12月1日  デジタルドリームライブ
 今年の反省点は、英語の習得だそうで。そりゃそんなことしてる暇、なかっただろう。
司会の中沢さんは、「では来年も引き続き頑張って下さい」って、何だか
あからさまに期待してない感じで言ってた。
あのね〜、この人はね、やっちゃうんだよ!? 無理だと思うようなことでも、
普通なら夢は夢のままで『〜ならなあ』くらいに思って過ぎてしまうことを、
この人は実現させちゃうんだから。甘く見ちゃいけないよ。
自動車免許もツアーの合間に取っちゃったんだからね。


 INVOKE、あまり激しく動かないな。
「そこにあるなら」で、客席を指さしてくれてるのがいいなー。

 WHITE BREATHに入る前の煽り! シャウト!
「もーちょい盛り上がっていくぞ! いーか!」「くぁいっ!」
ライブだよ!

 ホワブレで舞台右手に来たとき、やたら笑ってる。
ステージが楽しくて仕方ないのかな。
というか、何かを見て吹き出しかけた感じ。誰かいたのかな?

 次はバーニンね。ま、季節柄そうなるだろうね。

 きゃーー! まだ続く! 4曲もやってくれる! うれしー!
Out Of Orbitだ。んー、さすがにPIED PIPERはないか。
 舞台から降りてきた! うわ、すごい!
最前のモー娘ファンとおぼしき人達もかまってあげてる。
そういやモー娘ファンだと思うけど、「ハイ!ハイ!ハイ!」って
すごい男の人達の声がしてたな。彼らものってくれてたのね。

 4曲も歌ってくれた! 1曲しか歌わない人達もいるなかで、この扱い。
やっぱり西川君って、NHKに好かれてるよ。
これだけの時間を担当させるに足る盛り上がりを作り出せる奴だと、
かってもらってるんだろう。嬉しいな。

 声の感じは、力づくで出してるみたいだった。。
ライブの時は、声の消える際まで神経が届いてる感じだけど、
今日はそういう配慮より、何が何でも押し出しているように聞こえる。
ANNSのイベントの時といい、最近はイベントでは勢い重視にしてるのかな。

 あの番組に出た人達全部を見た訳じゃないけど、
西川君が一番“ライブ”してた。
ステージの右端から左端まで動いて、隅の方の観客にもちゃんとアピールしてくれて。
煽り、シャウトし、ステージを降りてみんなに近づいて。
ステージ全部を掌握してた。客席全てに、一緒にやろうと気持ちを向けてくれていた。
やっぱりすごいわ。彼は間違いなくライブの人だ。天下一品の。
 他のアーティスト達は、ただ客の前で歌ってみせただけという感じ。
あくまで“テレビ放送用”という感じだった。
それとも、ライブの時もああなのか? やだなー。

 今回は西川君、やたら笑っていた。一昨年、この番組に出た時の事を思い出した。
あの時はやたら険しい雰囲気で歌ってたなあ。怒ってるのかと思うくらい。
今日の柔らかい雰囲気とは対照的だ。
楽しくて笑ってたのか、たまたま何か笑えるものがあったのかはわからないけど、
そんな笑顔が出ちゃうような、おおらかな心持ちだったってことは確かだろう。
それが、今の西川君のスタンスなのね。
 自分のファンもそうでない人もいる場所で、
全て受け入れ、みんなに手を差し伸べてくれる感じのするステージだった。
大きいなあ。



12月2日  そうだったのか/イヤカン日程
 turbo-webに久々に西川君の書き込み。
先週からずっと風邪だったって。かなりひどかったらしい。
昨日のDDL、体調悪かったんだね。
激しい動きをしなかったのや、力づくの発声は、具合が悪かったからなのか。
見てる時は全然気づかなかったよ。
すごいなあ、体調悪くてもあれだけのステージを見せてくれる。
西川くんって、いつもそうだね。マイナスの条件があっても、気合いではねのける。
いつも感動させられる。彼のステージにかける意志の力の途方もない強さ。

   ☆

 イヤーカウントダウンライブの日程を、会報が届いた人から教えてもらった。
おお! 東京公演だけだと思ってたら、大阪まである!
しかも昼夜二回公演!? 西川君、体力大丈夫か!?
と思ったら、98年頃のイヤカンまでは、結構そういうふうにやってたそうで。
1回の時間が短いのね。
 昼公演があるのは、すごく嬉しいなあ。何と言っても、帰りの新幹線の心配がない。
『終電に間に合わない』ってのは、遠征する上で、いつもすごいネックだからね。
ほんとありがたい。いつもちゃんと終電に間に合うような時間にしてくれればいいのに。
ただ、多分昼の部で盛り上がった分、夜はもっとすごいことになるんじゃないかとか思うけど、
贅沢は言えない。ああ、早く時間を気にせず外出できる身になりたいわ。
 大阪の昼なら、行けそう。でもなー、すごい競争率だろうなー。



12月3日  会報/DVDゲット!/ANNS
 会報が届いた。あ、第三種郵便だ。
よかった。メール便だと時間がかかりすぎる事があるもんね、
急ぎのライブ情報があるのに、ちっとも届かないって人がでるかなと心配していた。
ちゃんと考慮してくれたようで、安心した。

 封筒から取り出すと。はうー!ツルツルの表紙が西川君の美しさをいや増してるよ!
すっごーい! 雑誌仕様だ。おっしゃれだねー!
 おおー、写真撮り下ろしだ。何て贅沢なんでしょ。
西川君がファンクラブを大事に思ってくれてる気持ちが伝わってくるね。

目次の写真が好き。

 メンズエステに行った西川君、見てみたい。
だけどメンズエステって、何するんだ?
「お肌きれいですね〜」とか言われながら、美顔マッサージするんだろうか。
今以上にツルツルプリプリお肌の西川君! うわ、拝みたい。

 『家政婦は見た』、いいわ〜。こういうはみ出しメモみたいなの、大好き。

 staff's diary、そのまま誌面に載せてるのかと思ったら、コメントがついてる。
webを見てない人にも、もう読んだ人にも楽しめていいね。

 FCカレンダーのオフショット、すごくいい!
好きでなかった帽子姿も、この写真ではグッと来る。
橋の上で尻ポケットからチョコを出す西川君、かわいい。
いや〜、しかしあんな所で撮っていたとは…。
金網があんな街中だとか、胸はだけたのが下町の木戸口前だったとか、すごく意外だった。
よくこんなとこ見つけてくるなあ。

 『たかのり絵日記』かわいーー!! 状況を想像すると笑いが…。

 いやほんと、贅沢な会報でございます。素晴らしい。
予算は大丈夫なのかとちょっと心配だけど、嬉しいわ。

   ☆

 サマクラDVDをフライングゲット。
あまり時間が無いので、まずは1枚目、オープニングと、hearとTwinkle Million Randezvousだけ見た。
 オープニング、なんだか映画のイントロみたいだな。開放感が伝わってくる。
 hearとTwinkle Million Randezvous、これを入れてくれて本当に良かった。
ステージのライティング、こんなにきれいだったんだね。
幸運にもサマクラでは最前列で、だけどそこからでは舞台全体の演出って見づらくて。
こんなだったんだなあ。

 私が参加したサマクラは大阪のみ。そしてこれは東京の映像。
サマクラDVDと言っても、私が体験したあのライブはもう再現される事はないんだという寂しさと、
参加しなかったライブを見せてもらえてラッキー、という感じと。
切なさ混じりの喜び。


 残りはおいおい見るとして、2枚目にかかる。
あ、テレビでも流れてたドキュメンタリーだ。
『独裁』がちょろっとだけ流れ、ドキュメンタリーに戻る。
今度は『魔弾』がチラリと。
…え? 何あれ。歌、あれだけってことは無いよね。後でちゃんと入る…よね?
慌ててDISCの内容を見る。
ぎゃー! やっぱりあれだけなんだ! うそ。…大ショック。
 西川君、「2枚目はドキュメンタリー」って言ってて、
でもリストには歌がちゃんと入ってるから、間違えてるのかなと思ってたら。
本当にドキュメンタリーだった。歌はおまけみたいなもの。
 内容を知らずに、彼の言葉を聞いただけで見たなら、
ドキュメンタリーディスクに少しずつでも歌までいれてくれてあると
喜びもできたかもしれないが、なまじ先に内容を見て、期待していただけにショックは大きかった。
折角アンタッチャブルGirlsが聞けると思ったのに!これが入ってるならAQUALOVERSが無くても許すと思ったのに。
LEVEL4なんて、歌い出す前で切られてるじゃん…。
だめだ、曲を途中で切られると、数をいれてくれていても欲求不満が増すばかり。
こんなことするなら、少なくてもいいからフルで入れて欲しい。
どうせなら、テレビで放送した分のドキュメンタリーや曲は極力カットして、
放送されなかった分を中心に入れてくれればいいのにな。
 そんな中、どの曲も「どこで切られるんだろう」とびくびくしながら見ていたので、
VITAL BURNERをフルで入れてくれたのは本当に嬉しかった。よかったー。ほっとした。
これで大分癒された。

 まあねー、ドキュメンタリー、楽しかったし。
歌も入れてもらえただけ儲けものなわけだし。
すごくありがたいものを作っていただけたとは思うんだけど、これ、ツライわ。

   ☆

 ANNS、ハル君の叫びが…。もうハガキの内容なんて関係なく笑える。
このシャウト、ある意味ハガキ職人キラーだわ。

 火曜担当4人でものすごいクロストーク。楽しい!
rのSHOGO君、西川君に「宝物のようだ」って、いいなー! そんなこと言ってもらえて。
 4人でアカペラは難しいかもしれないけど、合唱くらいでも聴いてみたいな。

 ウラナイ!で、この4人のグループ名を募集していた。
眠い頭で考えてみた。4人だよね…。「セイントフォー」はどうよ?(覚えてる人、いるか?笑)
あ、ちょうど聖夜だし。
突然、遠い昔の思い出があふれ出す。
セイント…セイントと言えば、昔「聖闘士(セイント)星矢」好きだったなあ…。
なら、西川さんがゴールドセイント、comの土屋さんがシルバーセイント、
rのshogoさんがブロンズセイントだね。
ちょっと規格が違うグローバーさんは、アニメ版だけに出てきたスチールセイントでしょう。おお〜、ちょうどいいじゃん!
さあ、人々の為に戦えセイント達!
 そういや、会報のフワフワの金髪にカラコンの西川君、
白鳥座のセイント「キグナス氷河」に似てるかも〜。
…などと、お風呂につかりながらとりとめもなく考えていた。

 わけなかんない事書いて、ごめんね〜。
でもきっと、「聖闘士 星矢」西川君なら見てたと思うな。



12月4日  おいしーじゃないの!
 家にある缶詰のあんこを消費したくて、どらやき作りに初挑戦。
お菓子作るのなんて、何年ぶりかな。
 小麦粉、卵、砂糖、蜂蜜、重曹を混ぜてフライパンで焼く。
ホットケーキみたいな簡単なものかと思ったら全然違った。
生地がものすごく柔らかく、ひっくり返すのがとても難しい。
ちゃんと濃いめのきつね色になるまで焼かないと、形が崩れてつぶれちゃう。
なるほど、どらやきがあの色なのは、ちゃんと理由があったんだな。
 いびつだけどできあがった皮に、泡立てた生クリームとあんこを合わせた
ものをはさんでいただいた。
…やばい。美味しい。フワ、カリの皮にトロリン生クリームとあんこの甘み。
どうしよう、後で胸焼けしそうとわかってても止まらない〜!
市販のものほど柔らかくはないけど、適度な歯ごたえがかえっていい。
 冷蔵庫で冷やすと、皮が少ししっとりして、クリームがひんやりして、これもまたいい感じ。
やみつきになりそう〜。



12月5日  チーズとリンゴ
 昨夜、熟れすぎたリンゴがあったので、刻んで砂糖をふりかけて
15分くらい煮てみた。意外と簡単にリンゴの甘煮ってできるもんだね。
 で、今朝、バケットにカマンベールチーズを乗せて焼いたのの上に、
そのリンゴ甘煮を乗せて食べた。美味しいんだな、これが!
パンがくるみ入りだともっとよかったかも。
カマンベールとリンゴは生でも良く合うけど、
火を通してもすごくいける。
 この甘煮、結構日持ちするみたいだし、これからは味がいまいちなリンゴは煮てしまおう。
朝が楽しみなメニューが一つ増えたわ。



12月6日  99年カレンダー
 縁あって、99年のT.M.Revolutionソニーオフィシャルカレンダーを入手した。
私が買ったのは2000年分から。あれは素晴らしかったわー。
 子供が新品のカレンダーを見て、「それ買ったの? 来年のカレンダー?」
と聞いてきたけど、さすがに「3年前の」とは答えられなかった。

 細っこくて、ショートカットがかわいい西川君。HOT LIMITの後くらいに撮ったんだろうな。
確かこれが初のオフィシャルカレンダーだったんだよね?
なんだか、いかにもグラビア!って写真だな。
アイドルのカレンダー、って感じ。
これと比べると、後の年の方はもっと大胆に踏み込んで魅せてる感じがする。
ピチピチかわいくセクシーな昔の西川君を見られて嬉しいけど、やっぱり今の彼の方がいいな。



12月7日  きれいな○○○/その生クリームは本物か?
 友人に、西川君がゲストで出た「吉田拓郎のセイヤング21」をダビしてもらった。
まだ聞いてる途中なんだけど、
西川君、ツアー中に過労で倒れて、看護婦さんにお尻に注射してもらったそうだ。
…いつぞやANNSのHPで公開された画像には、美しいシリエクボが映っていたなあ。
看護婦さん、さぞかしきれいなおしりだと思ったことでしょう。
う、うらやましいぞ!

   ☆

 先日作った生どらやきがとても美味しかったので、また作ってみることにした。
今回は皮をホットプレートで焼いてみたら、我ながらほれぼれするほど上手く焼けた。
いいぞいいぞ!
 ただ、今回はクリームが、純正生クリームじゃなくて、乳脂肪入りのホイップクリームを使った。
生クリームって近所には売ってなくって、買いにいく暇がなかったのよ。
 そしたら。あんまり美味しくない〜(泣)。
折角皮はうまくできたのに…。
あーあ、やっぱり素材の吟味って大切ね。
 しかし、以前はあちこちで売ってるクリームが、「純乳脂」って書いてあるのに、
ほんとは生クリームじゃないなんて思いもしなかった。
 皆さん旧知のことかもしれないけど、一応説明しておくと、
私が「生クリーム」だと思っていたものは実は2種類に分かれていた。
成分表を見ると「乳等を主原料とする食品」か「クリーム」と分けて表示されている。
「クリーム」だったら牛乳から作られた本物の生クリーム。
だけど、「乳等を主原料とする食品」は、植物性の油から人工的に作られたものなんだそうだ。
私がよく使っていたものは、「純乳脂40」と表示されていたので、
てっきり純正の乳脂肪からできたクリームかと思っていたら、植物油性のクリームに
動物性の乳脂肪を加えて風味をアップさせたものだった。まぎらわしいよ!
 以前、「できたてのバターはものすごく美味しい!」と聞いて、ぜひ作ってみたくなった事があった。
生クリームをひたすら泡立てると、水分と分離してバターができるという。
しかしこれは「クリーム」である生クリームでないとできないんだそうで。
…売ってなかったのよ、地元の店には。残念だったわ。
 近頃は生クリームを常時置いてくれる店ができて嬉しい。
これ、パッケージを見ると「揺らすと品質が落ちるので、運搬にご注意下さい」とある。
つまり、脂肪分が分離してしまうということか。
本物の生クリームって、繊細なのね。
 次にどらやきを作るときは、絶対「クリーム」を使うぞ。



12月8日  指輪物語
 友人が『ロード・オブ・ザ・リング』の特別版のDVDを見せてくれた。
いや、すごかった。
単なる劇場版映画のDVD化ではなく、あまりにもスペシャルな仕様になっていた。
 まずは本編、劇場版未収録シーンを30分追加(計208分!)。
新曲も入っている。映像効果もパワーアップしているそうで、
これってほとんど作り直しなんでないかい?
 そして特典映像。聞いて驚け7時間分! 全部見るのは大変だぞ!
スタッフ、キャストのインタビュー、メイキング、映像効果の解説など、盛りだくさん。
色々な仕事の人達のコメントを聞き、一つ一つの場面での撮影方法やエピソードなどを見ていると、
この作品を作り上げるのに、いかに多くの人達の努力と愛情と情熱が結集されたのか感じられた。
こんなの見たら、作品への愛着も増そうというものだ。
 美麗なブックケース入りDVD4枚組で9800円。これ、すごいお買い得じゃない?
…買っちゃおーかなー…。

 映像を作り上げる為の膨大な作業を見ていて、
近頃の映画では、CGがかなり大きな存在になっているけど、
高い技術があれば、すごい映画ができるってわけではないと思った。
まずは、どんな映像を作りたいか考えるセンスがあり、
実現し、少しでも良い映像にしようとする不屈の努力があってこそ、
高度な技術が活かされるというもの。
 数多ある映像加工技術のなかで、どんなものを使うか。
その技術を使って、何をするか。結局は、人の意思なんだな。

 デジタル色調補正という視覚効果の解説があった。
草木の緑をよりいきいきした色調にしたり、一人の顔を目立たせたり、
画面に独特の雰囲気をつけたりするため、非常に細かな作業がされていた。
これって、INVOKEのPVでもやってないかな?
あのPV、全体に色のトーンが無機質っぽい感じがしてた。
“ハリウッド映画的手法で作ってる”とか言ってたし、それは構成だけじゃなくて、
映像技術的にもそうしてたのではないかなあ。

 しかしこのDVDで一番驚いたのは、何と言っても
監督がノーメイクなのにドワーフにしか見えなかったこと!
でっぷり太めで髪もひげももじゃもじゃ。
特殊メイクしてエルフやドワーフの格好をしている役者さん達にまじってても、
全く違和感が無い…(笑)。いやびっくり。
エルフやホビット役の役者さん達が素顔でコメントしているのを見た時は
「おー、人間だ」って思ったけど、監督さんは素顔でドワーフだった。
これも適材適所ってやつ(?)。



12月9日  CDでーた/PATIPATI
 CDでーた、『このコーナーには珍しくちゃんとメイクした写真だな』
と思ってて、ふと気が付くと西川君の後ろに無数の顔があってすっごくギョッとした。
ああ、SHOOTING HITS!の公開放送の時なのね。
この衣装だったし、ストリーミングで見てた時、
こういう指のまがったピースサインして写真撮ってた。
雑誌であの時の写真が見られるなんて、なんだか面白いなあ。
後ろの人達の顔、みんな笑ってる。そりゃ嬉しいよね。

 PATIPATI、店頭で目次の写真を見た瞬間、「はうっ!」と声をあげてしまった。
何て美しいの…。
ふんわりした金髪、それに負けない白い肌(!)、
グレーのカラーコンタクトがさらに雰囲気を優しくして。夢見るような瞳がたまらないっ!
暖かそうなざっくりしたセーターが、癒しの雰囲気を更にアップ。

 公録で金髪カラコンの西川君を見た人が、
“不純物のない妖精のようだった”と言っていたけど、
これは正しくそれだと思った。ほんとに透き通るようだわ。
淡く澄んで、雪の精のよう…(大マジ)。
 背景は何もないけど、窓の外に降り積もる雪や、暖炉でゆらめく炎、
パチパチと薪のはぜる様子が目に見えるよう。

 この自然な感じのへアも、メイクも、ふんわり優しげでいい感じ。
今回のヘアメイクの大門さんて方、いいかも。

 美しさもさることながら、この雰囲気の出し方、表現力はほんとすごい。
妖精の透明感からいたずらっ子の茶目っ気、フェロモン全開の妖艶さや
ワイルドな男臭さ、貴族的な高貴さまで、これほど自在に表現できるアーティストって、
そうそういないんじゃない? いやほんと、ひいき目じゃないと思うぞ。

 インタビューの内容は、まあ、可もなく不可もなくって感じ。
インタビュアーの藤井徹貫さん、最近あんまりつっこんだ話をしてくれないけど、
前からこんなだったかなあ。

 話の内容について、一つ。
ギターを使いまくった話で、
「あれは相当高いギターだったけど、減価償却できましたよ」
なんて言ってる。やっぱり自営業の人だね。
減価償却なんて単語、サラリーマンではあまり出てこないんじゃない?
しかしアーティストなのにそういう会計事務についてわかってる所が、
西川君らしいというか。細かいところまでよく把握してるなあ。
会社の会計について、色々細かくチェックして頭を悩ませてるのかもな。

 今年も藤枝とおるさんのイラストレポが載っていて嬉しい。
ファンの視点からのコメントがとても楽しい。
いーよなあ、考えてみれば、西川君は絶対これ読んでるわけで、
自分の気持ちを確実に伝えられるんだよなー。やっぱり一芸に秀でてるって、強いよな。



12月10日  しぐれに
 ANNSにて、ミュージックソン向けの即席バンドの名前が“しぐれに”に決定。
SHOGO、グローバー、礼央、西川。おお、確かにしぐれにだ。
私も頭文字の組み合わせは考えては見たけど、これは盲点だったなあ。 考えついた人、エライ。
しかし、とてもクリスマス用の名前とは思えない。…なんて地味なの…。しょうゆの香りのクリスマス(笑)。
でもまあ、これなら児玉お父さんの前でもちゃんと名乗れるね。
他の候補はちょっとねえ…。

 オールナイトニッポンcomを、途中から聞いたら、西川君達が出ていた。
しまったー! チェックしておくべきだったー!
しかしこの4人のトークは、ほんと楽しいねえ。
クリスマスで終わりにしては、もったいないよ。
 ちらっと聞けたところでは、衣装は“耽美でハードボンデージ”にするらしい。
男向けのハードボンデージって、どんなだ?
西川君、その格好で児玉さんの前に出る気か?



12月11日  ARENA37℃/NEW TYPE
 PATIPATIの西川君は幻のように美しかったけど、こっちはカワイイ西川君だった。
しかしほんと、表情の豊かな人だわ。
カメラマンは小林ばくさん。
カワイイ西川君を撮らせたら、この人の右に出る人はいない!
でも、いつもよりちょっと固い笑顔だけどね。
 やっぱり赤い服、よく似合うわ。黒ばっか着てたらもったいないよ。

 こっちのヘアメイクも大門さん。
やっぱり私は、こういうあまりいじりすぎないナチュラルな髪型が好きだなあ。
そろそろ、またストレートヘアに戻してくれないかなあ。
メイクも優しげでいい感じ。

 ただね。PATIPATIの西川君も、この西川君も、すごく好きだけど。
本当は、カラーコンタクトしてない方が好き。
いきいきと輝く西川君の瞳は、そのままで最高。
髪の色も、一度、地毛の色にしてみればいいのに。黒。
以前に見た、髪を黒く染めたグラビアは、すごくセクシーだったぞ。
手を加えてない、天然自然のままの西川君を見たいなあ。

 インタビューについて。
「ある程度やってきて、音だけでとか、ライブのパフォーマンスだけでっていうよりは、
西川はこんないい所もこんな最低の所もあるっていうのも含めて、応援してくれる人がいるからさ。」
 うん、そうなのよ。単にミュージシャンとしての西川君だけじゃなくて、
全部まとめて、西川っていう人間そのものを愛してる人がどれほど多いことか。
わかっててくれて嬉しい。
 理想化したアイドルとして好きになったのなら、自分のイメージと違ってきたら
離れていくこともあるだろうけど、そうじゃないから。
丸ごとの彼が好き。
普通の人間関係と一緒だね。多少腹が立つことがあったり、納得できないことがあっても、
好きだからずっと一緒。

 「スキブル」コーナーの、西川君のサンタイラスト、かわいい。
「一度はやってみたい髪型」が「きむたく」って、何?
キムタクって、そんなに特徴的な髪型だったっけ?
編集後記も面白いし、ARENAの方が、雑誌としてPATIPATIより楽しめるな。

   ☆

 NEW TYPEに西川君のデカールシールが付録で付いた。画期的だね!
2頁ももらってる。いい扱いだなあ。ありがたいなあ。
ただ…。あの犬の模様はどうだろうか。
ガンダムに、よりによってあんな愛嬌のある犬のイラストは似合わないと思うのだが。
なにゆえ犬? どっから出てきたネタなの?
ガンプラファンの評判が、ちょっとコワイ。



12月12日  吸引力
 車に乗って、久々にINVOKEのCDを聞こうと思った。
最近は西川君のラジオを録音したテープばかり聞いていたから。
で、INVOKEがかかった途端、「だめだ! 聞けない!」と思った。
あわててテープに戻した。
 声を耳にした途端、気持ちが引っ張り込まれ、
「ライブに行きたい! もっと彼の歌を聞きたい!」
と、強烈に感じてしまったから。
今は聞けない。
イヤーカウントダウンライブの当落結果を待つ、この不安な時に
ライブに行きたい気持ちが強まっては精神衛生上、非常によくない。
焦がれるばかり、不安が増すばかりで、平静を保てなくなる。
どうか、当たっていますように。
でも、多分だめだって、どうしても思ってしまう。
言霊がその通りの運命を運んできてしまいそうで、考えてはいけないとおもうんだけど。
ああ〜…。



12月15日  カブ隊忘年会
 カブ隊の忘年会。「自慢の料理を一品お持ち下さい」とのこと。
ローストチキンを焼いていこうかと思ったが、それは他の人が作るかもしれないらしい。
…困った。自分がこういう時の勝負球的メニューを持ってないことに気が付いた。
色々悩んだ末、レアチーズケーキを作っていくことにした。

 クリームチーズと牛乳と生クリーム、後はレモン汁と砂糖を加えたものをゼラチンで固めるだけの、
シンプルなもの。卵やヨーグルトを加えるレシピもあるけど、
私はこのシンプルなものが、よりチーズの風味が味わえて好き。
昔はよく作ったものだった。

 これを作るのは、何年ぶりだろう。結構いろいろと、感慨深い。
中学生の頃に買ったタッパーウエアのゼリー型を、十数年ぶりに引っ張り出して使った事、
レシピが無くても、ちゃんと分量を覚えていた事。
昔は2、3時間がかりで、大変な労力をかけて作っていたのに、今は驚くほど簡単に、短時間でできたこと。

 できあがって、味見する。ああ、懐かしい味だ。
 小学生の頃、母の好物のコーヒーゼリーを作ってあげたくて買った本に、
このレアチーズケーキの作り方が載っていた。
そんなもの食べたことも聞いたことも無かったけど、作ってみたら美味しかった。
だから私が初めて食べたチーズケーキは、自分が作ったものだったりする。
 母は、私の作ったチーズケーキをとても美味しいと誉めてくれた。
そして母が何かの集まりに一品持っていく時は、いつも私がこれを作ってあげた。
「これを持っていくといつも大好評で鼻が高い」と、母は嬉しそうに言っていた。

 ふと、そうして母が私を誉めてくれたり、私を自慢に思ってくれたりしたことが、
とても嬉しく、自信をつけ、やる気を呼び起こす力になっていたことに気がついた。
喜んでくれるから、一生懸命作った。
マッサージをしてあげた時も、とても喜んでくれたので、いくらでもやってあげた。
おかげで今でもマッサージは自己流ながら得意な方だ。
 誉めるって、本当に大事だな。
省みるに、私はどうか。子供達に対し、誉めるより叱る方が多い。反省反省。
 誉めて育てる大切さを実感した。お母さん、ありがとね。

 忘年会には、20代のスカウトの若者達も参加していた。
気軽にブリをおろし、刺身にしてくれる姿に感動。
彼らを見ていると、成績がどうこうより、
さっと立ち上がって働けたり、料理ができたりする人間になってくれた方が余程いいなあと思える。
色々子育てについて考えさせられる一日だった。



12月16日  チケット当落
 イヤカンチケット抽選結果の発表日。
激動の一日であった。

 電話確認しようとしたけど、つながりそうもないのでローソンに直接出向いて確認した。
「ご用意できるチケットはございません」…落ちた。
やっぱりなと思いつつ、落胆して帰宅。
あちこちのBBSにチケット求む書き込みしたり、メールの返事を待ったり、まんじりともぜず一日を過ごす。
 夜、友人が当選した事が判明! 彼女の地元にはローソンが無いので、ロッピーに再度出向く。
が。チケットが発行されない!? 当選してるのに出ないって事は、
もしかして時間外なのか? と思い、一度帰宅してチラシを確認。…24時間OKじゃん。
またローソンに行って、店員さんに聞いたら、操作方法が違ってた! 
で、私の番号を入力したら、発券されるじゃないの!
うっわー、当たってたよ私! びっくりしたー!
友人の分を取りに来なかったら、危うく気づかずにキャンセルされちゃってたよ。
あっぶなかったー! いや〜、良かった。
 落ちたと嘆く私を励ましてくださった皆さん、お騒がせしました。
 何度もローソンに行ったり来たり、沈んだり浮かんだり、大騒ぎの一日だった。
でも、去年と違って、安心して眠りにつける幸せさよ。
そして沢山の人の好意に触れられた。本当に、ありがたいことだった。

 一人でも多くの人が、ライブに参加できますように。



12月18日  みんなで一緒に/デジタルカレンダー/CDショップにて
 あちこちのBBSを覗くと、意外だったが、かなり当選報告が多い。
去年の今頃は、阿鼻叫喚だった。
長い活動休止後の最初のライブが、キャパ2000のZEPPで2公演だもんね。
落選した人の嘆きの声が、当選の喜びの声より圧倒的に大きかった。
私もどれほど泣いたことか。こんな設定をする西川君を恨んだりもした。
 今回は一日二公演、計五公演にしてくれて本当に良かった。
本人は大変だろうけど、一人でも多くの人が、年末を西川君と過ごせるといいな。

   ☆

 turboから荷物が届いた。
全然心当たりが無くて、何が来たんだろうと思って開けたら、デジタルカレンダーだった。
そーだ! これがあったんだったよ! イヤカンの事で頭がいっぱいで、すっかり忘れていた。
その分喜びも大きかったのでちょっとお得な気分。
 早速、夫の留守中、ダウンロード。

 まずはカレンダー。って、壁紙なのね。よくわかってなかったんだけど。
1.2月は、好きな服なんだけど、ちょっと目がうつろな感じに写っててイマイチ。
3.4月は、あまり好きじゃなかった帽子姿だけど、これはいい感じ。ちょっとカワイゲ。
5.6月。いい! これいい!やっぱりイチオシの赤いジャケット姿。
目をつぶって耳を澄ませる様が、何とも優しくてかわいくて。
7.8月。これも好き。芝生に寝そべり、こちらを向く視線が何か誘っているような。ドキドキしちゃうわ。
9.10月。かっこいいね。でも一番目がいくのは胸のはだけ具合だったりする。
…ずっと気になってたんだけどさ、靴底、ツルッツルなのね。滑りやすくて危なそう、なんて思うのはオシャレ失格?
11.12月。きゃあーーーー!! これ最高! 5.6月のもいいけど、こっちの方は何ともセクシーで。
黒い革ジャケットに真っ赤なシャツ、首にからまる鎖。手に酒瓶。かっこいいし、アングラな、あぶなげな雰囲気があっていいわ〜。大好き!

 スクリーンセーバー。これも嬉しい! 一番好きな黒ジャケットの西川君の画像。早速使う♪

 そして何と言っても最高なのは、おまけのムービー!
 おお、西川君が普通に街の歩道を歩いている!足音が聞こえる。それだけで、何だかすごくリアルな感じがする。

 撮影風景ってこんななのね。結構人通りがあったりして。
いいなー、出くわしたいなー。

 カメラ持ってるの、多分ミナトさんだよね。
「俺は負けない!」って言ってる。「お、強くなってきた!」って言われてる。
何に負けないのかは知らないけどさ、新しいスタッフの彼が西川君の元で逞しくなっていくのを西川君が見守ってるみたいな感じで、微笑ましい。
ほんとの所は知らないけどね。面白がってるだけかもしれない。

 ぴょんぴょん飛び跳ねながら進んでる! お子チャマみたい。なんてかわいいの。

 不思議だよなー、何の変哲もない場所で撮ってる。
ふつーの団地の前とか、電信柱があったり、側溝があったり。
で、そういう所でポーズをとってるのって、すごくミョーな感じ。
なのに、写真になると全然日常臭さが無くなる。
こういう撮影ポイントを見極められるってのもすごいし、
カッコイイ絵にするカメラマンもすごいし、
ただいるだけで特別な場所にしてしまう西川君もすごい。

 昔は「雑誌社とかもスタジオおさえてくれないから」ロケが多かったらしい。出世したのね。
西川君が昔話をしてくれてるのを聞けるって、貴重かも。
それに、ヘアメイク真っ最中(しかも路上)の様子を見られるのも珍しいよ。

 ドングリ拾ってる! 一杯拾ってる!ポッケにつめこんでる!
「いいかげん道草くって怒られる」って言ってる!
かわい過ぎる。子供の心を忘れない人ね。ていうか、やっぱりおこチャマ?

 あー満足! お腹一杯!いやまあ、まだナンボでもいただけますが。
ファンが喜ぶポイントを、「コレでしょ?」っておさえられちゃってる感じで、シャクにさわるくらい。
喜ばせてくれちゃうんだから!
 このムービーだけでも買った価値はあった。よかったー!

 夫が帰宅して、西川君になってる壁紙を見た途端、「げっ!」と叫んでいた。
でも元に戻しはしなかった。色合い的にアイコンが見にくくなければ、とりあえずはいいらしい。
ありがとう。

   ☆

 CDショップで、ロードオブリングの特別版DVDを注文した。
先日見せてもらった、4枚組9800円の。
そしたら、「よく売れててメーカー在庫切れなので、入荷は来年になります」とのこと。
ほ〜、趣味の人が大勢いるんだなあ。あんなのコレクターズアイテムだと思っていたよ。
ファンタジーってほんとに市民権を得てきたのね。



12月19日  プチお茶会/DVD感想
 通販で美味しいケーキが届いた。一人では食べきれないので、ご近所のしろさんに来てもらってお茶会。
神戸のパイ・タルト専門店「あなべる」の、チョコとクリームチーズのタルト。
これ大好き! これともう一つのタルトの為に頒布会に参加していると言っても過言では無いほど。
あー、美味しいなあ。
 ケーキをいただきつつ、しろさんと「AX02」で藤井君と西川君がデート♥しているビデオを見た。
藤井君ってば、どうしてああ西川君にすりよるわけ?
頭でスリスリしたり、お店では後ろから抱えるようにしてるし。そこがいいんだけど。
サッとタバコに火をつけてあげたり、色々フォローしてくれたり、世話女房みたい。
いいわー、この二人、好きだわ。気の置けない雰囲気がいいな。もっとこの二人をテレビに出してー!

   ☆

 やっと、落ち着いてサマクラDVDを見た。
一回通り見た。やっぱり西川君の歌はいいなあ。
もう一回見た。気になる事が目についてきた。
やたらと客席を撮してるなあ。
西川君のアップがすごく少ない。写ってもロングが多くて、
西川君がどんな表情で、様子で歌っているのかもっとよく見たい!と思っていると、ちょっとツライ。
細かい所の見づらさは、画質の問題もあるかなあ。画質もNHKの特番より荒い気がする。予算の違いか?
ARENA37℃で言ってた、「次からはもう、全部がハイビジョンカメラになってるし」って、
冗談でなく是非ともお願いしたい。

 でも、見ているうちに「これって記録映画みたい」って思った。
西川君のDVDというより、「T.M.Revolution=西川君と私達」の、夏の祭りの記録。
みんなで、こんなすごいお祭りをしたんだよって。
「みんながT.M.Revolutionなんだ。ここのライブは、みんなで作るものなんだ」って
制作側が言ってくれてるようで、嬉しくも思った。
きっと西川君が、自分で見てもすごく幸せになれるDVDなんだろうな。

 しかし客席、見事に隅から隅まで揃って動いてる!
よそのライブは知らないからわからないけど、こんな広い会場が、全部揃って暴れてるってすごいんじゃない?
さすがT.M.Revolution。
一緒に見てた夫が、「こりゃ、何も知らない人間は入れない世界だな。やだ、周囲全部が同じ動きして、
自分だけ取り残されるの」と言っていたけど、そんなことないよ〜。
それぞれのやり方で楽しめばいいんだから。…って、あの一糸乱れぬ映像を見ると、ちょっと説得力に欠けるかも。

 すごく楽しいライブの映像だった。
ただ。わかっちゃった。
私、ホールツアーのファイナル映像の方が好きだ。
あの研ぎ澄まされたギリギリ感と圧縮された狂熱がすごく好き。
あまりにあれが好きすぎて、同じようにしてくれるのを期待してしまう。
だめなんだけどな、毎回新たな気持ちで見ないと。
西川君に関しては必ず前より後の方がいいと感じていたのに。珍しい。
過去を向いてしまう自分に、少しとまどう。


12月20日  練るべし!
 『悪魔のミカタ』(うえお久光・著)という小説を読んだ。挿し絵がいい。内容も面白かった。
でも、今言いたいのは本の評価についてじゃない。
 この話の中で、納豆を愛する女の子が、私と違う納豆の食べ方をしていた。
納豆は練れば練るほど味がよくなるというのは知ってる。
だから、私はよく練ってからご飯に載せていた。
が、彼女はご飯に納豆を乗せてから、ひたすら練っていた。
その方がご飯によく絡んで美味しいんだって。
ただ、この彼女、納豆に惚れているにしてはかき混ぜる回数が少ない。
右回しに30回、左回しに30回とのこと。
以前読んだ、納豆好きの作家の指南では、何百回とかき混ぜていたぞ。
まあさすがにそんなことやってらんないと思うけど。

 この食べ方、早速やってみた。少な目のご飯の上に納豆と醤油、そして私の好みで卵の黄身。
これを全部まとめて箸でかき混ぜる。ちょっと多めに、右40回、左40回。
意外とあっという間の作業だ。
おお〜! 驚くほど、納豆の粘りが白く膨らむ。
全体が粘りの中に取り込まれ渾然一体となって、ふわっふわのメレンゲ状態になってる。
こ、この食感はクセになりそう。いや〜、あの本読んで良かったなあ。



12月21日  クリスマス会
 今日は友人達10数人で集まって我が家でクリスマス会。
昨日、そーいや何も支度をしてないと気づいて、
大慌てでメニューを決めて、買い出しやらプレゼントやらを調達した。あー危なかった。

 メニューはローストチキン、シーザーサラダ、トマトとモッツァレラチーズのサラダ、
タコと玉葱のマリネ、美味しいハムとチーズとドイツパン。ロールキャベツ、ローストビーフご飯、
ピザ、大根おろしとツナのスパゲティとミートボールのスパ。お友だちの手作りのクリスマスプディングもある。
そして年に一度の贅沢・マキシムのミルフィーユ! さらに差し入れのケーキも一杯。
普段は値がはったり、手間がかかりすぎたりで食卓に乗せないものを、パーティではどーんと出せる。出す方も嬉しいね。

 ローストチキンは毎年大好評。腕の問題ではなく、
近所にいい肉を手頃な値段で売ってくれる肉屋さんがあるおかげ。ありがたいことだ。
ここの肉を食べて、「肉の味ってこんなにものによって違いがあるんだ」と知ったんだよな。
 ローストビーフご飯は、牛かたまり肉1キロをローストビーフにして切り分け、
炊きたてのご飯6合を大皿に敷き詰めた上に乗せる。そして甘辛醤油だれをかける。
これもかなり好評。でもあまりクリスマスっぽくないかも。
色々ごちそうがあっても、大抵最初に無くなるのはツナおろしスパと、
こういう「ご飯がすすむ」系の味。みんな日本人だなあ。

 その他色々、ご飯食べて、またロードオブリングのDVDを見て、プレゼント交換して。
今年は亀グッズが豊作。私は、好きな小説のドラマCDをもらってハッピー。
楽しい一時でした。



12月22日  カラオケ
 昨日に続いて我が家に友人達が集まった。日曜の夜だから。
夕食は昨日の残りが一杯あるので、どんどん出す。
 食後、子供達を寝かしてから、夫に留守番を頼んで友人達とカラオケへ行った。
カラオケに参加するなんて、何年ぶりだろうか。子供が産まれると、夜のおでかけはしづらくなる。
でも今回はINVOKEを歌いたかったのさ。

 男性8人、女性5人のメンバーで、アニソンにTMRやDASEIN、SEX MACHINEGUNSなどが
入り交じるカオスなひとときだった。
INVOKEは大音量の男声合唱になってて、スゴかった。
私がマイクを持って歌ってたんだけど、自分の声が聞こえないくらい!
西川君にこの逞しい合唱を聞かせてあげたいよ。

 我ながら驚いた事に、数年ぶりのカラオケなので声が出ないだろうなと
思ってたら、意外なほど出た! 昔より歌えるくらいだよ。
で、考えてみたら、そういやこのツアー中どれだけ大声で歌ったことか…。
いつの間にか随分と鍛えられていたのね〜。
意外なところでツアーの影響を見た。

 Out Of Orbitを歌ったら、涙が出そうになっちゃった。
この夏の私の青春の曲よ。



12月23日  好物?
 初めて鶏レバーのしょうゆ煮を作ってみた。上手くできて、しあわせ♪
不思議だなあ、私、レバーって嫌いだったのに。
今だって、特に「美味しい!」って思うわけでもないんだけど、
ついつい食べたくなるのよね。
おかげで朝からこれでご飯をおかわりしてしまったわ。
鉄分とれて、健康的よね。



12月27日  買い物
 姪達への年始のおみやげを買う為、隣町のアピタにあるディズニーショップに車を走らせた。
が、店の前で、思わず呆然と立ちつくしてしまった。
店が無くなってる。かわりに、ビレッジバンガードになっていた。
遊べる本屋、結構好きだけどさ。でも。
私はミッキーやミニーやプーさんや、ふわふわかわいい物を買いに来たのであって、
チェ・ゲバラのタペストリーやコルトパイソンのモデルガンや大麻模様の雑貨を買いに来たのでは、断じて無い。
 どうしよう、彼女たちの情報、ディズニー好きという事しかわからない。
何か予備情報をストックしておくべきだった。
この年末の忙しい時期に、目算が突然まっさらの白紙になってしまい大ショック。フラフラと店内を回る。
好みも何もわからない人へのプレゼントって、本当に困る。
一応カラフルな腕時計を買ったが、来年からどうしよう…。

 後で知ったが、ここの他に豊橋のディズニーショップも撤退し、かわりにアニメショップになったらしい。
ディズニーも不況には勝てなかったのかしら。