2005.03.11 大阪 フェスティバルホール MC MC長かった! 大阪弁だったんだけど、うろ覚えを再現すると標準語にしかできないことが多くてすみません。 椅子に座って、ちょっとグッタリな感じで 「そう何回もできることじゃないんです」 「ほんっとしんどいのよ。」 「正真正銘、命削ってやってます」 デヴィ夫人のものまねみたいな話し方。 「始めちゃったけど、よくなかった気がする」「これからどうしよう」 「もうええ?」はい、充分です。 「この町を、大阪を離れて15年になろうとしています。 どうなるかわからんかった人生も、こんなふうになってます。」 「ここにいるお前らとつながっているのは、絶対に真実で」 「お前らと、同じ空気を吸えているのも事実で。」 真実って、強く言ってもらえて、すごく嬉しかった。以前はライブでは「俺たちの絆」とか言いつつ、他では「どうせすぐあきるんでしょ」みたいなことを時々言って、歯がみさせられたもんなあ。どうして信じてもらえないのかって。でも最近は違ってきてるようで。イヤカンでも「体の一部の様な」とか言ってくれたし、私達の気持ちをやっとわかってもらえたのねって思えて、嬉しかった。 「何にしても、命がなきゃなあ。生きてるからこそだと思った」 生きてるからって、こんなこと言うなんて珍しい。驚いた。生死を深く考える何かがあったのかな…。でもほんと、生きてなきゃね。生きて、私達を惹きつけ続けて下さい。 ここから、バンドメンバーの出身地の話になったのかな? 「皆さんは故郷を離れてどれくらい?スナオさんは東京出身ね。」 柴崎さんが東京出身と聞いて「うそ!」と驚く西川君。 関東一円をあちこち引っ越したとかで、 「じゃあ転勤族だったんだ」 で、ここで客席が何か叫んでる。「転勤子!」って、そういや前にライブで転勤の話が出てこんな呼び方してたっけ。もう一度したことある話題だったね。西川君、「何?」と聞き直して、聞き取れたのかどうかわかんないけど、「うっさいボケ。勝手に話すな!」だって。 「サクマさん!」と突然ふられて慌てるJUNJI。「久々に本名で呼んだ!」と嬉しそうな西川君。 やめてくださいよ!って感じでJUNJIさん、アワアワと手を振って何か訴えてた。 ikuoさんは島根出身だそうで。今、竹島で話題の島根。 出身地は色々。 「新幹線ですぐとは言っても、大阪離れてこれだけたっても、いまだに、『東京って、ちょっと、アレやろ?』って感じで。大阪目線で語ってるから!アレってドレとは言えないけど。でも行くと思い切り楽しんじゃうんだけど! 昨日も羽田から伊丹に飛んで、出発が押してた時、ディズニーランドの袋持ってる客がいて。「USJあるから!」って言っても、いざ来ると「楽しかったなー!また来ようなー!」ってなるんでしょ!グッズ一杯買ってるんでしょ!」 「ディズニーランド、俺たちも去年言ったな!アナハイムで」 「韓国でもアルバムリリースするそうです。」 「今年はどうなるんでしょうねー。ikuo所属する島根の態度によって、我々も歓迎されるかどうか」とかなんとか。 「アルバム聞いてくれた? いや、いいんですよ、聞いて無くても。ライブに来て、いいなと思って、家に帰ってもっと聞いてみたいなと思ってくれれば。どの切り口からでも。といいつつ、またホールツアー。すごくイヤな顔されます。(「えー?」という客席の反応。) だってチケット取れへんもん!(客席、「あー!」と納得。) 「あーじゃないて!」 すごくうろ覚え。全然違うかも。 「vertical infinityから、本当の再出発のつもり。初心に返ってやろうとしている」 (しかしこんなに毎年初心に返るツアーをする人もいないだろう) 「家に帰ってから、次のライブまで、みんなで、こういうつもりでこの曲を歌ったんじゃないかな、こういうことを言いたかったんじゃないかなと思ったり話してもらえると嬉しい」 AIR−Xの話をしてくれた。 「(AIR−X)来てくれた人もいるようで。」(歓声) 「おおきに。ありがと。」 なんか大阪の人のいいオバチャンみたいな、かわいい言い方でした。 「ステージが無いんですよ。 『どこで歌えばいいんですか』 『ジャンプ用の、土を盛り上げた丘みたいになってるところで』 『絶対イヤ!』 何でズルズルのぼらなあかんねん!自分で分かるから。お尻まっ茶にするから! それで考えたのが、スーパートライクという、車のエンジンつけてるから 自動車免許で乗れる三輪車があって、それに無理矢理荷台をつけて。 つかまる棒があるんだけど、ガシィッとしっかりつかまってなきゃいけない。 説明の時に「こんな感じで」って見本を見せてくれた人が 思い切り振り落とされてた。『えー! 命にかかわるんじゃない!?』 それも一曲目ignited。これは結構ストイックな曲で、内面が(何て言ったか忘れた) なのにブーンと(手で輪を描く)。」 「ほんと頻繁に大阪来てる。3月はライブ大阪ばかりですよ。 これだけ頻繁に来てると、こっちに家でも持とうかなと。 一人暮らしの女性は、アンケート用紙の裏に間取り図でも書いておいてください。合い鍵の置き場と。終演後、12時半くらいかな、行きますから。…行けへんけど。(羽交い締めにされてるマネして)「行かせません!」「絶対行く!」 そんなこと言って、アナタ絶対できないでしょ。止められなくても。でも夢見ちゃうじゃないの、こんなこと言われると♥ 「こんなふうにダラダラと話してると、時間つぶしてると思われるけど、違うんですよ。この時間を少しでも長くしたい。少しでもみんなといたいから」 「そろそろスタッフがイヤな顔してます。」 ほんとにどーでもいいようなことをしゃべり続けてて、肩肘はったところが無くて。 多分西川君、ほんとにリラックスして、大阪初日の楽しい夜に気持ちよーくひたっていたいなー、って思ってくれてたんじゃないかな。 歌い出そうとすると客席からもっとー!と声があがる。 「もうしゃべることないもん。…うちの甥っ子が今年、小学校に入学します。いじめられないか心配で心配で。後輩に電話して、「当分みはっとけ」って。(トランシーバー使う口マネしてた)絶対いじめられる!TMやぞ!?格好のネタや! いじめたヤツはボッコボコにしたる!子供でも関係あらへん!永久歯全部ぬいたる!」 こわー!こわー!でも西川さん、子供は永久歯まだ生えてません。しかしそっかあ、地元では「あの子はTMさんの親戚」って知られてるわけだよなあ。西川君てば自分で「TMやぞ」って。そんなイジメのネタになるようなモンなんですか、TMって。 さあ曲だ、というそぶりをしてからまた話し出す。 「今日何食べよ。大阪何度も来て、うどんばっか食ってる。(会場から声がかかって)お好み?お好みもいいけど。 AIR−Xの時、いや前の日だっけ? やっぱり当日か、ベルベットリボルバーのイベントがあって。」 いつだったかって事を結構迷ってたけど、そんなのこっちは当日でも前日でもどっちでもいいから。ほんと気ままにしゃべってますね。 「メンバーが千房(お好み屋の名前らしい)いったんやて。スナオさん大好きなベルベットリボルバーが千房貸し切り! 何たのんだんやろな。『もんじゃ!』『もんじゃかい!』ガンズアンドローゼスのスラッシュが千房!『俺ブタタマ!』『あ、俺もブタタマお願いします!』って。」 イマイチ受けてないと感じたらしい。 「何でのってこないの? 千房よ、コテが宇宙船の! あ、もしかして知らないの? バッカじゃない? 帰れ!」 えーん、だって大阪人じゃないんだもん。知らないよ〜。 「色々言ってもソンするばっか。MCで得したことなんて無いけどな。」 「この日、この時、この一瞬にすべてをかける。」 すべてを燃やす、だったかな。どこかで言ってた。 アンコールで出てきて 「すげー、ほんとすげーわお前ら。」 「俺にお前らの全部ぶつけてこい!」 「大阪最高!」 「愛してるぜ!」 最後の言葉。 「10年経っても、20年経っても、このままでやり続けてると思います。お前らよろしく頼むぜ!」 「だからこそ、この言葉を」とか言ったっけか?言わなかったかも。マイクを置いて、 「また会おうぜ!」 |