7月15日  ローソンチケット
 ローソンの無料配布冊子に西川君のインタビューが掲載されている。
 表紙はおケミ。西川君だとばかり思っていたので、これじゃないのかな?って思っちゃった。でも裏表紙は西川君だから、まあ許す。
 写真を見て、あれ? と思う。なんか見覚えが…。あれこれ手持ちの写真を確認したら、FCの会報の表紙とそっくりだった。一瞬前か後に撮った感じ。やわらかい、いい顔してる。
 インタビューの内容、西川君の気持ちがわかりやすく、コンパクトにまとまっていて、とても良かった。
 レコーディングやめちゃった話もしてくれてる。。
 「自分自身がまだ成長段階」とか言ってる。そりゃそうなんだろうけど、今でさえ驚異的なのに、一体彼はどこまで進んでいくんだろう。
 “ホールツアーで入りきれなかった人たちを、そのまま置いて行っちゃいかんだろう”で、来たい人は全部入れる勢いの野外ライブをするわけね。ほんっとーに、一人として置いていかず、一緒に行こうとしてくれてる。春のリリースの時も、けじめのシングルとアルバム出して、わざわざホールツアーで挨拶廻りして、咬んで含めるようなアプローチをしてくれたよね。とことん律儀というか、ちゃんとしないと気が済まないのね。というか、愛ね。
 全編、ファンの事を言ってる。ここまでファンとの気持ちのやり取りを一番に持ってきてくれる人、いるか? 嬉しいな。
 ただ、「音楽っていいなってあらためて思ってもらえたり」という言葉を読んで、『あ、私はそこまでいってない』と思った。音楽はいいとは思うけど、私の中では、『西川君っていいな!』に留まってる。今の私は、音楽というより西川君を見てる。今後、彼が色んな人とセッションしたりして、幅広い音楽を見せてくれたら、私ももっと広い視野が持てるようになるだろうか。
 西川君の話も良かったけど、質問がツボをついてるなと思ったら、インタビュアーがBPASSで熱いライブレポを書いてくれている磯崎雅彦氏だった。納得。ライターさんって、色んな所で仕事してるのね。
 こんないいもの、タダで読めるなんてありがたいわ。ありがとー、ローソン!

7月14日  誕生日 & cobaさんバンザイ
 ひっそりと、誕生日を迎えました。夫も子供も、催促しなきゃ「おめでとう」って言ってくれないんだもん。ちぇー。KEEP UPの西川君のお祝いの言葉が、胸にしみるわ。

 子供と一緒に、ポケモン映画『水の都の護神』を見に行ってきた。
回を追う毎に、物語の破綻が少なくなっていてよろしい。今までで、今回の話が一番好きかな。ツッコミ所は沢山あるけど(主人公のサトシ君が活躍しないとか、クライマックスの盛り上がりが今一とか、昔、ラティオス達を助けたというおじいさんが作った装置は、どうみても超古代文明の技術で、一体あんたは何者だったんだとかその他色々)美しい町の風景が見事だし、ご都合主義も許し難い程では無く、素直に楽しめた。
 そして何より。音楽がいい!
 この映画の音楽は、coba氏という世界的アコーディオン奏者(日本人)が担当している。斬新な音楽で世界的に高い評価を得ていて、“ふらんす厨房”とか、CM音楽も色々手がけているとか。前から興味はあったんだけど、ちゃんと聞く機会が無かったので、この映画に彼の音楽が流れると知って、すごく楽しみにしていた。
 で、映画の中で流れたんですが。すっごくいい感じ! 急に自分の体がリズムに合わせて揺れちゃって。周囲が子供ばかりの館内で、大人が一人ノリノリになってるのはかなり恥ずかしかったので我慢したけど。心地よくて、楽しくて、すごく好き!
 エンディングには、歌付で流された。歌もいい感じだなと思ったら、THE BOOM(島歌のバンド)のボーカルの人だった。…でもやっぱり西川君が歌ってもいい感じじゃない?って考えちゃうけどね。
 うん、ほんとにステキな曲だった! 8/1に映画のアルバムが出るそうだから、予約してこよう! 西川君以外のCDがこんなに楽しみなんて、久しぶりだ。嬉しいな。誕生日祝いに、すてきな出会いをいただいた、ってとこかな。

7月12日  アリーナ37℃
 うわ、写真がすごくいい。今ツアーで一番好き。笑顔西川、絶唱西川とか、ライブならではの素敵な西川君ばっかり。写真は…草刈雅之氏。うーん、ノーチェックの人だ。これからちょっと気にするようにしよう。レポとインタビューも、すごく良かった。『そうそうそうなのよ!』って思える文章が一杯。まずは、
『西川貴教とオーディエンス、つまりT.M.Revolutionたるものが』
って言ってくれてるのがいい。この視点でレポしてくれる人って、案外いない。
『普遍的なものの全部を確認し終えたファイナルステージに向けられたパワーは、何しろ尋常じゃなかった』
このツアーは、互いの愛を確認できたツアーだったと思う。彼は心底、私たちと繋がろうとしてくれて、愛してくれているって、よくわかった。彼が何をしようと、それさえ解っていれば不安は無い。後は一緒に進むだけ!
『そこにあるものは興奮と感動、自信と誇り、それらの感情が導き出す人々のエネルギー。そういえば、T.M.Revolutionってずっとこんなだったよね』
そうそうそう、正にその通り! 彼と共にある事、一緒にライブを作る事、こんなにも愛し合ってること、全て私達の誇りと喜び。あー、いい事言ってくれる!
『せっかくここまで引っ張ったんだから、もう一切妥協しちゃダメだ』
本当に。とにかく西川君のやりたいようにやって欲しい。それが望み。
『全体的にヘヴィでハードながら、人間くさい暖かみが感じられるアレンジ』
うんうん。そうなのよ。…って、こればっかりだけど。こんな風に自分の思ってることを、的確に表現してもらえるとすごく嬉しい。

 西川君の話もすごかった。
「抗生物質とかステロイドとか、ほんとにいろんなもんに世話になって生きてて。生きてるというよりも生かされてるって言った方がいいような状態で」
「たとえどんなに毒性の強い薬を使ってでも俺は今夜ステージに立つぞっていう気持ちだった。」
「一番楽しんでたのは自分だったと思うしね」
毒性って、あなた(泣)。これ、ものの例えじゃないんだよねえ。土岐なんて、そんな状態だったんじゃないかな。こんなに大変だったんだね。ライブではそんなの、おくびにも出さないで。でも、その辛さは、こっちがあまり悲壮に捉えるべきじゃないんだろうな。苦行じゃ無いんだから。その苦しさをものともしない程、彼はライブしたかったんだから。素直に敬服しておこう。

「俺にしか埋められないところもあるんだなって思うと、中途半端じゃダメだって改めて思うよね」
「自分が信じてることを貫いて作品なりライブなり作っていくことが、僕の責任だと思うから」
そぉよぉ、西川君でないとダメなの! そこんとこ、絶対わかってて欲しいの。で、あなたが気持ちよくて、笑顔でいてくれるのが一番嬉しいの。だから、お願いだから思うとおりにしてね。

 しかし、リリース、「コートを着る頃までには頼むわ」「う〜ん」って、11月頃か?
もちろん、ちゃんと待つけどね。…でも本音は、やっぱり早く新しい西川君の音楽を聴きたいぞ。

7月11日  疑似ライブ体験
 台風一過。とたんに蝉が鳴き出した。夏だ。
 ああ〜、BSのビデオが見たい〜見たい〜。
でも夫がゲームしてたり、子供がビデオ見てたり、色々忙しかったりでちっとも見られない。え〜ん。せめて寝る前にラブセは見よう。
 でも、見られなくても、あの番組のことを思い出しただけで笑顔になれる。
ほんとにライブ後みたいな感じ。嬉しいなあ。

7月10日  BSスペシャル
 ついにドキュメンタリーとライブの放送。テレビ放映があるたび、録画をミスしたらどうしようと、一日中ドキドキしてる。台風が来てるから衛星の受信状態が悪くなる人もいるみたいだけど、うちはケーブルだから大丈夫だろう。と思ってたら夫が、
「NHKだからね。土砂崩れとか災害が起きて、特番になったりしないといいね」
いじわる言うなよう。
 幸い問題なく受信も録画も成功。遅く帰った夫が一人で食事の支度して食べてる横で、テレビの前で歌って手を叩いて拳を振って歓声をあげて妙な喘ぎ声を出したりしてた。夫よ、そっとしておいてくれてありがとう。
 あーもう、ライブ後みたいな気分! すっごく幸せで、ワクワクして、何も手につかない。いい番組だった。ありがとう、NHK!

7月9日  PATi PATi
 パチパチ、何度も読み返してる。ライブレポが載ってるかと思ったら、ロングインタビューでびっくり。でもこれも貴重でまた良し。
 「なぜ白黒ページ?」
って最初は思ったけど、白黒写真が、華やかな舞台の陰の部分には合っているかも。
 情報量が少ない分、表情や雰囲気が際だつのかな。開演前の張りつめた雰囲気や、終了後のほっとした達成感みたいなのがよく伝わってくる。
 ライブ前、こんな顔してるんだね。何百回やっても、こんな緊張した感じになるんだ。ステージ上とは全然違う雰囲気。
 ヘアメイク中。普通の人から、ステージに立つ者に変わっていく時間。伏した目の奥では、命がけの場所に向かう為、精神的内圧を高めていっているのだろうか。
 4ページ目の、胸をはって立っている姿が好きだ。緊張感の中に、プロフェッショナルの自負や自信が漂う。戦いを前にしたサムライのよう。メイクや衣装という戦装束に身を包み、意志を研ぎ澄まして。
 終演後、いい笑顔してる。後ろのアッキーさんも。スナオちゃんはどこ? BSでは、この様子をカラーで見られるのかな。すっごく楽しみだな。
 最後の後ろ姿の写真。背中が、愛しい。西川君と一緒に写っているのは誰なんだろう。

 写真にかぶってる、手書き風の“T.M.Revolution”が好き。

 インタビューは、こまごまと一杯嬉しい所があった。

「追加公演の18本は(中略)求められれば、アンコールの声がかかれば、
“いくらでもやります!”っていうコール&レスポンスだった」
「可能な限りのコール&レスポンスを形にしようというのが、今回の目的の一つ」
「自分の中での真っ当なやり方ってこれしかないかなと」
「やっぱり支えてくれる人の応援あってのものだと思うし、最終的にそういう人たちに気持ちを行動で返していくのが筋だと思ったし」
 真摯で、全力で。孤高の芸術家じゃ無くて、私たちと心を通い合わせる事をひたすら望んでくれていて。惹かれないわけがない。

「バンドはもちろん、スタッフも一丸となったツアーだった」
「自分が中途半端にステージをこなしていない証明でもあったと思いますよ」
「“西川にあれをやられたら、何も言えねえな”って言わせられるかどうか」
「“あれは西川にしかできない”て言わせられるかどうかだし。それはちゃんとできてる自信はある。これは他には誰もできないだろうって自負もありますよ」
 なんという自信。堂々たるプロフェッショナル。先日、97年頃のインタビュー記事を読んだら、『吹けば飛ぶような自信だけど』とあった。そこから、ここまでになったんだね。場数を踏んだだけでなく、どんなに辛くても全力を尽くして、数々の修羅場を乗り越えて。命を削って作り上げたもの。重みのある言葉だ。眩しい。

「(緊張感の欠如が皆無だったのは)一番大きかったのは、オーディエンスとのやり取りの中でライブを作っている実感ですよ。(中略)最終的にはオーディエンスと作る空気感がすべてなのかなと。」
 ただライブを見せるだけの、一方通行だったら、中だるみもするだろうね。でも、私たちのライブは違ったね。全力で愛し合って、私達が楽しくて、西川君も楽しくて、天井知らずに昇っていって。こんなの何度参加しても飽きるわけがないと思ってたけど、西川君も一緒で、嬉しい。

「俺がプレイしてれば、それがちゃんとオーディエンスに届けば、ちゃんと気持ちが伝わるものであれば、どういうものであろうがいいんじゃないかなって思った」
 そうだよ。どんな歌でもいいの。西川君の魂がこもった歌なら。歌詞とか、曲調とか、あまり関係ない。大切なのは、西川君の声と魂が、私の魂にどう響いてくるか、だけ。

「もっと素直にオーディエンスが求めてくれるものをプレイする懐の大きさがあっていいし」
 これからも今までの曲を歌ってくれるみたいで、すごく嬉しかった。
このツアーが終わるのが寂しくてたまらない理由の一つが、もうこれらの歌は聞けないかもしれない、ということだったから。progressで私が最もいいと思ってたfragileとslight faithが、もう聞けないかと思うとすごく残念だった。…今さらだけどさ、この二つや、THUNDER BIRDとか、progressで私が特にいいと思った曲ってことごとくライブビデオから外されてて。すっごくがっかりしたんだ。何とかもう一度味わいたくて。希望は、残されてるんだね。良かった。
 新しい曲はもちろん楽しみだけど、やっぱり今までの、みんなに愛されてきた曲達を
しまい込んでしまうのは悲しいもの。

 西川君って、どんどん自由になっていくな。
どんどん、良い意味で、こだわりを捨てていってる。
この人はどこまで進んでいくんだろう。

「西川と音を合わせてみたいってミュージシャンと積極的に交わりたいのよ。そこで生まれた音楽がたまたまT.M.Revolutionという名義で世の中に出るってだけでね。それくらいの認識になれたらいいかな。」
 ワクワクする! 万華鏡の様に変わっていく音楽。無限の可能性だよ! どう変わったって、西川君の声があるならそれでいい。一体どんな西川君が、音楽が現れるのだろう。

「ファンのみんなのサイトとか覗いたりするわけですよ。(中略)そこで初めて“そうなんだ”と。」
 ちゃんとファンの声を聴いてくれてるんだよね。こんな所でも交流があるのが嬉しい。

 こんなにスタッフやオーディエンスの事に言及する人も珍しいんじゃないだろうか。本当に近くにいてくれる気がして、とても嬉しかった。こんなにも、愛されてる実感を与えてくれるミュージシャンなんて、他にいるの?

7月8日  指

 annsが更新されてて、写真が2枚出ていた。足と、メロンを持った西川君と。
 足、白くてきれいだな。意外と華奢じゃないんだけど、きれいに爪を切ってあって、やっぱり端正な感じ。…じっと見ていたら、触りたくなってきた…。あぶないあぶない。
 しかし足よりも、私が注目したのはメロンを盛ったお皿を持つ西川君の指!
細くて、長くて、白くて、ほんのりピンク色で…。たまらんっ!
 昔のライブビデオを見た時も、つい指の美しさに嬌声をあげてしまったりして、自分が実は指フェチだったのかと愕然とする今日この頃。
 いやでも、誰のでもいいわけじゃないもんね。西川君の指だからいいの!

7月6日  CDでーた

 R&Rnews maker、ライブ記事が載ってるかと思ったんだけどな。何にも無くて残念。
 でもCDでーたを、珍しく買った。いつもは買わないんだけどね。ライブレポが載っても、大抵、通り一遍の記事だし。でも今回のレポは、「同志」って言葉が嬉しくて。
 で、『国家統一倶楽部』の写真の、はれぼったい目にギョッとしながらも、白く美しい腕と指にうっとりして。そして決め手は、サマクラの見開き広告ページ。やっぱりいいわー、この写真。未来に向かってく感じがする。今にも飛び立ちそうな感じ。こんな広告、これからいくらでも他の雑誌に載るんだろうけど、合わせ技で一本ということで、お買いあげ。
 でもたまには、『音楽と人』とか『ROCKIN'ON JAPAN』とか、硬派ぽい雑誌にも載って欲しいなあ。昔は『音楽と人』や『Gb』とかにも載ってたのにな。何で今は載らないのかな。

7月3日  95%?

 西川君は、私生活を詮索されることを嫌うと思う。だから、こんなこと考えない方がいいのかもとは思った。でも。昨日のANNSで気になった言葉。
「人生の95%は辛いことだけど、残り5%で生きてる」
…多すぎない?
せめて80%くらいだったら聞き流したけど、これはちょっと…。
 単に、『人生楽しいことばかりじゃないよ』って言いたいだけなのかもしれないけど、やたら実感のこもった言い方してたから、彼の現在の状態はそんなに辛いのかと思えてしまう。仕事面ではいい感じにいってるはずだよね?
 多分5%の幸せの中にライブが入ってるんだろうけど、それ以外は辛いことばかりなのかな。
 私はこんなに西川君に幸せをもらってるのに。西川君の事を考えれば、いつでも笑顔になれるのに。
 いつも更なる高みを目指す人だから、幸せに浸る事は少ないのかもしれないけど、切ない。
 そう思うと、悪いことばかり考えちゃって。やっぱりあんな愛されたがりの人が、愛する人を失った痛みは大変なものなのだろうとか。噂で、友達とばかり遊んでるから奥さんが怒ったって聞いたことあって、引きこもりみたいな生活してるってことは、以前みたいにお友だちと楽しくつきあいもせず、大きな家で孤独にしているのかな、とか。どんなに辛くても、抱きしめて支えてくれる人はいないのだろうかとか。悲しくなっちゃって。
 彼の言葉を勝手に深読みして、こんな私生活の事に憶測を巡らされたら、多分西川君は迷惑だろうと思うのだけど、やっぱり好きな人には、幸せでいて欲しくて。辛い気持ちでいるかと思うと、辛くなる。
 こういう事に関しては、何もしてあげられないから、とても悲しくなってしまった。せいぜい、彼が幸せでありますようにと祈る事しかできない。我ながら大バカだと思うんだけど、夕べは泣けてなかなか眠れなかった。
 あー、西川君がさっさと愛する人を見つけてくれればいいのに。一生彼を愛し続け、支えてくれる人。悔しいけど、私にはできないことだから。
 彼が幸せでありますように。みんなで一緒に、幸せになりたい。

7月1日  可能性
 いただき物の、ルイ・マリーのビデオを見た。二十歳の頃の西川君がいた。
 正直言って、この当時に彼の歌を聴いても、多分好きにはならなかっただろう。直接ライブに行ったら別かもしれないけど。今のまっすぐ歌う声とは違う、くぐもった歌い方。メイク、すごく濃いし。あんなにルージュべったり塗らなくても、素の方がよっぽどいいのに…。せめてもう少し、上手にお化粧してもらえてればねえ。なんか別人みたいだけど、ヘラヘラした笑い声は、やっぱり西川君だった。
 でも、本当にこれを見ることができて良かったと思う。彼がどんなに前進したか、よくわかったから。
 西川君の事、本当にすごいと思うのが、常に進化し続けているところ。ビデオ『LIVE REVOLUTION1』を見た時は、本当に驚いた。だって、ほんの数ヶ月おきの3つのライブで、歌の力が全然違ってたから。あんな短期間で、ウソみたいに力をつけていってる。なんてすごい人だろうって驚愕した。

 去年、テレビで西川君はハイプレの頃の映像を見て、
「人って変わるもんですね」
って人ごとみたいに言って笑いを誘ってたけど、私は西川君を見ると、
「人間って変わることができるんだ」
と感動する。

小さなライブハウスをまわる所から、ドームでライブできるアーティストに。
それだけの歌唱力を身につけて。
華奢な体つきを、筋肉質の体に。

どれも、沢山の人が「こうなりたい」と夢見て、夢で終わらせてしまうことが多い事だと思う。
 先日、「うたばん」に2回目に出た時のビデオを見たら、当時の彼の野望を語っていた。
 琵琶湖の水質浄化とか、オールナイトの一部昇格、ゆりかごから墓場まで(じーちゃんばーちゃんから子供まで、ライブに来て欲しい)とか言ってて、琵琶湖はともかく、他の野望はどんどん達成してるんだよね。才能はもちろんだけど、やっぱり前進する意志の力なんだろうな。あきらめなければ、道は閉ざされない。
 夢って、かなえることができるんだって、今の自分がイヤなら、変わることができるんだって、身をもって示してくれる人だ。