10月16日  MUSIC CREATOR・浮上
 MUSIC CREATOR増刊号のインタビューを読んだ。
浮上した。

 昨日は、というよりこれを読む直前まで、
『もう雑誌なんか読まない方がいいかも』
と思い、あんなに色々な思いを巡らせていたのに、一気に解決した。
これを読めて、本当に良かった。

 今までは、自分を納得させる材料は、ほとんどが自分の推測でしかなかった。
不確かな基礎の上で、気持ちはぐらつくばかりだった。
でも、ここでは、それがちゃんと彼の言葉で語られていた。
やっと、確かなものを得られた気がする。

 『これまでのプロダクツを愛してくれた皆さんに対してと同時に、
次に期待してくれていた皆さんへの愛情を、両方、一挙に返せるのはこれしかないかなと。』

 今までのTMRを愛する人と、次に期待している人の両方がいることを
感じ取っていた事が、やっと、はっきり、語られた。
これでどれだけホッとしたことか。
やっぱり、私の気持ちはちゃんと西川君に通じていた。わかってくれてた。

 ついでに言うと、感激するのが「皆さん“へ”の愛情」ってとこ。
西川君からの愛情なわけよ!
こんなにストレートに言葉にしてくれてるのが、ものすごく嬉しい。

『あれだけ言い切ってたところもあるんで、ある部分では裏切り的なところもあるかもしれないし。』
『どちらもがバランス良く解決できる方法をもう一度見出せないものかっていうところで、
T.M.Revolutionっていうチームプロジェクトでの再構築と、もう一本自分の、アーティストとしての
純粋な音楽に対する創作意欲ってのを形にしていく窓口っていうのを二つ設けていくってことにおちついて』
 裏切られたと思っている人は、大勢いる。そう思われるような行為であることも、
そこまで期待していた人達がいることも、ちゃんとわかってた。
 そして、“バランスよく解決できる方法”と言ってくれているからには、
決して従来路線がメインという訳ではなく、変革路線も同等に扱ってくれるってことよね。
ロックな西川は、手の届かないあやふやな未来に行ってしまったわけではないんだ。

『過去にリリースした楽曲や、それにまつわるいろんなものを愛してくれてる人達がいるわけで、
その人達のイメージをねじ伏せていかなければならない。』

 単に従来路線に戻るという訳ではない事が、この言葉ではっきり感じられた。
今までのイメージを、ねじ伏せようとするわけでしょ?
新しい自分を確立する、自信と決意を感じるよ。
多くの人に支持されてきたかつての自分より、
圧倒的にいいと思わせられる程のものを、これから作ってくんだよね。
どんな西川君を見せてもらえるんだろう! ワクワクする!

『監督も(中略)過去にリリースした“こんな楽曲がいい”とか、
そういうイメージがあったりしたんですよ。
それ以上のものをていうところが1個目のハードルになってる。
それを軽く飛び越えて行かないと向こうへは行けない。』

 監督がファンだからと言って、どうして今までの路線でいかなきゃいけないのかと
思っていた。西川君の歌が好きなら、新生TMRの曲だっていいじゃないか。
でも、ちゃんと監督から「こういうの」って細かく希望がでてたのね。
じゃあ、仕方ないよね。
 そして、「相手の希望だから」って、『後退』したわけじゃないんだ。
以前のメンツでやりつつも、これから先に進むために、
これまで作り上げた作品より遙かに素晴らしい、最高のものを作り上げようとしていたんだ。
ものすごく前向きだ。
どれほどの覚悟で作り上げた曲だったか。


 ファンの今までの音楽を愛する気持ちと、
変革を求める気持ちの両方に応えようとしてくれてると思ったのは、正しかった。
 私がどうにもひっかかっていた、
“古い曲でも新鮮なリアクションが返ってくることで、まだ返し切れてないと思った”
という事についても、納得できた。
 今までの曲が、西川君の力を差し引いても、
普通なら擦り切れ飽きられる程繰り返しても熱狂を受けられるだけの
力がある音楽だというのは確かだと思う。
だからと言って私はこの路線を続けることを望むわけではないけど、
ライブに参加した何万人もの人の中には、
今の音楽から変わることを惜しむ人たちも大勢いたかもしれない。
 私の思いも、私と違う考えの人達の気持ちも全部に応えようとしてくれているのだと
改めて感じ、一抹の寂しさと、大きな感動を感じた。


 この記事を読んで、それをきっかけに今まであちこちで読んだ記事の情報が、
まるでジグゾーパズルのようにつながりあって、
西川君の状況や気持ちが見えてきた。
それが合っているかどうかはともかく、私自身は落ち着いた。

 大丈夫だ。彼はわかってくれてる。
ライブで私達の気持ちが通じていなかったなんてことは、無い。
そこさえ確信できれば、もう大丈夫だ。
 前進の意志も確認できたしね。

   ☆

 この雑誌、期待もせずに寄った書店で見つけたのよね。
メディア情報にはあっても、本紙に載ってないから誤報だと思ってたら、
増刊だったのね。
それならそうと書いておいてくれればいいのに。

 グラビアについて。
ペラペラと少年達のグラビアページをめくると、
西川君のページと遭遇する。
おおう! それまでとのあまりのインパクトの差に、瞬間のけぞる。
まっすぐにこちらを見る目の力にはねとばされる感じ。
段違いの色香、存在感。オーラが違うよ。

 3枚目、不思議な写真。ピントはぼけているのに、
睫毛だけは一本一本よく見える。

 読者プレゼントのポラロイド写真に、サインの他に
“ドレミ大好き!”“ドレミ最高!”なんて書いてある。
何のこっちゃと思ったら、この雑誌、
「ドレミ楽譜出版社」という会社が出してるのだった。
あ、あんたって人は…!(爆笑)



10月17日  PV捕獲!/KERA
 SSTVにて、INVOKEのPVの録画に成功!
よっしゃーー!! 嬉しー! これでクリアな画面のPVが好き放題に見られるわ。

 改めて見ると、ネット配信の画面ではわからなかった事に色々気づいた。

画面のチューリップ畑、ポリゴンだわ。本物のチューリップの映像じゃないんだ。

一輪挿しのチューリップ、光りを当てたら透けてる。立体映像か何か?

空っぽの部屋があると思ったら、床にうずくまってる人がいた。

黒ずくめ西川君とか、いろんな西川君がいる。全部アップで見たいよう。

 光に透けるチューリップが、二度も出てくる。これが伏線なら、
西川君がライトを手に当てて見たものは、
光りに透けて実体がなくなった自分の手ではないか。
ということは、あの西川君は実体ではない? いやでもコードついてるし。…?

夫にも見せた。意見を聞いてみた。
「この西川君、何だと思う?」
「チューリップ。」
「は?」
「同じものが沢山あるうちの一つ。」

は〜、なるほど。そうかもしれない。
画面のチューリップも、一輪挿しのチューリップも、どちらも本物じゃなかった。
本物ではない、もしくは実体のない存在の群、その内の一つ。
入れ物は実在していても、その中にあるものは幻影。
 それがチューリップ畑の映像と、
透ける一本のチューリップと透けない一輪挿しの意味って可能性、あるよな。
 でもそれだとますますコードやら緑の液体やらとの整合性が無くなる。
…ま、いいか。きっと西川君が説明してくれるよね。

 ドラマ仕立てだと、いろんな西川君を見られて嬉しい。
ぼーっとする西川君。
途方に暮れた西川君。
うろたえる西川君。
絶望、驚愕、決意。
冷ややかな、無感動な顔。
 普段は決して見られない西川君がいっぱい。
魅せてくれるわ〜。どの瞬間も貴重なプレゼントのよう。
西川君の魅力を、すごく引き出してくれてるよ。

 PVを見るたびに、INVOKEが好きになっていく。

    ☆

 KERAを読んだ。
若向けのファッション雑誌。この雑誌、初めて買ったけど、
ファッション云々以前に、このモデル達を見て、
「ステキ!」と思うのか!?と、ものすごく疑問。
世代の隔絶ってやつだろうか。


 ま、それはともかく。西川君のページ。
まずは写真を見て、先の反った大きな靴の絶大な足長効果に感心。
ちょっと髪がうるさいな。

 『T.M.Revolutionというのは総合商社みたいなもので、
作詞、作曲、歌唱とそれぞれの部署のプロが、ひとつのものを作り上げるというスタイル。
それを貫き続けることで「もっとおもしろいことができるんじゃないか」と、
また新たな可能性を見いだせそうな予感がしています。
これからもいろんなことに挑戦していくつもりなので、
どうぞあたたかい目で見守ってやってください(笑)。』

 …「T.M.Revolution」での活動は、浅倉・井上との制作体制が続くみたいね。
ちょっとため息。
でも、西川君が私たちの気持ちをちゃんと受け止めてくれるのは
もうわかったから、気落ちしたりしない。
 西川君の嗜好する音楽もやるって言ってるんだから、それとT.M.Revolutionの音楽を
両方体験して、もしどっちかが今いちなら、そうはっきり西川君に伝えればいいさ。
まずは、西川君の贈ってくれるものを受け止めよう。
そして、自分の気持ちをちゃんと彼に伝える事を怠らないようにしよう。
「もっとちゃんと伝えておかなければいけなかったのか」なんて気持ちは、もう味わいたくない。
 私自身の選択肢も拡がった気がする。
私の受け入れ間口、広くとっておくから。色んな西川君を見せて。
落ち着いた気持ち。


 あと、AtoZのお題でのQ&A。結構面白い。
“GIFT”
『いただきものは、すべて大切にしてます』
って、
ファンから贈られた物全部とっておいたら、大変な事になると思うけど。どう扱ってるのかなあ。
『最近もらって嬉しかったのは、甥っ子達からの「誕生日おめでとう」っていう、留守電のメッセージかな』
甥っ子ちゃんからのお祝いを喜ぶ西川君の顔、見たいー。
私も直接お祝いを伝えられたらなあ。

“MUSIC”
『ヘビメタあがりなんで(笑)』
なんか新鮮。これ見てびっくりした人も多いだろうな。

“NAMIDA”
『見えない悔し涙は、ほとんど毎日流しています』
そうなんだ…。毎日? 胸を突かれる。毎日、戦っているんだね。
色んなことがすごくうまくいってるように見えても、いっぱい葛藤があるんだよね…。

“PERSON”
『叶うなら会ってみたいのは死んだじいちゃんと、バンドを始めた頃の自分。今の俺をどう思うか、二人にあってきいてみたい』
変革を決意していたツアー前、西川君は「昔の自分が見てかっこいいと思える自分でいたい」
と言っていた。継続を選択しても、それは昔の自分に負い目を感じるような事ではないんだね。
よかった。それだけ前向きで、まっすぐな気持ちってことだよね。



10月19日  ガンダム第2話
 も〜、前半ばっかり10回以上見直してる。間にINVOKEのPVも見直したりして。
最初は、ガンダムOPの方が歌が挑戦的に聞こえる様な気がしたけど、気のせいだと思う。
でも、演奏を聴いてると、なんとなく二つは違うように感じる。…気のせいかなあ。

 ミゲルさん、いいじゃないですか!あまりにちゃんと声優しててびっくりした。
なじんでるよ! 意識しないと普通に聞いちゃう。
ちゃんとガンダムの雰囲気をわかっての口調だと思うし。
すごいよねえ西川君。監督の誉め言葉は、お世辞でも何でもなかったのね。
これで3話で終わりなんて、もったいなさすぎる!
最初の方の「チィッ!」と、最後の「えええい!」ってセリフが特にお気に入り。
顔も、雑誌のキャラ紹介で見たよりずっと美形だぞ。
ああ、ヘルメットを取ったお姿が見たい。

 繰り返しガンダムSEEDを見ながら、
しみじみ「幸せだなあ」と思った。
声優としていい仕事をしている西川君の声を楽しませてもらえて。
西川君がやりたい仕事をしていて、それが一杯あって、
アニメの主題歌で歌を聴けて、すごくいいPVがあって、
こんなに色々楽しませてもらえるのが、本当にありがたいと思った。

今後、西川ファンの内、どれくらいの人がガンダムを見続けるのかな。
私はとりあえず、見続けるけど。

 ガンダムの感想。
 主人公、キーボードで操縦してる?
敵が攻撃してきてるってのにキーボード操作ばかりしてる。
姿勢制御も、武器制御も、全部OSがやってくれてるのか?
研究室でロボットの動かし方とかやっていたにしろ、
素人が初めての機体でジャンプして、着地して即走り出し、初めての武器を使って
相手の機体の急所を突くなんざ、とうていできることとは思えない。
アムロ君は最初ヨロヨロしてたよなあ。
しかも相手は実戦経験豊富そうなミゲルさん。それが大した反撃もできずにやられてるなんて、
よっぽどガンダムのスピードが早くて、OSが優れた戦闘センスを発揮した動きをしてくれてる
んだろうな(…あまりそうは見えないのが問題だけど)。すごいね、このガンダムの性能。

 民間人に兵器で銃を突きつけ、発砲する軍人なんていかがなものか。
この人が艦長となり、キラとその友人達がクルーとなるらしいが、
前途多難そうなのが目に見えるようだ。

 戦艦の機動シーンとかで出てくる、各種ゲージやコンピュータのウィンドウが、
実際にあるもののようになんとなく理解できる表示になっている。
こういう細かな事の積み重ねがリアルっぽさを出している辺りは、
ファーストガンダムを思い起こさせる。

 うわ、コロニー内を戦艦が飛んでる! どうやって飛んでるんだ?
コロニー中心部は重力が微弱なんだろうか。それにしてもただではすまないだろ、このコロニー!
と思っていたら、次回タイトル「崩壊の大地」…そっか、やっぱりね。

   ☆

 turbo-webに西川君の書き込み。最近読んでるマンガの事を言っているのだが、
私が読んだことある話が色々出てきてびっくりした。
『「ARMS」「MONSTER」が続けざまに終わってしまったので最近は「20世紀少年」
「サイコ」「銃夢」「プラネテス」「MOONLIGHT MILE」「EDEN」「度胸星」「GANTZ」あたりと、
引き続き「ベルセルク」「HUNTER×HUNTER」とかを読んでます
あとは1年ぶり?の新刊「リアル」とかねっ
この前実家に帰った時にやっとこさ見付けた「蟲師」も面白いです』
まさか西川君から「蟲師」の話を聞こうとは。私もこれ好きなの!
こぉんなマイナーな作品がお互い好きだなんて、嬉しいわ〜。
「銃夢」「プラネテス」「MOONLIGHT MILE」も好き。
西川君、大人が宇宙を目指す話が好きなのかな? 
 しかし西川君って、結構マニアックね。



10月20日  パンのぶら下げ方/アニメファンの感想
 地区体育大会があった。
生まれて初めて、パン食い競争をしてるのを見たよ! 借り物競走も!
この二つ、マンガではよく見るけど、本当にやってるのって見たことなかったので、
貴重な体験をした気分。
パン食い競争って、どうやってパンをぶら下げてるのか、気になってたのよね。
つりばりじゃなくて、洗濯ばさみでビニール袋入りのパンを留めてた。そっかー。納得。

   ☆

 西川ファンでない友人達とガンダムSEEDの第1話、2話を見た。
色んな感想が聞けて面白かった。
西川君の演技、「知らなきゃ普通に聞いちゃいますね」と言ってもらえた。
よしよし、誉め言葉だ。

 細かなセリフから、モビルスーツの動力や戦闘機の運動性能について推察したり、
戦闘指揮官となるナタルさん(軍服の女性士官)が少尉だというと、
「少尉か。士官学校出たてのペーペーだな。とても頼りにはならない」とか、
「民間人に平気で銃を向けるなど、軍人では無い! 銃を向けるときは躊躇無く撃ち殺す時だ」
とか、色々つっこまれてた。自分にはない知識のある人達の意見を聞くのは面白い。

 それと、ガンダムシリーズって、ずーっとキングレコードのスターチャイルドという
レーベルからCDを出してたんだそうだ。
だから、普通なら今回も、そこに属する人を使うのが当然だったはず。
友人が「よくキングが権利を手放しましたね」と驚いていた。
監督が頑張ってくれたのかな?



10月21日  CDでーた・ザッピィ
 ザッピィ。
 写真はいつものアーティスト写真だった。ちぇ。
インタビュー、色んな雑誌が出る毎に、だんだんと話がわかりやすくなってきてる感じ。

『しばらくはTMRに時間をかけるつもり。でも、どんなに時間がかかっても、
新たな試みはこの先も続けていくんで、気長に待ってて欲しいです』
そっかあ、INVOKEの次に即、新機軸はやってもらえないわけね。
“どんなに時間がかかっても”って、あまり長くは待ちたく無いなあ。
それとも、自分の満足のいくものが、なかなかできないのかな。
TMRの楽曲、レベル高いからね。それをやった後だと、
自分が納得できるものを作るのは、大変かもね。
 まあ、長い目で見守りますから、いいけどね。

『ホントは監督さんから“もっと長く出ませんか?”って言われてたんですけどねぇ』
ちょっと! それなら出てくれればいーのに!! 
そりゃ、本業がちょうど忙しくなる時期だってのはわかるけど、
たった3回じゃ欲求不満だよ〜!
まあねえ、それじゃどれだけ出たら満足かと言えば、最終回まで毎回ってなっちゃうけどさ。
でもせめて、1クール13話の内、とびとびでいいから半分くらい出てくれればよかったなあ。

 こんなこと監督さんに言われるなんて、本当に演技を認めてもらえたからだよね。
いくら監督がファンでも、ド下手クソを何回も出して自分の作品に傷を付けるようなことはしないはず。
さすが西川君。がんばった甲斐があったね。


 CDでーた。
写真、ものすごいやつれた感じなんですけど…。
首は筋張ってるし、頬はこけてるし、眉は薄くて顔色悪い感じだし、表情無いし。
正直、ギョッとした。大丈夫か? 元気でやってるのかなあ…。
 しかし折角ピンナップまでついてるのに、メイクさんやカメラマンさん、
もーちょっと元気そうに見せることはできなかったのか。
せめてもっと眉を濃く描いてくれれば…。ライトの当て方変えたりとかさ。

 インタビュー。

『クリエイターとしての自分が目指す新しい方向性を打ち出すべきなのだろうか。
それとも、ファンの求めるものにこたえていくのがアーティストとしての誠意なのだろうか。
憔悴するほど悩んだあげく、彼がたどりついた結論は
“その二つをきっちり分けて、どちらも徹底的にやりつくせばいい”ということだった。』

 “ファンの求めるものに応えていくのが”ってところにカチンと反応しつつも、気にしないでおく。
それよりも、“どちらも徹底的にやりつくせばいい”という言葉が嬉しかった。
徹底的に“これが西川だ!”と見せてくれる日を、楽しみにしているよ。
今までを越えるTMRもね。

 TMRと別枠でやることについては、いまだに
「何でもありがTMRではなかったのか」と疑問を感じはするけど、
私的には、徹底的にやりたいことをやってくれるなら、
どういう窓口でやろうが何でもいいやという気持ちになってしまった。
西川君がTMRで目指すものがはっきり決まって、その上で別の所を目指す活動とを両方したいなら、
きっちり分けた方が自分の気持ちを切り替えやすいのかもしれないし。
その辺はもう、彼にお任せすることにしよう。

「一番違うところは、今までが“自分はこうあるべきだ”って枠を作っていたとしたら、
今は“やろうよ!みんな好きでしょ、こういうの”っていうもっと能動的な感じ」
…わかるような、わからないような…。
今までは枠や周囲に縛られている感じで、まずTMRという枠があり、その中で活動してる感じだったけど、
今はまず西川君ありきで、彼を中心として「これがTMRだ!」と発信していく、って感じ?
 もしそうだとしたら、ファンはそんな風にはとらえてなかったと思うんだけど、
本人の気持ちがそんな風に自由になれたなら、いいことだよな。

「両方を同じタイミングで出せればわかりやすかったかなとは思う」
本当にそうだよ。INVOKEのカップリングがロックな西川を見せてくれるものだったらと、
すごく思ってた。そうしてくれたら、あんなに騒ぎも大きくならなかっただろうに。
判ってはいたのね、自分で。

『西川の頭の中では、TMRというプロジェクトで作る作品とはまた別の、
新しい構想もすでにあるのだという』
 なるべく早く、それを形にしてね。私は待つことにしたけど、
中には変革が先延ばしにされたことで絶望的になってる人達もいるから。



10月22日  ANNSアニメ祭り
 あー面白かった! でも消耗したわ〜。
池田氏にシャアのセリフ言ってもらうのって、聞いてると何故かこっ恥ずかしくって。
西川君、ただのファンになってたなあ。
良かったね、西川君。そりゃもう、嬉しかろうよ。

 石田さんにもっと、ガンダムアフレコの時の西川君の様子とかを
聞かせてもらえるとよかったんだけど、とてもそんな暇はなかったな。
またの機会があるといいんだけど。
 またの機会と言えば、西川君もガンダムに再登場、やる気マンマンなのね。
そりゃもうやるしかないでしょう! さあ、監督にお願いしよう!

 石田さん、「なぜ見殺しにしてしまったんだと個人的には思い出して、やろうと思います。」
って、やっぱり見殺しにしたって自分でも思ったんだ。
3話を見た人に、「あれはアスランが助けなきゃいけない場面だろう!」
と聞いてたんで。まあねー、脚本を書くのは声優じゃないから、自分でも
「そりゃないだろう」とかいう状況って、きっとあるでしょうね。

 林原さんが登場した途端、他の人の声がほとんど聞こえなくなった(笑)。
さすが自分のラジオ番組を長いことやってるだけあって、よく口がでる人だ。
でも、西川君がこんなに女性ゲストとまともに話せたの、珍しいんじゃない?
…あれ? というか、女性ゲストってソニンちゃんと深田恭子しか記憶にないな。

 石田さんのがガンダムの宣伝をするとき、後ろにINVOKEが流れて。
当たり前なんだけど、ドキッとした! すごく嬉しかった。

 西川君、今度アフレコ現場に行くって、何しにいくのかな?
単に遊びに行くってことは無いよねえ?
うふふ、ガンダム製作現場にかな〜り密着してるかな。

 私も楽しんだけど、西川君、ほんっと嬉しそうだった。
今回が秋のアニメ祭りなら、次回レーティングは12月で、もう冬よね。
「冬のアニメ祭り」なんかどう?



10月23日  ANNS続き/マシューTV
ああ〜、私も売れっ子声優だったらよかったのに〜。
そしたら西川君とおしゃべりできるのに〜!(大バカ)

 昨日のANNSの西川君の鼻血出しそうな舞い上がりぶりを聞いてて、
「私達が西川君に会えたみたいな気持ちなのかな」と思った。

 でも、仮に憧れの人でなくても、あれだけの声優さん達と語り合うのは、
すごく圧倒されるものがあると思う。だって、声を出すのが仕事の人達だものねえ。
声一本で勝負する人達の声に、ずっとさらされているって、そーとーなことじゃない?

 ふと思い出したんだけど、小中学生の頃、私は井上和彦さんの声に夢中だった。
『サイボーグ009』の島村ジョーの声。あと、(誰も知らないだろうけど)『SPTレイズナー』とか。
で、大学生の頃、たまたま通りがかった名古屋駅でやってたイベントに、井上氏が出ていた。
演技してるわけではない、普通に話す声なのに、ムチャクチャステキだった! 鳥肌立った。
甘くて、豊かに響いて。尾てい骨直下型ってやつ?
「こっ、こんな声で耳元で囁かれたら、腰が抜けちゃう!」って思った。
ナマの迫力、すごかった。アニメのセリフで聞くより、キタ。
やっぱりプロはすごいですよ。
 多分西川君も、ラジオで聞く私達より段違いのパワーを浴びたんじゃないかなあ。
特にシャアのセリフ。生シャア。しかも目の前で。
西川君が私達の目の前で生歌歌ってくれるようなものじゃない?
きっとビリッビリきたことだろう。そりゃ卒倒しそうにもなるでしょうよ。

 昨日の放送を聞き直してる。

 林原めぐみさんとのトーク、まともに話せてるというより押し切られてる感じだねえ。
もンのすごいパワーの人だわ、彼女。

 石田彰さんがガンダムの宣伝をする時、バックにINVOKEがかかると、
何度聞いてもゾクッとする。
西川君の歌が、ガンダムの看板なんだ。感動だわ。

 池田秀一さんのセリフやジングル、昔のシャアより力が入りすぎてる感じがして、
ちょっと聞いてて恥ずかしい。こんなのやってくれてありがたいことだよ。

   ☆

 マシューTV!
何なのあのカワイサは! ドッカーンです!

 店のガラス越しにチラッと見えた西川君の姿が、もの凄く絵になってて、それだけでもうヤラレタ。

 ネコのぬいぐるみをなでる仕草、かわいくてかわいくて。
ほんとにネコ好きなんだなあってわかる扱い方だった。
じゃんけんちゃんを思い出してたのかしら…。

 見てる時は、「へ〜、藤井君にワイドショーネタがあったんだ」
と思ってた。知らなかった、由美ちゃんと噂があったなんて。
何故か夫は知っていて、「この組み合わせで番組やるとはすごいなと思った」って言ってた。
知った上でビデオを見直したら、とても切なくなった。
そんな噂が立って、西川君、どんな気持ちで…。
はっきりさせておかなきゃいけないのかもしれないけど、
テレビでネタにしちゃうなんて、痛かっただろうなあ。

 “カッコメンに胸キュンなセリフを言ってもらう”というコーナーだけど、
ちょぉっと違う方向性に行ってたかな?
ちっともカッコつけてないんだもん。全然飾ってなくて、照れまくりで、可愛くて。
セリフ言う時も、クールにキメようって感じじゃ無い。
ふつーに思ったまんまみたいな事言ってる。
視線は泳いでるし、頭ポリポリかいてるし、
必死で絞り出すみたいな言い方で。
ほんとに告白するときも、あんな言い方なのかな…。きゃ〜!

 ラジオで「ロックスターのたわ言」言ってるみたいにやればいいのに、
マイク相手でないと無理なのね。
確かに、人見知りの西川チャンが、あんな至近距離で大勢の女性の前に立って
殺し文句を放つなんざ、そりゃもうツライことだったでしょう。
ライブでだったら「イカせてやるよ」なんて言っちゃうのにね〜!

 大体32歳の男性が、若い女性達の前に立っただけで、
「かわい〜」「かわい〜」って声がかかるってのも(笑)。
本人的にはどうなんでしょうね。

 でもそんな小心者(笑)なカワイサが、脳天直撃な愛おしさでした。あ〜〜〜たまらんっ!

 ライブではあんなにワイルドな人が、どうしてこうも
小動物的かわいらしさを醸し出しちゃうんだか。
ワイルドで、かわいくて、毒があって、愛されたがりで。
参っちゃうなあ。

   ☆

 CDでーたを読み返してたら、1ページ丸ごと写真集の広告のページがあった。
なんか、微妙な感じ…。後ろに計器がいっぱいある。どこで撮ってるんだろう。



10月25日  
 HPのトップにオンエア予定表を置いてみようと思ったはいいものの、
表を横に並べるやり方がわからない。
恐らくは他人様のHPの仕様をコピーさせてもらえば早いのだろうが、
何せ基礎がさっぱりなので、下手にコピーすると、かえって訳が分からなくなる。
ということで、HTMLのハンドブックと首っ引きで、
あーでもないこーでもないと試行錯誤。
結局、こんな基本的な表の完成に、2時間かかってしまった。
…一応、また一歩スキルアップしたとはいえ、効率悪いったらもう。

   ☆

 オフィシャルサイトのメディアインフォがアテにならないのはいつものことだが、今回は異常だ。
FM福岡の公開放送も、金スマの放送内容の延期も、
当日にならないと確実な情報として発表されないって何なの?

 やっとturbo-webにオンエア予定が発表されたのだが、
CDTVや金スマの放送延期と、ニッポン放送と、今日放送のFM福岡のラジオ番組の事だけ。
BBSへのスタッフの書き込みで、
“これが現状で公の場に出せるギリギリ(いろんな意味で…)の情報になります”
なんてある。
すっごいヤな裏事情がありそうな言葉。

 既に色んな番組に“T.M.Revolution出演”と、各番組のHPやテレビガイド誌に明記されている。
それらが放送されない可能性があるってこと?
 生番組とか、出演予定の番組に出ない可能性があるとかなら、
西川君側の問題として、スケジュール調整の不備とかが考えられる。
でも、POP JAMみたいに、既に他の出演者と一緒に収録済みの番組ですら、
登場予定に載せられないなんて、一体どんな理由があるというのだろう。
西川君の登場シーンだけカットされて放送される可能性でもあるとでも言うのだろうか。
そこまで言うなら、西川君が今の時期テレビやラジオに出ることを許さない事情があるとしか、考えられない。
業界のパワーゲームに圧され、歯がみしているのではと思えてくる。
私の妄想にすぎないならいいんだけど。

 どういう理由にしろ、西川君の活動に、何か不都合が起きている事は確かだろう。
そしてきっと、それを気にしているんじゃないかな。
 西川君が音楽活動以外の、煩雑な事にわずらわされないような環境にいられればいいのに。
でもきっと、仕切りたがりの事情通の彼は、必要以上にそういう事に首をつっこんじゃうんだろうなあ。



10月26日  焼き肉/氣志團襲撃/インフォ公開
 久々に、半田の美味しい焼き肉屋「アリラン」に行った。
近所にも焼き肉屋はあって、そこは安くて美味しい。月に一度は行く。
でも、アリランはもっと高くてもっと美味しい。
5人家族にとって、「月に一度の贅沢」扱いのである店の、
6割増し以上の予算を覚悟しなければならない店にはなかなか行きづらく、
随分長いこと行ってなかった。
 でも今回、友人達に誘われて、「たまには勇気を出して贅沢しよう」
ということに。
 実際、普通の焼き肉屋ではめったにお目にかからないヒレ肉が、とても美味しかったし、
カルビも威厳すら感じさせる立派な品。
石焼きビビンバは、ちゃんと石鍋がしっかりと熱してあり、美味しいオコゲが沢山できる。

 ただ、今回はちょっと問題があった。ホルモンや軟骨やビビンバや冷麺など、
お腹のふくれる安いものばっかり先に来て、メインと言うべき
肉類が来たのは、いい加減お腹が満足してきた頃だった。
おかげでお肉の消費量がえらく少なくて済んでしまい、代金もせいぜい普段の2割増し程度。
懐は助かったけど、ダンナは悔いが残ったみたい。
お店にとっても、もっと高い品をドンドン出した方が儲かるだろうにな。
人ごとながら、ちょっと経営状態を心配する。

   ☆

 セロニアス君のcomを聞いた。
西川君って、アニメファンだと思ってた。
違った。
君は立派なアニメマニアだ。
見くびってたよ。ごめんね。

 ゲストに出てまず最初に、
“ジオニック社とツインマッド社のモビルスーツ開発競争”などという、
あまりにもディープなネタでセロニアス君を一撃粉砕するあたりは、さすがのラジオゲリラ。
『ひとの番組にゲストで呼ばれて引っかき回していくのが何より好き』というだけある。
しかもこんなネタ、作品を見てるだけじゃ知りようがない話だよ。
ガンダム世界の設定まで掘り下げてるのね。
まさにオタク話。
ちなみに私は、ジオニック社という名前だけは知ってる程度。
西川君にはかないませ〜ん。
まあ一応、彼がふった他の話も理解できはしたけどね。

 しかしエヴァンゲリオンネタはともかく、ちょびっツ…。
西川君、『ちょびっツ』見てたのかなあ。
ネコミミ少女型のパソコン(外観も行動も人間とほぼ同じくする)の話なんですけど。
ああいうのが好きなのか…?
 私はこれ、作者が好きでないので全然見てませんでした。
西川君目当てで買った『ニュータイプ』で知った知識くらいしか無いです。
…忙しい合間に、よくまあ色々チェック入れてるなあ…。

 さあ西川チャン、このままアニメオタクとして突っ走り、
「東京キャラクターショーRADIO」のパーソナリティの座を
ヨッピーから奪い取るんだ!
「ギネスもの」なんて自称するほど忙しい方を、少し楽にしてあげましょ。
これ、チョボラよね(笑)。

   ☆

 私がうちのトップにオンエア予定表をアップして、一日もたたない内にturbo-webに
正式なインフォがアップされた。
やはり妄想だったようです。よかったよかった。
 これを知らせるスタッフのBBSへの書き込みが、午前3:20。
こんな時間まで、なんともご苦労なことだ。
これ、セロニアス君のcomが終わった直後の時間だよな。
何か関係あるわけ?
“色んな意味でギリギリ”って、どういう意味だったのかなあ。

 それにしてもスッゴイ出演数。西川君大変だ…。
おかげで私達は幸せだけど。
でも名古屋のラジオ出演が無いぞ!
ぜひ来てほしいんだけどなあ。



10月27日  ガンダムSEED第3話/今日もラジオ
 今週も大勢でガンダムSEED鑑賞会。

 今回、作画レベルがガタッと落ちた。
せめて、せめてミゲルさんが出てる間はレベルを維持して欲しかった。
ミゲルさんがヘルメットを取った、唯一のシーンの絵がアレでは…(号泣)。
もっと美しく描いてあげたかった。楽しみにしていたのに〜。痛恨。

 ミゲルさんの出番は、2話ほどのインパクトは無かったけど、
ヤラレ役のザコキャラ(泣)にしては、やたら頻繁に声を出させてもらってて良かった。
いい叫びだったと思いますよ。友人も
「いい感じの悪役な声ですね」って言ってくれたし。悪役声…確かに…(笑)。
ミゲルさんも、初代ガンダムで最初にガンダムの犠牲となったデニムとジーンの様に、
歴史に名を残す存在になるといいな〜。いや、少なくとも私の中ではなってる。
 しかしアスラン君、これは確かに見殺しだね。…アンタのせいで…。

 本編に関しては、お決まりの「乗り合わせた者達の不協和音」が出始めましたね。
私はこれが苦手でねえ。そりゃ、これがなきゃ団結に向かうドラマが作れないのは判ってるけど、
さっさとみんな仲良くなって欲しいの。でないと見るのがツライの。
でも、だからと言って、ご都合主義で理由も無く仲良しさんになられるのもイヤだけど。
とりあえずはがまんして見続けます。
昔、「艦内のギスギスした雰囲気」がイヤで見なくなった作品が、
後で大バケして面白くなり、見なかったのを後悔した事が何度もあるので。

 先週、「コロニー内に戦艦が飛んでる! 重力はどうなってるんだどうやって飛んでるんだ」
と思ってたら、今週、着陸するときに
『重力の発生に注意しろよ』
というセリフがあった。あ〜、コロニーが回転して遠心力で重力を発生させてるから、
中心付近(上空)は重力がほぼ無いわけね。それで容易に浮いてた、と。なるほど。

 ストライクガンダム、要塞攻略に使う程の武器を、至近距離でマトモにくらっても無傷。
こりゃ反則だよ。ミゲルさんもそう思ったに違いない。相手が悪かったねえ。

 ミリタリーの知識のない私でも、「至近距離からの弾を、舵を取って避ける戦艦」には
「ウソだー!」と思ったね。あんなデカい代物にそんな機動性あるかい! バケモノか、連合軍の戦艦は!
友人は、「できたとしても、中の人間は死ぬでしょう」と言っていた。シートベルトはしてなさそうだし。
被弾したモビルスーツが帰還すると、消火班と救護班がデッキに向かうとかの、
細かなリアルっぽさはいいんだけど、時折こういうでっかいウソ臭さが効果をうち消してるなあ。


 多分、だ〜れも興味を持たない豆知識コーナー。
私がわからなかった言葉の意味を、友人に教えてもらいました。
これは別にこの世界の特殊用語ではなく、現実世界で使われている言葉です。

○先任士官
ムウがマリューに言ったセリフ。
「君が艦長だ。先任大尉は俺だが、この艦のことはわからん」
 同じ階級の士官がいる場合、先にその階級になった人の方が上になるんだそうです。
この場合、マリューさんとムウさんは同じ大尉だけど、ムウさんの方が先に大尉に任じられているので、
本来なら彼の方が指揮を担当するはずということ。

○CIC
マリューは艦の指揮をとることになった時のセリフ。
「フラガ大尉はCICをお願いします」
コンバット・インフォメーション・センター。艦の運航を管制する場所(=艦長さんのいた場所)と、
戦闘を管制する場所は違うんだそうです。戦闘を担当するのがCIC。

 …こんなの読んでくれる人がどれだけいるだろうか…。

   ☆

 昨日のcomのこと、付け足し。
 西川君、すごく疲れた感じの声だった。
そういえば九州日帰りでプロモーション活動してきて、この時間だものね。
さぞかしお疲れの事でしょう。終わったら、しっかり休んで欲しい。
あまりに疲れていて、話す内容もぶっ飛んでしまったのかしら。
面白かったけど。
 INVOKEのカップリングが流れて、予想外だったからすごくびっくりした。
…ん〜、こういうのか…。
『どことなく妖しげ』という評があったけど、むしろ『怪しげ』な曲のような。
ライブで聞いたら、きっとものすごく映える曲だな。
…ちょっと直視を避けた感じ。今聞いただけでは、どうかなあ…。
jugglingの時と同じ。CDで聞いたときはピンと来なかったけど、
きっとライブではいいに違いないと思った。で、大当たり。
多分、この曲もそうだろうな。早くライブで聞きたい。

   ☆

 深夜1時から、『LF+Rリスナーズベスト』。始めて聞く吉田アナの番組。
昨日の西川君の暴れっぷりからして、その続きである今日の番組も
ものすごい事になるのではと思っていたら、
昨日とはうって変わったマトモなトークだった。
さすがに脱線が過ぎたか?
 西川君、セロニアス君と話すのが本当に楽しそう。よかったね。
 西川君が、ずっとずっとラジオをやってくれるといいな。
私達の大切な時間。

 「先入観無しで、一番買いたい曲を選ぶ」というコーナーがあった。
今週発売予定の曲の中から1曲をリスナーが選ぶわけだが、
西川君がゲストに来ていて、西川君の曲がリストに入っていたら、
そりゃどうなるかは見えてるでしょ。
 結果は、3位と2位は百数十ポイント、1位は西川君のINVOKE。927ポイント(笑)。
ワッハッハ、想像以上の大差。
そしたら投票後、
「今後はゲスト・LF+Rパーソナリティの曲はエントリーから外す」
「最初から判っていたことでした。我々バカでした!」
って。悪いけどその通りだね。何を今さら、だよねえ。
まあ、順位を競った他の曲には申し訳ないけど、
今回までは受け付けてくれて良かったわ。
 しかし、4位以下も100票ずつは入っていたとしても、総数で1600票程。
えらく少なくない? どれくらいの人がこの放送、聞いてるんだろう。




10月29日  CDゲット
 フライングゲットで、INVOKEのCDを購入してきた。

 ジャケット。…流木、だよな? よく見ると、粘土細工の様にも見える。
何か深遠な意味があるのだろうか。
波にもまれて洗い晒した木に、どんな隠喩があるというのか?
このジャケット、イヤじゃないけど、謎。

 裏を返す。うわ! …す、すてきぃ!!
ジャケに西川君は写ってないのはちょっと寂しいと思ってたけど、
それがこんな不意打ちされると、びっくりプレゼントもらったみたいですごく嬉しい。
しかも、いーじゃんいーじゃんいーじゃん、この西川君!
このCD、気がきいてるぞお!

 トレカもいーじゃん!
西川君の写真がついてるなんて思わなかったよ。
またこの写真もいい感じだし!
裏はミゲル・アイマン君。あちこちの雑誌で見る、このキャラクター・デザインの顔より、
本編で動いていた顔の方が絶対かっこよくなってた。…スタッフの、愛?
このカード、ゲームのルールを知らないからわからないけど、
強さはどんなもんなのかな。
所詮ヤラレ役なんだから、そんな強力カードだとは思わないけど、
地味でも使い勝手のいいカードとかだと嬉しいなあ。
使い方を間違えなければ、頼れる戦力になるような、ね。

 製作スタッフを見る。
ええ!? ギターがカツGさん!? …どこにギターの音が聞こえるんだろう…。
キーボードとドラムだけかと思ってたら、キーボードとギターとコーラスだけ。ドラムは無し。
 しかし、ギターはカツG、キーボードは浅倉氏、コーラスは白須さん。ミキシングはフィル・カッツェル。
元祖TMRのメンツ。原点回帰だ。
「これぞTMR」という楽曲を作り上げようとした感じ。

 曲を聴く。やっと、クリアな音で聞ける。
もう数え切れないほど聞いたINVOKE。
なのに、鼓動が速くなる。気がつくと胸がつまる感覚を覚えている。
やっぱり、西川君の声は圧倒的だ。

 ヘッドホンで、曲だけに集中して聞いた。
AM音源で聞いた時の、“威嚇や誘惑や攻撃などの、外への動きを感じない”という印象は、
CDでも変わらなかった。
そして、痛いほど切なく強い“願い”を感じた。
「願いなんて消えそうなコトバじゃ 辿り着けない」といいつつ、
反語的に強く強く求め願う気持ちが伝わってくる。
INVOKE。強く願う。切願する。まさに、タイトル通りのものが感じられた。

 自分のもった印象に得心がいった。
祈り願うことは、自分の内面での動きだ。
そして祈りの向かう先は、自分の内面と、はるか手の届きそうもない希望のみ。
他者への積極的な働きかけを感じないのも道理だ。

 欲しくて、焦がれて、あがいて、手を伸ばすのに掴めないものへの渇望。悲しみ。
胸が痛くなるような気持ちがわき上がる。
ああ、この曲を聴くと感じる、胸のつまるような感覚は、これだったのか。
自分の心と身体が感じていたことに、やっと意識が追いついた。

 つながりたいのに、つながれない。
望む方向とは違う方へいってしまう。
ガンダムSEEDの中で、キラとアスランを始め登場人物たちは、こういう状況になっていくんだろうな。
そのままを歌で表現できているんだと思えた。
多分、これを聞いた監督さん、感動しただろうなあ。
ぜひ監督の話を聞いてみたい。

   ☆

 Pied Piper。
 ギターが…浅倉氏? …ごめんね、浅倉氏がギターを弾くなんて知らなかったよ。
キーボーディストとしてしか認識してなかった。

 実はヘビロテしているのは、こっち。
私にしては珍しく、歌詞に惹かれた。
 最初に聞いたときは、「ダンス音楽かあ? 何か軽々しいなあ」と、好みじゃない感じだった。
でも、歌詞を理解して、私の気持ちに深く染みた。
ゲッカヨか何かのインタビューで、
「悩み苦しむ僕を見ていたスタッフからのメッセージ」とか何とか言ってたと思うけど、
その通りだと感じた。
そして私が彼に願う気持ちそのものでもあった。

 『エロティックな感じ』とか雑誌にあったけど、そうかあ?
私は全然そんな風には感じなかったけど。
というか、そういう歌じゃないんじゃないの?


『君よ アオいままの人であれ』
もうこの一言で、
“そんな君が好きなんだよ、いつまでも熱く純粋でいて欲しいよ”
という、スタッフの西川君を想う気持ちが伝わってくる。
彼が一旦別れを告げた人達から、こんな言葉が出てくるなんて。

“名前やカタチにこだわらず、望む通りに進んで欲しい”
“理解してもらえないかもしれないけど、誰も辿り着けない輝きに向かって行って欲しい”
という思いを感じる。まさに今の西川君への激励じゃないだろうか。

 でもその道を進むのがどんなに大変か、冷静に判じている。
輝きに導くのは、『夢の音色』のような、漠とした、感じることしかできないもの。
そんなものを頼りに向かうのは、誰に案内してもらうこともできない、
自分で苦しみながら道を拓くしか無い所。
それでも行きなさいと、告げる。

 またねえ、『失くすばかりがイイんだ 渇いた手を伸ばしきる 鼓動がやがて何かをするだろう』
って、『何かをするだろう』であって、『掴むだろう』とか『得るだろう』じゃないのよね。
失った分、得られるとは言ってない。キツイよなあ。
失うばかりで何も得られないかもしれないけど、何かを為すことはできるだろうってことか。

 『動けや 壁の向こうへ』
井上氏の歌詞としては新鮮な感じがする『動けや』という言葉が、
そうあれと強く願う、大きな力を感じさせる。
そして最後の『君なら 闇覆す 新たな場所へ』。
ここまで大変なことでも、君ならできると言うんだ。輝きを手に入れ、新しい世界へ行けると。

 西川君の生き様を眩しく思い、慈しみ愛おしむ気持ちを感じる。
惑い悩む西川君への温かい気持ち。
前進を祝福し、応援する温かい視点。
彼が進む先がどんなに苦難を伴うかはわかってる。
でもそうあって欲しいと願う。語り手自身の夢を託しているのではないだろうか。

 苦難の道を一人行けと突き放す。
一緒に行こうとは言わないんだ。それは彼にしかできないことだから。
でも、それを見守ってくれる人達がいる。

 この曲からは、笛吹男というより、イカロスを連想した。
はるかな太陽に向かって飛び、翼が溶けて堕ちたイカロス。
でも大丈夫。西川君は堕ちたりしない。
彼を愛するスタッフや私達が、必ず支える。
彼の先には誰もいなくても、彼の後ろには大勢の仲間がいる。

 …うーん、うまく言えないのがもどかしいなあ。

 正直、第1期T.M.Revolutionの終了と言うことで決別した人達に、
すぐまた一緒にやろうなんてもちかけて、どう思われただろうとは思ってた。
浅倉氏だって、accessを立ち上げていて、ここに急にT.M.Revolutionの活動も入ってきたら、
色々予定が狂うのではないだろうか。
 でも、こんな曲が生まれてくるのなら、全く心配は無いと思った。
こんな楽曲を西川君に贈ってくれて、演奏し、彼を支えるスタッフ。
西川君をとりまく温かい愛の輪を感じる。

この曲は、わたしにとって特別な、大切な曲になりそうだ。

 あと、INVOKEのアレンジバージョンだけど…。
ごめんなさい。正直言って、これ聞いてちょっと気持ち悪くなった。
ちょっと私の苦手な曲調らしい。
特に、時々響くポワ、ポワって音がダメ。あれがくると何だか酔いそうな感じになる。
「うっわー、私の求めていたロックな方向とは対極なアレンジだな」と思ってたら、
延々演奏が続くのでインストかと思った。そしたら西川君の声が入ってきてびっくりした。
でも、この歌声が入っているのがかえって私にはダメだった。
歌と演奏、というより、浅倉氏の音楽を構成する一要素に声がおとされてる感じがして、どうにももどかしい。
私の苦手な曲調に、私の大好きな歌声が従属しているのがつらい。

 最後、INVOKEインスト。
声が入らないと大分印象が違う。
スピード感や流麗な感じを強く受ける。

 どうせならスプリットバージョンが欲しかったな。
歌だけ、音だけの両方を聞きたい。
 CDの、こういうカラオケって、なんで入ってるんだろ。
みんなこれでカラオケの練習をしてるの?
それとも、曲だけを聴かせたいからなの?

 通して聞くと、ここまで浅倉氏個人の存在感を強く感じるCDは初めてだと思った。
これが、“それぞれのエキスパートによるチームプレイ”なんだろうか。
こういう方向へ、これからのT.M.Revolutionは向かうの?

 色々思うところはある。
でも、今はとりあえず、西川君の声に溺れていよう。



10月30日  リリース日
 CDリリース日の今日だが、CD購入という最大のイベントは昨日済んでしまっている。
が、やっぱり ガンダムジャケ、欲しいよお…。だって、「TMRG」なんだもん。
ということで、近郊の新星堂に電話してみると、若干有りとのこと! よっしゃー!
末っ子と一緒に車を走らせ、キラのジャケットをゲット。
ふ〜ん、西川君はついてないのね。
でも、「T.M.Revolution×GUNDAM SEED」というロゴが嬉しくて。
普通、アニメの主題歌とかで別ジャケついていても、あくまでその番組のジャケットであり、
こんな風にがっちり組んでるのを見せたりしない。
いかにも相思相愛って感じが嬉しい。

 そういえばINVOKEのポスターを見たことが無いのに気づき、新星堂で探してみたが、無い。
またポスターが不足してるのか?
 昨日CDを買った店で探してみた。
いつもは入り口付近やレジの所にある。…無い。
どーして!?と焦りつつ店内を見回すと、あった! ちょっと奥まったところにだけど、
ちゃんと貼ってあった。でも目立たないんじゃないか、あれじゃ? もっと目立たせてよ!
 しかし、すっごくいいぞぉ、このポスター! うわ、欲しー!
予約特典でポスターくらい付いてくれればいいのにぃ。
ガンダム放映時に毎週流れるCMを見て、
「これがソニーの力ね。大資本は違うわ」と感動していたけど、
相変わらずポスターはつかないのね。
とりあえず、販促物の下げ渡しの抽選に応募しておく。当たりますように。

 FMAのリクエスト番組「パワーカウントダウン」。
メンバーの怒濤のリクエスト攻勢により、連日1位をゲットしていたが、
こんな大切な、特別な日に2位に落ちてしまったー!(号泣)
「リリース日は絶対、日本中でランクインだ!」と意気込んでいたのに…。
まあねー、相手が今日の大物ゲストでは仕方ないか。
山下達郎さん、久しぶりな感じだし。花をもたせてあげよう。…あう〜…。
明日は絶対返り咲く!

 昨夜録画しておいたPOP SHAKEを見た。
コメントにしては結構長かったかな。
 あの髪型、いいんだけどさ、…やっぱり前髪がうっとーしー!
つい、ガバッと真ん中でわけてやりたくなる。
本人、邪魔じゃないのかなあ。
“自宅では我慢しきれず、ヘアバンドでデコ丸出しにしてる西川君”
を想像してしまった。…かわいいかも。



10月31日  写真集/ウルカン/アンティノスTV
 ファンクラブから写真集が届いた。
発売日が昨日で、恐らく1週間以上はかかるだろうと思っていたのですごくびっくり。
そして箱を開けてまたびっくり。
まだ届いていない人、以下は思いっきりネタバレなのでお気をつけて。


 あの特典! いや笑ったー! こういうのもアリなのね。
「西川貴教 実物大手形と直筆メッセージ」!
シールよりずっといいよ。
色紙に手形。その上に『仁生』の文字。落款は「貴教」。

 さわると脂がついちゃうとは思うけど、
自分の手を合わせてみる。
同じくらいだ! 手、ちっちゃい!…私の方が、指が太そう…。
こんな手で、ギターを弾き、マイクを握り、あーんなことやこーんなことをしているのね…。
これが西川君の手。
頬ずりしちゃった〜! きゃあ〜! でも汚しちゃいけないのよ〜!

 「仁生」。人生とは、仁に生きること、ですか。

仁:人間本来に備わっている思いやりの心で、全ての道徳の根本となるもの。
  愛情を他に及ぼすこと。慈しみ。情け。思いやり。(広辞林より)

 おー、なんかスターなコメントに感じられるから不思議。
愛よね。愛。TMRは愛でできているのよ。
 西川君って、義理人情に生きる人だよなー。
絶対に筋を通して。「仁」だけじゃなく「義」の珠も持っているに違いない。

またFCからの文面がいい。
『落款印も本人がじっくり選んで、皆さんにお届け致しました。
お部屋に貼るなり、額に入れて毎日拝む?なり、ご自由に、そして、
大切にお使い下さい。』
事務的じゃなくて、愛があるのがいいよ。
はいはい、大切に大切にさせていただきます。
額に入れて、毎日触れちゃおうか。
「おててのしわとしわを合わせて“しあわせ”♥」うっひょー!

 特典だけでもえらく楽しませてもらった。
で、写真集の方を見る。

 飛行場で撮った写真、すてきなんだけど、ルージュはもうちょっと淡い方が好きだなあ。
 4頁目の、あえて目から下だけの写真でまずドキッ!
薄く開けた唇と、首筋のラインがなんとも…。
16頁、まっすぐこちらを見る眼にドキッ!
17頁の背中もいい。
19頁の恍惚とした横顔にズキッ!
20頁、ただの雑草がやけにすてきなものに見える。
そして24、25頁の彼方に向かう写真が一番いいかな。

 でも、もーっといいのはオフショットだったりする!
構えてない、なんでもない仕草や表情がなぁんていいんでしょう!
唇のピンクも目立たないし。あーすてきぃ!


 で、ライブの写真。
やっぱりライブの彼はいいよ。
輝く瞳。
心底気持ちよさそうな笑顔。
確信に満ちあふれた視線。
“命を燃やす場所”なんていうカッコつけた言葉が、あまりにもピッタリくる。
ここが、彼と私達の居場所。
むき出しの気持ちをぶつけ合い、愛し合う場所。

 個人的に嬉しかったのは、西川君とスナオ君の密着シーンが載ってたことかなー。

 そして。バックステージ。これがもう最高!
ありがとう、こんなの載せてくれて!!
 ミニバイクに乗ってるのがかわいい〜。
エクステ付けた赤い美少女ヘアがすてき〜。
ダイナマイトボディの金髪美女に挟まれた西川チャン、ちっちゃい!
これが本番ではこの二人を従えて、スター然とふるまってて(笑)。
自転車乗ってる姿。少年だ。少年がいるよ。
リハ中のオーバーオール姿、もう犯罪並の愛らしさだよ…。
32歳の男に「愛らしい」というのも何だが、そうなんだから仕方ない!

 も〜、予想以上の満足度! お腹一杯、幸せ一杯! 最高だ〜!

 あと、最後にインタビューがある。
ちょっと気を引き締めて読む。
今の西川君の気持ちを語った言葉。

 「それは違う!」と言いたいことはある。
でも、西川君の気持ちがちゃんと定まったなら、それを見守ろうと思う。
ちゃんと語ってくれて、よかった。
 LF+Rのイベントの曲目の事も話してくれたのが嬉しかったな。

『“遠い日に見た夢”みたいなふうに終わらせていくんじゃなくて、
ちゃんとやっていきたいと思ってますよ』
 西川君はエライ。夢って、日常生活に追われて夢で終わらせてしまうことが多い。
でも、彼はちゃんと夢の実現に向けて動いている。
気持ちにまっすぐであろうとして、悩んで、迷って、回り道して、
それでも着実に進んでいく。
眩しい。

   ☆

 INVOKE、オリコンデイリーチャート2位! バンザイ!
1位は同日発売のモー娘。…ありゃ仕方ないさ。
でも、各地で売り切れ続出で、買いたくても品物が無いと聞く。
折角のチャンスなのに〜! せめて売る体制くらい整えておいて欲しいよ。

   ☆

 ウルトラカウントダウン。おお〜、ミゲルカラーだ。金髪だ。
あれが“ミゲル・ジン”なのね。オレンジ色のジン。欲しいなあ。
 西川君、まるでラジオのような暴れぶり。
私には楽しかったけど、知らない人が見たら
「ムズカシイヒト」みたいに見られないかなあ。
 視聴者からのFAXを読んだり、もっとつっこんだ話をしたりして欲しかったけど、
時間が短かったから仕方ないかな。

   ☆

 そしてアンティノスTV。西川君、生出演!
先週は新人AD(笑)として番組を好き放題引っかき回してたけど、
さすがに表に出ると、真面目にやってたね。
 しかし心理テストってこわい…。
西川チャン、イタイ所を突かれちゃったね。

 『周囲へ配慮しすぎ。自分をもっと出そう』ってのは、アレだよ。
やっぱりさ、みんなが何を求めてるかを考えすぎて悩んだりするんじゃなくて、
素直に自分がやりたいことをやればいいってことだよ。
ねえ、西川チャン。
そうして。