっかで2匹の蛇が輪になってる図を見たことがある。
輪廻の蛇は永遠の象徴。生と死がつながりあい、輪廻する。

 陰陽太極図も思い出される。詳しくはよく知らなかったんで、改めて調べてみた。
“宇宙は「陰」と「陽」から成り、陰と陽は相反する特性を持ちながら互いに循環、融合、変化して世界をつくっている”ってのを象徴する図だそうで。ああ、光と影のタカノリ君にピッタリだ。
 …んーと、わけわかんない事になってきたけど、要は白と黒の西川君が、二人で一つの素晴らしい世界をなしているのを象徴する、すごくいい表現方法だと感嘆したわけ。

 この写真、CDのピクチャーレーベルになってる。
円が廻り、力ある音楽が紡がれる。小さな円盤が生み出す、大きな喜びと感動。
特別な力が放たれてると空想してもいいんじゃない?


 二人で一つの卵を守っているようにも見える。
まろやかなライン、柔らかな光。安らかな様子の白タカ、微妙に緊張感を漂わせる黒タカ。
輝ける新しい世界が、もうすぐ生まれる。慈しみ、期待、微かな不安。
そして生まれたものは、大きく拡がっていくだろう。
そんなものを感じる写真。


 他に特に好きなのは、Albireo西川君の、写真集チラシの別バージョンみたいなのとか、
(見開きで、右手の人差し指と中指の間から覗いてる写真)
白タカちゃんがばっと扉を開けてるみたいなのとか(新しい世界を拓いてるみたいで好き)。
他にも好きなの沢山あるけど。
ヌードの方は、まあ、いっぱいあるので、省略。


 accoさん、西川君の中性的な魅力を引き出すのがすごくうまい。
中性と言っても、以前グラビアでスカートはいてるみたいなのとか、女性的な写真とかあったけど、それは私は似合わないと思った。
中性的な所があると言っても、やはり男性なんだから。
西川君、すごく男っぽい所あるし。
微妙に男性寄りなデザインなのが、すごく合ってると思う。そのさじ加減が素晴らしい。
いや〜、ほんといいスタイリストさんに出会って下さったわ。

3月24日  シロノワール
 西川君が名古屋で食べたという、コメダコーヒーのシロノワールを食べてみた。
 コメダって、いくらなんでも作りすぎじゃないかというくらい、どこにでも店舗がある。
うちみたいな田舎の方でも、近場に5件あるもんなあ。名古屋近辺限定チェーンとは知らなかったわ。
コーヒーが苦手な私には無縁の店だったけど、買い物途中で店の前を通りかかったので、寄ってみた。

 外見はおしゃれなコーヒーハウスって感じだけど、メニューを見てちょっと固まった。
メニュー見ただけで、地元の私でも「?????」って感じなのだから、西川君なんて絶対
「やっぱり名古屋って変!」
と確信したんじゃないか?

 クリームソーダは長靴型のグラス入り。
 思わず眼を疑うのはコーヒーシェイクとサマージュース。入れ物、まんまキャンディポットかジャムの瓶。
持ち手無しの丸っこいガラス瓶で、赤や青のプラスチックの蓋がついてる。
しかも、ねじってしっかりはめられる蓋。これは飲み物入れるものじゃないだろ? 何故? 
このまま蓋して持ち帰りできそうだぞ? 
『コップをきらして急場しのぎに出した容器が好評で』なんて由来がありありと想像できる。
 「アイスコーヒー」の下に、「冷コーヒー」と解説が入ってるのも泣かせる。
 店構えからは予想外の、ベタベタな感じというか、昔ながらの町の喫茶店的品揃え。
おしゃれ感とかには興味無いらしい。そこが受けてるんだろうか?

 そして問題の『シロノワール』。「やめた方がいいかも」と思った。
西川君てば「パンケーキにソフトクリームが載ったもの」って言うから、もっと軽いモノを想像してた。
そしたらば、あれ、パンケーキじゃないじゃん。ブリオシュ生地かな? クロワッサンみたいにシワシワと層がのある、バタータップリのパン。それが両手の平くらいの大きさで厚さ3cmもあって、その上にコーン二つ分くらいの量のソフトクリームがデンと載っかってる。ドーナツ型に見えたのは、単にパンがソフトの重みでひしゃけてたから。アクセントに赤いチェリー。メイプルシロップをたっぷり添えて。

 正直、ちょっと後悔したけど、折角ここまで来たのだからチャレンジ有るのみ。
…結論。美味しくはあるが、肌寒い日に一人で食べるものではなかった。私としたことが、後一歩の所で敗退。
まさか西川君、あれを一人で食べたのかしら。ミナトさんと半分こかな?

 それにしても、「シロノワール」って名前の由来は何だろう。「ノワール」って「黒」って意味だけど、どこも黒くはなかったぞ。多分、聞いたら脱力するような理由なんだろうなあ…。

 なかば困惑しながら食べる私の耳に、聞き覚えのあるピンピンした音楽が。
うわ!有線でWheel of fortneがかかってる! 感動〜!西川君のお導きかしら。やっぱり来て良かったわ。

 ふと気が付いたんだが、お見送りの時、あと20分の差で会えなかった、あの時。
西川君は帰りがけにシロノワールを食べてきたという。
ということは、帰りが遅れた原因は。
「…私はコレに負けたのか」
複雑な気分だった。

3月25日  卒園式/Wheel of fortune
 次男の卒園式。いいお式だった。そして、母の会役員の任期も今日で終わり。
とてもいい仲間達だった。大変な事はあったけど、いやなことなんて一つも無かった。
子供の卒園より、役員が終わる事の方が虚脱感とか喪失感とかを感じるって、親としてはちょっとイカンかな。
会長さんにそう言ったら、
「私も同じ気持ちです。出会えてよかった。ありがとう。新しい世界を教えてもらえたし」
と言われた。新しい世界って、TMRの事ね(笑)。教えたという程の事でも無いが。
出会えてよかったなんて、素直に口にしてくれる人だからこそ、とても気持ちよくみんなついていけたのよね。
私も出会いに感謝。

   ☆

 Wheel of fortune、聞いてる内に、「これ絶対レースの主題歌にぴったり!」
って思えてきた。
曲の最後なんて、聞いててヘルメットを手にしたレーサーの後ろ姿が見えてくるもの。
栄光を目指し、孤高の道を歩む姿。

 レースの事なんてマンガで読んだくらいの知識しかないけど(主に新谷かおる作品)、
まさに、これぞ!というレースのエッセンスてんこ盛りな感じの曲だと思った。
(その程度の知識でそんなこと言っていいのかとは思うが。)

轟くエキゾーストノイズ。
神の領域をめざし、1/1000秒の戦いに命を賭ける男達。
華やかなレース。栄光。孤独な戦い。あがき。誇り。

なんかなー、井上さん、よくこんなばっちりな歌詞作れるなあ。
色々レースのこと勉強したりしたのかな。

 INVOKEの頃、西川君が
「TMRのチームはクライアントに望む以上のものを提供できる」
みたいな事を言ってたけど、これは本当にそうだと思った。
よくある、とってつけた様な主題歌とは違うぞ。ばっちり本編を盛り上げる力を持ってるぞ。すごいぞ。
 この調子でオリンピックの主題歌も、来ない? 来て欲しい!

3月26日  集合写真/ POP BEAT
 思わぬ機会を得て、西川君と写った集合写真を入手できた。
気分的にはツーショット写真。他に200人近く写ってるけど。
額に入れて飾っておこうか。
 しかし、人には見せたくない程パカーッと全開で笑ってるよ私。大口開けて。
西川君に見られたら恥ずかしいな、と思ったけど、そもそもこんな写真見ないだろうから。
見たとしても、そんな細部まで検分しないから。
それに、みんな笑ってるから。
笑顔で一杯の、幸せな写真。
西川君と私達、幸せな集団だねえ。

   ☆

 POP BEAT。
小さい写真が好き。しゃがんでるの、寝そべってるの、見返り美人なの。
6分割の一番上の、クチビルがプルンとしててすてき。

 インタビュー。も〜こっちを嬉しがらせること言っちゃってる。
ウルワシキセカイ、
『対象物ははっきりしてるんですよ。3年待っててもまだ聞きたいと思ってくれるひと。そういう人達へ、っていう気持が圧倒的に強い』
『あくまでアーティストとファンって言う関係なんだけど、10年もそれやってると、もう結婚してるようなもんだよね』
きゃー、そういう事なら、私達『地方妻』って堂々と名乗っちゃっていいわけ?(笑)
『確かに強力な一夫多妻制をしいてるからね』
あはははは。浮気厳禁だもんね。

 Tears Macerate Reason、つきあいの古いエンジニアさんに『改めてこういう歌うたわすと、うまいなあ』って素で言ってもらえて嬉しかったって。
 わかるわー、「うまいなあ」ってそれ。こういうバラード、西川君の歌の素晴らしさがものすごく引き立つ。
誰にでも聞いて欲しい。ライブが本当に楽しみ。
 そしてこの歌ってば。
『アーティストとファンの、一種恋愛の関係を二人称で落とし込んでる。だから自分の事だと思って聞いて欲しい』
ええっ! いいの? そんなことしていいの? 密かに勝手に思うんじゃなくて、お墨付きもらっちゃったよ!
 でもなあ。この歌詞、『からだ寄せ合うふたり』とか『愛が呼ぶ方へ僕らはたどり着くから』
なんてのに自分を当てはめようとすると、ちょっとこっぱずかしっくて…。
最後の『君がいる方へ 想いを繋いでるから』
という部分だけ、ありがたく受け取っておこう。ああ、胸がほっこり暖かくなるね。
私に向けて想いを注いでくれてるんだって、思っちゃうからね。

 群情について。
ライブとかの、情けが群れる場所をイメージしてるそうで。
そこに『連れて行くから 手を離さないでいて』なんていう、おずおずと弱気な言い方が何ともいとおしい。
ウルワシキセカイでは、『信じりゃいい』って言いはなってるのに。その違いが面白い。
これはTMじゃない西川さんのスタンスって事かしら。
大丈夫。ずっと離さないよ。
『道ばたに咲く花のように ひそやかでも強くあれば』
なんて、西川さん地味すぎです。TMさんが派手担当だからって、そこまで地味にならなくてもいいでしょうに。
幾ら何でもひっそりなんてしてないと思うけどなあ。

 『危うい、危険な存在であり続けたい。危ういっていうのは他の人とは違うから。僕の場合はよちよち歩きの“危うい”だからね。(笑)“あっ、またヘンなもの口に入れてる!”とか』
『目を離すと何をするかわからない、乳飲み子の危うさ! ずーっと見ちゃうでしょ』
って、アナタ33才の成人男性が乳飲み子宣言かい(笑)。
まあねー、確かにいつもハラハラさせられる。目を離さなくても、とんでもないことしてくれる。
そんなに包み込む愛情がほしいのかしらと思ったり。
目指さなくてもいつでも充分あやういから、大丈夫だと思うな。

3月27日  ウルワシキセカイ/雑誌
 地区同年会対抗ソフトボール大会でふるまう豚汁作りをした。
厄年の夫を持つ主婦が15人程集まって、膨大な材料をひたすら刻む。
何十本もの人参や数キロの蒟蒻を刻みながら、私はずーっとSEVENTH HEAVENの歌を鼻歌で歌い、軽くリズムをとりながら作業していた。リズムに乗ってゴキゲンで作業した結果、驚く程手早く仕事ができた。
 一番仕事に合ったのは、何と言っても「ウルワシキセカイ」だった。すごく仕事がスムーズに進む。
Zipsもいいけど、ちょっとリズムが早い。Albireoは合わなかった。ARTERIAL FEARは、合わせようとしたのが間違いだった。
 いや〜ほんといいよ「ウルワシキセカイ」。台所仕事にピッタリ。踊りながら仕事しちゃうよ。

 「ウルワシキセカイ」って不思議。
最初は「結構好きだな」って思っただけだった。アルバムで一番好きな曲ってZipsなんだけど、いつのまにやらこっちの方ばかりが頭の中をグルグル廻って離れない。
特に受け入れようという気もなかったのに、勝手にするりと私の中に入り込んで馴染んでしまい、体にリズムをとらせてる。何だこの親和力。
 「これぞTMRという楽曲」とのことだが、私の中に前からTMRがしみこんでいたから馴染みやすいのか。それともこれがよく聞くところの「TMRのキャッチーな楽曲」の力なのかしら。
今まではキャッチーと言われてもピンと来てなかったけど、こりゃ大したもんだわね。

 この曲、私達に向けての歌だってね。
そう知ってから、ますますこの曲が気になっちゃって。
『ほんのちょっとの事を 責めるんじゃない 愛はずっと続くよ』
はは、確かにインタビューの言葉の端々に反応して色々言っちゃったりするから。
細かいこと気にせず信じてろって言いたくもなるよね。
苦笑しつつ、「西川君から私達の関係を“愛”なんて言ってもらっちゃった」なんて意識してポッ。

『きつい峠を越えていけ そこにホラ 麗しい世界』
紆余曲折、山あり谷あり笑いあり涙あり。西川君と歩む道は波瀾万丈。それでも離れたくないのよね。
つらい時も一緒に越えようって言ってもらってる感じで、またポッ。

『君がいなきゃ ダメな僕を 信じりゃいい』
って部分を聞くと、ついニマニマとしちゃうし。
 信じちゃうよ? 私がいなきゃダメなんだって。
いかん、アブナイ勘違いヤローみたいだ。

 でも。曲の最後の歌詞で言ってくれてる。これも私達へのメッセージなら。
『ぶつけるまま 一途にするまま 掴んでいるものを全部 信じりゃいい』
そうなの? 信じていいの?
写真集見て、全部私達に投げ出してくれたんだって思ったのも、信じちゃうよ。
私がいなきゃダメってのも。

 いっか、愛に勘違いはつきものだし。
西川君からOKもらった。そう思うことにしちゃうよ。


 あと、この曲の歌詞、扇情的な部分が好き。
そういや久し振りだな、こういうゾクリとくるセクシーな歌詞。
TMRの魅力の一つだって、私も思ってたっけ。

   白い肌に指を這わせ
     恍惚の表情
        確信犯の瞳

そんな光景が浮かぶ曲達。井上さん、上手い。
すごくセクシー。でもいやらしくない。
POP BEATで西川君言ってたけど
『個人として言うと妙に生々しくなりがちなことを、TMだとサラッと言えてしまう、そういう不思議な魔力があると思う』
確かにそうだね。でもさすがにカラオケで男の人達の前で歌うのは恥ずかしいかもー。

    ☆

 ARENA37℃。
見たこと無い人みたい。
男装の麗人のようだ。
目元、ピンク。くちびる、桜色。
全体に淡い桜色っぽくて、柔らかな春の予感ただよう、優しい写真。
女性的な視点を感じるのは、先入観のせいかしら。

 三年半振りのフル・アルバムリリース!
それはいいけど、記事では「フル」が抜けて書かれてることが多い。
フルなら確かに三年半ぶりかもしれないけど、
単にアルバムリリースなら、coordinateがあったでしょ?
存在を無視されたかのような『coordinate』ちゃんが不憫。
よっぽど不本意なリリースだっのかしらねえ。

 無垢。いいこと言った。まさにそれだ、私が探していた言葉は。

 誰もわかっちゃくれないかもしれないけど、わかりたい人は大勢いるから。
とてもとても大勢。
心から西川君の力になりたいと切望しているから。
ほんとだよ?いい加減な気持ちじゃないよ。
流行に合わせて変わるような、浮ついた気持ちじゃない。
絆、信じてくれていいんだよ。
信じてくれてるはずだと思うけど。
大丈夫なはずだけど。

3月28日  鈴鹿
 フォーミュラニッポン開幕戦で、西川君テーマソング熱唱。

 考えてみれば、西川君の曲の持つ迫力、重量感、疾走感は、大質量のものが超高速で疾走するレースにはピッタリよね。

 スカパー、西川君の出たとこだけ見ることができた。
歌は二番の最初の「生命であれ 消えてくわけじゃない」のところから放送されてた。
深夜の地上波では最初から流してくれるかと思ったら、もっと短くなっててショック〜。


 曲中、アナウンサーかな、
「客、おっかけすごいよ。スタンドスタンド」
って声が入ってた。スタンドで捧げしている人達の映像が出ました。
やっぱり目立ってたみたいね。
 「追っかけ」ねえ。そうか、私達みたいのは追っかけというのか。
そうすると、西川ファンは追っかけの割合がすごく高そう。
でもほんと、西川君を見ると、自動的にライブモードになっちゃうのよね、みんな。
仕方ないわよねー。
 しかしあれは入れちゃいけない音声だったのでは?

 やたら右下を向いてたような。今回もスピーカーの所に歌詞はっといたのかな?
でも最後に間違えちゃったから違うかな。

 演奏、打ち込み部分しか聞こえない感じだった。ギターやドラムの音なんて入ってなかったぽい。
ちゃんと聞かせてくれたら、レースファンの人達に、もっと迫力有る曲に聞こえて、
これぞテーマソング!というインパクトを更に強められただろうに。
もったいないなあ。それとも現場では聞こえてたのかしら。

 西川君のすぐそばに立ってたレースクイーン! うらやましー!
あんな至近距離で、というかほぼステージ上で西川君の歌を聴き、姿を見られるなんてあり得ないよ!

 西川君が退場する時のみんなの歓声、しっかり入ってたよ。

 レース見て、車大好き西川君、そりゃ魂ふるえた事でしょう。
カール君でサーキットを思い切り走りたくならなかったかしら?

 それにつけても。ほんっとに行きたかった!
仕方のないことだから。納得してる。
でも、そのつもりでも、つい鈴鹿への所要時間を調べ直してみちゃったり、
関係ない場面で耳にした「主題歌」という単語に過剰反応して、ついうめいてしまったり。
なかなか心の波乱を収めるのは難しい。

 ああああああ、ほんとに! 君が代リベンジの絶好のチャンスだったのに。残念!
でも、これからきっとまたこんな機会は幾らも巡ってくるはずだから。大丈夫。
そう自分に言い聞かせる。そうだよ、一生歌い続ける西川君なんだから。先は長いんだから。

 こういう特別な場面での西川君の歌って、ほんと素晴らしい。
絶対行く価値ある。
たった一曲でも、それだけのものを返してくれる。
すっごい力がこもってる。絶対期待を裏切らない人だ。
ぜひともまたこういう機会が西川君に巡ってきますように。

3月29日  声の与える快楽/MSV映像
 アルバムの曲を聞いてると、今度のツアーでは西川君の歌声の力をこれでもかってくらい堪能できるだろうと思える。
Zipsの叩きつけるような力強い歌声、こんな短い強いところで響かせるのかいと驚いたビブラート。
“destined for…”では声が染みいってくるだろう。
“ARTERIAL FEAR”ではすごい緊張感に金縛りになりそう。
“群情”、出だしで腰が抜けるかもしれない。
“Engraved On The Moon”、最後のフレーズの響き!
“Tears Macerate Reason”そりゃもうこりゃもうたまらないでしょう…。
 その他のも、ライブで西川君が歌ってくれるのが本当に楽しみ。
すごく西川君の歌声の良さを発揮できる曲揃いだと思う。よくできてるわー。感嘆。

 私が西川君のライブに参加したくてたまらなくなる理由は、色々ある。
強烈な一体感、西川君の美しさ、輝き。素晴らしい歌声。
その中でも実は一番強い理由は、ライブ中で必ず一度は声の力だけで打ちのめされる程の快感をくれることだ。
思わず座り込みそうになる程の衝撃。
例えばflagileやboardingの出だし。twinkle milionの何もかも包み込んで揺らすような響き。
曲とか歌詞とか関係なく、ただ声の響きだけで、貫くような快感をくれる。
それがまた味わいたくて。

 今度のアルバムは、絶対にそれを味わえると確信させてくれる。
ああ、まだTMRのライブに来たこと無い人達、絶対来て欲しいよ! 来なきゃソンだよ!
こんな快感保証付きなライブ、そうそう無いよ?
あの物理的衝撃すら感じる歌声を、体験して欲しいよ。

   ☆

 SEEDスペシャルで流された店頭映像の一部を見ることができた。
『ある戦場カメラマンのレポート』の方、これ、ほんとにプラモの映像化だ! 笑えたー。動かないんだもん。静止してる。
降下ポッドでモビルスーツが降ってくるまでは動きがあるし、Zipsのカッコヨサと相まってすごくいい感じなんだけど、
その後! 戦闘中なのに回避行動すらしない。武器弾薬はガンガン発射されてるけど、モビルスーツ本体が微動だにしない。関節くらい動かせばいいのに。
まんまプラモのジオラマ。特殊効果やBGM付きの。
別にそれが悪いとは言わない。アニメーションのつもりで見たからびっくりしたけど、元々プラモのCMだもんな。それを狙ってるのかな。
アニメPVを作ったんじゃなくて、プラモのビデオを作ったって感じがするわ。

 もう一つ、市街戦をしてる方。こっちは結構動きがあって、かなりよくできた感じ。カッコイイ。
が、西川君の歌に合わせると、負けてるわ。軽い。
CGって元々、重量感を感じられない軽い感じになりがちだけど、Zipsのヘヴィな迫力が強すぎて、余計に映像の軽さを感じてしまう。すごく出来はいいと思うんだけどね。
おーい、映像がんばれよ!

3月30日  アルバム曲、最近の雑感/ANN
 “群情”、西川君の心のとても柔らかい部分に触れさせてもらえたようで、気になってなんとなく聞いてしまう。

“ARTERIAL FEAR”
高い壁に取り囲まれ、逃げ道を断たれるようなイメージ。のしかかってくる。不安感が煽られる。
じわじわとしめつけられるような圧迫感。歌声がピリピリした神経をこすり上げてくる。
こんな声をライブ会場で浴びたら、体は緊張感で縛られ、心は魅了され、身動きできない金縛り状態になってしまうのではないだろうか。


“恋ニモマケズ”
悪いこと言わないから、やめといた方がいいよ。そんな不誠実で人を人とも思わぬ女。ああ歯がゆい。
そう思うけど、恋愛経験に乏しい私にはよくわからないが、恋愛って何でもアリで正解は無いとのことだし、自分が西川君に振り回されてる様を思えば、とても人に偉そうな口はきけないと自戒。
 大の男をこんな風にゾッコンでオタオタさせてみたいかもーなんて一瞬思ったりもしたが、責任とれっこないので却下。


“ウルワシキセカイ”
『きわどいトコに』の前の『ン〜ッ』って出してる声と、『ぶつけるまま』の後の『ああ〜っ』って声が好き。
『たかが』のとことその直前、蹴り上がってから演奏と合わせてタンタンタンッってキックしてる感じが好き。燃えるわ。
コーラスが心地よい。

 この曲、離れられずにヘビロテ中。曲にと言うより内容にメロメロ〜。
私達に向けての歌だと意識してから、ほんとに個人的に語りかけてくれてるみたいに感じちゃう。
強気なんだけどちょっと甘えてて、辛い道も一緒に進もうなんて言ってくれて、自分を丸ごと信じてくれって言われて、『愛はずっと続くよ』なんて言われて! 愛よ?愛!
これってもう、ほとんどプロポーズじゃありませんことー!? きゃー!
『君がいなきゃダメな僕』なんて、ど真ん中的中の殺し文句だわ〜。
ああ胸が苦しい。ドキドキする。ただでさえ「西川さんちのつながりは強力」って言われてるのに、さらに夫婦(笑)の絆をダメ押ししますか。こんなに舞い上がらせてどうするつもりですか。参っちゃうよ〜。
 WOで「TMさんはプロのサービス業」って記事を読んで、最近お出迎えとかでやたらいい笑顔見せてくれるけど、あれももしかしたらサービスなのかしらとも思った。でもひょっとすると、愛し合う相手と認識しての笑顔なのかしら? 地方妻達の愛に、まっすぐ応えてくれる気になってくれたのかしら?
なんだかまた一歩、西川君が私達に近づいてくれた感じがするわ〜。きゃ〜。(妄想上等! 行け行けー!)

   ☆

 昨夜のANN。
Wheel of fortune、鈴鹿パージョン流してくれるのではと期待してたんだけどなあ。やっぱり音声のミスがあって流せなかったのかしら。残念。
 この曲、西川君の個人的つながりからフォーミュラニッポンのテーマソングになったそうで。
なんだSONYの持ってきたタイアップじゃなかったのか。
さすが大企業はいいお話持ってきてくれると感心してたのに、またも西川君の個人的資産のおかげだったのね。SONY、たのむよ?

 いやな夢見た。ANNを途中まで聞いて寝て、翌日録音したのを聞いたら、西川君が番組中で
「きみこ、後で連絡するから。返事待ってるよ」
なんて言ってて! 私は寝てるので、当然西川君の呼びかけに応えられず…。いや−!
ああああ、ほんとーに恐ろしい夢だった…。
こんな夢見ると、やはり毎週最後まで聞かなきゃいけないかと思っちゃうよ。
あり得ないシチュエーションなんだけどね。

3月31日  となりの芝生
 すーばーらーしーいー! いい本だ!『となりの芝生』。
まさかこんな、見てるだけでほっこりと幸せになれる本だとは!
一冊丸ごと、ワクワク楽しい!って感じが溢れてる。
何の葛藤も無しに、単純に心から楽しめるのが嬉しいわ。(ちょっと苦笑)

 撮り下ろし写真、最高!
FMAで西川君が、
『担当さんが変な顔フェチで事務所的にNGな写真ばっか選んでる。大丈夫なのか』
って言ってたけど、バッチリです担当さん! 普通なら選ばれない写真ぞろいなだけあって、すっごく新鮮。大正解ですよ。

 最初の国会議事堂の前でぬぼーと立ってる写真からしてもう爆笑! 何やってんだー!
へ〜ンな顔してたり、子供みたいに脚を高くあげて歩いてたり、“アタマのあったか〜い子”みたいな写真の数々。楽しい!
かと思えば、ジーパン試着のお腹見せ写真の麗しさに息が止まりそうになったり。
モノ作りシリーズ、微笑ましいわ。
エステでウットリの表情がいい!お肌ツヤツヤ〜。
歯磨きしてるだけでどうしてこんなにキレイなの。
プレステやってる、ただの悪ガキ!
毛糸ととっくみあい、アナタほんとに子供ですか(笑)。というかすっごく楽しんでない?
ピアノ弾いてるの、スヌーピーの子みたいなポーズ。
ワンコとのキス写真(キスシーンなんて、こんなこったろうと思ったよ)、メチャカワイイ!
すごいハイジャンプ! 高い! 芝生ゴロゴロ、この人マジ笑いしてるよ!本気で遊んでるよ!

カワイイ! ステキ! カワイイカワイイカワイイ!!

 どの写真も、西川君がほんとに嬉しそうで、幸せそうで、楽しそうで。
肩の力が抜けてる感じで、優しい雰囲気で、明るくて、かわいくて。
嬉しい気持があふれてるよ。

 対談パート、こういうレイアウトにすると妙にありがたみがでるわねー。

 そして『番外編 たあぼうが行く!』
最高ー!
まず西川君の手書きの題字がホントいいよ。すーっごくいい味だしてる。
そしてまた何ですか、あのレイアウトは(笑)。
シールべったべた、カラフルで女子高生雑誌みたい。やたらカワイイ誌面。それが似合うって何なんだ、この33才成人男性は。
すっごく楽しい。作ってる方も楽しかったんじゃないかな。見てるだけで幸せな気分になってくるわ〜。
ポラ写真に添えた西川君の書き文字が楽しい! いいスパイスになってる。

 かりやざき氏宅ご訪問、やたら乱れ飛ぶハートシールが笑える〜。
「お茶うまい」の写真と字が好き。嬉しそうないい笑顔。
 エステ体験の様子、知りたかったから嬉しい。私も西川君のエステ通い大賛成! ちゃんとお肌のケアしてね。
 北原さんにおもちゃを見せてもらうの、「すげーっ!」の書き文字の嵐がすっごく気持が伝わってくるわー!
しかしあの人体標本みたいなオブジェに夢中って、私とはかけ離れた感覚だわ…。

 西川君の「ムキーッ!」って手書きイラストが載ってるのも、楽しいね。かわいい。
今までは一部の人しか見られなかったイラストが、広く一般にお披露目。貴重かも。
 ほんとに、子供が嬉しくって足をバタバタさせて喜んでるみたいなイメージがある本だわ。
あの「ムキーッ!」ってイラストがほんとピッタリ。
見てるだけでほっこり楽しい気持になれるよ。


 いやびっくりした。“西川貴教”の本がこんなに明るく楽しく幸せに満ちた本だとは。
最近雑誌などで見た、TMRと比較して西川貴教を表現する単語といえば、
『地味』『陰湿』『弱気』『苦悩』『引きこもり』『屈折』『孤独』…こんなんばっかり。
なので、いつの間にか私の中には
“明るく楽しく派手なTMさんと暗くて地味な西川さん”
というイメージができちゃってたのかもしれない。それがまあ、こんないっぱいの笑顔ばかりの本で!
TMRのSEVENTH HEAVENより、よーっぽど明るく楽しいじゃん。
でも、考えてみれば、そんな後ろ向きなだけじゃない人だった。イタズラッ子でケラケラとやたら嬉しそうに笑って、子供みたいに無邪気な西川君も、今までちゃんと見てきたのよね。そういやそうだったね。

 先週のWOで、『TMRとは何者』『西川貴教とは何者』という特集で、写真が2パターンあった。それを見て、キリッとしたスタイリッシュな方がTMさんで、とても柔らかい感じの方が西川君って言いたいのかなと思った。ほんとうにそうかも。
 SEVENTH HEAVENと比べると、あちらは近寄りがたい程の圧倒的な存在感と緊張感があるけど、こっちは何の構えも感じない。柔らかで、吸い寄せられちゃう感じがある。見てる方の顔にも自然に笑みが浮かび、優しい愛しい気持にさせられる。ああ、なんてかわいいイキモノなんだろう。
 西川君は「TMには何も背負って欲しくない」うんぬんとか言ってたけど、これ見るとTMさんの方が余程、「絶対に伝えなければならない」って使命感とか、何か重いモノを背負ってるような感じがするよ。

 西川君の大口開けた、大笑いの顔がいっぱい載ってて、それだけでも嬉しかった。
癒されるわ〜。

 担当さん達、すごく大変だったみたいだけど、きっととても楽しんで作ってくれたと思う。
愛がなきゃできないでしょ、こんな本。
愛があふれる、素晴らしい本ができたね。よかった!