T.M.R. LIVE REVOLUTION '05-vertical infinity-
2005.03.11 大阪 フェスティバルホール


 ツアー2公演目、大阪2days初日。今ツアー初参加☆
 鶴橋に寄って、キムチを買ってから会場へ。キムチ持ってライブなんて、西川君に知られたら「何だそれ!?」とか呆れられそうだとひとり笑い。だって大阪に来る機会なんてライブの時しかないんだもーん。
 今回の席は1階11列目の中央寄り。さい先いいね! …まだ運が残っていますように。

 会場にて、グッズ売り場の長蛇の列に並んだものの、パンフはまだ無かった。シルバーリングやキャップ、パーカーもまだ無い。

 Tシャツ、最初は「ロボットの骨格図なんて別にいらないや」と思って、無難なAにするつもりだった。ところが、あれがロボとはいえ西川君のボディだと意識したら、
「背中に西川君のボディ背負うって。…いいかも」
なぁんて急に気を惹かれちゃって。いつも背中に西川君♪
 しかしBのSサイズは売り切れていたのだった。ショック! SサイズでまだあったのはAの白だけ。まだ品薄なのね。残念ながらお買い物は次の参加までおあずけだ。念のためdefTシャツを着てきて良かった。
 『西川君の背中が私の背中にぴったんこ〜♪』
とか妄想してて、ハッと思った。
「あのボディのイラスト、まさか西川君のサイズそのままとかっ!?」
一瞬愕然。自分の体の線のはるか内側に来るあの細いラインがまさか!?
いやさすがにそれはあり得ないでしょ。あんなウエストじゃないよ、ヘプバーンじゃあるまいし。と思いつつドキドキドキ。

 ポスターのデザイン、ツアトラと一緒。しかしあれはほとんどヌードポスターですよ。部屋に貼りにくいー。西川君、脱ぎたがりと思われないかい? エンタテイメントロボットだそうだが、セクサロイドにしか思えないぞ。
 純情な中高生なんて、あのポスター恥ずかしくて買えないんじゃない? 買ったとして、部屋には飾れないだろ。親の目が怖すぎる。社会人だって、部屋にアレ貼ってるの、彼氏が見たらひいちゃうんじゃない? 買えない人多いかも。ちなみに私は買わなかった。持ち帰りが楽な地元で買います。おったのっしみ♪ でも部屋に貼ったら、ダンナに白い目で見られるだろうなあ…。

 会場には髪を2色に染め分けた男の子が結構いた。男子グループで来てる人達もいたし、ヤロレボ君達、順調に増殖中らしい。

 開演前のターボコール、手拍子は合ってるのに声が全然揃わない。そしたら1階後方から、思わず振り返る程のものすごい大声で、テンポの違うターボコールが起こった。会場中のコールがそれに合わさせられて、ちゃんと揃ったコールに。いやぁすごい力業。強引に会場全体をねじふせちゃったよ。こんなパワーがあるなんて頼もしいね。

 前の列にすごくノリノリなヤロレボさんがいた。大きな身振りで手拍子して、コールして。そりゃもう楽しそうで嬉しそうで。場内アナウンス後、静まった中をその人が大きく「ターボ!」と叫んで、それを引き金にターボコール再開。やったね!って仕草してて。いいねぇ☆ 西川君が見たら喜ぶだろうな。

 場内にはターミネーターみたいな、SF映画的な音楽が流れてた。今回はロックじゃないのね。

 そして暗転。キャーーーっと大歓声。これよこれ。まだ誰も登場してないのにもう大喜びしてる、嬉しさ爆発の空気が気持ちいい!
25分押しで開演。

 ステージに何か映像が映り、ナレーションが流れる。最初に「ACCESS」って文字が見えた気がしてオッ☆と思ったけど、違ったかも。ナレーションを聞きたいが、みんな静かに聞いていらる状態なんかじゃなくて、よく聞き取れない。どうやらロボットメーカーが新製品を紹介してるらしい。おお、それであの開演前の音楽か。
一応聞き取れたのは、
「我がバーティカル・インフィニティ社が」「今年コズミックイラ2005」「8番目に開発した」「全く新しいエンタテイメントロボット・インフィニティ」
とか。コズミックイラにはニヤリ。

 前奏、JUNJIさんがスティックを高く掲げて演奏スタート。ドラムがかっこよかった。

 西川君登場。どんなメカっぽい人が現れるかと思ったんですが。
…は? 何ですかその衣装は? あのえりまきはなに? 毛皮? まるで円座を首につけてるみたいなすっごいボリューム。すんごいキテレツ。
その下は半透明のフワフワのコートみたいなのを着てる。
「お姫様?」「王子様(昔ながらの、ウネウネの立てエリつけた挿絵風)?」「貴婦人?」
なんて単語が頭の中をグルグルと。あちこちを紐で縛ってるらしいのが、リボンみたい。
オーガンジーにフリルとリボンに見えるよ! お嬢様の夢見るネグリジェだ。ギンギツネの襟巻き巻いた、貴族のお姫様だ。「私のマフはどこ?」なんて言ってる貴婦人の姿さえ思い浮かび、なんかもうどうしたものやら。

ULTIMATE
 しばらく衣装に気を取られて呆然としてたが、
「はっ! これULTIMATEだ! 一曲目がこれ!?」
とびっくり。うわーまさかの展開。でもこんなプリンセスみたいなカッコでヘビメタってちょっとオイ。
 こんな硬い声は初めて聞いた、と思った。リラックスしてないとかじゃ無くて、鋼鉄のような質の歌声。
 CDで聞いた時は、声が弱い感じで曲に合ってない感じがしたけど、今日は強かった。今まで聞いたこと無い歌い方だった。

TO.RI.KO
えりまきと上着脱いでくれて一安心。うん、脱いだ方がいい。そうしてくれ。
うってかわって少年ぽいイメージになる。全身白でピッタリ体にフィットした衣装。スタンドカラーで袖無し。袖みたいなのを別にはめてる。スレンダーでカッコ良いぞ。
 この曲、すっごくかっこよく聞かせてくれた! この曲を聴けただけでかなり満足だと思った。
「誰だぁぁぁ!」って吠えるとこ、サイコー!
何度も「cry」って叫んでた。聞いたこと無い、太く低い吠えるようなシャウト。すごい。

ZIPS
ここにコレですか! この曲盛り上がるわ! みんな好きだねー。大喜びでノリノリ。
ファスナーを少し下ろしてエリを広げた。うんこれもカッコイイ。

Web of Night
 ファスナーを完全に下ろして、パンツと一体みたいだった上着の前を開いた。わーヘソが見える。シャツが短い? わざとウエストだけ開けてるのかな? 脱ぐ前、ウエスト周りをなぞるように手を動かしてたのは、パンツと上着がファスナーでつながってたからかなと推測。
 予想通り英語版。私はこの曲のサビで「Web of Night」の「ナァ〜イッ!」ってがなるように歌うとこが大好きで。もうこの曲はそこを聞くためにあるくらいな気持ちだったのに、イヤカンでは西川君てばそこを客に歌わせおったのよね。
で、お願いだから、今日は聞かせてと思ったのに。…また歌わせた…。
もうショックで座り込んだよ。せめて最後の一回はと思ったけど、やっぱり歌わせた。
へたりこんじゃって、なかなか立ち上がれなかったよ。頼むから! 自分で歌ってくれー!(号泣)

Juggling
おお〜これもなんかみんな大喜び。
「何でもアリやろ?」
って言ってなかった? 勘違い?

もはや君なしじゃ始まらない
 かなり豪快に歌詞を間違えてた。全然違うとこの歌詞を歌い出しちゃって、でも気づかないのか少し歌い続けてたんだけど、メロディと合わなくなっちゃってまた同じ歌詞を歌い直し。同じ歌詞を二回も三回も聴いたような気がする。歌詞はちゃんと憶えてよー。忙しかったんだろうけどさ。考えてみると、いつもなら雑誌や会報にリハの様子とかが載るのに、今回はほとんどない。リハどころじゃなかったってことかもしれない。忙しすぎだよ。
 ホーンズセクションはどうするんだとおもったけど、結局無しだったのかな? カラオケだった?

 確かこの曲で上着を脱いだんだけど。白い袖無し薄物シャツになったんだけど、おおっ、これはもしやイヤカンですごくセクシーだった黒シャツの色違い?
短めなのかヘソが見えてて、両脇が丸く開いてて、後ろまで深くくれてるので後ろ姿は
首輪にシャツがつながってるみたいに見える、のかな? 好きなデザインだわ。
その下にY字のサスペンダーがすけてみえる。

 歌い終わると、何気なく歩いてる感じで舞台袖に消えてしまった。
あまりに自然で、しばらく「あれ?何で西川君いなくなったの?」なんてぽかんとして
しまった。お色直しなのね。 いつもならバンドソロはそれ用の曲をやるけど、
今回は「もはや」を続けて演奏し続けてた。ドラムがよかった。

 
白い闇
 西川君、衣装を変えて登場。これがまた「はあああ?」ってな感じで…。
ネット状のストールに茶色い羽をいっぱい付けたようなのを肩にかけてる。
スタンドカラーのタイトな袖無しシャツ。横縞? 下半身は何か色々下がっていて、スカート状に見える。
 これ、ドレス姿にしか見えない。ドレスのマダム。昔の欧米の女性の服で、首まで隠れるブラウスにロングスカート、あれを連想した。ストールまでかけてるし。すごく凝って作ってるのはわかるんだけどねえ。どうしてこう妙な方向に…。前のツアーの衣装もどうかと思ったけど、スタイリストさんが変わっても、またかぁ? 美華さんて、西川君を中性的に見せようとする人じゃなかったと思うんだが…。
 「一体この衣装はどうなってるんだ」「ドレスだマダムだ」と衣装がひどく気になって、しばらく歌どころではなかった。一番楽しみだった曲なんですけど。でもやっぱり後半は歌声に意識を引き戻された。やっぱりいいわ!この歌声!
 ストリングスとピアノは、当たり前だけど生じゃなかった。でも音は入ってた。カラオケ? やっぱり生で聞きたい。
 一カ所歌詞間違えてた。バラードは間違えないで欲しいなー。

はじまる波
この曲! ずっと聞きたいと思ってた! この曲だとわかった時、悲鳴があちこちから上がってた。西川君、してやったりだったろう。でもねー、私も悲鳴は上げたけど、実はちょっと予想がついちゃってた。昨日、雑誌インタビューを読んだら、
『スタッフからほんとにこの曲やるのって』『周りが過敏になっててビックリ』
とか言ってて。あ、eの曲をやるんだな、雪幻じゃない、意外性のあるのを。って予想できちゃったから、残念だった。完全な不意打ちだったら、どんなに驚き喜んだことか。
 とはいえすごく嬉しかったんだけど、自分の中の期待度ほどは訴えてこず。今後に期待。
 すぐ衣装が気になっちゃうので、とにかく西川君の胸から上だけを見るように努力してた。下の方を見るとつい「ドレスだドレスだあの衣装どうなってんだ」って思っちゃうのよ〜。
 確かこの曲では少しストールを落として肩を出してた。余計に歌姫にしか見えない。

緋の砂
最初にスナオさんがフラメンコギターみたいなのをソロで弾いて、西川君がフェイクって言うのかスキャットって言うのか、とにかく声を重ねて、すごくいい感じで! わぁい、このツアーの聞き所の一つだね♪
 続いて改めてCDのような演奏と歌が始まった。んー、最初みたいにアコースティックギター一つで歌ってくれた方が、歌がよく聞こえていいなあ。

Timeless
 これよかった! CDではあまり好きじゃなかったけど、終始圧倒的な迫力。白い闇や緋の砂より好きかも。
 ものすごく力がいるだろうと思ったら、間奏の時にすごく荒い息をしていた。

 舞台後ろの高くなったところから、後ろに階段があるらしくゆっくり降りて消えていった。
で、その時見えた背中にびっくり! 背中は紐がバッテンになってるだけ!
あのシャツ、かっちりしてるのは前だけか! 後ろは布無しか! ひよえー!

BRING IT ON
全身黒一色の、軍服を思わせる衣装で登場。か、かぁっこいいっ! この衣装すっごくいい! 大ヒットだよ!
おお、今回は衣装3種類か。うん、前から私は「もはや」と「白い闇」と「BRING IT ON」は絶対衣装のイメージが違うと思ってたので、西川君も同意見だったのかしらと嬉しかった。もっとも、それを言うなら「ULTIMATE」と「もはや」も絶対違うんだけど。

 バラードが長く続いたから、いいかげん体が冷えて来てた。西川君、こっからどう盛り上げてく?と思ったけど、ここにこの曲は最高だった。西川君がすっごーくかっこよかった! 細かいことはふっとんじゃってるけど、とにかく衣装と動きと歌声がかっこよくて! スピーカーに足をかけて歌う様がサイコー! 周囲を見ると、最初はやっぱり動きが悪い感じだったけど、ドカーンと盛りあがってった。

夢幻の弧光
 これも西川君かっこよかった! スーテーキー!
 スナオさんの方に行ってから、向きを変えずにトトッと軽やかに後ろに下がった姿が妙に格好良くて、すごくツボだった。

INVOKE
SEEDシリーズでこれも入るのね。次はignitedでシメかなってうっすら予想。
これも盛り上がる!「ヘイ!ヘイ!」ってみんなで声上げて。「歌え大阪ー!」

CHASE/THE THRILL
ああまだこの曲があった。これ、かけあいがまだできないので、いつくるかと身構えてたけど、「Racing at a…」のとこで歌わせてこない。かわりに途中の「Ride through the night, speed of light」のとこのspeed of lightでマイクを向けた。あ、掛け合いの場所変えたのかな、さすがに無理かと思ったかなと思ったんだけど、最後だったね、歌わせるの。やっぱり求められた。もう歌えなくてもとりあえず似たような感じの声を出しておけばいいや。
 この曲だっけ?ステージ上でロケット砲みたいな花火が交差してた? なんか光の玉が飛んでった。びっくりしたー!


LOVE SAVER
びっくりした! まだシメじゃないんだ! これやるんだ! 今回はやらないかと思ってたよ。
 フラメンコダンスは無し。「cry out」を私達に歌わせてきたけど、ちょっとうまく叫べなくてとまどった。

ignited
なんかもう西川君、いいかげんヘトヘトみたいだけどまだこれ行くか! ヘドバンするし!
 この曲の前か後だったか、西川君、歌い終わって、ステージに背をむけたまま、しばらくうつむいちゃってた。しんどくて、なかなか顔をあげられない感じだった。みんなで声をかけて励まして。ステージの方を向いても、しばらくうつむいてて。顔を上げて、冗談めかしたように普通の様子に戻ったからホッとした。

アンコール
 出てくるまで結構長くて、あまり大きなコールだったとは思えなかったからおしかりを受けるかと思ったけど、西川君はゴキゲンだった。
 白いTシャツで登場。みんなアコースティックギター持ってる。
ベースのアッキーさん、やたら大きなバンジョーみたいなの持ってるな、髪のドレッドがまた大きくなってるな、あれ、顔つきもちょっと違う?…と思ったら別人だった。気づけよ私! そういやikuoさんになるって聞いてたよな。ちょっと寂しい。

 ここまでMCはほとんどなかったけど、ここから長い長いMCタイム。
大阪弁だったんだけど、うろ覚えを再現すると標準語にしかできないのですみません。

 椅子に座って、ちょっとグッタリな感じで
「そう何回もできることじゃないんです」
「ほんっとしんどいのよ。」
「正真正銘、命削ってやってます」

 デヴィ夫人のものまねみたいな話し方。
「始めちゃったけど、よくなかった気がする」「これからどうしよう」
「もうええ?」はい、充分です。


「この町を、大阪を離れて15年になろうとしています。
どうなるかわからんかった人生も、こんなふうになってます。」

「ここにいるお前らとつながっているのは、絶対に真実で
「お前らと、同じ空気を吸えているのも事実で。」
真実って、強く言ってもらえて、すごく嬉しかった。以前はライブでは「俺たちの絆」とか言いつつ、他では「どうせすぐあきるんでしょ」みたいなことを時々言って、歯がみさせられたもんなあ。どうして信じてもらえないのかって。でも最近は違ってきてるようで。イヤカンでも「体の一部の様な」とか言ってくれたし、私達の気持ちをやっとわかってもらえたのねって思えて、嬉しかった。

「何にしても、命がなきゃなあ。生きてるからこそだと思った」
生きてるからって、こんなこと言うなんて珍しい。驚いた。生死を深く考える何かがあったのかな…。でもほんと、生きてなきゃね。生きて、私達を惹きつけ続けて下さい。

 ここから、バンドメンバーの出身地の話になったのかな?
「皆さんは故郷を離れてどれくらい?スナオさんは東京出身ね。」
柴崎さんが東京出身と聞いて「うそ!」と驚く西川君。
関東一円をあちこち引っ越したとかで、
「じゃあ転勤族だったんだ」
で、ここで客席が何か叫んでる。「転勤子!」って、そういや前にライブで転勤の話が出てこんな呼び方してたっけ。もう一度したことある話題だったね。西川君、「何?」と聞き直して、聞き取れたのかどうかわかんないけど、「うっさいボケ。勝手に話すな!」だって。
「サクマさん!」と突然ふられて慌てるJUNJI。「久々に本名で呼んだ!」と嬉しそうな西川君。
やめてくださいよ!って感じでJUNJIさん、アワアワと手を振って何か訴えてた。
 ikuoさんは島根出身だそうで。今、竹島で話題の島根。
出身地は色々。
「新幹線ですぐとは言っても、大阪離れてこれだけたっても、いまだに、『東京って、ちょっと、アレやろ?』って感じで。大阪目線で語ってるから!アレってドナイとは言えへんけど。でも行くと思い切り楽しんじゃうんだけど! 昨日も羽田から伊丹に飛んで、出発が押してた時、ディズニーランドの袋持ってる客がいて。「USJあるから!」って言っても、いざ来ると「楽しかったなー!また来ようなー!」ってなるんでしょ!グッズ一杯買ってるんでしょ!」
「ディズニーランド、俺たちも去年言ったな!アナハイムで」
「韓国でもアルバムリリースするそうです。」
「今年はどうなるんでしょうねー。ikuo所属する島根の態度によって、我々も歓迎されるかどうか」とかなんとか。

 AIR−Xの話をしてくれた。
「(AIR−X)来てくれた人もいるようで。」(歓声)
「おおきに。ありがと。」

なんか大阪の人のいいオバチャンみたいな、かわいい言い方でした。
「ステージが無いんですよ。
『どこで歌えばいいんですか』
『ジャンプ用の、土を盛り上げた丘みたいになってるところで』
『絶対イヤ!』
何でズルズルのぼらなあかんねん!自分で分かるから。お尻まっ茶にするから!
それで考えたのが、スーパートライクという、車のエンジンつけてるから
自動車免許で乗れる三輪車があって、それに無理矢理荷台をつけて。
つかまる棒があるんだけど、ガシィッとしっかりつかまってなきゃいけない。
説明の時に「こんな感じで」って見本を見せてくれた人が
思い切り振り落とされてた。『えー! 命にかかわるんじゃない!?』
それも一曲目ignited。これは結構ストイックな曲で、内面が
(何て言ったか忘れた)
なのにブーンと(手で輪を描く)。」

「アルバム聞いてくれた? いや、いいんですよ、聞いて無くても。ライブに来て、いいなと思って、家に帰ってもっと聞いてみたいなと思ってくれれば。どの切り口からでも。といいつつ、またホールツアー。すごくイヤな顔されます。(「えー?」という客席の反応。)
だってチケット取れへんもん!(客席、「あー!」と納得。)
「あーじゃないて!」
 すごくうろ覚え。全然違うかも。
「vertical infinityから、本当の再出発のつもり。初心に返ってやろうとしている」
(しかしこんなに毎年初心に返るツアーをする人もいないだろう)
「家に帰ってから、次のライブまで、みんなで、こういうつもりでこの曲を歌ったんじゃないかな、こういうことを言いたかったんじゃないかなと思ったり話してもらえると嬉しい」

「ほんと頻繁に大阪来てる。3月はライブ大阪ばかりですよ。
これだけ頻繁に来てると、こっちに家でも持とうかなと。
一人暮らしの女性は、アンケート用紙の裏に間取り図でも書いておいてください。合い鍵の置き場と。終演後、12時半くらいかな、行きますから。…行けへんけど。(羽交い締めにされてるマネして)「行かせません!」「絶対行く!」

そんなこと言って、アナタ絶対できないでしょ。止められなくても。でも夢見ちゃうじゃないの、こんなこと言われると♥

「こんなふうにダラダラと話してると、時間つぶしてると思われるけど、違うんですよ。この時間を少しでも長くしたい。少しでもみんなといたいから」
「そろそろスタッフがイヤな顔してます。」
 ほんとにどーでもいいようなことをしゃべり続けてて、肩肘はったところが無くて。
多分西川君、ほんとにリラックスして、大阪初日の楽しい夜に気持ちよーくひたっていたいなー、って思ってくれてたんじゃないかな。


 歌い出そうとすると客席からもっとー!と声があがる。
「もうしゃべることないもん。…うちの甥っ子が今年、小学校に入学します。いじめられないか心配で心配で。後輩に電話して、「当分みはっとけ」って。(トランシーバー使う口マネしてた)
絶対いじめられる!TMやぞ!?格好のネタや!
いじめたヤツはボッコボコにしたる! 子供でも関係あらへん! 永久歯全部ぬいたる!」

こわー!こわー!でも西川さん、子供は永久歯まだ生えてません。しかしそっかあ、地元では「あの子はTMさんの親戚」って知られてるわけだよなあ。西川君てば自分で「TMやぞ」って。そんなイジメのネタになるようなモンなんですか、TMって。

 さあ曲だ、というそぶりをしてからまた話し出す。
「今日何食べよ。大阪何度も来て、うどんばっか食ってる。
(会場から声がかかって)お好み?お好みもいいけど。
AIR−Xの時、いや前の日だっけ? やっぱり当日か、ベルベットリボルバーのイベントがあって。」

いつだったかって事を結構迷ってたけど、そんなのこっちは当日でも前日でもどっちでもいいから。ほんと気ままにしゃべってますね。
「メンバーが千房(お好み屋の名前らしい)いったんやて。スナオさん大好きなベルベットリボルバーが千房貸し切り! 何たのんだんやろな。『もんじゃ!』『もんじゃかい!』ガンズアンドローゼスのスラッシュが千房!『俺ブタタマ!』『あ、俺もブタタマお願いします!』って。」
イマイチ受けてないと感じたらしい。
「何でのってこないの? 千房よ、コテが宇宙船の!
…あ、もしかして知らないの? バッカじゃない? 帰れ!」

えーん、だって大阪人じゃないんだもん。知らないよ〜。

「色々言ってもソンするばっか。MCで得したことなんて無いけどな。」


BOARDING(アコースティックバージョン)
『ゆ・う・ばえに』で始まって、あ、そうか、今回はあの『もう僕らは旅立てる』から始まるバージョンじゃないんだと思って、ちょっと寂しかった。あの声の力で、何度震えさせてもらったことか。でもこっちも、アコースティックならではの、うねるような歌い方がいい感じだった。
 一度、ギターから手を離して、気持ちのままに腕を動かしながら歌っていた時が、一番いい声だった気がするんですけど。やっぱりギター弾きながら歌うのやめてー。

 歌い終わって「ここから、暴れます!」
とか言ったような。ここからって、もうアンコール2曲目だよ。なんかやる気マンマン?

ウルワシキセカイ
「キミがいなきゃ」のとこで、まっすぐ客席を指さしてた、ような。
 右手の花道に西川君が走っていったのを見て、もしかしてまた大勢花道におしかけてるのかなってイヤな気分がかすめた。どうだったんでしょうね、見えなかったけど。
 ハイタッチしてた。多分元気な男子がいたんだろーな。ニッコニコで手を伸ばしてやったんだろうな。
 左手の花道には結局西川君、奥の方までは行かなかった。アンケートで文句が出るんじゃないかと要らぬ心配。

Goin'
これもみんな大喜び!
この曲でマイクスタンドふりまわしてたような。
この曲でだったかな、Tシャツを思いっきりたくしあげてチクビ見せて、指をパンツにつっこんで腰を回して悩殺ポーズ。

ダブルアンコール
 ちょっとコールが小さかった気がするんだけど、すぐに出てきた。押してるからか?
でも西川君はごきげん。
「すげー、ほんとすげーわお前ら。」
とかベタホメしてくれて、こっちがびっくり。

Albireo
 衣装なんてただのTシャツなのに、この曲って西川君をすごくキラキラでゴージャスに見せる。曲の力だなあ。

 前からのTMRらしい曲って、やっぱりすごく盛り上がる。新しいタイプのにはまだ慣れてないってこともあるんだろうけど、やっぱり曲自体、ノリやすいのよね。従来タイプの曲の方にひかれる自分に気づいてしまって、ちょっとショック。BESTツアーの頃は、あんなにも新しい西川君を求めて、浅倉氏以外の音でやって欲しいと思っていたのに。


「俺にお前らの全部ぶつけてこい!」

Out Of Orbit〜Triple ZERO〜
このツアーではこれがラストの曲か。
新しい世界に飛び出す歌。今こそが本当にこの歌がぴったりの時なんだな。
「歌え大阪!」
って、今回もばっちり歌わせた。この曲ならOK! jugglingを歌わせられた時は、久々でみんなちょっとあやふやだったけど。
 西川君、Tシャツを脱いで上半身ハダカになったんだけど、首の後ろにつけてたイヤホンのコードだか機械だかが絡まったかしたみたいで。歌ってる最中、自分で首の後ろをいじってたけど、すぐにスタッフが飛んできて一生懸命取ろうとしてた。でもなかなか取れなくてね。スタッフが背中にひっついた状態で歌い続ける西川君って、珍しいもの見た。やっとこさ取れて、イヤホン外して歌い続けてた。
 この曲の終わりに、みんなで座ってジャンプって、慣れなくて不思議な感じ。

 メンバーと手を繋いで挨拶して。上半身ハダカで黒いパンツで、カンフーアクションみたいな仕草している。ブルース・リーか?
 ハダカの上半身は、筋肉はついてるものの、細みな感じがした。脇はアバラ透けてるし。これからツアー中、もっともっと腹筋が割れてくんだろうなあ。腕が太くなってくんだろうなあ。

「大阪最高!」
「愛してるぜ!」

おおう、今日は大盤振る舞いだ! やったあ!

 最後の言葉。
「10年経っても、20年経っても、このままでやり続けてると思います。お前らよろしく頼むぜ!」
「だからこそ、この言葉を」とか言ったっけか?言わなかったかも。マイクを置いて、
「また会おうぜ!」

 その他、どの場面かは忘れたこと。

 turboコールの時、二回からドンドンドンってすごく大きな音がしてギョッとした。一瞬気持ちが冷めた。メンバーも怪訝な顔をしていた気がする。多分足を踏みならしてた人たちがいたんだろうけど、やめて欲しいな。どきっとするし、うるさいし、ブーイングぽいし、これ以上会場を揺らしてもまずかろうし。

 西川君がスナオさんに「おスナ☆」って呼びかけてた。

 スナオさんにかまってから、柴崎さんの方に行って、ちょっと離れたとこから柴崎さんに注目してちょっかいかけようとしてるんだけど、柴崎さん全く気づかない。かなり長々と見られてても気づかず、マイペースで演奏を続けてた。柴崎さーん、西川君を見てやって〜。

 メンバー紹介、いつもはラストに全員の紹介をしたと思うんだけど、今日はライブの初めのうちから、所々で曲中に目立つ演奏してる時に紹介してた。最後の方で、バリバリとドラムが鳴る中、「ジュンジッ!」って切り裂くように叫んだのが格好良かった!

「この日、この時、この一瞬にすべてをかける。」
すべてを燃やす、だったかな。どこかで言ってた。


 フェスティバルホールってステージと客席がすっごく近くて、2回ほどステージギリギリまで前に出てきて、最前真ん中の人達に体を触らせてた! 腰、腰にさわってる! 触りまくり! うぎゃー!
もう呆然としちゃって、一緒に歌ってても上の空で、しばらく頭の中は「腰!腰!腰!」とグルグルしてた。

 3着目の黒い衣装の時、パンツの足のつけねに限りなく近い内もものあたり、白いお肌が見えてた! 
『おお、またあんな所にスリットが! coordinateツアーの衣装も魅惑の内ももスリットが入ってたなあ。』
『最前の人は! さぞかし! 極楽な眺めを! 見られたことでしょうとも! うっわー』
と思ってたんだけど。左側しか開いてないような。
しかもだんだん肌の見える面積が広くなってきてる…?

 破れてるんだ!? ひいいいいいい!!!

穴からのぞく白い肌はだんだん大きくなり、最前列なら絶対下着が見えてるはず!って感じに! ギャー! いやもう思わず11列目から何か見えないかと思いっきり目をこらしてしまった(オイ)。でも黒しか見えなかったのは、そこまでは見えてなかったのか、今日は黒だったのか…。イヤソノスミマセン。
 口から水吹いてたし。ああ聖水。
今日ほど「なぜ私は最前にいないのっ!?」と思ったことは無かったよ…(不純)。


 後半の何かの曲の時、いつもならシャウトか掛け合いするところで
「2階!」って3回くらい叫んで声を出させてた。曲中にこんなことするとは珍しい。

 銀テープ、11列目までギリギリ届くくらいしか飛ばなかったよ。飛距離短い!


 終演は21:30頃。猛ダッシュで新大阪まで走り通し。ギリギリ間にあった。25分押しだってのに、全然急ぐ気ないんだもんなー。

 電車の中で、最初のナレーションが池田秀一さんだったと聞いて大ショック。
私としたことが、シャアの池田さんの声に気づかなかったなんて! なんてこと〜。一応アニメ好きなのに。
 西川君、大喜びだっただろうなあ。シャアですよシャア。シャアとお仕事。自慢したくて仕方なかったんじゃないかね?


 今日のライブは楽しかった。ものすごい盛り上がりだったとは言えないけど、それにしては西川君は嬉しそうで、リラックスしてて、やたら誉めてくれて。どうしちゃったの?と思ったけど、後から考えてみると、まだツアーが始まったばかりで、勝手がわからずものなれない様子の私達を、優しく受け止めてくれてたのかなあ。甘やかしてくれた? ガツガツしたところのない、嬉しく楽しい雰囲気に浸れるライブだった気がする。
歌声は、まだ「ここがずば抜けてものすごかった!」といえるとこは無かったけど、雰囲気が良くて、それを楽しめたからいいや。


 ツアーが、始まった。祭の季節の到来。
昨日までは、リリースやら何やら目白押しで、ライブを待ち望んだ感じはしてなかったのに、一回参加しちゃったらもう。早く次に参加したくてたまらなくなっちゃったよ。
 次は4月の名古屋。毎月のようにライブに行けるなんて、本当に贅沢なことだと思うんだけど、どうしても「まだ1ヶ月もあるなんて!」と思ってしまう。参っちゃうな〜。