曲直瀬さん。

 いままで、……ありがとう。
 私に手紙をくれたこと、わたしのマンガを読んでくれたこと……あと、私と友達になってくれたこと。
 本当に……嬉しかった。

 私、TALENTが使えないけど、明日、みんなと一緒に戦うことにします……。あの……私のコンピュータを使う能力があれば……基地のセキュリティを解くことができると思うから……。
 あの……もう私……役立たずで……足手まといなんて……いやなんです。
 ……もう……一人ぼっちになりたくないの……。

 明日のことを考えると……とても怖くて……不安で……。
 本当は曲直瀬さんに助けてもらいたいけど……。あの……。

 こわいよ……。曲直瀬さん。
 私……明日……きっと死ぬんです。
 ……私……死にたくないよ……。

 さようなら……。
 曲直瀬さん。
 私……友達……曲直瀬さんが初めてだから……。あの……私のこと忘れないでいてください。

 ……さようなら。

8月31日   天文館    
       佐々木 典子